4/26放送の第29話「ゴローとコゴロー!」 ・「えー、本日は、YAT特別企画『メゲと御対面ツアー』に・・・」 「メゲ」と聞いて大喜びする子供達。さっそく「メゲ・グッズ」の自慢を 始めるが……言い出した自分より沢山持っている子がいて少し悔しい。 で、もっとメゲが欲しいとママにおねだり。(^^) #良くある事じゃ〜。(^^; ・「早くメゲ抱っこしたいなぁ」「そうねぇ」「抱っこは無理じゃ」 マモルとママの会話に割り込んだ藤吉。メゲは保護動物の為、触れる事が 禁止されているらしい。と、更に会話に割り込む男――サングラスに帽子 にコートと見るからに怪しげ (^^; ――が1人。この男、メゲに詳しいら しく、最近の目撃例を話す。それを聞いて騒然となる乗客達であった。 ・「桂さん、もうすぐケスビーチに……」 目的地への到着を知らせに来たゴローの目前で、男に迫られる桂さん。 慌てて割って入って男をなだめるものの、大きな冷や汗。(^^;;; 本当に ケスビーチにメゲは居るのだろうか? ・「社長! ホントにメゲは居るんですよね!?」 社長に泣き付くゴロー。(^^; 社長は「大丈夫」だと言うが、カナビーに よるとテレビで偉い先生が「メゲは惑星デベロンにしか居ない」と言って いたらしい。だが、社長は「ケスビーチでメゲを見た」と言う……20年 ほど前に……。まさか「ゴールド星一獲千金ツアー」の二の舞か?(^^;;; ・「わぁ〜〜、すごぉ〜い」 感嘆の溜め息を漏らす乗客達。ケスビーチ……そこは白い砂浜と青い海、 そして緑の森が広がっている素晴らしい所だった。休憩所も出来て、後は メゲの登場を待つばかりとなった。 ・(メゲ……必ずや……) 例の男のサングラスが怪しく光る。不敵な笑みといい何か企んでいるぞ。 後ろで突如始まった「メゲメゲ出て来い!」コールに大人気無く怒鳴って 子供を泣かせてしまい、逆に母親達に怒られる男。(^^; 間に割って入っ たゴローであったが……これまた逆に怒られる。災難だ。(^^;;; ・「静かに。何だか音がするっピ」 何かを聞き付けたカナビーの言葉に耳を澄ます一同。彼らの耳に聞こえて 来たのは『ピィィ〜〜〜……ピィィ〜〜〜』という音だった。男によると メゲの鳴き声は「笛の音」に似ているという。と言う事は……メゲ!? が、しかし……期待に胸を膨らませた一同が目にした物は、イビキをかい て居眠りしている社長の姿だった。(^^;;; 派手にコケる一同。(^^;;; ・『スピィィ〜〜〜……』「社長、社長ぉ!」 ゴローに起こされた社長に食って掛かるマモルのママ。みんな真剣に待っ ているのに呑気に居眠りしている訳は、メゲが夜行性だからと言う社長。 開き直ったような社長の態度に唖然とするゴロー、心配そうな桂さん。 #ホントに大丈夫なのかなぁ。(^^; ・「ママぁ、まだぁ? 眠たくなっちゃうぞぉ」「まだ寝ちゃ駄目よ!」 月明かりに照らされたケスビーチ。夜になったのにメゲが現れないために 怒り出す乗客達。怒鳴る男に「来るメゲも来なくなる」と言う桂さん。 #その後の手を『ポン』が、ダブの中で怒鳴られた仕返しを #「してやったり」という感じでグッドかも。(^^;;; ・「仕方ねぇ……こうなったら最後の手段だ」「最後の手段?」 目玉……チャック……ツギハギ……。ゴロー in メゲの着ぐるみ。(^^;;; またも得意の『でっち上げ』! ピンポン玉の卵まで用意してあるしぃ。 あつらえたようにピッタリって、もしかして「夜なべ」して社長が作った のだろうか?(^^;;; かくしてメゲ・ゴローは夜の海へ。(^^; #前回の予告で「おしゃぶり」だと思ったのは「笛」だったのね。 ・「うおぉい! あそこで何か動いとるぞ〜い!」 社長の言葉に「メゲが来た!?」と喜ぶ乗客達と桂さん。そして遂にそれ が現れた。『ピーピー』と鳴き……いや、「泣き」か?(^^; ……ながら 着ぐるみのメゲ・ゴローが。(^^;;; バレなきゃいいけどねぇ。(^^; ・「ええい! どけぇ〜!!」「何するの!?」 殺気立って一番前に割り込んだ男が、手を懐に! な、何を!? (*_*) が、社長が男をとめた。うるさくすると逃げてしまうかも知れない。そし て、保護動物だから近づいたり触ったりしないように、と注意する。神妙 な顔付きで肯く一同。これで、でっち上げがバレる事は無い?(^^;; ・「何で俺がこんな事しなきゃいけないんだぁ」 怒りながら地面を掘るゴロー。社長はシナリオ通りに「産卵するかも」と 言うが、男に指摘される。卵を産むような大人のメゲはもっと大きいと。 慌てて「ミニメゲという新種」と「でっち上げ」に輪を掛ける社長。(^^; ・「メゲの新種か、チャ〜ンス……フッフッフッフッ……」 「新種のメゲ」と聞いて、再び懐に手を入れる男。ますます怪しいぞ〜。 が、大喜びのマモルのママに張り倒される男と社長。災難である。(^^; メゲ・ゴローが卵を産み始めたのだ……『ポンッポンッポンッ』っと。 #ピンポン玉が跳ねてる跳ねてる。(^^;;; ・「泣いてる……泣いているわ。メゲが泣いてる……」 メゲ・ゴローが泣く姿を見て、貰い泣きする乗客達。「産みの苦しみ」 「究極の愛」だと……。だが、メゲ・ゴローは「こんな姿を桂さんに見ら れたくない」と泣いていたのだった。(^^;;; ・「パピ〜〜〜」「ん!?」 何かの鳴き声に辺りを見回すゴロー。と、砂の中から這い出して来るメゲ の子供達が……。産卵だけじゃなくて孵化まで見られた事に喜ぶ乗客達。 #をををっ!? 「でっち上げ」じゃ無くなったぞ。あ、でも「産卵」と #「ミニメゲ」は……。(^^;;; ・「みんな、お母さんの所に帰っていくのかな?」 メゲの孵化と、海に帰って行く様子を見て、更に感激感動する乗客達。 と、感動に浸っていた男が我に帰る。こんな事をしている場合ではないと 懐に手を入れ取り出した物は……銃!? 一体、何をする気だ!?(*_*) ・「ん? 可愛いなぁ……」 目の前に這い出して来たメゲに見とれるゴロー。と、その時、何かが光っ た。そしてその光が当たったメゲが吹っ飛ばされる! 身の危険を感じた 他のメゲが逃げ惑う中、吹っ飛ばされたメゲにメゲ・ゴローが慌てて這い 寄る。様子がおかしい事を察知した社長は、着ぐるみがバレないようにと 乗客達を遠ざける。 ・「ゴロー! どうした〜!?」 慌ててメゲ・ゴローの元に駆け寄る社長と桂さん。『ピ〜、プ〜〜〜』と 鳴く声に、鳴き真似はもういいと怒鳴る社長。だが、鳴いているのは本物 の、さっき吹っ飛ばされたメゲだった。何故か、足に怪我をしているので YATダブに運び込んで手当てをする事に。 ・「ををっ!?」「縫いぐるみをレーザー光線が掠ってるっピ!」 着ぐるみを調べていたウッチーとカナビーがトンでも無い物を見つけた。 甲羅の脇がレーザーで焼かれていたのだ。社長が焼け跡を調べると、それ は護身用レーザー銃で撃たれた跡だった。どうやらメゲを痺れさせておい て、後で捕獲しようと考えたらしいが……一体誰が? カナビーの分析に よると乗客の誰かがメゲ・ゴローを狙って撃ったらしく、その巻き添えに なって怪我をしたようだ。怒りに燃えるゴロー。(--# ・「えー!? 出発を延期するですって?」 不満を漏らす乗客達にお構い無しに言葉を続ける社長。「護身用レーザー 銃を持っている者は居るか?」と。持っている者が即ち犯人、そう考えた 社長であったが……子供以外全員が持っていた。(^^;;; 未知の星を旅す るには常識と笑う男。疑いを掛けられる人が増えた事に余裕を持ったか? #社長は探偵には向いていないな。(^^;;; ・「実はメゲが護身用のレーザーで撃たれていたんだ」 逆に問い詰められて、質問した理由を話す社長。と、つゆ子が茶を吹出し 青ざめる。さっきから様子は変だったけど、これはちょっとおかしいぞ。 震えながら横目で見た先には……例の銃を取り出した男が。もしかして、 男が撃ったのを見たのだろうか? ・「ここだ!」 撃たれたというメゲを見たいという乗客達の前に、ゴローが現れた。メゲ を抱き締めて……。そして“この子は俺が守る”と言い残し走り去る。 その後を追い掛けて行く桂さん。 #ゴロー、カッコ良いぞー。(^^)/ ・「ふっふ〜ん」 コソコソと立ち去って行く男。言動が怪しい事に気付いた社長はウッチー とカナビーに見張るように指示を出す。後を付けて行く2人だが……途中 で恒例の喧嘩を始めてしまう。(^^;;; #おいおい、そんな事している場合じゃないと思うんだけど。(^^; ・「ゴローちゃん」「あ、桂さん」 メゲと戯れるゴローの元に桂さんがやって来た。すっかり懐いた様子に、 まるでゴローの子供みたいと言い、ゴローの子供だから「コゴロー」と名 前を付ける桂さん。そして……“ゴローちゃんがお父さんなら、私、お母 さんになってあげようかな”と言う桂さん。(*^^*) その言葉に、妖しい 妄想をするゴロー。(^^; #メゲが苦しがっているぞ〜。(^^;;; ##「ケスビーチ」って、もしかして「ちびすけ」の反対読み? ・「でも駄目ね」 「本当のお母さん」にはなれないという桂さん。「温かくて、優しくて、 いい香りがする」……自分には、とても代わりは勤められないと。それを 聞いたゴローは、自分のかあちゃんは「ガサツで丈夫だけが取り柄」だけ ど、桂さんのお母さんて「美人で、素敵な人なんでしょ」と返す。が…… 表情が曇った桂さんの返事は“だと嬉しいんだけど……”だった。桂さん は、お母さんの事を憶えていないらしい。桂さんの話を聞いたゴローは、 海の何処かに居るコゴローの母親に向かって呼びかけるのだった……。 そんな2人は、木陰から見詰める男の視線、そして2人を狙う銃口に未だ 気が付かないでいた……。 ・「あのぉ〜……」 昼寝している社長に掛けられた声、その声の主は目の前に居た。(^^;;; 派手に驚く社長。そして、つゆ子から聞かされた話に更に驚く。男が銃で 狙っていたのを見たというのだ。だが、既に手を打っているので心配無用 だと言う社長の前にウッチーとカナビーがやって来た。2人の報告は…… 「男を見失った」……。や、やっぱり〜。(^^;;; ・「ゴロー達が危ないって、どういうこっちゃ社長」 YATスクーターでゴローと桂さんを探す社長達。その途中で、目撃者が 居た事、犯人があの男である事を説明する社長。と、目的の男が現れた。 捕まえに掛かると例の銃が! 怒りに燃える社長。だが、男の持っていた のは「銃」ではなく「カメラ」で、彼はカメラマンだと言う。職業がバレ ると撮影をせがまれるので隠れて撮っていたのだった。どうやら、つゆ子 は見間違いをしていたらしい。(^^; ・「あ〜〜!?」「社長、どうしたっピ?」「これを見ろ!」 男が撮影していた写真の中に「それ」はあった。メゲを狙ったレーザー銃 と、それを持つ女性の姿。なんと、犯人はマモルのママだった!(*_*) と言う事は……2人と1匹が危ない!! ・「あ、あんたが……あんたが犯人だったのか!?」 レーザー銃を手に、メゲを渡すように迫るマモルのママ。メゲを欲しがる 理由は「子供のペット」にするから。む〜、困ったチャンである。(--# その頃、マモルはママを探していた。そして「現場」を目撃する事に。 ・『プピ〜〜〜〜〜!!』 威嚇射撃をするマモルのママ。派手にあがる砂煙。レーザーの出力を上げ てあるという。耐え切れずメゲが叫んだ。と、何かの鳴き声と共に今まで 晴れていた空が俄かに掻き曇り雷鳴が轟く! そして海が盛り上がる!! それに見とれていたゴローの手からメゲを奪うと逃げ出すマモルのママ。 海の中から現れたもの……それはコゴローの母親メゲ。その大きさは…… ガメラ並みであろうか。2本足で迫り来る巨大メゲだった。 #こんなのを「ペット」にしたら、絶対「捨てる」事になるな。(--) ・「何よ、こっちに来ないで! 来たら撃つわよ!」 逃げるマモルのママを追い掛ける母親メゲ。レーザー銃を撃つが、その大 きさ故か効果が余り無い。砂地に足を取られ転んだマモルのママに巨体が 迫る! 銃を撃とうとしているのを見たコゴローが、力を振り絞って飛び 上がる。母親を守る為に……。そしてレーザーは発射された……。 ・「ピ……」 レーザーはコゴローの甲羅に当たった。息を呑む3人の目の前で、地面に 落ちるコゴロー。守ったのだ、コゴローは。母親を……。生まれたばかり のその小さな身体で……。“コゴローーー!!”思わず駆け出すゴロー。 怒り狂った母親メゲはマモルのママを踏み潰そうとする。 ・「やめてーー−!!」 叫びながら走り込んで来たマモルはママを庇うように覆い被さる。そして 悪いのは自分だから、ママを許してと訴えるのだった。マモルの気持ちが 通じたのか、怒りを収めた母親メゲはコゴローの元へ向かった……。 ・「お母さんが泣いてる……」 コゴローを前に泣き崩れるゴロー。母親メゲは手を伸ばすと、コゴローを そっと抱き上げた。大きな瞳から零れ落ちる涙。それがコゴローに落ちる と、身体が光に包まれ……そして、コゴローが目を開けた。我が子を想う 母親の愛が奇跡を呼んだのであろうか、コゴローは生き返ったのだ……。 ・「寂しいけど、お別れだね」 別れの時が来た……。夕日の中、母親メゲの背中に乗って海に帰って行く コゴローを見送るゴローと桂さん。ゴローはコゴローが見えなくなるまで 手を振り続けるのだった。(;_;)/~~~ ・「桂はん、あの親子の様子どうでっか?」 翌朝、帰路につくYATダブ。どうやらマモル親子も立ち直ったようで。 例の男も疑いが晴れて良かったね。サービス(?)で記念写真の撮影してる みたいだし。 ・「噂を聞いて密猟者がこの星に来たらどうするんですか?」 確かに。雑誌に載せる為の写真も撮影されているしね。ゴローが心配する のも無理も無い。が、桂さんが宇宙連邦環境保護協会に連絡したから保護 地区に指定されるらしい。と言う事は……もうツアーは組めないのね。 「金ヅル」が無くなったと嘆く社長だが、ホントはホッとしてるらしい。 照れて赤くなっているのがその証拠。(^^; ・次回:うるわしのカオルちゃん! げげげっ!? 社長が「女の子」にぃ!? 妖しすぎるぅ。(^^;;;; -- 鈴木 順一 “リアリィ?”“リアリィ、リアリィ”(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/