≪ 1999/8/30 タチウオ、キス(場所:清水港日の出埠頭、駒越海岸、天気:曇り/晴れ) ≫

 

久し振りに川島Syuu氏と会った時に釣りの話をしていて、近いうちに何か行こうと言う事になり、まだいいで

あろうと思われるタチウオと今釣れているというキスのダブルヘッダーで、と言う事になりました。       

今回は川島Syuu氏と私に黒岩Hiro氏を加えた3人での釣行です。最初のターゲットはタチウオ。AM4:00

位に清水港日の出埠頭に着き、ぐるっと様子を見ると5〜6グループがライトで海面を照らしてタチウオを狙

っていました。日の出埠頭の一番北の端の方に入る事にしました。タックルは10フィートのシーバスロッドに

リールはトーナメントの3000番、16ポンド(約4号)のラインの先に14グラムのジグヘッドを付けて、10セ

ンチのソフトルアーを付けました。よりリアルで艶めかしいソフトルアーでタチウオを”コロッ”と騙しちゃおうと

言う考えです。「俺が魚だったらパクッといっちゃうんだけどな、パクッと」とブツブツ言いながら私と川島

Syuu氏がこの仕掛けで、黒岩Hiro氏はバイブレーションプラグで狙います。                 

ルアーを底まで沈めて、底から誘います。あらゆる方向、あらゆる階層を誘いますがノーヒット。川島Syuu

氏もノーヒット。黒岩Hiro氏は「ガチーン...ガチーン...」と派手にルアーをコンクリート(しかも自分の前

や後ろに)にぶつけながら奮闘するもノーヒット1度のアタリさえありませんでした。5時を過ぎて明るくなって

きたのでタチウオを諦めてNEXT POINT清水市駒越海岸へ移動しました。釣れているだけあってかなり

人が出ています。入れそうな所を探して釣りを始めたのが6時位でした。4.2メートルの投げ竿サーフパワ

ーに投げ専用リール(パワーキャスト)、ラインは2号〜10号のテーパーライン、27号の海草テンビンの先

に3本針の仕掛けを付けて、付けエサはアカイソメを使いました。ちょっと軽めに第1投目をキャスト、飛距

離は約100メートル。波打ち際までゆっくりサビいてきます。根掛かる所も無く、きれいな砂地の様です。

3回位投げた所で何と漁船の大群が....5月の大浜海岸の悪夢が蘇ってきます。予想通り漁船の大群

は目の前で網を引き出しました、それも船の底が海底に着きそうな位浅い波打ち際の方まで。「もうちょっ

と沖でやってくれよ〜〜」と思ってもしょうがありません。漁師さんには勝てません。場所変えよう、と思って

仕掛けを巻いてくると20メートル位の近場で”ピクピク”とアタリがあり、そのまま寄せてみると仕掛けに付

いていたのは紛れも無い”キス”10センチと小さかったけど幸先良く顔が見れました。漁船さえ来なければ

かなり行けそうな雰囲気はあったけど、目の前でグルグルやられては如何しようもありません。次に行った

場所は焼津市小川港の堤防です。この堤防は高さが5メートル位あり、慣れるまで際へ行くのはちょっと怖

いです(高所恐怖症と言うわけではありませんが....)。堤防のいい所は、足下から水深がある事です。

ここは足下(堤防の際)で7〜9メートル、20メートルも投げれば12メートル位水深があります。砂浜で深場

を狙うには飛距離が物を言いますが、堤防ではちょい投げでOK。老若男女誰でも充分チャンスがありま

す。小川港でのファーストフィッシュはマダイ(の子)、約12センチでした。釣れたのは堤防から約5メートル

位の近場でした。その後もマダイの子、ハゼ、ギンダべラ(ヒイラギ)、ネンブツダイなどが飽きない程度に

釣れた所で川島Syuu氏が、「ウッ....オッ....」と何やらうめきながら上げた物は川島氏にとって今

シーズン初めてのキス、17.5センチのまあまあの型でした。キスはある程度の群れで海底を移動してい

るので、1匹釣れたらその近辺を狙うのがセオリーです。その後私も同じポイントに仕掛けを振りこんでサビ

いてきたら「クンックンッ」とアタリがあり釣れたものはやはりキス、16.5センチでした。手早く魚を針から

外して仕掛けを投げようとしたら、こう言う時にかぎって針がズボンにプスリ!かえしまで完全に刺さってし

まいました。早く仕掛けを投げないとキスの群れが....とあせるあまりなかなか外れず、仕方なく針を1

本切ってしまいました。このおかげかどうかその後は全員ノーヒット、イソメも底をついた事もあり午後1時

で竿納としました。                                                   

本日の釣果は、私がキス2匹(10&16.5センチ)、マダイの子2匹、ハゼ、ギンダべラ、ネンブツダイ沢

山。川島Syuu氏がキス1匹(17.5センチ)、マダイの子1匹、キタマクラ1匹、ギンダべラ、ハゼ沢山。

黒岩Hiro氏がマダイの子1匹、ハゼ、ギンダべラ、ネンブツダイ沢山でした。後日、鈴木Toshi氏(初登場

)から、同じ頃蒲原海岸で半日位でキスが2〜30匹釣れたと言う話を聞き、私の心は一瞬の内に蒲原

へ飛んでしまったのでした。キス爆釣釣行記蒲原編近日発刊予定!乞うご期待!!            

kawashimakisu.jpg (7983 バイト)今シーズンのファースト”キス”にウキウキの川島Syuu氏