3/8放送の第22話「8人のやさしい客たち!」 ・「えー、本日はYATのアルゴル星鑑賞ツアーを・・・」 久しぶりに添乗員な桂さんが登場。(^^) 今回のツアーは別名「映像の都」 とも言われているアルゴル星の首都アルゴノーズに行き、そこで開催されて いる映像博覧会で上映される作品を鑑賞するらしい。 YATにしては「マトモ」な企画である。(^^;; ・「へぇ〜。君、初めてなんだ、宇宙旅行」 看護婦さんに付き添われた男の子に「最高の宇宙旅行をプレゼントする」と 約束するゴロー。喜んだはいいが、咳き込んでしまう男の子。どうも身体の 具合が悪いらしい。それを聞き付けたオジサンが首を突っ込んで来る。彼は アルゴル星の職人でジェイソン。頭にアリの触角のような物が付いているの がアルゴル星人の特徴らしい。 ・「あたし、看護婦なんです。こうして薬も……薬も……」 心配する職人さんに大丈夫と言う看護婦さんだが、何だか様子がおかしい。 どうやら薬とお金を入れておいたバッグが無いらしい。あちこち探しては 船内を走り回る看護婦さん。(^^; 本当に大丈夫なの?(^^;;; ・「う〜〜ん。こりゃ盗まれたな……」 職人さんの言葉に顔を見合わす他の乗客達。誰が盗んだというのか? 1人で大騒ぎしている看護婦さん。座席上の収納棚を探し始めると、そこに はブッキーが! 落ちて来たブッキーに食べられる看護婦さん。(^^;; ブッキーてば神出鬼没だな。(^^; しかし、どうやってあんな所に。(?_?) 犯人はこの中にいるという職人さんに、アンタじゃないのと言う女性。アル ゴル星人の触角は器用ならしい。最初から持って来なかったんじゃ無いかと 言う牛男に、看護婦さんはそんな筈は無いと言うが……。 ・『ポンッ……』 バッグはあった。事務所のカウンターの上に……。って、をいをい。(^^;; そして、そこには常連の老夫婦も居た。どうやら出発時間に遅れたらしいが 事務所内に居るって事はカギは掛かっていなかったのか。確かに不用心。 あ、そう言えば盗られる物は無いか。(^^;; あるのは請求書だけ?(^^;;; ・「助けてぇ、助けて下さい」 薬のある星に行ってくれと泣いて頼み込む看護婦さん。ゴローも「約束」が あるからと社長に頼む。社長は了解したが、牛男から反対の声が。 映像博覧会で上映される『魔法少女ラブリープリリン』を見たいんだ、と。 この駄々のこね方はまるで子供だ。(^^;;; ・「まぁ、そういう事では仕方ないっピ」 予定通りにツアーをしている時にトラブルが起こるのを愚痴るカナビー。 何気なく横を見ると、そこには人魂まで浮かべて落ち込むウッチーが。 ウルウル……可哀相なウッチー。(T_T) ・「オイラは絶対絶対認めないモゥ」 多数決で決めると提案した職人さんだが、牛男はもちろんの事、サングラス の女性、老人と大男も反対だと言う事で情け無いと悔しがる。残った青年の 返事はどちらでもいい、船長に従うという事で社長に視線が集まる。 なるほど、確かに有事には船長の決定に従うのが鉄則ではある。が…… 社長を無視して言い争いを始めるゴローと客達。(^^;;; ・「何だかあの子、様子がおかしいモゥ」 言い争いを聞いて緊張した為か、発作が始まってしまった男の子。(;_;) “落ち着け! ベッドだ、ベッドに寝かすんだ!”と言う社長だが…… YATダブにはベッドは無かった。落ち着いているようで慌てている。(^^; ・「そういう事なら……この俺に任しときなぃ」 進み出た職人さん。例の触角を伸ばすと先端部が膨らんで、座席4つを包み 込んだ。気を込めると触角が光り輝く! 触角を戻すとそこには「ベッド」 が出来上がっていた! さっそく男の子を寝かせるゴロー。 う〜ん、これって「器用」とか「特技」と言うよりは「特殊能力」だな。 ・「社長! 医者と薬のある星が見つかったっピ!」 客室にやって来たカナビーが社長に報告する。進路を変更させた為に社長に 食って掛かる乗客達。“訴えて営業出来なくしてやる”と鼻息の荒い牛男。 それに対して“うるさ〜〜〜い!!”と一喝する社長。あまりの大声の為か ひっくり返る女性と牛男。もうタジタジ。声も出ない。(^^; 病人がいるんだから、そんな大声だしたら駄目だってば。(^^;;; ・「すぐにお医者さんに診てもらえるからね」 ゴローと男の子を交互に見ながらオロオロする看護婦さんを尻目に、男の子 を元気付けるゴロー。ゴローが一番落ち着いているんじゃないかな。 #保父さんや看護夫にも向いているのかな、ゴローって。 ・「ウッチー、何しとるっピ」「ワイのせいやあらへん」 惑星に降下を始めたYATダブを稲妻が襲う! 嵐が起こっていたのだ。 嵐による揺れは席に戻る事が出来ないほど激しかった。シートベルトが 出来ない男の子をかばうゴロー。 雷の直撃を受けて計器類が破損したYATダブは制御不能に陥っていた。 墜落して行くダブ。逆噴射するが効果が無い。パワーを上げるとエンジンが 壊れるとカナビーは言うが、それでも上げさせる社長。どうにか激突を回避 して、軟着陸に成功したダブ。 ・「い、生きてるモゥ」「アンタもかい」 乗組員と乗客は無事だったが、ダブのエンジンが故障してしまった。修理に 3時間は掛かると言うカナビーに、社長は医者に連絡して薬を持って来させ ようとするが、嵐の為に交通機関は全部ストップしているという。医者まで の距離は約5km。持って来られないのなら取りに行くしかないか……。 ・「ウッチー君、ウッチー君」「はい?」「ウシッ」「ひぃ〜」 ダブの格納庫からエア・スクーターで出発しようとしたウッチーに強風が 襲い掛かる。思わず仰け反ったウッチーが姿勢を戻して見ると、そこには 風が吹き荒ぶ大地が広がっていた。唖然とし言葉も無いウッチー。(^^;;; “無理や〜〜!!”と叫ぶが、多分、声もかき消されてしまっただろう。 無理な事:“ワニの腹筋、二十歳の四十肩”(^^;;; ・「なんでやねん。なんでワイが行かにゃアカンのや」 愚痴るウッチー。目が血走っていたのは結膜炎の為らしい。 こんな嵐の中を運転出来るのはウッチーしかいないと励まし、ゴーグルを 装着してウッチーの後ろに飛び乗るゴロー。この場合、運転手がしていた 方が良いと思うんだけど……。 ・「どうしてくれるの!?」 社長に詰め寄る女性と牛男。修理中だから手伝ってくれと言う社長に、更に 怒り出す2人。職人さんは例の能力もあるので手伝ってくれる事になった。 社長達が立ち去った後、今度は看護婦さんに詰め寄る2人。と、青年が立ち 上がった。看護婦さんの助け船か? ・「心配は要らないよ。僕は医者なんだ」 自分は医者だと言う青年。何で早く言わないんだと言う牛男に、折角の宇宙 旅行だから仕事の事は忘れたいと思っていたけど、自分の事しか考えられな い人達を見て目が覚めた、と答える。返す言葉が無い牛男。 ・「名前は?」 自分の名前を聞かれたと思って赤くなりながら答える看護婦さん。(^^;;; #「ミンダナオ・アサルゲルマ」でいいのかな。 おっちょこちょいな看護婦さんの代わりに自分で答えた男の子。 #普段も結構失敗をしていそうな気がする。(^^; ・「あとどれ位や?」 薬を取りに行っているウッチーとゴロー。街の明かりが見えてきて、もうす ぐという所まで進んでいた。 ダブの修理をしている桂さんと職人さん。雨が降ってきたので足場が滑って しまい作業を続けられそうに無いので船内に戻る事に。 #をををっ! これで4週連続の作業着での登場だ! #しかも、えびシッポの髪が風で踊っているぞ。(*^^*) ・「薬が濡れないよう、この箱に入れといたよ」 どうにか無事に医者に着いて、薬を受け取った2人。後は急いで戻るだけ。 だが、向かい風で雨も降っているという悪条件のため前方不注意になり、 道端の看板にぶつかりそうになる。避ける事は出来たが、その時に薬箱の カギを落としてしまった事に気が付かなかった……。 ・「はぁはぁはぁはぁ……」 かなり苦しげなエドワード。だんだん酷くなっているような。 持病だから薬が無いとどうしようも無いらしい。早く薬が届いて欲しい。 ・「この崖を登れりゃぁ早いんだけどなぁ」 かなりの高さのある崖。これをエア・スクーターで登るのはかなり無茶だと 思うんだけど、都合良く追い風が吹いて来たので突っ走って行くウッチー。 何か開き直って嵐を楽しんでいるみたい。(^^; 見事に崖の上まで飛び上がり、ダブを肉眼で確認出来たが……高く飛び過ぎ たらしく墜落してしまう。スクーターは大破。ウッチーとゴローは!? ・「う〜〜〜ん、遅い……」 帰りが遅いので通信機で呼び掛けるが応答が無い。墜落の時に通信機を落と してしまっていたからだ。しかも、2人はいつ崖から落ちてもおかしくない 状態にあった。思わず捜しに走り出す社長であったが、強風の為に吹き飛ば されて戻って来る。(^^; ナイスキャッチ、桂さん。(^^) ・「YATスクーターだっピ!」 窓の外を見ていたカナビーが何かに気が付く。目を超望遠赤外線モードに して見てみるとエア・スクーターが倒れているのに気が付く。その近くに 2人共いる筈だが、この嵐ではどうしようも無かった……。 ・「オレに行かせてくれ」 今まで黙っていた大男が立ち上がった。横にいる老人と手が繋がれている。 老刑事によると、護送船の故障のため仕方なくYATを使ってアルゴル星に 行こうとしたらしい。逃げるのでは、と心配する老刑事に、自分にしかやれ ないからと説得して2人の探索に向かう事になった。大男は嵐の中を平気に 歩いて行く。彼は自分の体重をコントロール出来る岩石人間だった。 ・『パキッ!』 2人の体力も次第に限界に近くなって来ていた。が、ゴローが掴んでいた 木の枝の方が先に限界を迎えて折れてしまった。落ちる! と思った時に ゴローの腕を掴んだ大きな手があった。2人のピンチに間に合ったようだ。 ・「がんばれ! がんばるんだ、エド!」 エドの具合はかなり悪くなっていた。牛男が思わず声を掛けたその時、大男 に担がれてウッチーとゴローが戻ってきた。薬も無事だ! 間に合った! ・「それから、これがぁカギぃ……え?」 薬は到着したが、カギが無い。これでは開けられない……。職人さんが触角 で探るが手に負えない。桂さんが開けようとするが外蓋だけ取れてしまう。 もう、どうしようも無いのか!?(T_T) ・「あたしに貸して」 進み出た女性が帽子とサングラスを取る。その頭にある触角に驚く一同。 彼女の顔を見た老刑事はその正体に気が付いた……「金庫破りのローズ」。 どんなカギでも開けてしまう宇宙一の女泥棒だったのだ。その名の通りに あっという間に箱のカギを開けると薬を取り出すローズ。 ・「発作がおさまりました。もう大丈夫です」 \(^^)/ ・「あなたのお陰で助かりましたわ。・・・」 青年に礼を言う看護婦さん。だが……“実は僕、医者じゃないんです” え゛? “役者なんですよ” な、なんと。(^^; “あんた、いい役者になるわ” いやはや全くだ。(^^;; #看護婦さん、どんどんギャグキャラになって行く。(^^;;; ・「牛男さんよぉ、遂に見逃しちまったなぁ」 ・「刑事さん。俺を信用してくれてありがとぅ」 ・「ゴロー兄ちゃん、ありがとう」 この辺りは書き難いですねぇ。ギャグじゃないから。 #YATって「NHK教育」のアニメだったんだと久しぶりに実感。(^^; ・次回:大暴走! クイーンマリーゴールド号 ぬわぁにぃ!? カネアさまが人質だと〜!? #まさかとは思うが「自作自演」ではないだろうなぁ。(^^; #カネアさまなら遣りかねないし……。(^^;;; -- 鈴木 順一 “ぼく、この宇宙旅行、絶対忘れないよ”(^^) woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/