山間に蕎麦を蒔くと、1週間くらいで胚芽のところから新芽がでます。
それだけ胚芽の部分は栄養のかたまりで、生命力の源です。

米や小麦粉は胚芽の部分が粒の端に存在しますので、精米・製粉の工程でぽろりと、はがれてしまいます。
蕎麦の場合は、下の図(T)のように中央にS字型に大きく分布しているので、
取れにくく製粉の工程で自然に粉に混入されます。
そば粉7割・割粉3割でそばを作り、150グラムのそばを召し上がって頂くとして、
試算しますと、およそ2800個の胚芽を召し上がったことになります。

そばの国際シンポジウムで、外国の緒先生が、そばはすばらしい食品である。
「21世紀の食品はそばである」と激賞なさるのも、
こんなところにその秘密があるかもしれません。



そばを食べると、すぐお腹がすくと言われるのは何故でしょうか?
それは、そば粉の澱粉は他の穀類の澱粉よりジヤスターゼによる消化が非常に早く、
そのうえ、水でも十分と言われるほど、糊化温度が低いからです。
そのため、そばは腹いっぱい食べても胃にもたれる感じがなく、すぐに消化吸収されるからです。
また、そばは蛋白質をはじめ、カルシウム、カリウム、鉄等多くのミネラルを含んでおりますので、
骨や血や筋肉を作るのに役立ち、お子様の成長促進に最適です。
また老化を防ぐビタミンEをはじめ血圧を下げるといわれるルチンも含まれていることが広く知られております。



大切なあなた!! 健康のために!! 是非おそばをおいしく召し上がりください。



図 (T)

 構成割合(%)   粗蛋白質(%)   粗脂肪(%)   粗繊維(%)   粗灰分(%) 
 胚乳 53 4.3 0.4 0.35
 胚芽 16 33.0 7.2 3.0 5.40
 種皮(甘皮)  12 44.5 11.1 4.2 7.30
 殻(果皮) 19 4.0 0.6 43.5 1.60


そば処 橋本
(ほーむ)