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2003年1月2日 日本TV 新春ドラマスペシャル
天国のダイスケへ
〜箱根駅伝が結んだ絆〜
あらすじ
新聞記者「飯田洋平」が政治部記者からスポーツ部記者へと異動(左遷)になったところから物語は始まりました。
なんでも自分一人でやってしまう、また自信家の彼は新聞記者=政治部記者という考えの持ち主。そんな彼を先輩記者秋川は心配しながら見守っている。ある政治家の汚職事件を追っていた彼はガセネタを掴まされ、スポーツ部へ異動。そこで「箱根駅伝」の取材を担当することになる。やる気のない彼は適当に選んだ大学のグラウンドへ。
そこで出会ったのが佐藤大輔選手。
洋平が「駅伝なんて、人に頼る競技だろ」というのに対し、大輔は「頼るんじゃなくて、託す競技です」。『タスキの重み』を説く大輔と、取材をしていく中で考え始める洋平。
いよいよ1月2日の本番。大輔は3日復路の7区を走る。しかし大輔の走りがおかしい。洋平は必死に応援。そんな洋平を8年越の恋人のゆい子は「生き生きしてたよ」と感想を述べる。
なんとか翌年へのシード権は獲得したが大輔は皆の前で「ごめん」と泣き崩れる。
記者本記を書いた洋平は、「伝えたいことが書けない、こんなことは初めてだ。『タスキの重み』が取材を続けているうちに分かりかけてきたが、でも自分にとって窮屈で息苦しく感じられる。どうしてそんなにしてまで走るのか・・・」。大輔は、「プラスαの力が引き出される、そこに自分を待っていてくれる人がいる、だから頑張れるんです」と答える。
自分を見つめ直す洋平。政治部に戻りたい自分、スポーツ部に魅力を感じ始めた自分、恋人との将来も考えなければならない・・・新しい一歩が踏み出せない自分に苛立つ洋平。そんな洋平の心を的確に言葉に出すゆい子と喧嘩別れしてしまう。
もやもやした気持ちを抱えつつ、久しぶりに、実業団入りした大輔に会いに行った洋平は、彼が入院したことを知る。そして福島へ見舞いに行った洋平は両親から「再生不良性貧血」という難病だと知らされる。
大輔に「僕、死ぬんですかね」と問いかけられ、うまく答えられない洋平。
東京ではゆい子が秋川に洋平と別れることを告げる。「最初は彼の強さに惹かれたが、段々寂しい脆い人なんだ、だから自分が支えてあげたいと思ったが思い上がりだったようだ。彼は一人で生きていける人なのかもしれない」と。しかし秋川は「一人で生きていける人なんていないよ」と答える。
仕事や自分を取り巻くことに悩む洋平に「前向きに考えないと頑張れませんよ。どんな結果が待っていようと、今自分が出来ることを頑張るしかないんです」と答える大輔。
東京に帰った洋平は何かが吹っ切れたように仕事に打ち込みだす。変わろうとする洋平。ほとんど話せなくなった大輔に自分が書いた記事を読む洋平に、先に約束した「もう一度箱根を走ろう」と必死に伝える大輔。そして死。
仕事に戻った洋平に政治部からの復帰の要請。スーツに身を固めホームに立つ洋平。しかし電車に乗らず、立っていたのは箱根駅伝復路7区。スーツ姿で走る洋平だが、途中で「こんなの絶対走りきれねぇよ」とつぶやく。そんな洋平の耳に「タスキの重みはもうだめだと思ってからのプラスα、自分を信じて待っていてくれる人がいる、一人だったらあきらめてしまうことでも頑張れる、それが誰かのために走るってことなんじゃないかな」と大輔の声が・・・。
ネクタイをタスキに見立てて、もう一度立ち上がる洋平。血豆が出来、ヘトヘトの状態の洋平を待っていたのは・・・
大輔の幻と恋人のゆい子。
待っていてくれた人にたどり着いた洋平は、言う。
「ほんとオレ、バカだったよ。やっとわかったんだ。一人じゃいられない。もう迷ったり逃げたりしないから。これからのオレを信じてくれないか」。
2003年1月2日。箱根駅伝スタート地点。
大輔と出会って4年経ち、自ら希望してスポーツ部記者となり、箱根駅伝取材をする洋平。いまでもランナーのなかに大輔の姿を探している自分に気づく。
初めて大輔と言葉を交わしたグラウンドに、結婚したゆい子と息子を連れてきた洋平。
〜洋平から大輔への語りかけ〜
「僕、死ぬんですかね」と問いかけられた時、とっさに答えられなかったオレ。
あれが唯一お前がオレに救いを求めた瞬間だったかもしれないのに・・・。
ここでもう一度答えてもいいだろうか?
人はいつかは死ぬ。でもお前が託した想いを胸に生きていく人たちがいる。だから人は最後まで走り続けなければならないんだ。
さようなら、そしてありがとう大輔。そこで見ていてくれ、お前が俺に託したタスキは絶対に繋いでみせるよ、絶対だ。
私なりの感想
2時間30分のドラマでしたが、結構早く過ぎました。
久しぶりの福山君の主演ドラマ。初めての日本TVドラマ出演。
彼にとっては、いままで出演したドラマとは違い、かなりシリアスでテーマ性を持った内容でした。彼はいま33歳ですが、等身大の役でその点で入りやすかっただろうし、見ているこちらも受け容れ易かったような気がします。
仕事人として、一人の男としての葛藤をよく描いていたと思います。
また、「駅伝」の深い意味を理解するのに役に立ちましたし、魅力も分かりました。
ただ意識がない大輔に対して語りかけるシーンはよくありがちな設定で、もう一工夫できなかったかな、と思いました。
音楽も担当。いつもご一緒してくださる服部隆之さん、吉川忠英さん、それから岩本正樹さんと共に。内容にぴったりで本当によかったです。
共演者の皆さんはベテランが多く、演技巧者ばかり。これも魅力でしたね。
渡辺いっけいさんは1月9日から始まるフジTVでの「美女か野獣」でも共演。楽しみです。悪役からシリアスな役、飄々とした役まで幅広い芸域が魅力で、私好きです。
吹越満さん。前から気になる役者さんでしたが、巧いですねぇ。改めて思いました。
瀬戸朝香さん。久しぶりに見ましたが、とても大人の女優さんになっていてびっくり。
山下真司さん。容姿からくるイメージで、スポーツ監督がぴったりの役者さんですね。
「スクールウォーズ」を思い出しました。
森本レオさん。時々福山君、マネしますよね。現場の休憩時間にご本人の前でマネをしたんでしょうか?
大谷直子さん。若い時と同じスタイルでお若いですね。切ないお母さん役がとてもよかった。
田山涼成さん、平泉成さん、ほんの少しの出演でしたが、十分存在感ありました。
若い小栗旬君、松本莉緒さんもフレッシュな演技でとてもよかったです。
他にもたくさんの役者さん、スタッフに支えられて出来上がったドラマでした。
ありがとう。
付録
l 冒頭の駅伝スタートシーン。実際の1月2日本番を撮ったそうです。
ということは、新年早々早起きして大手町まで行ったのね、福山君。
l 福山君、やっぱり長髪はよくないです。短髪の黒髪がよく似合いますよ。
l 洋平が自分で納得がいく記事が書けて、大輔に読む内容は「ラグビー」なんですが
私は大のラグビーファンなので、小さなシーンでしたがうれしかったです。
l 最後の2歳くらいの坊や(息子役)を抱き上げるシーン、とてもほほえましく、実生活でも早くパパになって欲しいなと思いました。
それにしても、パパ役をするようになり、それが似合う年になったとは、年月を感じますし、これからの役柄の広がりに期待したいと思います。
2003/1/4 by kazu
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