不定期に「橋本」のそば通信「そばの豆知識」を掲載します。
Vol.1は、 体調に合わせたメニュー選び」…症状別そばメニュー
「そばの栄養学」…理想は1日1食はそばを食べよう!
Vol.2はこちらのページへ

◇そばには「ルチン」という効果が高い栄養素が含まれる◇
ルチンは毛細血管の強化、血圧降下作用、膵臓機能を高める働きがある。
◇1日1食そばを食べるのが理想的◇
そば1食分にはルチン100ミリグラムが含まれている。
◇そばを食べ続けると記憶力が活性化する◇
ルチンを含むソバボリフェノールは脳の記憶細胞に有効なことがわかってきた。
◇そばを食べるときは一緒にビタミンCもとろう◇
ルチンとビタミンCを一緒にとるとさらに効果がアップする。
◇そばは便秘にも有効◇
そばにはヘミセルロース(食物繊維)が豊富に含まれている。
◇体調に合わせてそばの具を変えるとよい◇

そばのいいところは、種物と呼ばれるバリエーション豊かな具がのっていることです。
そば本来が持っているパワーと具のパワーを同時に体内に摂取できるのです。
そばには、各種薬味が付いています。薬味にもそれぞれ効能があります。
◇七 味… 血行をよくし、消化吸収を高めるカプサイシンとカロチンが含まれています。
◇ネ ギ… アリシンという成分がそばのビタミンBの吸収を高めるほか、疲労回復、冷え性に効果があります。
◇ワサビ… 辛み成分シニグリンは、そばに含まれるビタミンBの働きを高めるほか、殺菌効果もあります。
 きつねそばの油揚げにはカルシウムとビタミンEが豊富に含まれています。カルシウムは、骨や筋肉を強化するので腰痛には欠かせません。ビタミンEは、過酸化脂質を分解するので、血液中に粘度がある物質が流れるのを防止するので、血行がよくなります。
 薬味には、ネギとともにゴマが最適です。ゴマにも、カルシウムとびたみんEが豊富に含まれています。
 また、七味唐辛子は必ず振りかけることがポイント。七味唐辛子には、カルシウムとビタミンEの吸収をよくする効果があります。
当店のメニュー きつねそば(650円)
 大根おろしがたっぷりのったおろしそばは、食欲がないときでも食べられます。この大根おろしには、ビタミンCが豊富に含まれているのです。
 ストレスを感じているときには、体内のビタミンCがどんどん消費されていきます。そのため、ビタミンCを補うことがストレスの解消につながります。
 また、ビタミンCには、そばのルチンの働きを高める効果もあります。つまり、大根おろしは、そばと非常に相性がいいというわけです。
 そして、大根おろしといえば、消化酵素ジアスターゼがたっぷり含まれていることが知られています。ジアスターゼは、消化を助けるので、胃腸が弱い人や二日酔いのときなどに効果的です。
 辛味の強い大根、おろしたての大根は、よりビタミンCが含まれています。
当店のメニュー おろしそば(680円)・冷しあげもちそば(850円)
 大きなエビがのった天ぷらそばは、女性に人気があります。エビには、注目の抗酸化成分のビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは、体の毛細血管を広げる働きがあり、血液をサラサラにして血行をよくしてくれます。
 また、天ざるには、野菜の天ぷらが付いてきます。そうすると美肌効果があるビタミンCも同時にとることができます。
 お店にはあまりありませんが、イモ天もおすすめです。イモのビタミンCは、熱に強く、油で揚げてもビタミンCの損傷が少ないのです。
 そのほか、立ち食いそばのスタンドで定番のゴボウ、シイタケの天ぷらは、便秘の解消効果があります。春菊、ニンジンの天ぷらは肌荒れ解消と高血圧予防効果があります。
当店のメニュー 天ぷらそば(1200円)・天南ばん(1000円)・天ざる(1300円)・かき揚げ天ざる(1300円)
京都の人が大好きなニシンそば。具にニシンには、たんぱく質、鉄分、ビタミンB12、ビタミンBなど、血液の材料となる成分が各種含まれています。これらの成分が欠乏することで起こります。
 特に、貧血の90%は鉄分の欠乏が原因です。ニシンには、その鉄分が豊富に含まれています。しかも、魚に含まれる鉄分は、食物性食品の鉄分より吸収率が高いのです。
 ビタミンB12は、悪性貧血を予防するといわれています。その含有量もニシンは魚の中でトップクラス。ビタミンBは、たんぱく質を作るビタミンといわれ、たんぱく質をとるときには必ず必要となります。
 そして、薬味にはネギを。ネギはビタミンBの吸収を助ける働きがあります。
当店のメニュー とろろにしんそば(1000円)
 立ち食いそばのスタンドで人気なのが「てんたまそば」です。てんたまそばは、かき揚げと生卵がぽとりと落としてあるそばのこと。美味しさもさることながら、天ぷらと卵とそばは、サラリーマンの活力のもとなのです。
 生卵、それも卵黄には、ビタミンAが含まれています。ビタミンAというと、最近ではがんを予防する効果の方が注目をされていますが、実は視力と大変関係が深いのです。ビタミンAは、昔から夜盲症を予防し、疲れ目、視力回復などに効果的といわれていました。
 そして、月見そばには、のりをたっぷり振りかけると、より効果的です。のりにはカロチンが含まれており、体内に入るとビタミンAに変わります。つまり、卵とのりの相乗効果で、疲れ目の解消ができるというわけです。
当店のメニュー 玉子とじそば(650円)
理想は1日1食のそば ルチンは1日約30mgを摂取するのが理想です。そば1食(100g)のルチンが含まれています。
世界が注目!そばのルチンパワー
「ルチン」とは、蕎麦の実の空に多く含まれている栄養素で、
ビタミンPの一種です。
そばは女性の強い味方
 そば屋さんのお客さんの男女比を調べてみると、なんと女性客は3割に満たないのです。しかし、そばは消化しにくい物質の1つである「ヘミセルロース」(食物繊維)がふくまれており、便秘の改善をする上で非常に役に立つのです。
 1日の食物繊維の必要摂取量は20グラムで、そば1食で摂取できる約5グラムの食物繊維は現代人の食生活の平均摂取量、約15グラムの不足分を補うのに十分です。
<寒い日には美味しい鍋焼き>
◎毛細血管の強化
毛細血管の膜に厚みと弾力性を持たせる。
◎血圧降下作用
ルチンには血圧上昇物質(アンジオテンシン2)の働きを弱める作用がある。そのため、心臓病や脳血管障害の予防をする。
◎膵臓機能の活性化
ルチンは血糖値の調整を行う膵臓に生涯をもたらす物質の働きを弱め、インスリンの分泌を促します。そのため、糖尿病の予防と抑制に効果がある。
◎記憶細胞の保護・活性化
そばに含まれるソバポリフェノールは、脳の記憶細胞に働きかけ、膜を張り、保護、活性化を促す。



そば処 橋本
(ほーむ)