1 静岡陸上競技協会インターネットホームページ作成方針

(1)多くの人が知りたいデータをタイムリーに発信
 静岡陸協の関係者、及び一般の人が必要と考えるデータをできるだけ速くタイムリーに掲載す る。どのようなデータでも時期を逸すればその価値は激減する。またこのデータはできるだけ多 くの人に利用できるようにし、原則として他への流用可能として、データの有効利用を図る。

(2)不必要に複雑な技法を避けたホームページの作成
 階層が深くなれば、必要なデータに行き着くのに手間がかかる。したがって階層はできるだけ 浅くする。
 複雑な画像を多く入れればアクセス時間がかかるので、画像は少なくする。しかしインターネ ットは文字データだけでは味気ないので、適度に画像データを入れる。特に競技の写真は興味を 高めるので、多くなり過ぎない程度に入れる。
 複雑なHTML言語の使用は、アクセス時間と表示時間がかかるだけでなく、他のデータへの 取り込みが面倒になるので、必要以上に複雑にならないようにする。

(3)手間と金と時間の節約
 入力に必要な手間を少なくするため、競技会の結果は原則として運営用コンピュータのデータ を使えるものに限る。
 インターネットのプロバイダは「Webしずおか」とした。この会社は5MBまでホームペー ジエリアが会員に無料開放されており、またアクセスポイントが静岡全域に設置されて、静岡県 内からはどこからでも市内通話で接続可能になっている。この無料開放エリアを使用することで、 予算的には市内通話の通話料金だけでホームページの開設ができた。このためノートパソコンを 使用し、電話回線が借りられれば競技会終了後30分程度でその結果を市内通話の料金で掲載可能 である。

2 静岡陸上競技協会情報発信の歴史

 

(1)パソコン通信による情報発信
 平成3年(1991年)に静岡県で全国高等学校総合体育大会が開催され、その際に陸上競技 だけでなくすべての競技をパソコン通信(ニフティ)で発信した。この時は数時間ごとに各競技 別のデータをすべてパソコン通信で発信し、1日が終了後すべてのデータを県別データとして発 信して電子メールの交換も行った。現在のインターネットで行われている情報発信の画像データ を除いた部分のほとんどを行っていた。陸上競技は草薙陸上競技場のコンピュータからのデータ をそのままパソコン通信で発信し、全体の記録センターではそのデータをダウンロードして県別 記録等に利用した。(体育科教育1991年9月号P26大修館書店)

(2)パソコン通信を使用したプログラム編成
 静岡県では高等学校の大会は県を東部、中部、西部の3地区に分けて大会を行い、その12位 までが県大会に出場できるようになっている。そして種目ごとに各地区の順位が決まれば県大会 の組とレーンが自動的に決まるようになっている。そのため3地区の12位までの結果をパソコ ン通信のメールの形で送付し、県大会のプログラム編成案が作成できるようにした。あとは同一 所属が同一組に入った場合の処理を行えば、印刷原稿が出来上がり、草薙陸上競技場のコンピュ ータにそのデータを入れると共に、フィールド記録用紙も作成できるようにした。(陸上競技マガジン1995年1月号P226〜229)

(3)インターネットによるリアルタイム競技結果の発信
 平成8年(1996年)静岡県で全国中学校陸上競技選手権が開催された。この時にインター ネットによるリアルタイム競技結果の発信を試みた。プログラム編成会議が終了し、印刷会社に 原稿を渡すと同時に予選の組み合わせや競技時間を掲載した。競技が始まり結果が判明後、草薙 陸上競技場のコンピュータからデータをHTMLの形式で出力して10分程度でインターネット に掲載した。また決勝の結果にはデジタルカメラで撮影した画像も入れた。この結果は現在でも 本ホームページから見ることができる。(月刊陸上競技1996年10月号P267、陸上競技マガジン1997年3月号P191〜193)

(4)静岡陸協公式ホームページの開設
 平成10年(1998年)1月24日にホームページを正式に開設した。内容は平成10年度の競技会 日程、陸上競技場の案内、平成10年度発信予定の主な競技会、各種県内ランキング、問い合わせ先等 である。