Visual C++ 学習日誌 No.5

1997年 8月26日
スクリーンセーバーを作ろう

CD Player を作ろうとしていた僕であったが、あまりにも覚えなければならないことが多すぎたようだ。
何か一つさせようと思うたびに、あっちの本を開き、こっちの本を開き、インターネットで情報を探す。
ということになってしまった。
そこで、ちょっとこれを休んで、別の物を作ろうと考えた。 考えついたのが、スクリーンセーバー。 これなら、結構簡単に作れるだろうし、難しくないだろうと思ったのだ。

スクリーンセーバーはいろいろと他のソフト違うところがある。だから、標準のAppWizardは使えない。 自動生成されるのはドキュメント・ビュー・アーキテクチャのコードだ。
そこで、Custom AppWizard を作成して、独自のコードを自動生成できるようにする事にした。 しかし、これを作るのが、また、大変だった。
このために、3,689円の本と5,000円の本を買わなければならなかった。
読んでもわけわからなかったから、結局、最後の手段、究極奥義、
「当たって砕けろ式、適当にやってればいつかはできる。本はわからなくなったら読めばよい」
で いきなりよくわかっていないのに作りだした。
 幸いサンプルプログラムの中にスクリーンセーバーのサンプルがあったので、そのコードを参考にした。
全部いただこうかと思ったが、人の作った物はよくわからない。結局1から作る事にした。
 初めに AppWizard でダイアログベースのアプリケーションの基本コードを自動生成した。
ここでできたダイアログボックス用のコードをそのまま設定用のダイアログボックスに流用することにした。
 それから、サンプルプログラムを参考に、全画面を覆うウインドウを作成するコードを書く。
ここに、スクリーンセーバーの実際の画面が出るのだ。
そのほか、スクリーンセーバーの規則に従って、コマンドラインの解析をするプログラムを組む。
"/s"を指定されたらスクリーンセーバー、"/c"を指定されたら設定ダイアログ、"/p"が指定されたらプレビューというようにするのだ。
これらのコードはサンプルプログラムを参考にした。
 こうして、スクリーンセーバーとしては何にも役に立たないが、基本コードを持っている「骨だけプログラム」が完成する。
次に、この「骨だけプログラム」をベースにして Custom AppWizard を作る。
それから、Custom AppWizard を作るのも1つ小さなトラブルがあって困ったが30分で解決した。

いや、それにしても、適当にやってできてしまうものだ。
サンプルプログラムが無かったらどうなっていたかわからなかったが、
そういえば、今までの言語の時も、サンプルプログラムをたくさん入力しているうちにおぼえたんだったなあ。

スクリーンセーバーができたら、ホームページで公開しようと思う。
しばらくスクリーンセーバーばかりになったりして....
そうだ、ランダムにスクリーンセーバーを起動できるソフトでも作ろうかな。

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