3/29放送の第25話「まぼろしのオヤジ!」 ・「危険だっピ〜! 絶対危険だっピ〜!!」 次元トンネルを抜けた所で不満を漏らすカナビー。桂さんは面白そうだと喜 んでいるけど。今回の目的地「惑星アルファ30。通称、バーチャル星」は 不思議な磁力線の影響で「望んだ事を現実のように体験出来る」が、長時間 いると精神に悪影響を与えるらしい。それはコワイ。(T_T) ・「ゴローをオヤジに逢わせてやりてぇんだよ〜ぃ!」 オヤジ捜しの為とは言え危険な目に遭いたくない、燃料費だけで赤字になる と文句を言うウッチーとカナビーに大声で怒鳴る社長。社員の幸せを第一に 考えるのが社長としての勤めだと。それを偶然聞き付けたゴローは感激する が……いつものパターンだと「裏」があるよねぇ。(^^;;; #今日はツアーじゃないんだ。それで桂さん「つなぎ」なのね。(*^^*) ・「社長……社長がそこまで俺の事を……でも何か・・・」 YATダブの客室で1人佇むゴロー。社長の事だから何かを企んで……いや いや、そんな事は無い、いい人なんだ……などと考えていると、突然耳元で “ゴ・ロ・オ・く〜〜ん……”(^^;;; 派手に驚くゴロー。(^^; ・「や〜、掃除ご苦労さん。疲れただろう……」 声の主は社長であった。妙な猫撫で声、赤らんだ顔をしながらコーヒーの 入ったカップを差し出す社長。(^^;;; 妖しい。小指立ってるし。(^^;; と思ったら、いつもの社長に戻った。ホッ……と思ったら……やっぱり変。 口を滑らせた社長、誤魔化しながらコーヒーを自分で飲んでしまう。(^^; ・「しかし、アイツがゴローのオヤジだったとはなぁ……」 15年前に起きた「次元トンネル」プロトタイプの事故について語るハルカ さん。一般へのニュースは「死傷者ゼロ」という当たり障りの無い事故に なっている筈なのに、社長の応答は「まるで現場に居合わせた」かの様。 やはり……何かを知っている……。 ・「でも不思議ね。今思えば、あの人こうなってしまうのを・・・」 事故当日の朝のダイゴの様子を話すハルカさん。「次元トンネルの問題点」 と聞いて目の色が変わった社長。詳しく教えてくれとハルカさんに詰め寄る が……“実はお腹が空いたんだけど”……は?(^^;;; その辺りの事は憶えて無いと言う。 “だってね……まさかその日以来帰って来なくなるなんて、私に分かるはず  ないじゃない……”ハルカさん、サラッと言ってのけたけど……。(T_T) ・「それが分かるんだな。この星の磁力線に掛かれば」 そういう訳だったのか……。それでバーチャル星にやって来たんだ。 着陸したYATダブのライトの光が霧で浮かび上がる。霧で視界が悪いので 何も見えないが、かなり殺風景な星らしい。 ・「タイムリミットは1時間っピ」 カナビーの計算ではそれ以上いるとバーチャル世界に飲み込まれてしまうと いう。タイマーをセットするウッチー。社長に警告するカナビー……って、 いないのねぇ。(^^; 着地するやゴローを連れて出発していたらしい。 ウッチーの呼び掛けに振り返るゴロー。霧に呑まれ、次第に見えなくなって いくYATダブが不安を掻き立てるような。 ・「な、何か不気味だなぁ。全然辺りの様子が見えないし」 不安になって社長に声を掛けるゴロー。社長の返事は“望むんだ……”。 どうやら「望む」事により「バーチャル世界」に入り込めるらしい。だが、 ゴローは乗り気でない。オヤジに会えると言っても所詮はバーチャルなので 殴れる訳でも無いし、今の居場所が分かる訳でもない。それにそんなに簡単 に入れるのかも分からない……。 ・「い゛!?」 ふと横を見ると、そこには火を吹く「巨大怪獣ガメラ」がいた! 大慌てで 逃げる2人。ゴローは先週見たと言う怪獣映画の続きを「望んだ」らしい。 #ゴジラじゃ無いのね。(^^; あ、ゴジラは第2話の「火吹きトカゲ」と #パイロットフィルムの「怪獣」として出ていたか。(^^) “うろたえるんじゃねぇ。所詮はバーチャルよ!”と、ゴローを引き止めて 怪獣を見据える社長。火を吹きながら飛び掛かってきた怪獣に踏み潰される 2人……だが次の瞬間、怪獣の姿は消えていた。 #まるでトマホークランドのアトラクションみたいだ。 ・「う〜〜ん……う〜〜ん……」「ゴローさん」 オヤジの事を「望め」と言われて、唸りながら一心にオヤジの事を「望む」 ゴローに掛けられた声。見上げると、そこには桂さんが……バラに囲まれ しかも「ウェディングドレス」を着た桂さんが。(*^^*) 『パシッ』っと 桂さんの手を取るゴロー。と、くす玉が割れ、歓声が響く……。ふと見れば 場所は何時しか丘の上の教会前。2人を祝福する参列者達。\(^^)/ #ユキちゃん、ムーキー、コーデリア、レオポン、ガンジロウ、サラゲータ #ウッチー、カナビー、藤吉、つゆ子、ハルカさん、あとは誰かな。 ##カネアさまがいないぞ。(?_?)  ・「桂さん……」「ゴローさん……」「桂……」 き、気合が入ってるなぁ、この場面。星がいっぱい浮いているし。(^^) #この前後のゴローの表情とのギャップがあり過ぎて。(^^;;; だが、ゴローの幸せも長くは続かなかった。“かぁーーつぅ!!”と社長の キツイお仕置きパンチでノックダウンされたのだった。(^^;; #カネアさまの「その結婚、認めませんわ!」パンチでも良かったかも。 ・「オヤジが出て行く日の朝、オヤジがいて、かあちゃんがいて・・・」 社長に「その日の朝を見たいと望め」と言われて、再度「望んだ」ゴロー。 目を開けると、ガラガラが見えた。慌てて起き上がり、辺りを見渡すと…… そこは「ゴローの家」であった。 ・「さあゴロー、ミルクの時間よ」 哺乳瓶を持ったハルカさん登場。わ、若い。それにスマート。(*^^*) #トレードマーク(?)の「紐リボン」も健在である。(^^) ミルクを嫌がるゴローに怪訝な顔をするハルカさん。彼女にはゴローの姿は 赤ん坊に見えているらしい。社長は「ゴローの望む世界を見たい」と望んだ ので「見えない」と思われたが、見えているぞ。愛犬ポチとして。(^^;;; ・「今日は、風が強いみたいだなぁ、ハルカ」 ポチ・ヤマモトがエサを貰ったところで「オヤジ」ことダイゴが登場。風の 音が寂しげに聞こえる中、遂にオヤジと(バーチャルで)再会したゴロー。 ・「あははははは。ほーら、ゴロー。高〜い、高〜〜い!」 ゴローを抱き上げるダイゴ。その顔は幸せ一杯に笑っている。そんなダイゴ を見て、思わず“オヤジ……”と呟くゴロー。それを聞いたダイゴはゴロー が何か喋ったと驚き大喜び。ハルカさんはニコニコしながら受け流す。 #「でも貴方が帰って来るまでには、もっと大きくなってるかもね」 #さり気無く、こんな台詞が入っている……。 ・「よーし、ゴロー。楽しみに待ってろよ」 “いーか、ゴロー。次元トンネルが完成すれば、ハイパードライブシステム  を使わず、誰でも……誰でも自由に外宇宙へ行けるようになる。それが  父さんの夢だったんだ……ゴロー” ゴローに聞かせていた台詞を取られて、ハルカさんと戯れるダイゴ。そんな 仲の良い様子を見て、ようやく表情が緩んだゴローだった。 ・「待ってるわよ、何年でも」  「本当に何時帰れるか分からない。なにしろ、次元トンネルの・・・」 遂に社長の聞きたかった事、「次元トンネルの問題点」が語られる場面に。 今か今かと待ち受ける社長。暫しの沈黙の後にダイゴが口を開いた。 “ハルカ、実は…………お腹空いたんだけど” “そ、そうね。今日はあなたの好きなビーフシチューよ” “ハルカ、お前って奴は……” #もしも〜し。(^^;;; ハルカさんの『実はお腹が空いたんだけど』って #台詞は「ここ」の事だったのか。(^^; 予想外の展開に大はしゃぎしてハルカさんになだめられるポチ・ヤマモト。 現実世界でもハルカさんにはタジタジだからなぁ。(^^;;; ・「あっ、そうだ。ゴローにこれをやるんだった」 お気に入りの「ゴーグル」をゴローにプレゼントするダイゴ。現実の世界の 「ゴーグル」とバーチャル世界の「ゴーグル」が重なる。 #この時、ダイゴの指が透けて下のゴーグルが見えていた。 “じゃあ、行って来るよ……” く〜、泣ける。(;_;) ・「ま、待ってくれぇ! 次元トンネルの問題点て何だ! ・・・」 出掛けようとするダイゴに飛び付くポチ・ヤマモト。だが、ポチである社長 の声は届かない。ゴローは泣きながら社長の行動を止めさせた。 “こんなシーン、見たくなかった”と……。(T_T) そして、ダイゴの後を追い走り始めるゴロー。 “やはり……制御システムに問題があった所為で、あの事故が……” 社長が「事故の現場に居合わせた/発生後に目撃」した事が明らかに。 ・「何しとんのや、あの2人は!」「ウッチー……」 タイムリミットまで残り20分となったYATダブのコックピット。2人を 心配するウッチーに桂さんが声を掛ける。って、様子が変だぞ。桂さんは いいとして、ウッチーの「目がキリリ」は、ちょっと。(^^;;; 「ウッチーがYATの実質的な社長」といい「カナビーが専属ロボット」と いい、これはもしかすると……。 ・「ウッチー、ウッチーてば」 どうやらウッチーはバーチャル世界の夢の中らしい。(^^;;; カナビーは ロボットだから大丈夫? いや、デリケートなロボットだから「強力な意志 の力」で持ち堪えているって、その「目がキリリ」は、まさか……。(^^; ・「お〜い、カナビー?」 こ、これは……。(^^; まるで「夢オチ」みたいな展開。(^^;;; 何故かは 分からないけど、桂さんとブッキーは平気みたい。と、その時、時間切れを 知らせるブザーが鳴り響く! 慌ててウッチーとカナビーを起こそうとする 桂さんだが、2人とも夢から醒めてくれない。このままでは帰れなくなる。 社長とゴローを捜しにYATダブを飛び出す桂さんとブッキー。 ・「オヤジ、オヤジ……」「よせ、ゴロー。そっちへ行くんじゃねぇ」 ゴローを追い掛ける社長。その前に「過去の世界」が展開された。燃え盛る 炎。それを背に宇宙服を着た男が「カプセル」を社長に託そうとしている。 カプセルの中には子供? 男の顔は見えないが、この髪型は……もしや。 ・「おとーさん」「え!? 桂……」 声を掛けられ振り返ると、そこには3歳位の桂さんが。場面も「夕日に燃え る公園」に変わっていた。鉄棒にぶら下がる姿に微笑む社長。そして場面は 再び変わり、家の玄関。出掛けようとする社長に“行っちゃやだ”と泣いて すがる3歳位の桂さん。と、一瞬、18歳の桂さんの顔が浮かび「現実」の 世界に戻る事が出来た社長。何時の間にか社長もバーチャル世界の虜になっ ていたらしい。 ・「誰か……誰か、助けてくれ……」 壊れた建造物。そこにダイゴがいるのを見つけたゴローは駆け寄って行くが 見えない壁の様な物にぶつかり、跳ね飛ばされてしまう。何とか助けようと 再び駆け寄ろうとした時に社長に飛び付かれる。このままでは戻れなくなる と、「現実」の世界を「望め」と……。 ・「良かった、気が付いて」 ゴローが目覚めた。「ここ」は「現実」の世界。YATダブの中だった。 間一髪という所でバーチャル星から脱出したらしい。だが、ゴローは「夢」 と「現実」の区別が付いていないらしく、オヤジが生きていた、何処にいる のかと言い出す……。 ・『パンッ!』「お父さん!?」  「何時までも寝ぼけてんじゃねぇ!! しっかりしろぃ!」 ゴローに張り手を食らわす社長。桂さんに“暫く、そっとしといてやれ”と 言い残して立ち去って行く……。ゴローの境遇を、そして父親の事を知った 社長の「父親の代わり」としての精一杯の愛情表現だろう。 ゴローの涙は、寂しさの所為か、痛みの所為か、それとも……。 ・「おい! ポンコツ! ワイのオーデン草は・・・」  「そんなもん知らんっピ! ウッチーこそ・・・」 どうやらウッチーとカナビーも完全に目が醒めていないようで。(^^;;; 睨み合いになってしまうし。いつもなら大声で怒るであろう社長は静か。 何故なら、ゴローとダイゴの事を考えていたから……。(--) ・次回:割れて砕けて謎を解け! ど、土偶だぁ。(^^)/ #「この」世界にはいない、という事は別の世界……異次元に? #全てのカギは『次元トンネル』にあるのか!? -- 鈴木 順一 “それだけ山菜なんだっピ!”(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/