≪ 2002/9/15: アマゴ&タチウオ(佐野川〜袖師埠頭) ≫

 

今月いっぱいで禁漁になってしまう渓流に、今年まだ1匹も釣っていない鳥居氏と私、それと久し振りの登場となる黒岩氏を含めた3人で行ってきました。場所はおなじみ山梨県佐野川。実に4月以来の渓流です。前回は時期的に早くてルアーでは苦戦しましたが、今回はシーズン終盤...昨年はこの時期釣果が出ているだけに期待しながらの釣行でした。入ったポイントは前回の終了点です。既にかなりの奥地で、前回から間が開いてしまったためポイントが分からず車でひたすら進んで行くとだんだん川とは離れてしまいました。しかも途中で道路の工事中...真中に大きな穴が開いたままになっていたためUターン。なんとか前回の終了点を見つけ入渓しました。

前日まで雨だったにもかかわらず水は澄んでいて増水もしていませんでした。が、しかし既に源流域。川はかなり狭くこれと言ったポイントもありません。それでもルアーを通せる所を通しながら遡行しましたが、20本分位釣り上がった所で水が無くなってしまいました。伏流してしまっているのです。もっと上に行けばまた流れも出てくるとは思うのですが、あまり期待できそうもない為場所を変える事にしました。

(この苔生した堰堤の上は伏流...ここで断念)

次に入ったのは栃広沢です。佐野川では最も大きな支流(?)で、1度入ってみたいと思っていた所でもあります。本流と分かれてすぐの所に堰堤があり良いポイントを作っているのですが、下に下りられずここはパス。しばらく上がるとアマゴの養殖場がありますが、そこの下辺りから入渓しました。水量もあり良いポイントもあるのですが、川底が茶色であまり良くありません。しばらくはそんな状況だった為、川の状態が良くなってくる辺りまでは一気に遡行しました。

(栃広沢も川は細くルアーでは厳しい...)

この沢も落差が激しく遡行はなかなか大変です。良さそうなポイントも結構あるのですが、ルアーに反応する物は何もありません...たまに小さな魚影が見えるのみです。堰堤を2つ乗り越えて約4時間釣り上がった所で諦めました^^;かなり深い谷だったので、今来た所を引き返すのはしんどいなぁ...と思っていたのですが、上に林道がある事を信じて強引に杉林を登ると林道がありました!とにかく疲れた釣りでした(^^)

(この様な大きな堰堤も...もう少し水量があれば...)

帰りに袖師埠頭へタチウオを狙いに寄りました。今タチウオが釣れていて、連日大盛況...だそうです(^^)夕方行くと既にかなりの人が竿を出しています。大盛況という話もまんざら嘘ではない様です。私はバイブレーションプラグ、鳥居氏はジグヘッドに大きめなワーム、黒岩氏はメタルジグでやりました。他の人たちは電気ウキを使う餌釣りは7割、ルアーが3割と言った所です。しばらくすると隣でやっていた人のルアーにヒット。60センチ位でしたが本命のタチウオでした。これを見て気合が入ったのですが、なかなか自分のルアーにはアタリはありません。暗くなると餌釣りの人達は投光機を使って海面を照らしましす。しかしこの日はあまり釣れている様子はなく、帰り際近くの餌釣りでやっていた人が、やはり60センチ位のタチウオを釣り上げたのを見たのみでした。タチウオはまだまだこれからが本番!また狙ってみたいと思います。

(ルアーで狙うもノーヒット...粘る鳥居氏の図→)

と言う事で今回の釣果は3人仲良く0!あぁ〜何とも情けない...。今度は何か釣りたい!何でもいいから...(^^)