≪ 1999/2/21 ワカサギ(場所:山梨県精進湖、天気:曇り) ≫
今年の初釣行は釣友の川島Syuu氏、高木Hide氏、黒岩Hiro氏、私の4人でゲップが出るほどワカサギを
釣りまくろうと言うことで、”ワカサギ”に決定しました。場所は富士五湖のどこかでと考え、昨年の釣果から山
中湖でほぼ決まりかけたのですが、 富士五湖はどこも状況が良くありません。結局中でも一番状況の良かっ
た精進湖に行くことになりました。精進湖は昨年私が始めてワカサギ釣りをした所で、昨年の1月下旬だったと
思いますが今回と同じメンバー4人で釣行した際、気温−7〜8度の自分の鼻息で鼻毛が凍る中、フタを開け
たままのクーラーボックスの中で釣ったワカサギが凍ってしまう状況でアワセのタイミングも良く分からないまま
1日粘り、高木氏20匹、私が12匹、川島氏6匹、黒岩氏2匹という船宿の人も目が点になる様な惨敗を喫した
所であまり気乗りしない人もいたようですが、精進湖と決めた以上は有無を言わせず ”ワカサギをゲップが出
るほど釣りまくろう釣行 on 精進湖” のスタートと相成りました。
AM6:50に湖畔荘からボートに乗りポイントに向かいました。当日は東風が吹いていたため、湖畔荘の西側
30メートル位のポイントに入りました。出発前船宿の人から、西風は良くないけど東風は良く釣れるよと言われ、
ほんのチョッピリ期待して釣りを始めました。
ボートは、高木氏と私、川島氏と黒岩氏がペアを組み並んで入りました。60cmの竿にフロロカーボンの1号糸、
7本針の仕掛けの先に3号のオモリを付けて、すべての針に紅サシを付けて仕掛けを湖の底に落としこみます。
深さは約12メートルです。仕掛けを入て2、3回竿をあおるといきなり ”クンクン” とアタリがあり、そっと合わせ
て巻き上げると10センチ位のワカサギが付いていました。その後も思いのほかアタリがあり、アワセのタイミング
がつかめず苦戦している高木氏を横目に ”ウッシッシ....” と思わずニタニタしてしまうのを我慢しつつ8:00
位までに30匹位釣る事ができました。その後10:00位までアタリが遠のき、集中力が無くなりかけた時、川島氏
と黒岩氏の乗ったボートが岸のほうに帰っていきます。早くもGIVE UPするのかと思いきや、黒岩氏の膀胱が破裂
寸前でトイレタイムという事でした。今回は他にも釣り人がいたため、さすがにボート上から温水を撒く事はしなかっ
たようです。しかし、その時にまたアタリが出始め、今度は勘を取り戻した高木氏がすごい勢いでワカサギを釣り上
げはじめました。私の方はなかなか合わせきれずいまいち数が伸びません。
その後もアタリは続いたのですが、時間の都合で13:30に竿納としました。釣果の方は、スタートダッシュが功を
奏し私が101匹、終盤の追い上げ届かず高木氏が87匹、最後は昼寝モードに入っていた川島氏が50匹、最後
までタイミングがつかみ切れなかった黒岩氏が27匹という結果になりました。船宿の話によると、100匹行けばい
い方だよ、と言う事でなかなか健闘した様です。ちなみに高木氏以外の3人はこれがワカサギのベスト記録(恥ずか
しいけど)でした。