里山仕事・しょんた塾 |
しょんただより Vol.26 |
立春ともなれば、とスミレを捜してみましたが、かろうじてフキノトウが見つかっただけ。冬越しした植物のロゼッタ葉の緑が深みを増し、スギの花粉が飛び始めています。ヤマザクラの花芽の赤みはまだ微か。 |
もくじ
■ 惣寄合招請、会費納入のお願い ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
3月31日(日)第5回定例惣寄合をおこないます。平成13年度事業報告と平成14年度事業計画、平成13年度決算と平成14年度予算、役員改選などが議題です。日時、場所は追って連絡しますが、午後1時か2時から金谷町交流センターあたりを想定しておいてください。 惣寄合の成立・議決には会員資格の確定が必要です。会費が未納の方は急いで入金をお願いします。正会員(議決権有り)会費は年額3千円、賛助会員(議決権なし)は1口2千円です。賛助会員であった方が正会員になる場合は入会金(2千円)は免除されます。入退会は自由ですからご遠慮なく連絡ください。 |
■ 金谷森づくり教室・椎茸菌打ち ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2月17日(日)金谷町が大代地区で進めている森づくり教室、今年はシイタケの菌打ちが企画されました。ホダ木つくりから菌打ちまでの体験教室。菌打ちの済んだホダ木は「お持ち帰り」無料です。あ、参加費も無料。 しょんた塾にも参加要請をいただきました。肝煎総代がお手伝いに参ります。ご都合の着く方は奮ってご参加ください。弁当、水筒、軍手をもって朝8時半に大代の童子沢(わっぱざわ)親水公園駐車場に集合。ヘルメット、なるべく小さい金づちは主催者でも準備します。 申し込みが必要です。金谷町役場農林課農山地整備担当(0547-46-5627)まで。 |
■ 静岡森づくりミーティング開催 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
〜どこへ行く静岡の森づくり〜 森づくりグループや森づくりに興味のある方々が集まり、今後の森づくりの新たな糧となるよう活動の現状や悩み、課題を自由に話し合います。 日時 平成14年2月24日 (日) 13:00〜16:30 場所 グランシップ 映像ホール 内容 ●「森づくりグループ活動報告 〜現状と今後の課題を中心に〜」 樵の会 NPO庵原里山研究会 NPO土に還る木・森づくりの会 ●「各地の森づくりボランティアの現状と今後の方向」報告 報告者:元東京農業大学教授 紙野 伸二 氏 ●ミーティング(意見交換) 定員 80名(先着順) 参加 無料 申込み・問い合わせ先 静岡県環境部森づくり室 ミーティング係 〒420-8601 静岡市追手町9-6 |
■ 笹間森づくりフィールド 陣屋ノ段 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
川根町森林組合長の岡村さんが県の森づくりフィールドバンクに提供・登録ししょんた塾肝煎の増田さんが呼びかけて始まった川根町笹間上での森づくりがのべ50人ほどで地拵えも概ね終了、いよいよ植栽にかかります。肝煎寄合で3月の定例活動をこの企画に合流することにしました。 無双連山に武田氏の城があったといわれ、その南面に位置した前衛陣地、称して「陣屋ノ段」。南西に広く俯瞰できる山の頂上で、見晴らし風通しは最高の立地、傾斜が緩いのも頂上部分の利点です。 以下は増田さんのチラシから転載。 ---------------------------------------------------------------------- 陣屋ノ段は、完全に整地したとは言えないまでも、何とか植栽できる状態になりました。1月20日の地拵えでは、所有者の岡村さんも随分と精を出していて、「今日で終わらせる」という意気込みが伝わってきました。0.5ha x 90% = 0.477ha x 3000本 ≠ 1400本 この内200本を広葉樹として、1200本をヒノキとする。200本の広葉樹は頂上付近に植え、生産林の中に一条の色付けをする。 日本の森林面積は2514万ha。0.53haは僅かではありますが、その価値は単に面積ということではないと思う。仲間と協力して作業をする。土、草と格闘することで、自然の有様、森林の形態を一層知ることができる。かって生産林であった林を再生する。それが防災林にもなる。作業に携わった人達が知識を増やすことで、次の活動の場がより有効に広がっていくことだろう。植林に手を貸してもらえないでしょうか。 植栽日:3月10日(日) 予備日:3月17日(日) 参加費:500円 集 合:7:45 JR金谷駅前 8:30 道の駅・笹間渡(川根温泉) 9:00 笹間上・岡村さん宅近くの製材所前 持 物:弁当、飲み物、風呂敷き大のビニールシート、あれば厚い鍬 連絡先:〒428-0029 榛原郡金谷町金谷1877 増田宜春 TEL/FAX: 0547-45-3975 E-mail: GEB01271@nifty.ne.jp ---------------------------------------------------------------------- |
■ カヤネズミTV番組放送ご案内 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
自然を愛するみなさま こんにちは。畠@全国カヤネズミ・ネットワークです。先日はカヤネズミに関する貴重な情報をご提供いただき有り難うございました。 さて、このたびテレビ朝日系全国ネット「素敵な宇宙船地球号」で、カヤネズミ特集が放送されることになりましたので、ご案内申し上げます。 タイトル:「カヤネズミ物語 草の家に迫る危機」 放送日時:2002年3月10日(日)23:30〜 詳細は下記をご覧下さい。 http://www.ne.jp/asahi/doken/home/charoko/kaya/tv020310.htm 京都の木津川を中心に、2年間の長期にわたり、カヤネズミの暮らしと彼らを取り巻く現状が詳細に記録されたドキュメンタリー番組です。カヤネズミの貴重な生態や、国内外における保全活動の事例など、見所満載です。私自身は撮影協力、出演という形で関わりました。お忙しいとは存じますが、もしお時間に余裕があるようでしたら、ご覧頂ければ幸いです。また、ご覧になられたご感想等いただけると嬉しいです。 <環境goo大賞2001 優秀賞受賞!> 全国カヤネズミネットワーク(略称:カヤネット) 事務局 畠 佐代子 |
■ 県民大作戦・諏訪原城址竹退治 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
昨年に続き第3回森づくり県民大作戦への参加呼びかけが参りました。肝煎寄合では、例によって4月の定例活動を諏訪原城址の竹退治とし、これを広く呼びかけて「県民大作戦に協賛」することにしました。 第3回のサブテーマもまた「竹林の拡大から里山環境を守ろう」であり諏訪原城址整備を継続的に行っていくうえで、春の竹退治と秋からの間伐をしばらく続けることになりそうです。 以下は「参加申出書」からの引用 ---------------------------------------------------------------------- 行 事 名 諏訪原城址の竹退治作戦 実施主体 特定非営利活動法人 里山仕事・しょんた塾 所在地 榛原郡金谷町本町2丁目 FAX:0547-47-0051 連絡担当者 肝煎総代(きもいりそうだい) 奥村 正志 後援協力等 後援(予定)金谷町 金谷町教育委員会 協力(予定)樵の会 実施時期 平成14年4月14日(日)午前9時〜午後3時 実施場所 金谷町諏訪原城址、4号濠法面付近 参加予想 50名 行事の概要 教育委員会より諏訪原城址の城郭史上の位置等についての説明を 受けた後、前年、前々年の作業結果を視察、作業の意味と具体的 な方法、安全措置のレクチャーを受ける。班編成をして作業する。 参加者公募 おこなう 公募の内容 資格条件 特にないが成人を対象とする 募集人数 予想はあるが限定はしない(来るだけ受け付ける) 応募方法 ハガキ、FAX、e-mailのいずれかにより、 氏名、年齢、性別、住所、電話、経験の程度 を記載して申し込む (前日まで受付) 問いあわせ 主催者まで(応募に準じた方法でお願いします) その他の事項 受付は当日現地の集合場所でおこないます。申込みにたいする返 事はいたしません。当日現地に来てください。 服装等 作業のできる服装(法面は崩れやすく、全身が土で汚れます) 足ごしらえのしっかりした靴(地下足袋、くるぶしまでのブーツ) ヘルメット(主催者でも用意しますが慣れたものがあればそれを) 軍手(滑り止め付きかできれば皮手) 持ち物 ナタ、鎌(厚手のもの)ノコギリ(できれば竹挽き)は主催者で も用意しますが慣れたものがあればそれを。弁当、飲料水 集合場所 諏訪原城址駐車場 ---------------------------------------------------------------------- |
大変ご無沙汰しております。先ごろやっと第三の実験地開拓が始まりました。荒れた神社の境内林に手を入れることになり、ふるさとをたのしくする会とは別に、妙見神社鎮守の森を育てる会と言う組織を立ち上げました。地元自治会や神社委員会を中心とした組織ですが、まだほやほやです。NPOの大先輩である‘しょんたじゅく‘のお力をぜひお借りしたいのですが、いかがでしょうか?三月までの間で見学交流会の可能な時期がありましたら、ぜひともお願い申し上げたいと思います。 故郷をたのしくする会事務局 渡邊英樹 静岡県庵原郡富士川町岩渕1488-1 富士川楽座内 (有)駿河屋賀兵衛 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Tue, 29 Jan 2002 おめでとうございます。静岡新聞の掲載記事も読みました。日常生活圏・文化圏そのものに立脚した成り立ちに敬意を表します。その集落に育ち、暮らしているひとびとの共同性の象徴のような「社(もり)」になるといいですね。鎮守の森、という方向にはいろいろと興味が湧いて参ります。 月1回の定例活動がやっとの非力なウィークエンドNPOには、恒例となった諏訪原城址の整備活動以外にはしょんたから離れた企画がなかなかできません。故郷をたのしくする会がなさる活動にあわせて覗かせて貰うくらいならできるかもしれません。お互いに会報などを交流してみるところから始めてみませんか? 実は<@satoyama-net.org>というドメイン名を押さえてあります。時間かパワーができた時これを活用したいと考えているのですが、なかなか機会が得られそうもありません。細々とした交流もいずれは大河のごとく。 特定非営利活動法人 里山仕事・しょんた塾 肝煎総代 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Mon, 11 Feb 2002 |
長野県の岡谷市にある岡谷西部中学校の教師です。卒業間近となった3年生の学級担任をしております。 生徒が入学した’99年の5月に給食に出たビワの種を鉢にまいたところ100本以上の芽が出ました。それから3回目の冬を越そうとしているところです。ビワの木は生徒たちが当番で水をくれ夏はベランダで、冬は教室に入れて育ててきました。80本ほどが25〜30センチになっています。 生徒たちはあと2か月あまりで卒業します。枯らせてしまうのは惜しいので、何とかならないかと、学級会で話し合いましたが、本数も多く、学校の室内に置けば大変手が掛かります。露地に植えれば冬の寒さで枯れるのは目に見えています。そこで、温暖な土地の方にお願いして「山のふもとなどの空き地に植樹させていただけないだろうか」ということになりました。 長崎県・愛媛県・千葉県など温暖な土地で栽培がさかんと聞いています。どなたか、もし相談に乗っていただけるようでしたらご連絡下さい。生徒代表とともにビワの苗をもっておうかがいします。このビワの木とともに3年間の中学校時代を過ごした生徒たちにとって一生の思い出に残る植樹となり大人になっても必ず木や山を大切にする人になってくれるものと思います。どうかよろしくお願いいたします。 長野県岡谷市川岸中1−1−1 岡谷西部中学校 3年2組担任 八幡研一 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Tue, 22 Jan 2002 八幡先生 しょんた塾の関係者に転送したメールに2件返信が来ています。 手間を省いて、コピーペーストします。 1 静岡県庁環境部森づくり室の職員から Date: Thu, 24 Jan 2002 ビワは民家の庭に植えると病人が出ると言って嫌う地方もありますが、6月に熟す実はとても美味しいし、花のない冬に咲く数少ない木なのでメジロ等も集まっていい木です。 森づくり室にもビワが植えられるような温暖な土地が手に入りそうです。もとミカン園なのでたぶん大丈夫だと思います。広さは十分あるので何本でも引き受けられますが、植栽時期が卒業記念となると3月中ということになるでしょうか?できたら4月の森づくり県民大作戦中にやったら面白いと考えます。 この場所は将来的には県民に森づくりの場として開放を考えているので、収穫したビワは森づくりボランティアや近くの老人医療施設に寄付するのもいいなと思います。 ただし、植栽前には10年も放置したミカン畑なので地拵えが必要なのですぐにというわけにはいかないかもしれません。もう少し、詳しい話がわかるといいです。 2 しょんた塾会員のひとりから Date: Thu, 24 Jan 2002 「FWD相談に乗って下さい」の枇杷の苗木の件ですが、小生のかかわっている藤枝市の「21世紀の森づくり」で、3月9日に運動公園に500本の雑木を植える計画があります。その中に組み入れられないかと考えました。ただ、そのための準備の会議が2月22日なので間に合うかどうか、と心配しています。一応市役所の担当の主幹にメールを送って相談をしておきます。ご意見をお聞かせください。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Thu, 24 Jan 2002 私どものビワの木について、身勝手な相談を申し上げ大変恐縮しております。さっそくご連絡いただき誠にありがとうございました。しょんた塾のみなさんも、すばらしいネットワークを創っておられるのですね、びっくりいたしました。 1月23日、24日、25日と私の相談メールを各地の旁におとり上げいただき各方面から20通ものご親切な返信を頂きまして、本当にうれしい思いを致しております。 「植樹などと言ってもその後のビワに無責任になってしまうのではないか」「植えるだけでなく、生徒たちや、学校同士や、地域との交流を考えること」「人為的に持ち込んだ植物でその土地本来の自然の摂理を乱すべきではない」「種をまき育てた生命には、最後まで責任を持つべきことを教えなさい」「実から育てたビワは、栽培用にはならないが、葉はお風呂に入れてもいい」 いろいろな面から考えていただき、きびしいご指摘やアドバイスも頂き、私どもが先行きも考えずに育ててきたビワですが、多くの方々の御指導を頂いたり交流するきっかけになったことに心から感謝しております。 さいわい、愛知県の「リリオの会」の方から近隣の小学校などに植樹の計画があるからそこに組み入れるなどして私どものビワを受け入れて下さるとのお話を頂きましたので、長野県とは近いこともあり、そちらにお願いすることにしました。 3年2組の生徒たちとは、高校進学を控えての受験勉強の合間に卒業文集の原稿を書いたりしながら、ビワの苗たちの行き先が決まりそうなことを喜び合っております。ご心配いただきましたこと、重ねて深く御礼申し上げとりあえず、御報告と致します。ありがとうございました。 長野県岡谷市川岸中1−1−1 岡谷西部中学校 3年2組担任 八幡研一 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Sat, 26 Jan 2002 八幡先生 本当に良かったですね。 いろんなところで、いろんな人たちが、この結果を喜んでいるいることを、生徒さん達にお伝えください。3年2組の生徒さん達が、厳しい指摘・指弾もふくめた多様な意見を受け止められる機会になるといいですね。 申し遅れましたが、しょんた塾のサイトをご覧になってお便りいただいたことを、たいへん名誉に思っています。ありがとうございました。 特定非営利活動法人 里山仕事・しょんた塾 肝煎総代 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Sun, 27 Jan 2002 |
●空港の森ルネッサンス作戦 ボランティアリーダー養成講座 ○募集人員 20名程度 ○応募資格 どなたでも可。ただし「空港の森ボランティアリーダー養成講座」 (全3回)に出席し、「第2回空港の森ルネッサンス作戦 3月 末〜5月末)」にボランティアリーダーとして参加できる方。 参加無料。テキスト進呈 ○講座 第1回 2/14(木) 19~21時 郷土種による森づくり、静岡空港の概要 第2回 2/20(水) 19~21時 苗木の育て方と植樹方法 第3回 3月上旬(日) 現地見学と植樹実地講習 ○参加申込 FAX かハガキにより必要事項(申込者氏名、年齢、性別、住所、 連絡先)を明記の上、以下に申込。 ○申込先 〒420-8601 静岡市追手町9-6 静岡県空港建設局 FAX:054-221-2159 電話:054-221-3271 |
編集 特定非営利活動法人 里山仕事・しょんた塾 |
|
||