2005.06.15(水)・16(木) 根尾谷断層と中山道の旅
1日目

▲ 『根尾谷断層観察館』   ▲ 実際の断層         ▲ 断層の断面
 朝7時30分、ひどい雨の中浜北市を出発し、東名高速で名古屋方面へ。名古屋を越えても少し小雨になったものの依然として雨は降っていた。梅雨時のお出掛けなので仕方ないと思ってはいたが、やっぱり残念。
 11時過ぎ、岐阜県本巣市根尾にある『根尾谷断層観察館』に到着した。この時にはすでに雨は上がっており、自分の日ごろの行いに感謝しました。
 根尾谷断層は1891年に東海地方で発生した濃尾地震の際にできた断層で、国の天然記念物に指定されている。今現在での断層がそのまま残っており、自身のパワーに驚かされる。観察館には実際の断層の断面(右写真)を観ることができる。日本国内にこのような場所があったとは知らなかった。
 そして、改めて地震の恐さを実感した。
『刀匠の里』
 昼食を食べた後、岐阜県関市にある『刀匠の里』へ行き。竹を刀で切る居合の実演を見学した。
 この師匠?気合をいれて最初の竹を切ろうとしたが、失敗。3回ほど試みてやっと1本目の竹を叩き切ることができた。その後は、ヨタヨタしながらではあったが無事5本の竹を切ることに成功した。
 この場所は観光スポットとしては不向きだあると感じた。
『下呂温泉 水明館』
 今夜の宿は下呂温泉の中でもっとも大きな旅館『水明館』に泊まった。この旅館には「能舞台」も備え付けられており、定期的に能の鑑賞が出来るらしい。
 お部屋もお風呂もすばらしく、満足させていただいた。
 朝食がバイキングであったこともうれしかった。
2日目
▲ 『恵那峡』
 9時00分、旅館を経ち、2日目の最初の訪問は『恵那峡』だった。いくら平日といえども観光地ならば少しは観光客がいてもいいのだが、私たち一行以外には誰もおらず、寂しさばかり感じてしまった。
 私たちは「恵那峡観光船」はくちょう1号に乗り込み、恵那峡の大自然を満喫するはずだったが、大きな岩がたくさんあるだけで、また、見た目が似ているというだけで名前を付けられた岩たちの紹介を聞かされ約20分の船旅を終えた。
▲ 『中山道 妻籠宿(つまごしゅく)』
 午後になり最後の訪問地『中山道 妻籠宿』へ行った。幾分観光客がおり2日間で初めて観光地に来たという気持ちになれた。
 古い街並みが心を落ち着かせてくれる気がする。でも、やっぱり賑わいが物足りない。
 この後はただ帰るのみ。中央自動車道から、最近開通した東海環状線を初めて通り、途中土岐のアウトレットを写真におさめようと試みたが、場所がわからず、あえなく断念。
 今回は掲載した写真の数でもわかるようにあまり撮影欲が沸かない旅でした。