4/12放送の第27話「失恋ツアーで絶体絶命!?」 ・「ウッチー! もっと出力を上げろ!!」 鳴り響く警報音、点滅する赤色灯! YATジャンボは今、トラブルの 真っ只中にいた。それも並みのトラブルでは無い。あろう事かブラック ホールに飲み込まれようとしているのだ!! #やっぱりYATのツアーはこうでなくっちゃね。(^^;;; ・「うおおぉぉーーーーーぉっ!!」 ブラックホールの吸引力に負け、剥れていく装甲板。それの修理に走る ゴロー。開いた穴をゴム風船のような物で塞いでいくが弾切れ。(^^;; 予備を取りに行ったのかと思えばブッキーを連れて来て穴に押し込む。 “これで一安心”ってゴロー、ブッキーが可哀相でしょうが。(--) ・「アカン! パワー不足や!」「カナビー!」「任せるっピ!」 カナビーがボディーからケーブルを延ばし、コックピットの壁の穴に 繋いでいく。そうか、カナビーのエネルギーを上乗せすれば……。 ・「落ち着いて下さい……間も無く……」 乗客を落ち着かせようと客室に向かった桂さんが見たものは……悠然と 本を読む藤吉、同じく茶を飲むつゆ子の姿であった。(^^; この2人は いいとしても他の乗客は? ま、まさか……客は2人だけ?(^^;;; ・「このパワーなら行けるでぇ!」「よーし、エンジン全開!」 ど〜にかブラックホールから脱出する事が出来たYATジャンボ。何故 そんな事になったかと言うと、社長が交通情報無視して裏道を進むよう に指示したから……。(^^;;; ホント、無茶するよなぁ。逃げるように コックピットを出てトイレに行った社長は、裏道を使ったのは利益の為 と愚痴る。それをコックピットで言わないのは何故?(?_?) ・「恋は儚い物とは言え……お〜、何て可哀相なキャンディーちゃん」 手にした漫画を見て、涙する社長。それは少女漫画の1シーンだった。 と……ふと、何事か閃いたらしい。一儲け出来ると浮かれている社長は 自分の格好の事はすっかり忘れてトイレから出る。と、そこに桂さんが やって来て……“キャ〜〜〜!!”『ゴ〜ン!』(^^; 桂さんにバケツ をぶつけられ、伸びた社長の格好は……。(^^;;; あ、妖しい。 ・「レーコさん、待ってよぅ。待ってったら」 真紅のバラの花束を持った男、タクマの登場。前を歩くレイコに対して 「君の瞳は百万ボルト」、「君の瞳に恋してる」、「君の瞳に乾杯」と 何処かで聞いたような台詞を投げ掛けるが、返事は「さようなら!」。 バッグで殴られて、哀れノックダウン。(T_T) #でもでも「眉間の『シワ』がチャーミング」は、ねぇ。(^^;;; ・「レイコさん、この心の傷をどうやって癒したらいいんですか……」 レイコに振られ、雨にも降られたタクマ。トボトボと歩いて行く通りに 面したビルのひとつに、それはあった。そしてそこでは妖しげな会議の 真っ最中であった。「次回のツアー目的地はブラックホール」。これが 妖しくない訳がない。つい先日も生命の危機に晒されたばかりなのに。 ・「まあ聞け。よく漫画やテレビドラマで失恋した奴が・・・」 社長の説明に「有る有る!」と喜ぶゴロー。で、ウッチーとカナビーに 乗せられて「捨てた物リスト」を告白するが……それは嘘だった。(^^; #じゃ、指折り数えた「写真/マフラー/縫いぐるみ」は一体。(^^;; ・「ゴローちゃん……」『ガ〜〜〜ン……』 昔の彼女の話を聞いて桂さんがショックを受けたと勘違いしたゴロー、 何時の間にか思っている事を口にしてるし。(^^;;; 桂さんに名前を 呼ばれて「きらめく瞳」で返事をしたゴローだったが、続く言葉は…… “海に物捨てちゃ駄目よ”……おおっ!? 久々に出たぞ〜。(^^)/ ・「で、今回のツアーのハイライトは・・・」 思い出の品を「海」ではなく「ブラックホール」に捨てるのが目玉で、 その名も「失恋ウルウル、ウルルン忘れて帰りはルンルンツアー」。 ど〜でも良いけど社長、その格好とウルウルな瞳は……。(^^;;; ・「え〜、本日はYAT特選、失恋ウルウル、ウルルン・・・」 次元トンネルを抜けた所でガイドを始める桂さん。だが……写真を見て 泣く女の子、チアキ。溜め息をつく男、タクマ。「トラブル」には慣れ ているがさすがに青くなっている藤吉。(^^;;; そんな客室の雰囲気に 思わず冷や汗をかくのだった。(^^; と、とにかく、トンでもないツアーの始まりである……。(^^;;; ・「社長のヤマモトです。皆様のツライお気持ちは・・・」 スポットライトの中、しみじみと語る社長。なんか見事なまでにハマリ 役な気がする。(^^; #「私から慰めの歌を……」だなんて言い出さなくて良かった。(^^;;; ・「落ち込んでいる人達ばかり集めて間違いが起こんなきゃいいけど」 トラブルを心配するゴローに、カナビーが「思い出の品と一緒に自分も ブラックホールに飛び込む客がいるかも」なんて危ないフォロー。(^^; 確かに縁起でもない。(^^;;; で、またしてもウッチーとカナビーに 乗せられてしまうゴロー。告白もまだしていないのにぃ。(--# #シートベルトしてキャプテンシートに座っているブッキー。(^^) ・「あれは、ハイワイ星のビーチでした……」 涙ながらに語り始めるチアキ。(;_;) そして思い出の品を取り出す。 その「品」、指輪に目の色が変る社長。あ、妖しい。(^^; “地球に帰って来たら……んっ、んっ、奥さんがいたのよ〜〜!!” む〜、ギャグな展開になってしまった。これでは泣き笑いだ〜。(^^;; “うしし……”って、社長。その不敵な笑みは何か企んでるな。(^^;;; ・「コーヒーいかがですか……」 コーヒーを勧めた桂さんに名前を聞くタクマ。むむ、この展開は……。 ・「ゴロー、桂はんに告白するんや」「男なら当たって砕けろっピ」 またまた乗せられて「どうせ当たっても砕けるんだし」だなんて言って いるゴロー。(^^; と、その時、コックピットに桂さんがやって来た。 2人に促されて、遂に……“ど〜して力持ちなのかな〜〜、なんて”。 思わずズッコケル2人。(^^; ゴローってば、何て事を聞くんだ。(^^; ・「星の海はァよォ〜!」 それは、突然やって来た。YATジャンボを襲う重力波による大音量。 我らがキャプテン・ロックが歌う『星の舟歌』――聞く者を行動不能に する非致死性(本当か? (^^;;;)兵器――である。何事かと窓の外を 不安げに見詰める乗客達。ロックは社長に呼ばれてやってきたらしい。 乗客の心の痛みを少しでも癒す為に、ロックの陽気な歌を聞いてもらお うという社長の粋(?)な計らいであった。(^^;;; #う〜ん……『歌う海賊』ってのが何とも言えない。 ・「悪いけど、お客様をライブ会場へ案内してくれない?」 案内役をゴローに代わってもらう桂さん。「急用」って何だろう? “イエ〜〜イ! レディース&ジェントルマン!”と拳を振り上げ叫ぶ ロックだが……観客の反応は無い。(^^; 涙する男が3人、チアキ達、 そして老夫婦。あれ? タクマがいない……。 ・「あれ? ウッチーとカナビー、どこ行っちゃったのかなぁ」 演奏が始まったので逃げ出したゴロー。YATダブのコックピットに 行くとウッチーとカナビーがいない。探そうとしたのか、客室に行くと そこには桂さんとタクマの姿が! しかも楽しそうに話をしているでは ないか!! 心穏やかでないゴローであった。(--) ・「こら、ゴロー!! こんな所でサボってんじゃねぇ」 2人の様子を隠れて伺っていたゴローは、社長に見つかって連れて行か れてしまう。ゴローが大きな声で呼んだのに気が付か無い桂さん。完全 に2人だけの世界に入ってしまったのか? #頭痛の件は桂さんと話す為の「仮病」だな、ありゃ。(--) ・「ライブやら何やら、緊急に大量のエネルギーが必要でな」 またまた登場の「人力発電機」。これを動かす為に、ゴローが呼ばれた のね。何たってゴローは「雑用係」だもんね。(^^;;; ところで、煙を吐く変な穴開きボールは一体……?? ・「センキュー、ベイビィ」  「どうして、どうしてこんな悲しい時に演歌聞かなきゃなんないのよ」 歌い終わったロックへの乗客の反応……おおっ! 藤吉、つゆ子が拍手 しているではないか。イヤイヤだけど。(^^; さすがは「演歌」。 “ちがーう! これはロックだ! 断じて断じて断じて演歌などでは  無い無い無い、無ーい!” え、違うの?(^^;;; ・「えー、ご案内します。間も無くブラックホールに・・・」 ブラックホールに到着するので甲板に集まるようにとの放送が入った。 早く行こうと言う桂さんに、タクマは「ツアー後も会えるか」と聞く。 返事は「はい、もちろんです」。その返事に「春が来た」状態になる タクマ。垂れ目が更に垂れちゃっている。(^^; ゴローも呼び出され、 発電をやめて甲板に向かった。 ・「いいんだ、いいんだ。どうせ、凡人には俺の音楽は・・・」 『星の舟歌』を『演歌』と言われた事で、またしても落ち込むロック。 ナナコとハチベーの「またか」という表情が何とも言えない。(^^) そして、失意のロックは、失恋の経験について語り始めるのだった。 “俺はまだ海賊の下っ端で、彼女は頭の1人だった……” ・「あ!?」「はい、チーズ。はい、こっち見てぇ。・・・」 甲板に急ぐゴローは、通路で桂さんを写しているタクマと会った。で、 タクマに写真を撮るように頼まれてイヤイヤ引き受けたが……大胆にも 桂さんの肩を抱くタクマに爆発寸前。でも、正直に2人を写すあたり、 ゴローって「いい人」だね。 ・「さー皆さん、あのブラックホールに向かって思い出の物を・・・」 まずはチアキ。「指輪」を投げ捨てる。それを見た社長の笑い……。 絶対に何か仕掛けがあるぞ。(^^;; 次は男A。夜間工事の現場で知り 合った「彼」との思い出の品である「ツルハシ」を投げ捨てる。(^^;;; 社長の顔は……ガッカリ。やっぱり。(^^;; 次はタクマが写真を……。 ・「その大事故が2人を引き裂いた。しかし、15年の時を・・・」 …………。(^^;;; 完全にイっちゃってるなぁ、ロック。ブッキーが 真似して寝転んでいるのが笑える。(^^; ・「桂さん……これで奇麗サッパリ過去を捨てました」「はい」 2人のやり取りを聞いていたゴロー、桂さんの返事に大ショック。(T_T) が、ゴローもタクマも桂さんの返事の意味を取り違えていたのだった。 「また会える」と言うのは「お付き合いOK」という意味では無くて 「ツアーに参加すれば会える」という意味だったのだ。ゴロー以上の 大ショックを受けたタクマ。魂が抜けたように去って行く。(^^;;; ・「またかい」 ホッとしたゴローに社長が解説。桂さんは「誰にでも」優しくするから 時々、客が勘違いするらしい。うーむ、それは困るかも。 ・「久しぶりに会った彼女は大会社の女社長、おまけに・・・」 な、な、なんと!? ロックの失恋の相手って「アン」だったのか! 15年前というと……アンは26歳、ロックは17歳……。若い。(^^;; ブッキー、また真似してる。(^^; ・「あ? 誰かが出て行くぞ」 付き合っていられないと、立ち上がって何気なく窓辺に行ったハチベー は、誰かが外に出ているのを見つけた。それはタクマだった。どうやら ブラックホールに向かっているらしい。社長は大慌てでゴローに助けに 行くように命じた。でも「身の安全は保証する」って何故? ・「タクマさん!」 責任を感じた桂さんが助けに向かう。社長は「タクマを連れ戻すのなら 誰でもいい」と何だか冷たい言葉。ゴローも桂さんの後を追う! “死んでしまえば、もう失恋して辛くなる事も無いだろう……” #だったら「宇宙服」を着ないで「外」に出ればOK。(^^;;; おおっ! さすがは無重力、涙が宙を舞う。 ・「タクマさん! タクマさん!」 「戻って来て」と言う呼び掛けに「放っといて」と言うタクマ。だが ゴローの説得で戻る事にしたタクマだったが……。 ・「ど〜やって戻ればいいんだ〜!?」 助けに行った桂さんもゴローも推進装置を付けて行かなかったらしい。 どんどんブラックホールに吸い込まれて行く3人。このままでは!! が、何時の間にかブラックホールを抜けていた。と言うか横をすり抜け たと言うか……。で、前方に何か網のような物があって、捨てた物が 引っ掛かっていた。そしてそこにはウッチーとカナビーの姿が……。 ・「私、ウッチー、違うジャン。地球語、ぜんぜん、分からんジャン」 訳の解からない事を言って誤魔化そうとするウッチーが手にしていた 物は、チアキが捨てた「指輪」だった。これって、もしかして。(^^; ・「社長、ちゃんと説明して下さい!」 どうやら「偽物のブラックホール」を作り、その向こうに網を張って 捨てた物を回収する積もりだったらしい。セコイぞ社長。(^^;;; あの「煙を吐く変な穴開きボール」が「ブラックホール」の正体だった 訳ね。実際には吸い込まれているんじゃなくて、投げたりした時の力の 慣性で「吸い込んでいる」ように見えていただけ、だったと。(^^; そう言えば……社長、珍しく真面目に謝っていたなぁ。(^^;;; ・「タクマさん、ごめんなさい……」 謝る桂さんに、悪いのは自分だと言うタクマ。そして……またいつか YATのツアーに参加するという。まだ桂さんの事を狙っているのかと ムッとするゴローだが……“今度は新しい彼女と一緒に来ます”との 事でホッと一安心。(^^; でも、ホントに大変なツアーだった。 ・「ブキ〜〜〜〜〜〜」 ナナコの手を掴んで放さないブッキー。駄々をこねまくってる。(^^;;; 第10話「宇宙海賊ロック参上!」でもナナコとの別れに涙していたし ブッキーてばナナコにラブラブなのか!?(^^;;; ・「俺ぇ……前から桂さんの事、す、す、す、す……」 今度こそ告白か? と思われたが、言い出せない内に社長が戻って来て 結局言えなかったゴロー。(^^; がんばれよ〜。(^^)/ キャプテンシートに座っているブッキー、落ち込んでいる。(^^; ・「この指輪を買い取ってもらいたいんです」 PAWN SHOP(質屋)に例の「指輪」を持ち込む社長達。やっぱりね。(^^; アクアマリンかブルートパーズかと思われたそれは……これまた予想を 裏切る事無く、ただの「ガラス玉」であった。(^^;;; ・次回:カネアの家出! わ〜い、久しぶりにカネアさまが大活躍だ!(^^)/ #でもでも、それって「押し掛け社員」と言うより「押し掛け女房」の #ような気もするぞ。(*^^*) -- 鈴木 順一 “恨めしや〜〜……裏道や〜〜”(^^; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/