先日、5年くらい前のブライダル雑誌が部屋の隅から出てきた。
ウェディングドレスやヘアメイクにもその年の流行があるのでその流行を追いすぎた花嫁さんの写真は今見ると時代遅れのような感が漂っている。
私がいいなぁ・・・と思う理想の花嫁像はオードリー・ヘップバーン。
オードリーは決してナチュラルメイクではなくて多分アイラインなどもバッチリのどちらかというとしっかりとフルメイクなのに何故か自然で今の時代でもまったく古くささを感じさせない。
ファッションもしかり。
オードリーのファッションはとてもシンプル。
多分ウェディングドレスもシンプルであればシンプルなだけ時代を感じさせないような気がする。
その代わり生地や仕立の良さにこだわって。
結婚して子供が生まれて、自分が結婚した時の写真を見せた時にオードリーのような時代(古さ)を感じさせない写真を残せたら素敵だと思いませんか??
お店のombak library(過去の婚礼写真のコーナー)で1番人気の会場装花と花嫁さんのブーケは実は5年程前のコーディネートのFさん夫妻のもの。
トータルコーディネートはfauchon。
ドレスはbrahmaの高部さんのもの。
ヘアメイクはshake!。
いくら花だけが良くてもダメなんだ・・・と身につまされる思いがする。
打合せにいらした方達が
これいいね
と、気に入っていただく写真は大抵このトリオ、というかカルテット(?)でさせていただいたお仕事のモノのことが多い。
それは何故?
想像するに、多分、花嫁さんをこういうように美しくしたい、と思う方向が似ているのだと思う。
あれも、これもといろんな要素を摂り入れ過ぎずに。
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