≪ 2002/3/10 : ワカサギ(山梨県山中湖) ≫

 

前回精進湖で惨敗を喫したため、シーズンが終わらないうちにリベンジを!と今回向かったのは同じ富士五湖の一つである山中湖。ここは過去にも200匹近く釣れた事もある相性のいい所でもあります。今回のメンバーは以前山中湖で200匹近く釣った実績のある高木氏、前回ワカサギ初挑戦で26匹だった上崎氏、同じく初挑戦で19匹だった鳥居氏、そして前回14匹と深く深く沈んでしまった私の4人です。

早朝5時位に山中湖畔にあるレーク荘へ到着、朝食をとって6時半位から釣りを始めました。エンジン付きのボートでポイントまで引いてもらい、思い思いの場所で仕掛けをおろします。早朝はさすがに冷えこみますが、精進湖の時よりは厳しくなく、風もなくまさにワカサギ日和!餌の赤虫を付けて水深約10メートルの底で誘うと頻繁にアタリがでます。サイズこそ小さめですが前回とは違い比較的好調な出だしで思わず笑みがこぼれてしまします(^^)

(湖上からの早朝の富士山)

ほとんど途切れる事なくアタリは出るのですが、一時的にバタバタと喰ってくる時があり、その後しばらくはおとなしくの繰り返しで順調に数が出ます。始めて1時間後には前回の数を越えてとりあえず一安心(^^)鳥居氏も順調に釣り上げていきます。ちょっと離れた所でやっていた高木&上崎両氏も仕掛けを上げる度にワカサギが付いているのがわかります。

今回私は竿を2本出し、片方の仕掛けには針にゴム製の紅サシの疑似餌が付いている物を使ってみたのですが、喰いが立って赤虫の方は入れ食い状態になっても疑似餌の方には全くアタリが出ませんでした。

(ボートも少なくのんびりと)

当日は天気も良く穏やかだったのですが、山中湖には大きな白鳥の形をした遊覧船があり、定期的に湖内を遊覧してます。その遊覧船が来ると湖面に波が立ちボートが揺れて酔ってしまいます...しかもボートが底が平らな形だったため、座る位置が少し横にずれると大きく傾いてなかなか疲れました。

しかしこの日は調子が良く、ほとんど途切れる事無く釣れてきます。群れが来たのか一気に喰って来る時は7本の針に5匹掛かっていた時もありました。同乗の鳥居氏もポツポツ釣り上げるんですが、群れが来て入れ食い状態になると決まって仕掛けが絡んでしまい、ひたすら糸絡みとの格闘

...今回はずっとこんなパターンでした。

(ワカサギを仕留め”どうだ!”のポーズの鳥居氏)

午前中は風も無く天気も良くて背中が汗ばむ位だったのですが、昼近くになると風が出始めてきました。ボートはアンカーを沈めて、それに繋がっているロープで固定してあるのですが、風が出てくるとアンカーを中心にボートが回ってしまい非常に釣りづらくなってしまいます。帰りは午後3時に船宿の人が迎えに来ると言う事でしたが、そこそこ数も釣れたので午後1時位に終了としました。ところがここからがこの日の大仕事!ボートをエッチラコッチラ漕いで帰ったのですが、風が強くてボートが流されてしまい目的の場所からどんどんそれてしまいました。逆風の中必死にオールで漕いでもその場所から全く動かない...と言うか押し戻されてる!まっすぐ進めば20分もあれば着くであろう所を1時間近くかけてようやく到着。最後の最後で汗をかいてしまいました...。

しばらくして高木&上崎氏も上がってきて今シーズンワカサギラストマッチ終了。時期的にワカサギを狙う人も少なく、バスを狙っている人も少なくのんびり釣りをするには一番いい時期じゃないかと思います。

(私の釣果、まあまあ満足(^^))

今回の釣果は、コンスタントに釣れた私が139匹、上崎氏が健闘の126匹、高木氏が伸びず91匹、糸絡みに苦戦した鳥居氏が71匹でした。今シーズンラスト釣行でそれぞれそれなりの釣果があったため、まあ良かったと思います。

しかし私達が行った前日も多い人は950匹位釣っているし、本格的にバスが動きはじめるまではまだまだいけそうな感じでした。ワカサギの天ぷらが...なんて思ってる人はぜひどうぞ(^^)!