里山仕事・しょんた塾 しょんただより Vol.1
しょんたにお越しいただいたみなさま、来られなかったけど、あらかじめ協力・参加をご連絡いただいていたみなさま、応援を申し出ていただいているみなさま、あらたに参加や手伝いや応援を申し出ていただけるかもしれないみなさま、どうやら里山仕事「しょんた塾」はちかじか出発できそうです。
もくじ-----------------------------------------
■ 集まったひとびと■ 肝煎決定
■ 当面の行動日程
-----------------------------------------
27、28の両日で都合23人の方々が「しょんた」にいらっしゃいました。このほかに、当日は都合がつかないが是非参加したい、という人が4人です。
総計27人の内訳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
県内内訳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
県自然保護課からのお二人や、東京からの5人を除外し、希望欄に区分を記入されなかった方々を斟酌すると、おおむね14,5名が最初の塾生になりそうです。
準備委員としてご希望いただいた方および諸般の事情でお願いした以下の5名を準備委員転じて全般的な運営に当たる肝煎(きもいり)といたします。追って肝煎の寄合(よりあい・会議)を持ち、正規の塾生希望者を確定して塾生全員が集まる惣寄合(そうよりあい・総会)を開き、ここで詳細を決定する予定です。肝煎の構成も多少変化する可能性もあります。
肝煎の構成(敬称略)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
いいだしっぺ:主宰者 |
|
|
|
|
元農林短期大学校講師 |
|
|
|
|
東京農大卒、神谷城の元住人 |
|
|
|
|
金谷町企画課職員..公務にあらず |
|
|
|
|
岡山県の山育ち、草刈名人 |
金谷で3人、隣接自治体から2人と、集まって相談などブツのに適当な距離と人数、いずれも男盛り、メールアドレスをお持ち、家族の理解も概ねOK、と理想的な構成になりました。遠慮したり、謙遜したりでほかにも準備委員候補がいらっしゃる可能性がありますが、そうした方々は個別の企画や計画で中心的な役割を果たしていただくこととします。
2月27日(土)
前夜は雨、朝10時には雨はあがったものの空は一面の雲、風もかなり。最初にしょんた大蒲池(おおがまち、中心部の田んぼの名前)にやって来たのは県自然保護課のHさん。集り具合が一番心配な様子。こちらは「なーに4,5人来れば立派なモンよ。塾ってのはそんなにゾロゾロいなくても平気平気」と至って余裕。
3人目は静岡と清水から乗りあわせてやって来たグループ「遊森民」の自然観察指導員のNさん、Yさん(Nさんは静岡県に23人いらっしゃるあこがれの「森林インストラクター」のおひとり)。続いて地元金谷のOさん、長泉から軽トラでやって来た花粉症で覆面してても眼が真っ赤な学生のKさん。島田のTさんも風邪で鼻グスグスながら到着。ほんじゃまぁーこれだけ集れば、というので、しょんたの山の見学に出発。あちこち見て歩いて大蒲池に戻ってくると、藤枝のCさん、Kさん、清水からKさんなどが到着。
みなさんにナイフで鉛筆を削らせ「申込書」を記入してもらい、簡単に今日の行動予定の説明(といっても20日に予定してる藤枝市南駿河台の植樹に使う竹の切り出しだけ)。概略の塾の構想の補足、ユニフォームの相談、13日の田島沢の植林、20日の南駿河台の植樹などの協力計画、3月末にしょんたの10年生ヒノキの枝打ちの計画、などを説明。2日間の参加者に別途、案内することにする。
見にくい地図なんぞアテにしないで文章を頼りに一発で着いた人もいたものの、あとから到着した人達は不十分な地図でだいぶアチコチ迷って到着したことが判明。神谷城を「かみやじょう」というお城があるものと思ってた人もチラホラ。なにせ「しょんた」という小字(こあざ)を知ってるのは神谷城(かみやしろ)でも60代以上だから、人に聞いてもわからない。それでは、というんで看板を作る事に衆議一決、さすがにみなさん腰が軽い。午前中だけの予定の人も多くて、残るメンバーで竹の伐りだしと看板づくりが午後の行動に。
昼食後コンパネを取ってくると早速ポスターカラー(こういうものが直ぐ出てくるところがすごい..Hさんありがと)で1枚、大きい1枚は竹を小割りにしてそれで字を浮き出させる、杭を打つ....とさっさと2枚ができあがり、1枚は大蒲池の取っ付き、1枚は県道からの入り口のガードレールに取付け。
100本ばかりの支柱ができたところで風邪で参ったTさんは「明日来る連中にも仕事を残しておいてやらなきゃカワイソー」というので撤収。風もずいぶん出てきたので4時には解散。
2月28日(日)
朝から雲ひとつ無い大快晴、風ばっかりは遠州のなんとやらで覚悟。最初に到着したのは菊川町のYさん。続いて東京から全林協(全国林業改良普及協会)の編集者MさんとNさん、Sさん、Kさんの若い女性3人組が到着。5人を案内してしょんたをひとめぐりしてくると、金谷のOさん(2日目)、Hさん、2日目の島田のTさんは夫婦(風邪でフーフー)で。藤枝で本格的な林業技術承継を企画中のEさん、しょんたの未来の住人Hさん夫妻と賑やか、天気もそこそこの風はあるもののポカポカ陽気、みなさんで前日の続きの竹伐りに精を出す。
ひとしきり竹を伐りだした後、風当たりの少しゆるやかな陽溜まりで昼食。榛原町のUさん、自然保護課のSさんも到着。赤松の輪切りをイスに車座になって、自己紹介やら塾の構想説明やら、藤枝のHさんは陶芸家なので登り窯の話やらと賑やかに。
昼食が終わって伐りだした竹を支柱に仕立てる作業。割ったり切ったり縛ったり賑やかにやってると150本の予定が250本も作っちゃったのに気がつく。Tさん悠揚として曰く「わかりました、グリーンバンクからいただく苗木を増やしましょう。たくさん植えれば風倒も減るでしょうし、後から除伐してもいいし」..ということでハズミで植樹本数が100本増えることになりました。....なんかハナシが逆みたい。
この間Tさんの奥さんは3枚目の看板制作にいそしむ。とってもしゃれた看板が完成して大蒲池の上り口のエゴの木に吊るす。
さて一方、東京から来た女性軍はパワーが余っちゃって「なんかやらしてくださーい」。棚田の草刈りがほっぽらかしになってて、ちょうどいいのでそちらにかかってもらう。
彼女達は全林協が高尾山に所有する山林の手入れをやっているとかで、腰鉈、山鋸、足ごしらえ身ごしらえもしっかりと、竹伐りなんぞは実に堂にいった手さばき。安心してお願いしたところが見ててこちらが青くなる。要するに、鎌を全く使ったことがないことが判明。鎌は叩くのでなくて引くもの、
からイロハを伝授。山仕事と里山仕事の違いは鎌の扱いにかかっていることをあらためて発見。考えてみれば、里山仕事の相当部分が鎌仕事なんだ。
見ててまだ危ないのでススキ、クズが絡まってるところはやめにして、ササだけが1.5メートルくらいに揃って繁ってる田んぼに移ってもらう。上から見てると細ーく身幅だけ溝掘りみたいに刈り進み、カヤネズミの巣なんか見つけて喜んでる。竹の支柱の始末を終えた男衆も集ってきて、下刈り用の大鎌を振るいはじめる。コーチできないので、刈り散らかすのもまぁしょうがないか、ホントは束ねて始末したいんだけどさ...
ここで、それまで竹ヤブで切り穂や枯れ竹の始末を黙々とやっててくれた菊川のYさんが登場。鎌さばきも鮮やかに笹刈りの見本ともいうべき「わざ」を披露してくれる。聞けば子供の頃に身体で覚えた様子。大喝采。あとからメールをいただいた
ところによると、Yさん2日ほど腰が痛んだとか。東京女性軍は榛原のUさん(60代)の学生さん?という見立てとは相違して、みなさん30代半ば過ぎだったんだけど....
そこそこ汗もかいたし、で切り上げて大蒲池に戻ると、Uさんが竹とんぼと篭あみのヒゴを作り始める。蔦の細道公園の準備を終えた藤枝のCさんも2日目の合流、竹とんぼ作り、竹とんぼ飛ばしでおおいに盛り上がる。
陽はまだ高いけれど4時に解散。東京組はUさんの案内で相良町の「子授け温泉?」に向かいました。....みなさん独身のご様子だったんだけど....
さいごになりましたが、ご自身の結婚式の打ち合わせで来られなかった小笠町のビオトープ管理士Sさん(20代前半?の女性)、親戚でご不幸があった浜松在住、全国棚田保全協会の静岡ただ独りの会員Iさん(60代男性)、株主対策に上京してた藤枝「水車村」国産紅茶会社社長(本業は主婦)のIさん(?0代女性)、山仕事に飢えてる東京のイラストレータNさん(?0代女性)の方々が参加できませんでした。
(予定は肝煎寄合で検討、変更の可能性あり)
|
|
3/ 7 |
磐田市福祉センターで「森づくり意見交換会 」 |
3/13 |
岡部町田島沢植林....................対外協力プログラム |
3/20 |
藤枝市南駿河台滝ヶ谷公園の植樹......対外協力プログラム |
3/21.22 |
里山づくり入門講座 第3回 |
3/27.28 |
しょんた塾 旗揚げ 2日目の作業終了後「惣寄合」を予定 |
4/10.11 |
しょんた塾 第2回企画 |
4/24.25 |
ヤマザクラ、ウワミズザクラの開花期により日程を検討 |
|
|||
|
|||