「クレクレタコラ」って知っていますか?
「なんでも欲しがる〜ク〜レクレタコラ〜」という歌でお馴染みの昭和48年〜49年に5分枠で放送されたタコ風の着ぐるみのキャラクターが活躍(?)する子供向けの番組です。
毎回、タコラと相棒チョンボが悪さをして最後に痛い目にあうといったストーリで展開します。
レンタルビデオ屋で見つけて借りてきたのですが、子供に大ウケ。
キャラクターがシンプルなのと、ストーリーが単純明解でしかも悪さをするってのが面白いみたいです。
落ちていた財布を拾って、「儲けた!」と思ったタコラが、駆けつけたおまわりさんから逃げ回ります。捕まっても、おまわりさんを騙して、まんまと財布をせしめるのですが、財布を開けたらビックリ箱のようにヘビがビヨ〜ンと飛び出して目を回すという話がありました。
ここで、カミさんがこんなに悪い事をして教育上良くないんじゃあないかなあ?と言いました。
たしかに一理あります。タコラのイタズラは強盗、恐喝などどう考えても犯罪です。
悪い事(犯罪)が楽しそうに見えますので、犯罪を助長するように思えます。
でもね、痛い目にあったのを見て親が「ホラね。悪い事しても良い事なんて無いんだよ。」と子供と話す事で良い方向へ導けるように思います。これが家庭での教育であって、タコラは良い教材だと思ってます。現代社会では、よく言われる「教育上悪いTV番組」を子供が一人で見て、講釈する大人が側にいないので、悪い方向に進んでいっているのではないでしょうか?
皆さんはどう思われます。
NHK教育チャンネルで放送されている「やんちゃる・もんちゃ」というアニメはご存知でしょうか?
これもイタズラして痛い目にあうというパターンですが、イタズラが家庭内のかわいいイタズラです。いわゆる悪さってほどのものではありません。ここらへんが限度なんでしょうか。
●クレクレタコラ