正しいシャンプーの仕方

 たくさんの文章をお読みくださり,ご苦労様です。もう少し,おつきあい願います。
 今までは,「あれはだめ」,「これはだめ」と言うことしか書いてなかったのですが,それでは,猿の世界と一緒なので,ここでは,私たちが正しいと考えているシャンプーの仕方を紹介します。右手だよ・緑の矢印が指しているところを使ってね
 なお,全ての作業に於いて,指の使う場所は,「指先」と「指の腹」の間にある「指頭」という部分を使います(右図参照:緑の矢印の部分です)。何故,ここを使うかと言いますと,爪が地肌に当たらず,かつ,一番力が入りやすい場所だからです。つまり,一番気持ちがいい場所なんですよ。私たち理容師も,この場所を使って,シャンプーをさせていただいています。
 また,動作は大きくすると,気持ちいいですよ。(といっても,限度はありますが・・・)

シャンプー方法

  1. シャンプー剤を使用する直前に,シャワーを使用して,1〜2分間を目安に,頭皮と髪の毛をすすぎ洗いします。
     
  2. (角栓除去や頑固な汚れを落としやすくすることを目的としていますので,必要がないと感じましたら,とばしても構いません)
    42℃前後のお湯にタオルを浸し,水分がしたたり落ちない程度に絞りましたら,髪の毛と頭をそのタオルで包むようにして巻きます。
    タオルを巻きましたら,必ず,お風呂に入りながら,10分間放置します。(のぼせそうになる前には,必ず,足湯に切り替えてください)
     
  3. (市販)シャンプー剤は,500円玉程度の量(ポンプ式ボトル入りシャンプー剤の場合は,ポンプ1回押しの量)を手に取り,必ず,5〜6滴程度の水分を加えてよく馴染ませ,両手で充分泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛全体に移します。
     
  4. 頭の天辺をグルグルします
    1. 両手の親指をツムジ付近,または,コメカミ付近に置き,残り8本の指を軽く開いて,前髪の生え際に置きます。
      親指の置き場所は,やりやすい方を選択してください。
    2. 親指以外の指を,10回程度,大きな円を描く感じで,かつ,絶対に頭皮を擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮をマッサージします。
    3. 親指以外の指を,指3本分,ツムジ側へと移動し,4-bのマッサージをします。これをツムジ付近まで繰り返してください。
      なお,ツムジ付近をマッサージするとき,やりにくいようでしたら,親指を後ろなどに移動しても構いません。

  5. 頭の天辺と頭の横の境目をグルグルします
    1. 両手の親指をツムジ付近,または,コメカミ付近に置き,残り8本の指を軽く開いて,髮際隅部(前髪の生え際が凹んだ部分)付近に置きます。
      親指の置き場所は,やりやすい方を選択してください。
    2. 親指以外の指を,10回程度,大きな円を描く感じで,かつ,絶対に頭皮を擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮をマッサージします。
    3. 親指以外の指を,指3本分,角のような感じで頭の丸くなっている部分に沿って,ツムジ側へと移動し,5-bのマッサージをします。これをツムジ付近まで繰り返してください。
      なお,ツムジ付近をマッサージするとき,やりにくいようでしたら,親指を後ろなどに移動しても構いません。

  6. 頭の天辺をモミモミします
    1. 両手の親指を,ツムジ付近に置き,残り8本の指を軽く開いて,前髪の生え際に置きます。
    2. 親指以外の指付近の頭皮を,ツムジ付近に集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,10回程度,キュッと,頭皮マッサージをします。
    3. 親指以外の指を,指3本分,ツムジ側へと移動し,6-bのマッサージをします。これをツムジ付近まで繰り返してください。
      なお,ツムジ付近をマッサージするとき,やりにくいようでしたら,親指を後ろなどに移動しても構いません。

  7. 頭の天辺と頭の横の境目をモミモミします。
    1. もう一度,ツムジ付近に置き,残り8本の指を軽く開いて,髮際隅部(前髪の生え際が凹んだ部分)付近に置きます。
    2. 親指以外の指を,10回程度,大きな円を描く感じで,かつ,絶対に頭皮を擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮をマッサージします。
    3. 親指以外の指を,指3本分,角のような感じで頭の丸くなっている部分に沿って,ツムジ側へと移動し,7-bのマッサージをします。これをツムジ付近まで繰り返してください。
      なお,ツムジ付近をマッサージするとき,やりにくいようでしたら,親指を後ろなどに移動しても構いません。

  8. コメカミ付近をグルグルして,前髪の生え際ををモミモミします。
    1. 両手の指を軽くすぼませ,小指が左右のコメカミに位置するように置き,10回程度,大きな円を描く感じで,かつ,絶対に頭皮を擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮をマッサージします。
    2. コメカミの上,生え際が出っ張っている部分に指を置き,10回程度,大きな円を描く感じで,かつ,絶対に頭皮を擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮をマッサージします。
    3. 指の位置はそのままで,10回程度,頭皮を前髪の生え際中央に集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    4. 髮際隅部付近に小指がくるように置き,10回程度,頭皮を前髪の生え際中央に集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    5. 髮際隅部と頭皮を前髪の生え際中央との中間に指を置き,10回程度,頭皮を前髪の生え際中央に集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    6. 指を手のひら側にくるように組み,その状態で,指が前髪の生え際中央を包むように置き,10回程度,握るような感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。(肘を充分上げますと,楽に出来ると思います)

  9. 耳の上から頭の天辺までをモミモミします。
    1. 指を軽く丸め,耳を覆うように置き,10回程度,頭の真ん中(前髪の生え際とツムジのちょうど中間部分)に頭皮を集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    2. 指の形はそのままで,頭の角(サイドとトップの境目)に移動し,10回程度,頭の真ん中に頭皮を集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    3. 頭の角と頭の真ん中の中間部分に指を移動し,10回程度,頭の真ん中に頭皮を集める感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。
    4. 指を手のひら側にくるように組み,その状態で,指が頭の真ん中を包むように置き,10回程度,握るような感じで,かつ,絶対に擦らないように(指が滑らないように)注意しながら,頭皮マッサージをします。(肘を充分上げますと,楽に出来ると思います)

  10. 首の筋肉を揉まないことと,頭皮を絶対に擦らないことに注意し,10回程度,円を描くような頭皮マッサージを,後頭部全体にしてください。
    もし,後頭部にあるツボがわかるようでしたら,そのツボをマッサージするようにすると良いですよ。
     
  11. シャンプー剤のすすぎは,シャワーを使用して,頭皮を中心に2〜3分間を目安にすすぎます。
    なお,ロングヘアのように,頭皮中心ではすすげない髪の毛が出てしまう場合は,その部分をすすぐ時間(髪の毛の長さによって時間は変動します)をこれに加えるようにしてください。
    また,シャワー設備がない場合やすすぎに自信が持てない場合は,お風呂に潜って,頭皮をすすぎ洗いしてください。
 2度目のシャンプーをする場合は,3に戻ってください。
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