里山仕事・しょんた塾

しょんただより Vol.14


緑がいやましに深まっています。エゴの花もすっかり散ってしょんたの田んぼは一面のヨシ。黄色いハンカイソウが盛り、ササユリがこれからです。

もくじ

■ 6/17,18 刈払機の安全講習・実習

■ しょんた塾・これまでの活動から

■ 静岡森づくり情報(県緑推)から

 


■ 6/17,18 刈払機の安全講習・実習 ■■■■■■■■■■■■■■■■■

夏草刈りです。日本財団の助成金で購入した5台の刈払機を教材に行ないます。

会場 しょんた

日時 6月17日(土)、6月18日(日)

   両日とも、午前9時30分現地集合、午後3時30分現地解散。

   ご都合のつく日程にどうぞ、無理に両日参加の必要はありません。

   当日朝7時の時点で雨が降っていれば中止です。

   不明の場合は肝煎総代に問いあわせてください。

   先発・資材搬送協力が可能な方は事務所(総代宅)に9時集合。

 

目標 1 刈払機の安全で正しい使い方、美しい刈払法の習得を図る

   2 ササの勢力を減退させ、林床、畦畔の植生の多様化を図る

 

道具 カマ、刈払機、自前のものがあれば持参下さい。手ぶらでも結構です。

服装 長ズボン、長袖シャツ(できれば作業用の上着)、帽子、軍手or革手

履物 ワークブーツ、安全靴、地下足袋など。

   ゴム長があれば田んぼのヨシ刈にも重宝です。

装備..タオル(2本以上)、雨具(念のため)、腰からつるす蚊取り線香入れ

   筆記用具、飲物、オヤツ、弁当(コンビニも近い)


■ しょんた塾・これまでの活動から ■■■■■■■■■■■■■■■■■

□ 5月20日(土)21日(日) 諏訪原城址の竹伐り(定例活動)

第1日は前夜から雨、7時時点で雨が降っていたため、電話での問合せ数件および金谷町教委には「中止」を連絡。9時半頃には雨が上がったので、念のため諏訪原城址に出かけてみるとS、Cの2会員が定刻に集合。ムダ足もナンだし一応明日の下見を、と3人で行動予定地の4号堀に行くと物音。

雨上がりだが足場の良いモウソウ竹林にすごい勢いで伸びているタケノコをM会員が伐採中。結局4人して昨年末に伐った4号堀濠底のタケノコ約200本程を倒す。昼にはほぼ伐り終え、後は下草が濡れている場所は明日、ということにして解散。

駐車場に戻るとハイキングに来ていたらしい人が、「どうもカモシカらしいのが居ましたが出会いました?」と語りかけられる。

第2日、天気は曇。集合場所には、昨日に続いてS,C会員に加えI会員、勘定役と町教委から2名。この日は掛川市の中学生が遠足で金谷駅から掛川まで歩くとかで三々五々通りかかる。町教委のYさんに昨日の「カモシカらしきもの」の話をしていると通りかかった中学生が「ウシみたい」なモノを見た、という。Yさんは「中学生に危険があるといけない」というので目撃されたらしい本丸付近の偵察に出かける。

5名は4号堀の斜面に取りつく。Yさんが戻ってきて「間違いなくニホンカモシカ」とのこと。休憩しながら、いったいどこから来たのだろう、しばしカモシカ談義。S会員ほかカメラをもって再度偵察。目視はできたが写真撮影は不成功。

さて作業の方は午前中に濠の斜面と濠底の刈払が完了。時々太陽が顔を覗かせ、爽やかな風が吹き渡る場所で昼食。書方役がお茶仕事の休憩にカメラをもってあらわれカモシカの話をすると急いで出かけるもこちらは不発。作業の様子を撮影してもらう。

後は、濠の斜面の上の台地部分のハチクの伐採。約80坪200本ほどを伐って搬出。ずいぶん林内が明るくなった。天気も良く心残りもあるが、午前中からずいぶん張りきってやったので多少疲れもあり、予定時間の3時半で行動を終了・解散。

 

□ 6月3日(土) しょんたクロチク林タケノコ退治

しょんたのクロチク林の回りに、ハミダシタケノコがそれこそ「雨後のタケノコ」状態で林立し始めており、電子メールでの肝煎寄合の連絡のついでに、状況を添え書きしておいたところ、この日谷許肝煎が挑発に乗って現れた。2人してタケノコ伐りと整理を終えて一息ついていると、新入会員の藤枝のMさん2人(2人とも同性、別に親戚ではなく職場の同僚)が連れ立ってやって来た。

聞けば2人ともしょんたは初めてなので定例活動に参加する前に下見とのこと。ピカピカの新車なのでそれとなく聞くと、山仕事を始めるにあたって先ずクルマを買った、という。ナタも買いたい、というので谷許肝煎と2人がかりで、慌てないでいろいろ試してから、山の神サマの理解を得られるように慎重に運びましょ、と説得。ハチクのタケノコのおいしそうなのをお土産にしてもらうことにする。ひとわたりしょんたを案内。

 


■ 静岡森づくり情報(県緑推)から ■■■■■■■■■■■■■■■■■

6/5発行第32号から、独断と偏見にもとづき、一部を転載します。

●森づくりグループ活動支援推進事業    (社)静岡県緑化推進協会

県民参加の森づくりを一層促進するため、ボランティアとして森づくり活動に取り組んでいるグループの活動に助成します。

 

○助成対象経費

(1)森林保全作業に必要な器具、資材等

(2)その他森林の保育活動に要する経費

○助成額   活動回数     限度額

    3回以上5回未満   20万円

    5回以上10回未満  25万円

    10回以上      30万円

○12年度募集数 4団体

○申込期日    6月末

※ 昨年度25万円の助成を頂いた事業です。今年度の応募を肝煎寄合で相談しました。刈草や除伐木の始末にチップに粉砕する機械で手頃なのがあったら申請しよう。ということで増田肝煎が調査することになりました。

 

●国民参加の森づくり指導者研修会     (社)国土緑化推進機構

市民団体によるボランティア活動、多目的機能発揮のための森林施業、木質バイオマス発電による林業振興等の面で先進的なフィンランド、オーストリア、ドイツ3カ国訪問、その活動状況を視察研修します。

○旅行期間 平成12年10月2日(月)〜13日(金) 12日間

○視察先  ウィーンの森、黒い森、木質バイオマス発電所 等

○旅行代金 ¥510,000

○締切   9月1日(金) 募集定員30名になり次第締切

○問合せ  (社)国土緑化推進機構 03-3262-8451 FAX:03-3264-3974

 

●国土緑化運動・育樹運動標語募集    (社)静岡県緑化推進協会

緑化に関する平成13年度用のポスター等に使用する標語を募集します。

○提出期限 9月8日(金)  ※ 詳細省略

 

●「里山づくりハンドブック」配付      静岡県森づくり室

※ なかなかうまくまとまってます。まだ余部があるそうです。

  ハガキまたはFAXに郵便番号、住所、氏名、所属団体を明記して

  〒420-8601 静岡市追手町9−6 静岡県森づくり室 まで

    FAX:054-255-6495

 

●第1回森づくり県民大作戦実施結果

ボランティア団体  17団体  29行事  2,064名

企業等        3団体   4行事    998名

市町村事業      9団体   9行事  1,231名

県事業        1団体  11行事  2,097名

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総 合 計     30団体  53行事  6,390名

※ 4月15日から5月15日の間の「大作戦」の結果です。しょんたの4月の定例活動(コナラ植栽)も含まれています。ボランティア団体のウェイトもなかなかのモンですな。


       編集 特定非営利活動法人 里山仕事・しょんた塾

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