≪ 1999/10/11 ソーダカツオ(場所:静浦港) ≫

 

静岡新聞の木曜夕刊には各地の釣り情報が載っているのですが、10/7の釣り情報で目に止まったのが静

浦港でのソーダカツオ好調!の一行。いまだかつてソーダカツオをターゲットにした事が無かった為たまらな

く行きたくなり、川島Syuu氏にソーダカツオ好調!と告げると、にんまりとしながら”行こう”と既に気分は大

漁の様子。10月11日のAM4:00位に静岡を出発していざ静浦港へ向かいました。             

AM5:00位に静浦港に到着するとソーダカツオだけではなくタチウオも好調の様で、車の置き場所が無い

位の込み様です。どうにか車を置いて堤防へ出るとこれまたすごい人で、2メートル間隔で5〜600メートル

ある堤防が埋め尽くされています。ちょっとした隙間に入れてもらい、AM5:30頃釣りを開始しました。  

今回の仕掛けは、4.2メートルの投げ竿に、中型スピニングリール、ラインは4号、15号の発泡ウキの下

にコマセ用のカゴを付けて、その下にソーダカツオ用のサビキを付けます。コマセはアミエビを3キロ用意

しました。辺りが明るくなって来ると改めて人の多さに驚きます。朝マズメはアタリが無かった為、「こりゃ

魚より人の方が多いな。それもかなり.....」と思わず苦笑いが出てしまいました。しばらくすると、毎日

の様にここに通っている常連さんが隣に入って来ました。その常連さんもなかなかアタリが無く、昨日は大

漁だったけど今日はだめだね〜と、これまた苦笑い。「昨日は良かったけど今日はだめ....」と言うのも

地元の常連さんから良く聞く言葉で、ついつい本当かいな?と苦笑いが出てしまいます。          

しかし、AM8:00を過ぎた辺りからソーダカツオが回遊して来たらしくポツリポツリと上がりだしました。な

んだ〜いるじゃん、とそちらの方を見ながら仕掛けを流していると自分のウキが”ギュン”と消し込みました

。あまりにも急だったため、やや遅れがちにあわせると確かな手応え。引きはカツオと言うだけあってかな

りの物です。まわりの人達の仕掛けに絡まないようにどうにか寄せて、一気に引き抜くと35センチ位のま

あまあの型でした。AM9:00から10:00頃にかけてすごく食いが立って、そこら中でバタバタと釣れ出し

たのですが、なんとこう言う時に限ってコマセ切れ。川島Syuu氏にコマセを買いに行ってもらっている間

コマセ無しでやってみましたが、さすがにノーヒット。結局このコマセ切れが最後まで響いてしまいました。

PM2:00頃までやりましたが、ポツポツですがまだ釣れていました。追加したコマセも底を尽いてしまい

後ろ髪を引かれる思いで静浦港を後にしました。この日の釣果は、私が30〜35センチのソーダカツオ

を5匹、12センチのカタクチイワシ1匹、川島Syuu氏がソーダカツオ2匹でした。             

ソーダカツオは、その場で血抜をして腸を取ってしまったのでかなり美味しく食べられました。      

イワシの群れがまだ相当いる様で、しばらくはソーダカツオが狙えると思います。場所、釣りの手軽さ、

引きの強さ....、この釣り、クセになりそうです。                               

Kawakatsuo.jpg (17088 バイト)魚を両手に自慢気な川島Syuu氏