4/5放送の第26話「われて砕けて謎を解け!」 ・「フーンフンフーン……」 YAT事務所の掃除をするゴロー、それを労う桂さん。「お茶を入れるから 終わったら一緒に飲みましょ」と言われて大喜びするゴロー。そんな様子を 見て表情が曇る桂さん。前回の「バーチャル星」での一件の所為である。 だが、当のゴローは桂さんの態度を思いっきり勘違いしていた。(^^;;; ・「あっ、通信が入ってる。誰からだ……?」「ワシじゃ」 一人芝居をしてブラシに頬擦りしていると電話が鳴った。それはムサシから の通信であった。モニタにアップになった顔に驚いて後退りして、バケツに ハマって引っくり返るゴロー。今時やらないネタだけに面白い。(^^;; ・「何だ何だ?」 物音に何事かとやって来た一同。引っくり返っているゴローに唖然とし、通 信の相手がムサシと知ると嫌な顔をするウッチー。そんな事にお構いなしに ムサシは話を始める。その内容は、またしても「オヤジ」に関してだった。 「オヤジを捜し出す方法が見つかった」らしい。その話に色めき立つ社長。 ・「ワシは今、ゴールド星に居るんじゃ。このゴールド星が・・・」 ゴローに急かされて詳しい話を始めるムサシ。だが、『パリン!』と何かが 割れる音がしてムサシの様子がおかしくなった。詳しい話は来てから話すと 慌てて通信を切ってしまう。オペレーターの声に切り替わったモニタに飛び 付くゴローであったが、既に通信は切れている。「コレクト・コール」料金 請求の業務的な声だけが虚しく流れていた……。 #「また」も「コレクト・コール」だ。(^^;;; 27,479 ルークの請求? ・「ゴールド星に行くなんて久しぶりね」 社長の鶴の一声でゴールド星へ行く事になり、YATジャンボで航行中。既 に次元トンネルも抜けて到着は間近であった。第1話でのツアーを懐かしむ 桂さんとは対照的に「また」何かやるのでは心配するウッチーとカナビー。 “今度こそは”と反論するゴロー。そんな3人を一喝し、ゴローにトイレの 掃除を命じる社長。 #ツアーじゃないから、またまた「つなぎ」な桂さん。(^^)/ ・「何だかんだ言っても俺の為に船を出してくれたんだ」 コックピットから出る時に、社長の姿を盗み見るゴロー。その後ろ姿からは 考えは何も読み取れない。だが、自分の為に船を出してくれた事は確かだ。 そんな社長の好意に対し、感謝の意を表すゴローだった。(._.) ・「でも、ゴローちゃんのお父さんの事は暫く触れないで・・・」 桂さんに声を掛けられて考え込む社長。ハルカさんとの会話を、そして先日 のゴローの様子を思い出していた。――「本当の事」をゴローに言えないで いるハルカさん。そして同じく言えない社長――しかし、何時かは知る時が 来る……ゴローが真実を知るには、いい機会かも知れんな……。 ・「ゴールド星が見えて来たっピ」 そうこうしている間に、ゴールド星が見える所まで来ていた。YATダブの 切り離しを指示する社長。だが、乗り気でないウッチーとカナビーの返事は 気が抜けていた。(^^;“ワシを怒らせてぇのか?”って既に怒っている社長 に怒鳴られて、慌てて発進をする2人。(^^;; ゴローが「真実」を知る時が、刻一刻と近づいてくる……。 ・「へー。これがゴールド星?」 第1話でツアーに来た時と様子が変わっていた。街が出来て、そしてそれは 活気に溢れていた。一体どうしたと言うのだろう? いや、そんな事は後で いい。今はムサシと落ち合わなくてはいけないのだ。 ・「あっ!?」「じゃ、撮るよ〜〜」 ふと辺りを見回せば……今まさに記念撮影をするという御一行が……。(^^; “まさか、このパターンは”と身構える一同の前でシャッターが切られる! “1+1は?”……思わず身を乗り出す……が……“ニィ〜〜”V(^^) 後ろから現れたムサシに驚く一同。(^^;;; 意表を突いた見事な登場だ。 ・「惑星アラモから帰る宇宙船の中で、ある占い師と知り合ってな」 オヤジを捜す方法が「占い」と知って唖然呆然の一同。(*o*) “下ら〜〜〜ん!! そんなモンが信用出来るかぁ〜!”と怒る社長。(--# “3度も騙される俺がど〜せ馬鹿だったのさ。ア〜ハッハッハ……”と開き 直りながらも落ち込むゴロー。「影」の入った顔がちょっとコワイ。(^^; ・「帰るぞ。こんな所に長居は無用」 帰ると言い出した社長に、慌てて取り繕うムサシ。その占い師のお陰で金鉱 が掘り当てられ、この星に活気が戻ったと言う。どうやら本当の事らしいが ウッチーとカナビーは疑いの眼差しでムサシを見ている。が、社長は興味が 湧いたらしく、ムサシに占い師の元へ案内をさせた。 #「占い」も「ギャンブル」も「賭け事」だからか?(^^;;; ・「へ〜、立派なお屋敷だなぁ」 ムサシに案内された場所は、インド風の大きな家だった。壁には絵画が掛け られ、彫刻なども置いてある。中でもゴローの目を引いた物、それは部屋の 正面に並べられた3体の「ダッサイ人形」であった。異様に大きな頭、これ また大きな目。確かに屋敷のインテリアとしては不似合いな物であった。 #何処かで見た事のあるような姿だなぁ。(^^;;; とか言ってみる。 ・「はじめまして」「え〜〜〜〜!?」 社長に肝心の「占い師」は何処に居るのかと尋ねられ、目の前に居ると答え るムサシ。目の前に居るって……え? まさか、この人形が……と、誰もが 思ったその時「それ」が喋った。派手に驚くゴローとウッチー。(^^;;; 人形だと思われた「それ」が「占い師」の「土偶星人」だったのだ。 ・「下らん。今度こそ帰るぞ。」 社長の「土の固まり」発言に怒るムサシ。次郎も謝れと社長に詰め寄る。 が、社長は“やなこったい!”と腹で次郎を突き飛ばす……。 ・「いかん!」『パリーーーンッ』 仰向けに倒れた次郎が頭を打って気絶……いや、頭が砕け散った!? はずみとは言え「殺人」をしてしまった事にうろたえる社長と社員一同。 だが、ムサシは“これを治すのは、一苦労なんじゃぞ”と言いながら破片を 接着剤で貼り付け始めた。(^^; 目が点状態の一同。(^^;;; ・「成る程。15年前に行方不明になった、お父さんを・・・」 頭が割れたのに生きていると不思議がる社長、神妙な顔のゴロー達の見守る 前で次郎の占いが始まった。頭に手を乗せ精神集中すると頭が光り出す。 彼は「頭に出来たヒビ割れ」を使って「占う」らしい。そして、それは必ず 当たると言うのである。(^^; ・「そんな……そんな筈は……」「何て……占いには何て出たんだ?」 占いが終わり、結果を聞くゴロー。だが、次郎の返事は「何も見えない」で あった。こんな事は始めてだと言う。だから……ゴローのオヤジは…… 『この世には居ない』……という事に。と言う事は……死んでいる!? ・「放せー!」 占いの結果に興奮しているゴローを落ち着かせようとするウッチー。それを 見つめる事しか出来ない桂さんとカナビー。「占い」とはいえ余りに残酷な 宣告であった。(T_T) その頃、社長は次郎に「占い」をしてくれるように 頼んでいた。先程までの「占い」を馬鹿にしていた人間とは思えない真剣な 表情の社長だが……一体何を占ってもらおうと言うのだろうか? #まさか「金運」だなんて事は無いだろうなぁ。(^^;;; ・「ゴローちゃん……」「気の毒な事をしたのぅ」 岩の上で1人塞ぎ込むゴローを心配する桂さん。責任を感じてか、ムサシが 何とかすると言い出す。余計に落ち込む事にならなければ良いけど。(^^; ムサシは「自分が紹介しておいて言うのも何だが、たかが占い。気にする事 は無い」と慰める。ちょっと無責任だぞ〜。(^^; それで、どうにか元気が 出たゴローではあったが、今日、ダイヤモンド・ロックが倒れる、雨が降る という占いを当てられては……かえって逆効果では?(^^;;; ・「見えない……う〜〜〜ん、やっぱり見えません」 その頃、社長は次郎に占って貰っていた。「やっぱり」って事は、同じ事を 何度も占っているらしい。ゴローのオヤジの事を占って貰っているとばかり 思ったが……“ゴローのオヤジが死んでるって事を当てたじゃねぇか”…… え!? 違うの? それじゃあ誰の「生死が不明」なんだろ? “どーしても桂の事が知りてぇんだ”って、娘の事を知りたいって一体? この親子の姓が「ヤマモト」、「天上院」と違う事に関係があるのか? ・「お父さん!」「か、桂……何の用だぁ」「ゴローちゃんが……」 突然呼ばれて慌て気味の社長ではあったが「ゴロー」と聞いて表情が険しく なる。呼ばれた部屋ではムサシが慣れた手付きでハルヨの修理をしていた。 そして窓の外には、雨の降りしきる中で1人佇むゴローの姿があった……。 ・「やっぱり、私行って来るわ」「いかん!」 慰めに行こうとする桂さんを引き止める社長。冷たいと非難するウッチーと カナビーに一喝する社長。「心の中の問題は自分自身で解決するしかない。 それに気が付くまでは何もしてはいけない」と。慰めれば一時的に落ち着く かも知れない。だが、また落ち込むのは目に見えている。それに、慰めが かえって逆効果になる場合もある。冷たいようではあるが、これが社長流の 愛情表現なのだろう……。 ・「わ〜〜、ケーキだ! どうしてどうして?」 小さかった頃の事を思い出していたゴロー。――その日は、ダイゴとハルカ さんの結婚記念日だった。(ケーキが食べられるから)毎日が記念日だとい いなと、はしゃぐゴロー。(^^) おおう! その意見に賛成だぁ。(^^; ダイゴの事を考え涙するハルカさんにゴローはハンカチを差し出す。そして 「かあちゃんを泣かせるようなオヤジは、ぶん殴ってやるんだ」と強がって 約束するものの泣き出してしまう――だが、その約束は……。(T_T) ・「オヤジの、馬鹿野郎ーーー!!」 そんなゴローの様子を見詰めていた次郎。もう一度オヤジの事を占う決意を し、机の角に自ら頭をぶつけていった……。 ・「ホントに済まんかった。まさかこんな結果になろうとは……」 見送りに来たムサシ達。次郎は気にしてか部屋から出て来ないと言う。 #まさか強くぶつけ過ぎて「占い」するどころか「再起不能」状態になって #いるのではないだろうなぁ。(^^;;; 出発の準備が出来たので、ゴローを迎えに行こうとするが……。 ・「あれぇ〜。なんだ、もう帰っちゃうんですか?」 後ろから掛けられた声、それはゴローの声だった。吹っ切れたのか、いつも の元気なゴローに戻っていた。そんな様子に複雑な思いのムサシ達。 ・「はぁ〜、実はワイも占ぅて欲しかったんやけどなぁ〜」 コックピットで喧嘩が始まるという時に社長達が入って来た。ゴローの様子 をちょっと明る過ぎるんでは、と気持ち悪がるウッチーとカナビー。(^^; もっと色々と占ってもらえば良かったなぁ、と1人で盛り上がるゴロー。 そして……なんてったって「百発百中」で自滅。をいをい。(^^;;; ・「ゴローさ〜ん、待って下さ〜い」 ゴローに用事があるらしく、慌てて走って来た次郎。既に動き出している YATダブに飛び付く! それを見たムサシも追い掛けて行き飛び付いた! ダブ後方に生命反応がある事に気が付いたカナビーがパネルを操作すると、 モニターに2人の姿が映し出された。それを見たウッチーとカナビーは、 やっぱりムサシはダブを乗っ取る積もりで土偶星人もグルだと怒る。 ・「もう駄目だ……あぁ……」「次郎君!」 力尽きて落ちて行く次郎。助けようとした一之介とハルヨだったが、3人 仲良く全身バラバラに。それを見たムサシは今夜の徹夜を覚悟した。(^^;;; ・「すまんが、もう一度戻ってくれんかのぉ」 ゴローが次郎の行動を気にしている時に、ムサシがコックピットへ来た。 もう乗っ取りはさせないと色めき立つウッチーとカナビー。ムサシは次郎が あんな真似をするには訳があるから、もう一度ゴローに会って貰いたいと 言う。探していた宝は直ぐ近くにあったから「乗っ取り」はしないと……。 土下座までして頼み込むムサシを信じて戻る事に。 ・「次郎君、何であんな無茶な事を……」 もう一度占ってみて分かった……ゴローのオヤジは「生きている」……。 何処に居るかは分からないが「必ず何処かで生きている」と出たのだった。 それを聞いて嬉し泣きをするゴロー。そんなゴローの様子を優しく見詰める ウッチー、カナビー、桂さん。社長も一瞬は表情が緩んだが、何だか険しい 顔付きになったような……。 次郎は、この事を伝える為に無茶をしたらしい。 ・「よーし、ムサシさん! 俺も手伝うよ」 ゴローに続いて皆も手伝い、次郎達の修理を始めるが……まるでパズル。 短気な社長はハルヨの手を一之介に付けようとするし。(^^;;; ブッキーは ハルヨに擦り擦りしようとするし。(^^; #家の中で壊れていたのは、やっぱりブッキーが原因だったのか。(^^;;; ムサシは「何回でも直してやる」と強気な発言。「仲間も呼べばいい」と 大きく出たけど……大丈夫か? ・「さよ〜なら〜!」 ムサシとその孫達、土偶一家の計9人に見送られてゴールド星を去る一同。 オヤジが生きていると分かり「絶対見つけ出してやる」と決意も新たにする ゴローであった。が……「事故」の事を知っている社長にとっては、新たな 疑問が増えた事になった。オヤジは何処で「生きている」と言うのか……。 #もしかして「ブッキー」が……。まさか、ねぇ。(^^;;; ・「助けてくれぇ! ワシをこの星から連れ出してくれぇ!」 ムサシからの通信に、またしてもバケツにハマっているゴロー。(^^;;; #もしかして「また」もや「コレクト・コール」か?(^^; なんでもゴールド星に土偶星人が大量移民して来て土偶だらけになっている らしい。それで1日中修理に追われているとか。(^^; と言っている側から 壊されまくっているしぃ。(^^;; あ、ムサシまで壊れた。(^^;;; ・次回:失恋ツアーで絶体絶命! ゴローに恋敵(?)が出現か!? って、桂さんに手を出したら社長の恐怖の 飛び蹴りが待っていると思うんだけど。(^^; #次回は「明るい」YATに戻りそうだな。 ・エンディング 後半のスタートと言う事でテーマソング、アニメ共に変更に。 来るべき大団円に相応しい「明るい」仕上がりになっているぞ。(^^) #18歳な桂さんは「つなぎ」で、推定3歳な桂さんは「ぷにぷに」(*^^*) #若いハルカさんも居て「大変お徳」である。(^^;;; -- 鈴木 順一 “せめて接着剤だけでも送ってくれぇ〜”(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/