3/15放送の第23話「大暴走! クイーンマリーゴールド号」 ・「御搭乗の皆様、間も無く当船は発進を致しますので・・・」 発進直前のYATダブ。今回のツアーは何処へ行くのだろうか。 それにしても「空席」が目立つなぁ。いつもの事だけど。(^^; ・「発進!」「ヤマモトー!!」 発進直後に突如入った通信に驚くクルー達。あ゛……落ちた……。(^^;;; “いつもより酷いのぅ”“ホントですねぇ” た、確かに。f(^^;; アチコチにぶつかりながらの発進は毎度の事だけど、今回は『落ちた』し。 しかし、アンの様子は只事では無いぞ。 ・「助けて……」 文句を言う社長に、アンはいつに無く弱気であった。その理由は…… “クイーンマリーゴールド号が、ハイジャックされたの……” な、何と!? クイーンマリーゴールド号(以下QMG号)がハイジャック されただと〜。カネアさまは無事なのか!? ・「そんなのワシに頼むより、さっさと宇宙警察に届けたら・・・」 犯人は“宇宙警察に通報したら人質の命は無い”と言っているらしい。 まあ、ありがちな脅しではある。が、犯人の要求は驚くべき内容であった。 “YATの星渡ゴローをQMG号によこしなさい” 何故にゴローを? ・「どんな損害もウチで補償するわ。だからお願い!!」 ゴローは助けに行こうと言うが、社長はツアーを中止したら損害が大きいと 言って断る。損害なら補償するからと言って再度頼むアン。 で……“出発直前になってツアー中止なんて初めてじゃのう” どうやら引き受けたらしい。それにしても、乗客への保証がスゴイ。 「コスモロード社の1年間フリーパス」とは。さすがは金持ち会社。(^^; ・「やぁい!! もっとスピードは出んのか、ウッチー!」 QMG号を追い掛けるYATジャンボ。本当に追い付けるのか?(^^;; 危険が大き過ぎると文句を言うウッチーとカナビーに社長は一喝。犯人は ゴローを指名したんだからYATと無関係では無い。だからゴロー1人で 行かせられない、と社長。それを聞いて感激するゴローであったが…… 本音は「アンに貸しを作るチャンスを見逃せ無い」だったりする。(^^;;; ・「ん!? まさかカネアが……」 「ゴローを指名」した犯人について考える一同。「ゴローの知り合い説」を 出した桂さんに「そんな知り合いは居ない」と否定するゴローだったが…… いや、1人居るぞ。そう、『ゴロー様ラブラブ』のカネアさま。(*^^*) 彼女なら「自作自演」で遣りかねない。(^^;;; ・「これは救助信号っピ」 「カネア犯人説」が出た時に、レーダーに反応があった。救命カプセルが 近くにあるらしい。どうしてこんな所に救命カプセルが? もしかして カネアが脱出したのか?……。だが、カプセルに乗っていたのはカネアでは 無く「ダニさん」ことダニエルであった。(^^;;; ・「はぁ〜〜。助かった〜」 YATジャンボに収容してもらい、ホッと一安心のダニエル。社長とゴロー の質問を聞き流し、桂さんから渡された水を美味しそうにゴクゴク。(^^; 飲み終わったから答えるかと思ったら「御代わり〜」。(^^;; 桂さんも桂さんで「はい、どうぞ」。で、「ど〜も」。(^^;;; 爆笑。 ・「それが〜、実は私も良く分からないのです」 ハイジャック発生時に「御休みタイム」で寝ていたと言うダニエル。慌てて 起きてみるとカネアが部屋に閉じ込められていてドアを開けようとしたが 開かないし、他の乗組員は既に脱出済みだったので残っていた救命カプセル で命からがら逃げて来た、と。情けないぞダニエル。それでもカネアさまの 「御目付け役」かぁ? #ワシと代われ。(^^; ・「てぇ事は、お前は犯人を見てねえのか」 そんなこんなで犯人に関する情報は皆無だった。考えられる事はQMG号の メインコンピューターの「マム」に手を加えられたのでは無いかと言う事と 狙いがカネア1人では無いかと言う事だけ。 ・「QMG号を発見したっピ」 その時、カナビーからQMG号発見の報告が入った。しかし様子が変だ。 何とQMG号は太陽に向かって進んでいた。計算では3時間で……。 犯人は何を考えているのだろうか? ・「マム、マム。何でさっきから黙ったままなの?」 部屋に閉じ込められたカネアは「マム」にアクセスしようとするが反応が 無い。カネアの命令を最優先に実行するように作られていても、犯人が手を 加えていては無理な話であった。泣き崩れるカネア。何気なく窓を見ると そこには見覚えのある宇宙船が……そう、YATジャンボ。ゴローが助けに 来てくれたと大喜びするが、防御シャッターが締まり愕然とする……。 ・「QMG号のハイジャック犯に告ぐ。お前達が要求した通り、やって  来たぞ! 俺が星渡ゴローだ!」 カッコ良いぞゴロー。それでこそ主人公だ!(^^)/ 乗船を許可されYATダブでQMG号に乗り込んで行く。出掛けに桂さんに 声を掛けられて「何故か」言い訳をするゴロー。(^^; でも桂さんは真剣に ゴローの事を心配し応援していた。「YAT」の仲間として。(^^;; #「恋人」として、じゃ無いところが……ね。(^^;;; ・「よく来たな。星渡ゴロー」 QMG号に降り立ったゴローに、犯人から指示が伝えられる。要求通りに 1人で歩き出すゴロー。彼の行く先には誰が待っているのだろうか……。 残された社長達も行動を開始しようとしていた。犯人がゴローに気を取られ ている隙にコックピットを奪い返すと言うのだ。なのにダニエルは嫌がって 大泣きしているし。ダニエルよ、このままではカッコ悪すぎるぞ。(^^; ・「私も行くわ!」 自分も行きたいと言い出した桂さんに、危険だから残れと反対する社長。 ウッチー、カナビーも反対するが……“私も役に立ちたいわ!”と言って 何処からとも無く取り出したのは、愛用の「巨大スパナ」。(^^;;; その迫力に気圧され承諾する社長。“ブギ〜〜〜”とブッキーも参加表明。 なのにダニエルはまだ嫌がっているし。仮病まで使って。(^^;;; ・「あれが、コックピットの入り口ですぅ」 様子を見に行った社長。普通に歩いて行けよ、普通に。(^^; ドアを少し開けて中を覗くと……“な!? 何ぃ〜!!”そこには…… 『誰も居なかった』……って、犯人は何処に居るんだ? 不思議がる一同の背後で音を立てドアが閉まる。慌てて駆け寄ったウッチー が開けようとするが“あかん! 閉じ込められてしもうた!!” #「あかん」は「開かん」と掛けてある?(^^; 犯人の罠だったのか!? ・「社長、どないします?」 閉じ込められてしまったが、犯人が居ないのは好都合。すぐに船を止める ように指示を出す社長。しかし、ダニエルは「マム」が作動していないから 出来ないと言い、更に役目はコックピットまで案内する事だと言い出す。 言い争いをしている場合ではないと「ダニさん」に協力を要請する桂さん。 女性に弱いダニエルは態度一変。(^^; ・「よーし、まず手動で動くかどうかの確認をしてみろ」 おおっ! いつもの偉そうなダニーになっている。(^^;; “メインコンピューターの「マム」にアクセスしてみろ!  このドデカ電球!!”って、そこまで「偉そう」になるか〜。(^^;;; ・「おい! 一体何処まで行けばいいんだ」 犯人の指示に従って進んでいたゴローだが、いい加減イライラして来たのか 見えない相手に向かって怒鳴る。と、横手の通路の奥のドアの向こうから カネアの声が聞こえて来た! 駆け寄ってノブを引くがびくともしない。 「引いて駄目なら押してみろ」と言う訳で、助走を付けてドアに体当たりを しようとしたが……ぶつかる直前にドアが開き、奥に居たカネアに抱き付く 格好でソファーに一直線。(*^^*) ・「ここは一体……」「よくいらっしゃいました」 感動(?)の再会をしていると何故かソファーが一回転。落ちて行く……。 着いた所はケーブルが無数に走る薄暗い場所だった。そして2人に語り掛け る声……「マム」。そこは「マム」の中枢部が格納してある場所らしい。 “一仕事終わらせる”って言うけど「仕事」って? ・「その回路をこっちに繋げてくれ!」 QMG号のコックピットでは脱出の為の作業が続けられていた。ウッチーと ダニエルはコンソールを操作するが制御不能。ブッキーと桂さんはドアに 電撃とスパナアタックを加えるが効果無し。カナビーは「マム」に対する アクセスを続け……こちらは成功した! と、その時…… ・「要求を伝える! 繰り返す! 要求を伝える!」 犯人からの要求が伝えられた。その要求とは…… “要求はありません。貴方は母親失格。カネア様の母親はこの私。  さようなら、アン・マリーゴールド……” アンに対する通信はここで切れた。が、コックピットと「マムの間」では 「マム」による説明が続いていた。「犯人」は「マム」であり、芝居である と言う。ハイジャック犯は存在しない、と。事実に驚く一同。 ・「何故なら、貴方がカネア様の心を捉えた、唯一人の人間だから……」 この芝居はゴローを「マムの間」に呼び寄せる為の物だったという。 まだ良く分からないといった顔のカネアとゴロー。と、「マム」が強烈な 光を放つ。光が消えるとそこにはQMG号があった。ええっ? ・「ほらご覧なさい。あれは貴方のお船なのよ」  「わ〜い、あたしのおふね。あたしのおふね」 (*^^*)か、可愛い……。(*^^*) おっ、アンも若いぞ。(^^) 駆け寄って来るプニ・カネアさまにひざまずくゴロー。え、違う?(^^;;; が、ゴローの身体を素通りしてしまった。立体映像だったのだ。 次々に再現される昔のカネアさまの映像。(*^^*) ・「私はカネア様だけを愛するように設計されました。・・・」 QMG号のメインコンピューター「マム」は、カネアの母親の役をこなせる ように設計され、「マム」はカネアを我が子のように愛したという。しかし ゴローの出現によりカネアの心が「マム」から離れていった……。 #「親離れ」といってもいいのかな。 カネアの心を虜にしたからここに呼んだと言う「マム」に、戸惑うゴロー。 ・「どうかカネア様と結婚して下さい」 「マム」の望みに更に戸惑うゴロー。再び出て来た「結婚話」に心穏やかで 無いのはダニエルも一緒か。(^^;;; まさかこんな所で出て来るとはね。 でも今はそんな事を考えている時ではないぞ。このままでは、あと15分で お陀仏だぞ〜。(^^; ・「約束なんて必要無いですわ。初めからゴロー様は私のものですのよ」 迷惑顔のゴローをよそに大喜びするカネアさま。(*^^*) 「太陽に向かって一直線」という状況を知らない為か大はしゃぎ。 そんな2人の様子を見ていた「マム」の「表情」が一変する……!? “星渡ゴロー。お前が憎い。カネア様の心を掴んだお前がね” 「マム」の様子がおかしい。どうやら「心」が分裂してしまったらしい。 太陽は目前に迫っている。このままでは……。 ・「私はもうマムが思っているほど子供じゃなくてよ」 ゴローにカネアと結婚をしてくれと言い続ける「マム」を叱るカネア。 自分の結婚は自分で決めると。で、もちろんゴローと結婚すると。(^^; 落胆する「マム」にカネアは「マム」の事は大好きだがゴローは特別な人、 「運命の人」だからと説得する。 ・「ではすぐに船の進路を変更、このまま太陽に突っ込むのよ!」 #げげげ……。こ、恐いよう〜。(;_;) どうやら暴走状態に陥ってしまったらしい「マム」。自分がコントロール 出来ないのでカネアにスイッチを切らせようとコントロールパネルを出す。 ・「マムやめて〜!」 スイッチを切ろうとパネルに手を伸ばしたカネアに襲い掛かるチューブ! 助けようとしたゴローだが、逆にチューブに捕らえられ宙釣りにされる。 もう一度パネルに手を伸ばしたカネアに再びチューブが襲い掛かり、ゴロー 同様に宙釣りにされてしまう! もう駄目なのか!? ・「マムーー!!」 カネアの脳裏に先ほど見た立体映像が走馬灯のように浮かび上がる。 その時、カネアを捕らえていたチューブが緩み、縛めから解放された。 善の「マム」が悪の「マム」を最後の力を振り絞って押え込んだのだった。 意を決しパネルに手を触れるカネア。“マム……”こぼれる涙……。 そして「マム」は停止した。 ・「手動に切り替わりおった!」 「マム」の停止と共にQMG号の制御が可能となった。しかし太陽に近づき 過ぎている為に引力に引かれていた! 逆噴射し方向転換をすると出力最大 で引力圏離脱! プロミネンスを掠めながらも無事に脱出!!(^^)/ 流石はQMG号。頑丈な装甲だなぁ。(^^) #そう言えば、逆噴射の時のブッキーの顔が凄かったぞ。(^^;;; ・「さようなら……マム……」 涙を浮かべながら「マム」を見上げるカネアの前に落ちて来た物があった。 煤けて汚れた縫いぐるみ。小さい時に無くしたお気に入りの縫いぐるみ。 そう、それは立体映像のカネアが持っていた物であった……。 「マム」の形見とも言える、思い出の品となることであろう。 ・「今度ばかりは感謝するわ、ヤマモト」 恩を着せる事が出来て満足気なヤマモト。今回は嫌みを言われても言い返せ 無いのが辛いアン。弱気な所も見せてしまったしね。 “マムを元通りには出来ないの?”とアンに尋ねるカネア。停止によって メモリーが消えてしまったので不可能だと言う返事。だが…… ・「大丈夫ですよ、カネア様」 こ、この声は「マム」!? 消えてしまった筈じゃあ。一体何処に? “私はここにいますっピ”……「ピ」? なんとアクセスしていたカナビーに「心」をコピーしておいたらしい。 “まさか、カナビーがマムになるなんてね”“え゛?”(^^;;; ・「良かったね、マム」  「はい。カネア様っピ」 めでたし、めでたし。(^^) ・次回:モーレツかあちゃん珍道中! なんとなんと。ゴローのかあちゃんが登場(搭乗)するぞ。 ところでゴローよ、隠している事って何だ?(^^; -- 鈴木 順一 “い、てて……”“うふんっ”(*^^*) woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/