MEGATON TAYLOR

Album Covers




Mick Taylor  It Hurts Me Too
Live at Showcase Club, Commack, Long Island, New York 28th May 1988

またいつもの店から待望の新作がリリースされました。
なかなかツボをついたとこ出してきます。個人的にもテイラーがロックとブルーズを真剣に
自分なりの形にしようと模索しだした重要な時期でマックスと色々トライしているのが新鮮です。
今は惰性と良い意味でルーズなブルーズがよく似合うようになっちゃったけどね。
まだまだブルースロック(どっちかっていうとロック寄りな)をバリンバリン弾き倒して欲しいよね。
で、オイラも色んなテイラー音源は持っているんだけどこの音源は初めて聴きました。
これがなかなか素晴らしい音質でサウンドボード録音です!
特にタイトルにもなっているIt Hurts Me Tooが秀逸。
だけど・・・この曲ってレアで演ったのは29日じゃないかと思うのよ。
28日はBlues In The MorningとLaundromat Bluesなんだよなぁ。
だからちょっとこの日にちが間違ってしまっているかなと・・。惜しいなぁ(笑)
と、いうわけで正式には New York, Armonk,のThe Kryptonが正解。
まあそんなことは大した事じゃなくて要するにテイラーのギターが素晴らしく
演奏もカチッと決まっているしこれはマジにいいっす。
Can't You Hear Me Knockingは少し短いバージョンで纏めているけどその分いつもよりロックしています。
Blind Willie McTellもディランのオリジナルの節回しで唄うとこはレア。

↓じゃあいつもの店インフォコピペ(笑)↓
だけど今回は大袈裟じゃなく確かにいいっす!

ミック・テイラーの1988年4月から6月にかけて始まったUSA、CANADAツアーから5月28日NY でのクラブハウスでのライブをステレオサウンドボードで初登場完全収録です。
この時期の ライブ音源は、今まで出回っておらず、テイラーがちょうどフュージョン系からブルースへ の移行時期であり、
自分の音楽的方向性を模索していることがうかがえます。
セットリスト も意図的にブルースナンバーで固められており、
87年の初来日直後から、テイラーのパート ナーとして加わったマックス・ミドルトンとの競演が本格化してきた時期でもあります。
初来日当時は、「あまり歌いたくない。」と、言っていたヴォーカルも、この頃から テイラー自身が歌いはじめています。
1曲目はアルバート・キングの「I Wonder Why」。 マックス・ミドルトンのリズム・ピアノにのせて、流れるようなブルース・ギターを披露し
後半以降からは、エコーをかけたヴォーカルになります。1stソロアルバムからのフュー ジョン・ナンバー「Giddy Up」は、いつもよりブルージィで図太いタッチでプレイされる 前半部分から、
展開部では、プログレ的な音の広がりを見せるサウンドで、マックス・ミドル トンの加入の影響がうかがわれます。
続くジミ・ヘンでおなじみのスロー・ブルース 「Red House」では、荒削りなジミ・ヘンのプレイとは、一味違ったテイラーらしい流麗な
ギターソロを楽しむことが出来ます。ラテン・サンバ・ナンバーの「Goin' South」のあと クラプトンが「From the Cradle」でカヴァーしたエルモア・ジェイムスの
クラッシック・ ブルース・ナンバーの「It hurts me too」では、各メンバーの紹介とソロが挿入されて います。
ストーンズ・ナンバーの「Can't You Hear Me Knocking」は、約5分の短縮ヴァー ジョンで、
いつもより、アップ・テンポで全編テイラーが弾きまくっています。
そしてアン コールは、ボブ・ディランの「Blind Willie McTell」で締めくくります。音質・内容極上の お薦めタイトルの登場です。


TRIAL-036 (2CDR)
STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Disc 1

1. Intro.
2. I Wonder Why
3. Giddy Up
4. Red House
5. Goin' South

Disc 2
1. It Hurts Me Too
2. Can't You Hear Me Knocking
3. Blind Willie McTell

Mick Taylor - Guitar & Vocals  
Max Middleton - Keyboards
Shayne Fontayne - Guitar  
Wilbur Bascomb - Bass  
Bernhard Purdie - Drums