≪ 1999/3/末〜4/23 クロダイ(場所:大井川港横のテトラ) ≫
”釣友の黒岩Hiro氏から3月下旬から4月中旬にかけて大井川港横の浜にあるテトラでクロダイを釣ったと言
う話(それも3回釣行して3回とも釣れたと言う勝率100%)があり、その時の状況をレポートしてもらったもの
です。”
3月末日、仕事が休みだったので昼食後自室でくつろいでいる所へ、友人の吉田君がやって来ました。彼も釣
りが好きなので、その様な話をしている内に 「今から行くか?」 と言う事になり、サクッと道具を揃え大井川港
の東側の海岸へ向かいました(この吉田君も相当なキチの様である)。昔は投げ釣りの良いポイントだったので
すが、今はテトラポットがずらりと並んでいます。新しいテトラもかなり有り、以前梨本氏から 「新しい堤防やテト
ラには最初にクロダイが付く事が有る」 と言う事を聞いた事を思いだし、ここでやってみっぺ〜か、と言うことに
なりました。
1.5号の磯竿に、道糸3号、ハリス1.5号を1ヒロ、その先にチヌ針2号を付けます。ウキは3Bの円錐ウキ、
ウキ下は約2メートル、2Bのガン玉をハリスに2個付けて準備完了!。足場が良さそうでなるべく海に突き出し
ている所を探して釣りを始めます。ちなみにコマセは、マルキューのパワーチヌムギ1袋にアミエビ8切ブロック
1個、付け餌はくわせオキアミL、Mです。時間は午後2時を過ぎていました。
最初にアタリがあったのは吉田君、20センチ近い超大物の”クサフグ”でした。その後2人でクサフグ、ウグイ
などを飽きない程度に釣り続け、2時間位たった頃吉田君、そして僕に30センチ位のボラがきました。「ウグイ
とボラが来ているので条件的には良いはず。」と言う吉田君の言葉を信じ5時過ぎまで粘りましたが釣れてくる
のは相変わらずフグとウグイ、それにハゼが少し混じる程度です。
コマセも尽き、辺りも薄暗くなり始め、そろそろあがろうかなと思い始めた頃、4〜5メートル沖を漂っていたウキ
かククッと沈みました。??と思いつつ反射的に合わせると確かな手応え、でもそれほど強い引きではなく、ま
た小物か..と思いつつ足元まで寄せてみると平たい形の結構な大きさ(僕にとって)。アイゴかな?と思いタモ
ですくうと、なななんと”クロダイ”、32センチでした!。いつも釣っている人からすればたいした大きさではない
と思いますが、生まれて初めてのクロダイだったので、嬉しくて生かしたまま家に持って帰りました。
その後2回同所に釣行し、2回ともクロダイが釣れました。4月23日に釣れたのは38センチの良形でした。
まだしばらくは釣れると思います。機会があったら行ってみて下さい。(黒岩Hiroでした)。