1/11放送の第14話「超特急! プリンセスを運べ」 ・「わーー−!」 ある女性を明日の正午までにベル星に運んで欲しいという謎の老人。 社長達の前に置かれた札束。その額、なんと100万ルーク。 しかし、それは手付金に過ぎなかった。無事に送り届ければ100倍の謝礼を 出すという。100万の100倍……1億ルーク!! 引き受けるかは自由だが、理由などは一切話せないという。 うまい話には裏があるというが、果たして……。 ・「その件、YATが承りましょう!」 胡散臭い話だから慎重に、と相談するゴロー達だが社長のツルの一声。 やっぱりね……。(^^;; 大船に乗った気分って社長、泥船の間違いじゃない? (^^;;; ・「んふふふふ……考えやがったなぁ」 モニタを見つめる怪しげな男が2人。さっき飛んでいた蝿はこの男が仕掛けた カメラ兼盗聴機だったのか! どうやら老人の依頼を探っているらしいが……。 ・「ブーー!」 突然アップになったブッキーに驚く2人。スパイ蝿まで汗かいてる。(^^;; 舌を伸ばすと蝿を捕食するブッキー。なんかガリゴリいってるけどお腹を 壊さないかなぁ。(^^;; “ばれたんじゃ?”って、それは違うと思うぞ。(^^; “YATか。あなどれんな”……ほう、冴えてるじゃないか。なんたって、 あのコスモロード社のアン・マリーゴールドさえ気にするYATだからな。(^^;; ・「はーぁー。なんでワイらがこんな事せにゃならんのや」 ベル星に連れて行く事になった女性、コーデリアを迎えに行くゴローとウッチー。 ウッチーは乗り気ではなくブツブツ文句を言っているが、そうこうするうちに 女性のいる部屋の前に到着。ゴローをノッカー代わりにしてノックするが返事が 無い。合い言葉があるらしい。その合い言葉とは…… “超貧乏会社YATです。天丼とギョウザお持ちしました” あまりと言えばあまりにもな合い言葉。(T_T) ・「わぁー。えへへへ……」 ドアが開くと、そこには何処か物憂げな女性が立っていた。しかも美人。 思わずニンマリするゴローとウッチー。悲しいかな男の性である。(^^; ・「しかし、何やジャン。こういう仕事もたまにはいいもんやジャン」 行きと違ってかなり上機嫌なウッチー。ゴローに話し掛けさせておいて 自分で返事をしているし。(^^; しかし、そんな幸せも長くは続かなかった。 後ろの車がぶつかって来るは、降りて来た男に銃を突き付けられるは。 で、男達の要求通りにコーデリアを渡してしまうウッチー。 ・「揉め事は御免や。逃げるに限るわ」 コーデリアを助けようと言うゴローにウッチーは反対。車を走らせる。 が、何故か車はバックして行く! 男達の乗った車を押しながらなおもバック。 “バックに入ってしもうた”って、ウッチー。アクセルから足を放すとか ブレーキ踏むとかしていないけど。(^^; もしかして、わざと? ・「コーデリアさーん!」 慌てて駆け寄っていくゴロー。ウッチーの様子からすると、わざとではなくて 単に操作ミスしただけらしい。をいをい。(^^;; コーデリアを助け出して走り去って行くゴロー達の車。後を追おうとする男達の 車は衝突の際にエンジンが壊れたのか動かない。どうにか逃げられそうだ。 ・「まずは一安心だな」「間抜けな連中」 #この声はもしや……。いや、間違いない。井上さんだ。 あの男達の事を言ったと思って相づちを打つが“あなた達よ”と言われて 思わず (--# のゴローとウッチー。そりゃそうだよな。 ・「反対や! ワイは絶対反対や!!」 今回の仕事は危ないからと社長に抗議するゴローとウッチー。しかし社長は 聞き入れない。“さっさと出発の準備をしろ”と言う社長の懐から札束がポロリ。 うーむ。説得力に欠けてしまうよなぁ。(^^; ・「やっぱ行くんや。結局行くんや」 何だかんだで結局ベル星へ向けて出発したYATジャンボ。到着までの予定時間 8時間20分。正午まで10時間3分。トラブルが無ければ余裕で到着出来る けど……。やっぱり、あの男達の妨害があるんだろうか。 #妨害が無くても間に合わない可能性も……。なんせYATだから。(^^;;; ・「どういう事なんだよ、一体」 所はYATジャンボ展望室。そこには危険な目にあった理由をコーデリアに 問い詰めているゴローが居た。もちろん桂さんも。いつもの“抜け”を披露 する為に。(^^; やって来た社長、雰囲気を変える為にテレビをつけると……。 ・「コーデリア様が、ただいま御到着になりました」 驚いた事にコーデリアに関するニュースが放送されていた! しかも “コスモロード社のクイーンマリーゴールド号でベル星に向かい、王位継承の  サインをする為、間も無く出発なされます。今、カネア・マリーゴールド嬢と  友好の熱い握手を交わしました。なお、この番組は全宇宙生中継でお送りして  おります” と、その内容は更に驚きであった。そう、カネアさまがテレビに出ている! って、違ーう。(^^; #“ヤッホー! チョキッ!”ってカネアさま。セリフが違いますよ。 #そこで言うべきはただ一つ“ゴロー様、愛してる!”これしかない。(^^; 実はテレビのコーデリアは影武者で、本当のコーデリアは自分だという。 謎の襲撃者、影武者、王位継承、とくればお家騒動だ! その頃、例の男達はYATジャンボを肉眼で捉える距離に迫っていた! ・「ベル星の王である父が死に、王位継承権のある私は留学中の為……」 コーデリアの話は、やはりお家騒動であった。王位継承が出来るのは今日の正午 まで。遅れる訳にはいかないので影武者の映像で妨害者の目を逸らそうとしたと いう。だが! ・「どーした!? ウッチー、カナビー」 YATジャンボに衝撃が! コックピットを呼び出すと、後ろから突っ込まれ エンジン故障。おまけに侵入者まであるという。YATダブの切り離し準備、 コーデリアの誘導を指示した社長は“ワシは時間を稼ぐ”と駆け出していく。 ・「飛び道具とは卑怯だぞー!」 銃声が聞こえたかと思うと逃げ戻って来る社長。時間稼ぎになっていない。(^^;; 男達に背中を見せていた為にあっさり人質になってしまうゴロー。 “この可愛い小僧と見ず知らずの女と、どっちを取る?”という男の言葉に 社長の選択は……“YATの為に死んでくれ!”(^^;;; 真っ白なゴロー。 “金が欲しい。YATの重役にしてやる。諦めてくれ”な、なんて不幸。(T_T) 暗殺者にまで同情されてるし。(^^; ・「隙ありー!!」 隙を突いて突進する社長! 暗殺者は上に向けて銃を威嚇発射。 “俺達に隙など無いわ”……『ガシャーン!』 落ちて来た天井板とパイプに 押しつぶされる2人組。オンボロ船の脆さを利用した社長の作戦勝ちだった。 “作戦成功だー!”“ほんとに作戦だったのかよ!!”(^^;;; ・「一か八か、YATダブで全速前進だー!」 なんとか暗殺者を撃退できたがYATジャンボはエンジン故障で動かない。 そこでYATダブでベル星に向かう事に。果たして間に合うのだろうか? ・「カーネアさま、ベル星が見えてまいりました」 ところ変わってクイーンマリーゴールド号。ベル星まで30分のところで 残り時間は1時間。影武者コーデリアに話し掛けるも無視されるカネアさま。 思わず (--# っとして独り言。 “あたしの方が顔、性格、スタイル、すーべて勝ってるじゃない”そして高笑い。 いやぁカネアさま、ほんといい性格してますこと。(^^;;; ・「戦艦その数50! エネルギー反応探知!」 ダニエルからの“進路を妨害する船が”と言う報告にコックピットに駆けつけた カネアさまの見たものは……戦艦の群れだった! 一斉に攻撃して来る戦艦に ダニエルは退避を命ずるが、カネアさまは“強行突破よ!”……うひぃ。(^^; なんとクイーンマリーゴールド号の装甲板は、そんじょそこらの戦艦のそれより 丈夫らしい。第5話「宇宙一のお嬢様!」で、YATジャンボは被害度36%で クイーンマリーゴールド号は0%だったのも無理はないか。 ・「行けー! 突っ込めー! やっつけちゃってー!」 カネアさま、我が道を行く! ダニエル君、ただ涙するのみ……。 その時、艦隊が道を開けた。あたしに恐れをなして逃げ出したと喜ぶカネアさま、 助かったと踊りながら喜ぶダニエル。“おケラさーん、ミミズさーん”(^^;; 艦隊が攻撃をやめたのは、YATジャンボにいる暗殺者からの連絡を受けたから だった。YATダブに危険が迫る! #暗殺者達を縛り倒して行かなかったのかなぁ。時間が惜しくて。 ・「あと30分か……」 コーデリアの到着を待つ老人。式典の準備は整っているが肝心の王女がいない。 エンジンにかなりの負担を強いているため、カナビー曰く “このままではエンジンが「だめよ! だめよ! だめよ!!」するっピ” というYATダブだが、ようやく宮殿が見えて来た。その時……。 ・「な、なんだぁ!?」 突如現れた戦闘機の群れ。1発食らっただけで制御か効かなくなるYATダブ。 クイーンマリーゴールド号とは装甲板が違い過ぎる。(^^; 市街地に突っ込んで行き、ビルを次々と沈めていく。“軍部の反乱か!?”(^^;; ・「さっきの蚊トンボがまだ追いかけて来るっピ」 市街地を抜けて宮殿に向かうYATダブを追いかけて来る戦闘機。振り切りたいが 燃料が殆ど無い。さっきの攻撃で燃料漏れを起こしているらしい。 カナビーが自分のエネルギーを提供する事で切り抜けようとするが……。 ・「今度は何だ!?」 ロボット登場! その名はオメガ・ワン。軍部が極秘に開発していたという 巨大ロボットが完成していたのだった! “ロボット・アニメみたい……”(^^; た、確かに。(^^;; #さっきは戦艦アニメだったし。(^^;;; 避ければいいと言う社長にウッチーは“真っ直ぐにしか飛べへん”とハンドルを 見せる。あっ、また壊れたんかいなぁ。(^^; ・「止めて……もう止めて下さい」 私の為にみんなに迷惑を掛けたくないと言うコーデリアに社長は“嫌だね”。 “金の為だけじゃねぇ。血が騒ぐのよ……熱くたぎる真っ赤な血がなぁ!” おっ、社長ってばカッコイイぞ! でも、この状況を切り抜ける方法までは考えて なかったのね。(^^; ・「社長、俺に任せて下さい!」 さすがは主人公。だけど……どんな手があるというんだ、ゴロー? オメガ・ワンにぶつかり、倒れたオメガ・ワンが巻き上げた砂煙の中から1台の エア・スクーターが! ゴローだ! 後ろにコーデリアを乗せて……。 そうか、そう言う手があったか。 オメガ・ワンてばYATダブと相打ちする程度の代物だったとは。見かけ倒しだ。 ・「ブギーーー!」 ブッキーがいない事に気がついた桂さん。ブッキーはゴロー達と一緒にいた。 あと残り時間5分。もう少しと言う所で例の暗殺者達が登場。銃を撃って来た! と、その時、ブッキーが手を放し暗殺者のスクーターに体当たり。 “ブッキーーーーッ!!”“ブーーー” なんて感動的なシーンなんだ。(;_;) ブッキーがVサインしていなければ。(^^;; 残り時間は2分。あと1分……。 ・『ゴーーン、ゴーーン……』 正午の鐘が鳴る……。間に合わなかったのか……。涙するゴロー。だが…… “どうやら間にあったみたいね”とコーデリア。 実は影武者のコーデリアが本物だったのだ。敵の裏をかいた見事な作戦だ。 ・「約束のお金です。どうぞお受け取り下さい」 無事に使命を果たしたと言う事で1億ルークを貰った一同は大喜び。(^^)/ コーデリアの感謝の言葉も聞いていないくらいに。 ・「皆さんに会いたいという人が来てますよ」 一同の前に現れた大勢の人。壊された物の弁償をして欲しいとか。 見る見る減っていく札束の山。そして最後の札束も……。(;_;) 結局、赤字になるというオチだったのか。(^^;;; “父さん”だけに“倒産”なのね。(^^; ・次回:ロック救出大作戦! 桂さんが舵をとる! 壊さないかなぁ……。(^^;; -- 鈴木 順一 「い、いえ何も。あ、汗疹」(^^; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp (Private) http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/