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持ち物&ウェア
◎講習と1DAYツーリングでの持ち物とウエアリングについて
●基本的に1日で終了する講習やツアーに関しての持ち物とウエアリングの説明です。
真夏以外の季節(暑ければ脱ぐ、寒ければ着るが簡単にできると便利です。)
1.男女共に一番下は水着。
2.その上に化学繊維製品のアンダーシャツ(上下)。
3.中間着にはフリース等の化学繊維品。
4.シェル(外着)には風や水飛沫等を通さない、カッパのような材質のもの。
5.濡れても良い靴、もしくは踵の固定できるサンダル。
ウエットスーツやウエットブーツがあればベストです。時期によって異なりますので、お尋ねください。
濡れると乾かない綿製品は望ましくありません。
帽子やサングラス、日焼け止めなどの備品。
7月〜8月の真夏日
1.男女共に一番下は水着。
2.日焼を避けられる意味での薄手のシャツ程度で十分です。化学繊維品がよりベストです。
3.濡れても良い靴、もしくは踵の固定できるサンダル。
真夏の場合は日焼け止めのために長袖を着ると言っても過言ではありません。その他に帽子やサングラス、日焼け止め等も必要な方はご持参ください。
晩秋〜早春にかけて
1.男女共に一番下は水着。
2.ウエットスーツ。(必要な方は下に化学繊維でできたアンダーウエア)
3.シェル(外着)には風や水飛沫等を通さない、カッパのような材質のもの。
4.ウエットブーツが望ましい。
田子島上陸
出発前
水中
季節によっての伊豆での目安なので、参考にして下さい。詳しいことはお尋ね下さい。
ベーシックに関しては長時間海につかりっぱなしというのはありませんが、沈脱の練習やひっくり返りやすい態勢を取ります。季節によりますが「真夏以外の季節」のウエアリングを参考にして下さい。
ロールやレスキューは長時間海につかりますので、真夏の晴天以外は「真夏以外の季節」のようなウエアリング、自称寒がりの方は、「晩秋〜早春にかけて」を参考にして下さい。
サーフでは季節やその日の海の状況にもよります。ご相談下さい。
その他に!
1.シュノーケリングセット。西伊豆の海は透明度が高く遊べます。
2.サーフ講習に参加される方は必ずヘルメットをご持参ください。
3.夜光虫ツーリングに参加される方はヘッドライトまたは防水用の懐中電灯を必ずご持参ください。
4.ベーシックとロールに関しては水中メガネがあると便利です。
5.飲み物は必ずご用意下さい。ペットボトルのサイズならカヤックのデッキ上に置いておけば何時でも呑むことが出来ます。真夏では最低1リットルは必要です。
6.1DAYツーリングでは、昼食時に使用する簡単な食器のセット。
7.メガネを使用している方はメガネバンド<をお忘れなく。
8.コンタクトレンズの方は、万が一を考えて使い捨てレンズをご使用になった方が良いかも知れません。
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◎一泊以上のツーリングでの持ち物
1泊以上のツーリングでは、キャンプまたは民宿などを使用したスタイルになります。宿泊するスタイルによって装備も違ってきますので、判らないことがありましたらお気軽にご相談下さい。
以下の表はキャンプツーリングでの装備のチャックリストです。参考にして自分なりにアレンジして頂くと、より楽しいツーリングになることでしょう。
自艇参加の方はその他にカヤックやその他の備品が必要になります。
パドリングウエアに関しては上記を参考にしてください。
チェックリスト
◎・・・必ず必要 ○・・・季節によって必要 □・・・あればもってくる △・・・あったら便利 ◇・・・場合によって必要
●赤字はレンタル可能なものです。
重要度 イクイップメント 備考
食料(ツアーの種類によって異なることがあります。)
行動食 カヤックの上で食べれるものチョコやクッキーなど。
食材 ツアー内容によっては必要です。問い合わせ下さい。
飲料水 海水は飲めません。多めの飲料水を。
非常食 腐りにくいものを少し持っていれば、お腹がすいた時にこっそりと食べられるかもしれません。
キャンプ(装備は季節によって違ってきます。基本は小型で軽量。)
テント カヤックに収納できる小型なものを。
スリーピングマット 地面は意外と熱を奪います。
寝袋 あったかい寝袋は最高です。ダウンは小さくなって便利。
シュラフカバー 放熱を防ぎ水分から守ります。これがあれば外でも寝ることができます。
インナーシーツ シルクのシーツは気持ちいい。ちょっと寒い時にも便利。
ヘッドライト(ライト) 夜は真っ暗でトイレも行けない。懐中電灯でもOK。
予備電池 電池が無いと光りません。
ナイフ 熊と戦うときに使います(うそ)。何かと便利です。
ストーブ(燃料) 自炊のときは必要です。
コッフェル(スプーン、フォーク) これが無いと食いっぱぐれますよ。一人用で十分です。
タープ タープで寝るのもなかなかおつです。
チェア 焚き火を囲んでの席ではあると大変便利です。
ウェアー類:パドリング用(ウエアは季節によって違ってきます。基本は小型で軽量。)
パドリングジャケット 風や飛沫による体温低下を防げるもの。カッパでもOK。
アンダーウエアー上下 化学繊維で出来たもの。綿製品はご法度です。
ウエットスーツ セパレートのものがベスト。真夏には必要ありません。
水着 夏はこれに化繊のTシャツでOK。
帽子 ハットタイプがベスト。海に日陰はありません。
パドリングシューズ 踵の固定できるサンダルか、濡れてもいい運動靴。ウエットブーツが最適です。
フリース 寒い時の中間着、休憩時のウエアーとして。
ウェアー類:陸上用(ウエアは季節によって違ってきます。基本は小型で軽量。)
レインウエアー(上下) 上陸して雨に濡れるのは最悪です。風除けにも使えますので天候を問わず便利です。
アンダーウエア(上下 寒くなったら下に着ます。
フリース(上下) 野外での定番。1着あると何かと便利。
ショートパンツ あったかい季節は一番これが楽です。でも虫に注意!
靴/サンダル 陸上用に用意しましょう。NCKは便所サンダルで決まり!
ダウン 寒いのはつらいです。薄手のダウンはコンパクトで持ってると便利。
その他
日焼け止め 紫外線をバカにすると痛い目にあいます。
素潜りセット とにかく泳いで遊びましょう。
サングラス(メガネバンド) メガネバンドを忘れずに。
水筒(ペットボトル) 常に水分を補給してください。ペットボトルならカヤックのデッキ上にはさめます。
カメラ(フィルム) 楽しい思い出を残しましょう。出来れば防水カメラを。
防水バック シュラフ等を入れます。MとLサイズを中心にいくつか用意してください。
虫除け アラスカに行くときは必帯!
地図 常に自分の位置を把握する癖を!
マップケース 地図は濡れたら大変です
コンパス ナビゲーションには絶対必要
あるこほーる カヤックが沈まない程度ならオッケーです。
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◎パッキングの注意とコツ
●難しいことも書いてありますが、参考にして下さい。装備に関して判らないことがありましたらご連絡下さい。
装備の意味とそれらを運ぶカヤックの容量を知る
自分の持っている道具の特徴や使用方法は理解しているか?使用方法のわからない物を持っていても重くなるだけで全く意味がない。また、それらのツーリング中の使用頻度は?重要性は?(取りあえず必要と思われる装備を部屋一面に並べてみると、どれだけの物があるかわかりやすい。)
シングルカヤックでも重量的にはかなりの積み込みが可能。数ヶ月間の長期ツーリングのフル装備でも重量的には心配するに至らない。先に言ってしまうと、部屋に並べた全装備の2倍以上の重量があっても恐らく問題がないだろう。むしろカヤックへのパッキングは重量よりも容積である。
実際に部屋に並べた装備を防水バックに入れ、自分のカヤックに収納してみる。この作業によって自分のカヤックの容積を把握することができる。
部屋に並べた装備類が所定の位置に収納、またはセッティング出来ればOK。
もし装備が収納しきれなかった場合は、防水バックのサイズの見直しをする。大きい防水バックは一度に沢山収納できるがカヤックの中では融通がきかない。カヤックのバウやスターンの先まで無駄なく装備は収納されているか?やり直しても収納しきれない場合は装備の厳選作業をする。それでも収納出来なかったら、根本的に装備の見直しが必要になる。(軽量・コンパクトを基本に装備は揃える)
使用頻度の多い物、少ない物をわかりやすいように小分けして防水バックに収納する。(中身は防水バックの色やサイズで見分けがつく)これで装備の出し入れ時間が短くなるはずだ。
フル装備で出発する前に
初めてフル装備でカヤックツーリングに出かけるなら、自分の持っていこうとする装備類を実際にカヤック内に収納し、またデッキに取り付けてみる。海上で頻繁に使用する物は取り出しやすいところにあるか?防水対策は?波や風で飛ばされないか?バランスは?これらを事前に試すことで改善できるところは直す。フル装備のカヤックを海に浮かべ、普段の空荷のカヤックとの違いを把握する。カヤックの操作性や、自分の体への負担の量が理解できる。それによって出発前のナビゲーションでは、航程や上陸場所の選択を的確に判断する材料になる。自由になることは、すなわち自分への全責任を負うことだ。
パッキング
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パッキングと注意
ハッチ
実際に収納・セッティングが出来れば更に装備の減量作戦である。特に食材には沢山の包装があるので、あらかじめ取り除いてしまう。現地でゴミも少なくなるし、僅かだが軽量化にもなる。瓶や缶の食材は腐らなくていいが、重量があることを覚えておく。
食材で、ばらけて困る物や漏れそうな物はジップロック等のキッチンバックに入れ替える。ジップロックバックは何かと重宝するので何枚か持っていることをお勧めする。
自分がこれからどこを漕ぐのかによって食材や水の量は決まってくる。そこは人もいなく補給できないところか?毎日でも補給できるところか?スタックした場合でも陸上から補給できるか?川の水は煮沸すれば飲めるのか?魚が沢山釣れるのか?等々、自然相手のカヤッキングだけに「絶対」がないので非常用は必ず携帯すること。食料や水に関しては事前のナビゲーション作業に大きく関係する。他に夏場のナマ物は傷みやすいので注意。使う寸前に購入した方が無難である。水に関してはペットボトルなどを使用すれば軽量で安上がりだ。大量の水を持つ場合はビニール性のタンクも重宝する。(カヤック内で形が変わるのでどうにでもなる)
ストーブの燃料が白ガスのような液体なら、食料品や衣類・寝袋のような濡れては困る物と絶対に一緒の防水バックには収納しないこと。
衣類やテント、寝袋のような柔らかい物をパッキングするときには中のエアをしっかりと抜く。これによって小さくなりなおかつ防水性があがる。似たような大きさになるので中身を把握する。上陸後、着替えを持ったつもりで銭湯に行ったら中身がテントだったなんてことのないように。
荷物
使用頻度や重量を検討すると誰もが似たようなパッキングになるはずだ。リペアキットやスペアパーツ等の普段は使用しない小物は、わかるように小分けにしてカヤックのバウやスターンの奥に押し込む。押し込みすぎてとれなくなる恐れのあるものは細い紐を付ける。そして寝袋、マット、衣類、ストーブやテント。シート後ろに水や食料等の重量物を集める。しかし、細身のペットボトルなどに水を入れた場合は奥に入れないように注意する。上陸して最初にすることがテント設営なら、最初にテントが出てマットや寝袋が出てくれば必要な物から取り出せる。翌朝出発の時は全くその反対でカヤック内に収納していけばよい。このように使う順番を意識して収納すれば取り出すときも楽になる。朝、雨が降っていればテント内で全てをパッキングし、パドリングウエアに着替えてからテントを出れば他の物を濡らさずにカヤック内に収納できる。
カヤックの中にはハッチが小さい物がある。物理的に入らない物はあきらめるしかないが、衣類や寝袋など大きさがどのようにでも変化できる物なら防水バックをカヤックの中に入れ、そこへ寝袋などをしまい込み最後にバックをロックする。この場合だとエア抜きが思うように出来ないので収納率は下がる。
コックピット内
コックピット内の収納は基本的に濡れることを前提に考える。コックピット内はある程度濡れても差し支えのない物、携帯食や小型の物で必要最低限に。大きな荷物は沈脱時に膝を邪魔して体が抜けなくなる恐れがある。シート後ろにはかなりの収納スペースを持つカヤックがあるが、ここに収納するときにはしっかりと防水バックにしまい出来ればカヤックの一部と紐で結ぶ。紐は短く、出来れば沈をしてもカヤックから流れでないようにすることが望ましいが、沈脱して自分に紐が絡まない長さにすること。防水バックに収納しないと濡れるし、浮力のない物は小さい物でも沈むことになる。天候にもよるが、基本的に海上ではスプレースカートをあける回数を極力減らすパッキングを工夫する。
デッキ
レスキュー道具
デッキ上の荷物も出来るだけ少なく小さくまとめる事を心がける。綺麗にまとまったカヤックは安定性と見栄えも良い。デッキ上は100%の確率で濡れる。風や沈で紛失するケースもある。通常デッキ上に出される装備はチャートケース、コンパス、パドルリーシュ、ヘルメット、スペアパドル、ビルジポンプ、パドルフロート等だ。デッキバックがあれば、防水タイプのカメラや行動食、サングラスなどの頻繁に使うものを収納するのに便利だ。水筒は直射日光が強ければ暖まってしまうので注意が必要だ。バウ側のデッキに関しては常に視界中にあるので紛失しても気がつくのが早いが、リアデッキに関しては後ろを見ない限り気がつかないので注意が必要である。それでもデッキ上に荷物を積まなければならないときは低重心で防水バックに収納し、しっかりと固定する。重心が高いと不安定になり沈しやすく、また沈後のカヤックを起こすのにも一苦労する。
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フル装備カヤックの特徴
フル装備したカヤックの特徴は、当然の事ながら重量が増すので船足やカヤック操作の反応が遅く重たくなる。しかし、カヤックは多少沈んだほうが安定性が増すのは事実だ。
前にも書いたが装備を収納するときは前後・左右のバランスに注意する。なぜ、重量物をシートのすぐ後ろへ収納するのが適しているのか?重量のある物をシート後ろの一点に集中させることによって、沈む場所を点にすることによって回転のバランスが安定する。もし、重量物がカヤック内の端に点から線になってしまいそれだけ回転性が悪くなる。
上の特徴としてバウが重いカヤックは波につっこみやすく、波に対しての縦揺れが大きい。デッキを波に洗われる回数も多くなる。当然スターンが浮き気味になるので、後ろからの波風に対するカヤックコントロールは難しくなる。逆にスターンが重いカヤックはバウが浮き気味になるので、斜め前方から横に対しての風はカヤックコントロールが難しくなる。パッキングは低重心を心がけ重量物をシート周辺に集め、前後と左右のバランスを考え収納する事。自分のパッキングが一度完成してしまえば以後効率よく、そしてツーリングもより楽しくなるはずだ。
2000年シーカヤックアカデミー 村田泰裕「パッキング&イクイップメント」より
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