富士登山2009(吉田口・河口湖口)本八合目⇒馬返

(本八合目まで) 風雨をついて六合目登山指導センター横で河口湖口・精進口と合流を果たし、途中雨の止み間に雄大な風景を堪能しつつも、本八合目から上で氷雨の洗礼を受け、頂上から早々の撤退を余儀なくされ、本八合目まで降りれば辺りは晴れ。これはもう一度夜山で山頂目指すべきか、と悩みつつ本八合目トモエ館をでてみれば……

 外は雨♪粉糠雨♪ブル道が濡れてる♪

 歌っている場合じゃありません、私は下山するだけですからツイているというか、前日のうちに登頂という選択が的確だったのでしょうが。
 午前2時頃に頂上での御来光目当てに登っていったツアーの皆さん、本当にツイていません。

 本八合目から久須志神社まで、渋滞で3時間の見込みとのこと。その間この氷雨に打たれ続けるんじゃ良くて風邪、下手すると低体温起こします(この日はそういう事故はなかったようですので安心しておりますが)。

 下江戸屋分岐から吉田口下山道に入ると、昭和55年の吉田大沢落石事故を受けて整備されたツバクロ沢下山道に入ります。上部からは須走口七合目見晴館の鳥居が見えます。
 山中湖の向こう、雲の隙間から顔を出した朝日。

 これより前、下江戸屋分岐の少し上で、東の雲が紅くたなびき、その上の雲が黄金色に輝くという幻想的な光景を眺めていました。
 霧の合間に見え隠れ、しかも光量が少ないため記録に残せなかったのが残念。
 この下山道、今回のように湿り気があると至って快適です。

 写真のような急勾配区間もありますが、全般的に適度な勾配で歩きやすく幅も広く造られています。

 これが晴天時は砂埃が上がって大変なことになるそうです。また膝痛を抱えていると、表面が固いだけに苦労するそうです。
 下山道では下江戸屋を出ると山小屋がありません。河口湖口をストレートに下ると小御岳の五合目まで、途中吉田口に入っても星観荘まで山小屋なしです。天候急変時(強風・雷)の際の避難所として下山道の中間付近にこのような緊急避難所が設けられています。

 平常時はここら辺でザックから飲み物を取り出して休憩、となるのでしょう。

 今回などは脱水症状の心配ゼロなので、休憩なしでも六合目まで降りられますが。
 七合目公衆トイレ、といっていますが、実際はもう少し低いのでは?
 ここまでくると九十九折も終わり、かつての御中道を利用したトラバース区間に入ります(とはいっても勾配あります)。

 この下、獅子岩といわれる辺りは落石の危険が高いため、駐停"者"禁止です。志賀草津道路の殺生河原よろしく、通過しなければなりません。
 その先六合目登山センターまでの間に、ロックシェルターを3つ通ります。

 これは沢を3つ横切るため。

 シェルターの中は下りの階段で、段が大きいため金剛杖を使ってバランスをとりながら下りるのか良いでしょう。

 写真中ほど右寄りに、前日通った登山道の導流堤群がみえてきました。

 六合目穴小屋、登山指導センターはもうすぐです。
 この後、順調に星観荘を経て、四合目大黒天辺りで雨が上がり、三合目三軒茶屋でレインコートを脱ぎ水分補給。麦茶(500ml)を一気に流し込みました。

 この間、吉田口を登ってくる方々が前日の4倍以上、馬返に戻れば駐車車両も4倍以上で満車御礼。そこへマイクロバスで団体様ご到着ときたもので、この吉田口、人気急上昇中のようです。車でお出かけの方、土・休日は止められないことも想定しておいてください。

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