2001/04/03更新

通販で注文 車速センサー 取り付け インプレッション バージョンアップ


【2000.11.02】
 PanasonicのDVDナビゲーション、CN-DV3300GWDを通販で、注文しました。標準価格314,000円のところが、なんと、183,000円。さらに、この価格は、12月に発売予定の新しい「年度更新ディスク」(2000年度DVD-ROM 全国版 DV3300/DV3020シリーズ用 CA-DVL1113D・・・20,000円)に、無償でバージョンアップできる特典付きです。このディスクをインストールすると、なんと、今月末に発売される新製品3300XWDと同等になっちゃうのです。(3300GWDと、3300XWDは、ハードウェアの設計は同じで、ソフトがヴァージョンアップされるだけなのです)3300XWDが発売されても、すぐには、この値段にはなりませんね。きっと。新しいディスクが1万5千円で手に入ると仮定すると、本体は、168000円相当です。Wide-VGAのDVDボイスナビがこの値段で買えるでしょうか?
 インダッシュタイプにしようかとも思ったのですが、値段が2万円以上高いし、現在小物入れとして使っている1DINのスペースが結構便利なので、ダッシュボードに固定するタイプにしました。取り付けを上手に行えば、デザインやカラーがSPORTのセンターコンソールパネル(チタン調)にぴったりだと思います。来週の火曜日(11/7)に配達される予定です。楽しみです。

【2000.11.05AM】
 今朝、天気が良かったので、SPORTの電源ハーネス、配線コネクタ、車速センサーの位置やケーブルのカラーを確認すべく、オーディオコンソール部分をばらしてみました。
 アスティナにくっつけてあったCDチェンジャを、納車の時にディーラーで取り付けてもらったので、その配線がどこにつながっているかをたどればよいため、バッテリ電源とアクセサリー電源はすぐに見つかりました。
 カーオーディオ部分にきているコネクタ(3つ)のうち、一番大きいもの(12P:上段に5つ下段に7つ)が電源を取り出せるコネクタです。車輌側から見て、その、一番左上(桃/黒)がアクセサリー電源、左上から2番目(青/赤)がバックアップ電源、3番目緑/黒)がイルミとなっているようです。アースは、黒1本だけの平型カプラ(一番小さいもの)からとることができようです。配線の都合上、車輌の金属部にアース使用と思っていますが・・・。中くらいのコネクタ(8P)はスピーカーなどとつながっているようです。
 次に、車速センサーですが、これは、助手席の足下マット裏にあるコンピュータに来ているらしいのですが、今朝の調査では、分かりませんでした。助手席の足下の布張りをはがし、左右のプラスチックの目隠しをピンを抜くことではずし、10mmのねじを4本(これがかなり堅くて、取り外しにくい位置にある)をはずし、苦労して鉄板を持ち上げてみたのですが、どれがどれなのかさっぱり分かりませんでした。これが分からなければ、カーナビが機能しないので、何とか情報を集め、探し出したいと思います。
 今回の作業で、車速センサーの取り出しさえうまくいけば、自分で取り付けが出来そうです。カーナビ本体が届いたら、説明書とともに、格闘してみようかと思っています。もし、分からなければ、2、3万円払って、取り付けてもらうということになるのですが、自分で取り付けて、その浮いた分を、フロントスポイラーなどの購入資金にしたいと思っています。

【2000.11.05昼過ぎ】
 今日の昼過ぎ、SONYの関連ホームページに、カーオーディオの車種別取り付けガイドのような、Webページを発見。S-WAGONの情報を探してみると、R(1500)の資料がありました。そのデータシートには、電源やアース(オーディオコンソール内)、車速センサ(助手席下のコンピュータから取り出す)の位置がはっきり載っていました。しかし、SPORTのデータシートではないため、(電源系はよいようですが)車速センサーはRとは異なるようです。朝の様子から考えても、SPORTはRとは異なるようです。(きっと、コンピュータが違うためと思われます。)また、暗礁に乗り上げてしまいました。
 しかし、ひょっとしてと思い、SPORTとエンジン形式が同じであるカペラ(FS)の資料を見てると、なんと、オーディオ用のコネクタまで、車速センサーが来ているようなのです。思わず、車に戻り配線をもう一度見てみることにしました。すると、Rでは、「空き」になっているはずの中くらいのコネクタ(8P)の右下に、車速センサーの信号線(緑/赤)が来ていたのです。これは、もしかしてと思い、食後、ディーラーに行くことにしました。

【2000.11.05夕方】SPORTオーディオカプラの図(ピンクの○の中が必要な信号線)
 先ほど、ディーラーのサービスに行って、車速センサーについて、確認してきました。SPORTとカペラのエンジン形式(FS)は同様のため、リアスピーカーなどの信号線の来ているコネクタ(上記オーディオコンソール内の中ぐらいのコネクタ(8P:上段に3つ、下段に5つ))の右下に来ているリード線(緑/赤)が、まさに車速センサーの信号線であることが判明しました。
 右の図の1番(桃/黒)はアクセサリー電源(ACC)、2番(青/赤)は常時ONの電源、3番(薄緑/黒)はイルミネーション電源(照明電源)、14番(黄/赤)はバックランプ電源です。20番(緑/赤)が車速センサです。ついでに、21番(黒)がアースです。
 さらに、メカニックの方からこんなことも聞きました。車速センサーは、エンジンルーム、メーター(計器類)の裏、コンピューター(ECU)、オーディオコンソール内(8Pコネクタ)に来ていて、リード線の色は、いずれも、/だそうです。コンピュータから車速信号を取り出すことも可能だが、コンピュータのコネクタには、計70本以上リード線が来ており、取り出しが困難だし、他のリード線を傷つけたり、ノイズによる干渉を起こしたりしやすいので、さけた方がよいということでした。SPORTは、オーディオ用のコネクタから車速信号を取り出す方法がベストだそうです。確認をしていませんが、Rも同じかも知れません。
●車速センサは、Rもオーディオコネクタまで来ているそうです・・・taketakeさんからの情報:2000.11.08追記
●マイナーチェンジ(2000.10末)後のS-WAGONのオーディオコネクタ部はどうなっているのか不明ですので、ディーラー等でご確認ください・・・2000.11.14追記

 これで、自分で取り付けて、工賃を浮かすことができそうです。

【2000.11.05夜】
 カーナビ関係のホームページを見ていると、Panasonicはマップマッチングの精度が、カロッツェリアなどと比べ劣るということを耳にしました。(カロッツェリアがダントツという話もありますが) また、あるホームページには、ハード面はBESTなのだが、ソフトが・・・という記述もありました。画面表示の精細さや、ルート検索などの計算処理速度では、他の追随を許さないようですが、やはりソフトの出来が悪い(ハードに追いついていない)というのは気になります。カロッツェリアの9000シリーズも考えたのですが、やはり、画面の美しさでパナソニックを選んだので、そんなに気にはなりませんが、精度がよいに越したことはありません。しかし、カロッツェリアのルート案内は、中央分離帯を乗り越えなくちゃいけないとか、一方通行を逆走しなくちゃいけないことがあるなどという噂も聞きます。知り合いの経験では、カロナビで、高架から飛び降りろ!というような案内があったようです。パナナビの精度がどの程度か、まあ、届いてから、じっくりいろいろ検証したいと思います。
 私個人的には、WIDE-VGA Fine Visionに大変魅力を感じたのと、処理速度が速い=快適な操作性に惹かれて3300に決めました。こういう世界には、自分の欲しい機能や性能が一番多いものを選べばよいと思います。先日、オート○ックスで、3300の展示品を見てきました。いろんなメーカーが並んでいると、やはり、画面の美しさでは、ダントツ(ピカイチ)でした。また、テレビ画像もかなり美しく、家庭用のテレビで言えば、ふつうのテレビと、ハイビジョン用のブラウン管ほどのちがいを感じました。(これには驚きました。カタログによると、インターレス表示ではなく、プログレッシブ表示で、水平方向にも倍密デジタル処理がされるようで、Wide-VGAを生かしたテレビ放送の表示が出来るようです。)
 12月に発売予定の地図ディスクは、選択できるスケールが増え(10mスケール地図の追加)、一方通行情報の大幅追加や、電話番号から全国3000万件の個人宅をピンポイントで検索できるようになるなどのバージョンアップがなされているようです。ハードがよくなければ、いくらソフトがよくても意味がありません。ソフトのバージョンアップにより、他社に比べて弱い部分がグレードアップすることには大歓迎だし、期待したいところです。
 今後、他社もWide-VGAディスプレイを採用してくるものと思われますので、現時点でWide-VGAを採用しているパナナビを購入しておくことは、時間がたったとき、すぐに古いモデルにならずに済むように思います。ソフトのバージョンアップにより、生まれ変われるという未知数も含め、将来性を期待できそうです。

【2000.11.07】
 カーナビが、届きました。開けてみたのですが、取り付け説明書を見て、くらっときました。とにかく、配線の多さといったら予想以上です。ナビ本体から、10本以上、TVチューナから約10本も出ています。部品表を見ると、ナビ本体で37種70点、ディスプレイとTVチューナーで14種30点、合計51種100点の部品があるわけです。こりゃ、取り付けに結構時間がかかりそうです。(ふつう、こんなもんかなぁ。)
 お約束なのかも知れませんが、説明書の最初には、「本機の取り付け、配線には専門の技術と経験が必要です。安全のため、必ずお買い上げの販売店にご依頼ください」とあります。技術は何とかなるにしても、経験が必要なのは、部品点数を見て、よく分かりました。なにせ100点もあるのだから。【画像1・2】
 【追加情報 2000.11.12】取り付け後に分かったことですが、使わなかった部品(必要なかったパーツ)が、19種39点ありました。(コードクランプやねじ、両面テープ、スペーサーなどの主に取り付けに使う部品です)従って、取り付けに当たって使ったのは、32種61点+α(マジックテープや追加購入した圧着コネクタ)ということになります。

 【おまけ】圧着コネクタが4つ入っているのですが、これだけでは足りないので、明日にでも部品屋であと2、3個買ってこようと思います。また、テレビチューナーを固定する金具や両面テープ、マジックテープ等がついていないので、何らかの方法を考えなければいけないようです。→(11.08追加:圧着コネクタを3つ買ってきました。また、マジックテープも買ってきました。)
 取り付けは、今週末になりそうです。(天気が心配ですが・・・。)

【2000.11.11】 取り付け

 今日は、朝から、とてもいい天気でした。まさにカーナビ取り付け日和(!?)でした。工具類は、ペンチとドライバがあればよいのですが、あったら便利ということで、使いそうなものを工具箱から引っ張り出してきました。【画像3】

カーナビ本体とその付属品の部品数は、37種70点です ディスプレイ関係の部品数は、14種30点です。 使用した工具や計器類です。最低限ドライバとペンチが必要です。
ラチェットレンチ・スケール・テスター
ペンチ・ラジオペンチ・プライヤー
ドライバ(+,−)・カッターナイフ
配線用テープ          以上
デジカメ(作業工程の撮影用)
 パーツの数々(その1)
 本体とその付属品、ケーブル類
 パーツの数々(その2)
 テレビとその付属品、ケーブル類
 取り付けに使用した工具類
 テスターがあると便利です。

 取り付けにあたって、まずしなくてはいけないのが、運転席の取り外しと、オーディオコンソール部分の取り外し、小物入れとCDレシーバーの取り外しです。運転席は、太いねじを4本外しただけで意外と簡単に外れました。次に、オーディオコンソール部分と、オーディオ部分ですが、これは、先日、車速センサを探したときに一度経験済みなので、数分で外れました。
 最初に、本体と、テレビチューナーを運転席下のカーペットに固定しました。取り付ける位置を決め、金具でカーペットをサンドイッチするようにして固定しました。下側は、両面テープで、ボディに固定しました。【画像4】

 次に、電源ケーブルなどを取り付けました。接続する前に、テスターを使って、導通、絶縁をチェックし、さらに、ACC電源や、バックランプ電源、リバース信号等がコネクターに来ていることを念入りに確認しまいした。まずは、バッテリーのアースを外し、もしもの時に備えました。接続は、それほど難しくはありませんでした。バッテリー電源(常時ON)、アクセサリー電源(ACC)、イルミネーション電源(照明電源)、リバース信号(バックランプ電源)、車速センサ信号(車速パルス)の計5つを、車輌側のコネクタ(12Pと8P)から圧着コネクタを使って接続するだけで、所要時間はほんの数分でできました。【画像5・6・7・8】

運転席の下は意外と広く、本体とチューナーが余裕で入ります。
 

 運転席のシートは、4本のボルトを外すと簡単に外れます。
 ミッションとサイドブレーキのカバーは、前部と後部の側面の左右に各2本、中央のカバー(サイドブレーキ用のスリットがあるカバー)の下に2本、計6本のねじでとまっています。これを取り外さないと、以後のケーブルの引き回しは出来ません。


圧着コネクタは2種類入っていました。追加購入してきたものはそのうちの一つを全く同じものでした。

 上の写真は、イルミネーション電源(照明電源)を取り出す作業の様子です。まず車輌側のコネクタの上段の左側から3番目「薄緑/黒」のリード線を圧着コネクタにはさみ、カーナビから来ているイルミネーション電源用のリード線「橙/白」を差し込み、ロックした後にプライヤでかしめれば完成です。

オーディオ部に来ているコネクタです。左から8P・12P・アース・アンテナ線です。
コネクタ類への圧着分岐が全て終わった写真です。ここに5本接続しました。(ヒューズがついた赤いリード線と黄色のリード線は、CDチェンジャのもので、今回の接続には関係ありません。)
 運転席を外す(5分)
 本体、チューナーを固定(15分)
 圧着コネクタの圧着の様子
 ケーブルを挟み、かしめるだけ。
 オーディオカプラ
 電源(常時ON)・アクセサリー電源・イルミネーション・リバース信号・車速センサ信号の計5本を圧着

(ちなみに、電源・・・青/赤、ACC・・・桃/黒、イルミ・・・薄緑/黒、リバース・・・黄/赤、車速信号・・・緑/赤です)一番やっかいなのがケーブルの束の引き回しです。試行錯誤であっちこっちをくぐらせ、いかに目立たず、いかにノイズの影響を受けないようにするかを考えました。【画像6・7・8・9】

見にくいですが、圧着コネクタが5つあります。左2つと右端がピンク色、右から2番目とその下に見えるのが赤色で、それぞれ圧着の仕方は違いますが機能的には同じです。 左の写真の8Pコネクタの拡大写真です。 アースはちょうどよいところに、取り付けやすいステーがあったので、そこに固定しました。サイドブレーキ信号線は、本来写真に写っている白/赤のケーブルに接続するのですが、ここではそれをバイパス(キャンセル)するように細工しました。
 8Pと12Pコネクタのアップ
 圧着コネクタを5つ使用
 8Pコネクタのマクロ
 左:赤/黄・・・バックランプ電源
 右:緑/赤・・・車速センサ信号
 サイドブレーキ信号をバイパス
 これは、大変危険な行為なので、詳しくは書きません。メールにて!

 コネクタ部の次は、アースと、サイドブレーキ信号です。アースは、サイドブレーキのちょっと後ろのステーに取り付けました。サイドブレーキ信号は、本来、サイドブレーキスイッチ部分から取り出すのですが、今回は、バイパスしました。なぜかと言えば、サイド信号を取り出すと、カーナビの操作が一部出来なくなったり、走行中にテレビが映らなくなったりするためです。取り付け説明書にも、危険なのでやめましょう、と明記されていますが、自己責任で、バイパスしました。もういちど、接続が完全に出来ているかを確認し、バッテリーをつなぎ、ディスプレイも接続し、いよいよイグニッションONです。無事、一度で動作をしました。取り付け成功です!!でも、まだ、アンテナ類はなにもつないでありません。急がねば・・・。【画像9】

この写真では、ディスプレイが垂直に立っていますが、仮止めです。後に角度を調節しました。 ニッパーとカッターナイフを使い、コンソールパネルのディンプル処理された部分を削りました。それでなくてもWide-VGA用の太いケーブルが露出するのが許せなかったかで、結果は良好。すっきり処理できました。 RGBのケーブルは、かなり太く、カーペットの下のしまうのはなかなか困難でした。本体とチューナーのまわりに束ねて設置しました。
10 運転席側から見た様子
 GPSアンテナ、ビーコンアンテナ、そして、ディスプレイ(右から)
11  接続コードとスタンド
 配線が露出するのが嫌なので、SPORTに穴を開けちゃいました。
12 配線完了(ここまで約3時間)
 時間がかかるのは、ケーブルの引き回し。とにかく面倒くさい。

 次に、GPSアンテナとビーコンアンテナ、ボイスコントロール用のマイクの設置、および、それらのケーブルの引き回しをしました。すでに、カーナビは正常に機能することが確認できていたで、GPSアンテナは、室内で感度がどのくらいか調べてみました。衛星電波を受信できないのならば、室内ではなくルーフの上に取り付けなくてはなりません。でも、結果は良好でした。ダッシュボードの前の方に設置したところ、衛星を5つ前後拾います。GPSアンテナは室内に設置することに決定しました。次に、ビーコンアンテナです。これは、ディスプレイから20cmは離しように説明書に明記されていました。そこで、距離を測りながら、ちょうどGPSアンテナと、ディスプレイの間あたりに設置しました。残念ながら、私の住んでいるところは、ビーコン送信機や、FM多重放送などの電波が入らないため(地方なので・・・)、受信できるかどうかの確認は、出来ませんでした。でも、しっかりクランプなどを用いて固定しました。【画像10・11】 マイクはサンバイザーに固定し、ゴムパッキンの裏に隠しながら配線を引き回しました。

 ディスプレイスタンドは、ダッシュボードの形状に沿って曲げ、ぴったり密着することを確認してから、はくり紙をはがし、貼り付けました。さらに、3ほんのねじでがっちり固定しました。【画像11】・・・この写真では、まだねじ止めしていません。

 また、ディスプレイの接続コードは、コンソール部の脇に沿って、下から上にクランプで固定しながら引き回すと、コードがもろに露出してしまい、見た目がすっきりしないので、思い切ってコンソールパネルのディンプル処理された部分の左上に穴を開けました。裏側も少し削ったところ、意外とすっきりと(上手に)出来ました。インダッシュタイプのよいところは、配線が全く外に出ないところですが、値段が2万円以上高く、今回は購入を断念しました。でも、これならば、妥協できそうです。同じ要領で、ビーコンのケーブルもコンソールパネルの右上からパネルの裏側を配線しました。【画像11】

 GPSアンテナ、ビーコンアンテナの設置が終わり、テレビアンテナを除いて、配線がほぼ完成しました。【画像12】

 テレビのアンテナは、リアハッチのガラスか、ルーフの最後部のどちらに固定するか迷いましたが、ケーブルの引き回しの関係から、ルーフに設置しました。ルーフレールに沿ってケーブルを引き回しました。FMのアンテナと並んで、5本アンテナが並びます。テレビアンテナは、取り付けそのものよりも、コードの引き回しの方が大変でした。【画像13】

アンテナの写真です。リアハッチゲートに取り付けるよりも、ケーブルが目立ちません。 ディスプレイは、後日角度の調節をし、もう少し上を向けました。
13 テレビアンテナ
 ルーフの最後部に取り付け、ルーフレールの下にコードを隠しました。
14 すべて完了(こんな感じです)
 左下はディスプレイ接続コード、右下は光ビーコンのコードです。
15 助手席側から見た様子
 エアコンの吹き出し口には干渉なし、ハザードスイッチの操作も問題なし

 カーナビを取り付け始めて、およそ4時間。取り外したスカッフプレート、ミッションやサイドブレーキのカバー、コンソールのパネル、オーディオや、エアコン、ハザードランプのコネクタ類を元に戻して、完成しました。すぐに、動作確認をしましたが、全く問題はありませんでした。各種設定を自分好みにカスタマイズし、作業を終了しました。【画像10・14・15】(このあと、アーシングの取り付けをしました。)

 初めは、不安もありましたが、やってみると、意外と簡単に出来てしまいました。難しいのは、電源や車速信号などをどこから取るかを事前に調べることで、あとは、ただ、時間がかかるのと、配線をうまくきれいに引き回すことだと思います。取り付けそのものは、ドライバとペンチと根気さえあればよいのです。このページを見ているみなさん、カーナビを取り付けるのなら、自分で取り付けてはいかがですか?

【バージョンアップディスク】・・・2000.11.21追加
 12月発売のバージョンアップディスク(年度更新ディスク)の変更点は、下記の通りです。特に、個人宅ピンポイント検索(住所と電話番号)が魅力です。パナは他社と比べ、個人宅の検索が不可能だったので、購入に際して悩みましたが、この年度更新ディスクでバージョンアップする事により、その問題も解決されます。また、その他随所でわたしが欲しい機能が補充される点がとてもうれしいです。
 一方、削除される機能については、わたしにとって特に必要のないものばかりなのでまったく問題ありません。

■追加される新機能
●業界最多*1 全国約2,800万件住所ピンポイント検索。
●約3,000万件の個人宅電話番号ピンポイント検索。
●全国約770エリア*2をカバーした詳細地図。
●細街路もさらにわかりやすい10mスケール地図表示。ドライビングバーチャルシティマップ・詳細地図で新たに追加。
●すべての10m/25m/50m/100mスケール地図でわかりやすい一方通行マーク表示。
●東京23区内での収録箇所が大幅に増えて、合計約1,200ヵ所で表示。さらに充実したわかりやすい3Dレーンガイド。
●首都高速、名古屋高速、阪神高速に広島高速、福岡高速、北九州高速を加えて、合計約420ヵ所に増えてますます充実した3Dハイウェイ入口案内。
●電話番号であれば、市外局番、市内局番、個別番号をそれぞれ、同時発声できる連続数字音声認識。
●VICS情報で渋滞をキャッチ。現在位置から渋滞最後尾まで、スケールを自動変更して表示、VICSオートスケール。
●従来の自車位置マークに加え、RV、セダン、4WD、3種類のポリゴン自車位置マークを選択可能。
*1)2000年10月5日現在。*2)全国約770エリアには東京23区が含まれます。
■一部削除される機能。
●バーチャルシティマップの表示機能。
●ボイスコントロールでのエリア施設検索。
●VISAグルメ情報検索、観光スポットガイドの写真情報。 (文字情報は表示されます。)
●ドライブスポットガイド。
※これら削除される機能はカーナビゲーションに付属のディスクを再インストールして、再度ご使用になれます。

【インプレッション】

 しばらく使ってみてから、掲載する予定です。ただ、しばらく使わずとも一目瞭然、画面はものすごく精細できれいです。

デモの画面より

【バージョンアップディスク届く】・・・2001.04.03
 昨年12月発売のバージョンアップディスク(年度更新ディスク)がようやく、今日届きました。販売店の方に、メーカーからなかなか納入されなかったそうですが、あまりにも遅いので何度か催促してしまいました。

 バージョンアップそのものは、至って簡単。ディスクを入れ替え、バージョンアップを行うかどうかの質問に「はい」と応えるだけ。再起動し、インテリジェントルートの更新後にもう一度再起動して、バージョンアップが完了しました。時間にして、わずか数分の作業でした。

 今日は、バージョンアップを行っただけで、実際走ってはいません。明日以降しばらく使ってみようと思います。ただ、自宅付近の地図が明らかに新しくなっていて、昨年できた道もしっかりと追加されていることにすぐ気づきました。期待大です。

【バージョンアップその2】…2001.12
 前回のバージョンアップは、主に地図データの更新が多かったのですが、今回のバージョンアップにより、新機種7700シリーズとソフト的に同じ内容となりました。私の使い方で直接恩恵を預かるのは、一般道のレーン看板収録数の大幅増加や、ルート案内中の表示が3つ先までになったことは、大変便利となりました。また、地図の情報も前回に比べ大幅に更新されているように感じます。また、普段あまり必要はありません(というか、都心に住んでいないために恩恵にあずかれないのです…)が、一般道の方面看板表示や抜け道表示なども追加されているようです。これに、曜日時間別規制を考慮した案内でもつけば完璧なのですが、時期モデルにきっとついてくるのでしょう。
 また、今後HDDナビにだんだん移行していくものと思われますが、とりあえず、次に車を買い換えるまではこのナビでいけそうな気がします。
 もし、買い換えるのであれば、Wide-VGAの画面で、大容量HDD、DVDビデオの再生機能があり、CD、CD-R(MP3対応)、MDなどをすべて再生可能。さらにETC標準装備、インターネット等の利用が以前より簡単にできるようになるなどの機能が備わっていて値段が20万円以下となったときだと思います。