5/31放送の第34話「ウッチーのお見合い!」 ・「皆様、本日は惑星ピレンチェ、宇宙の泉ツアーを・・・」 YATジャンボの展望室でガイドを始める桂さん。が……次の瞬間、言葉 を無くす。コーヒーを運んできたゴローも盆を落として以下同文。(^^;;; 展望室はイチャつくカップルの熱気で熱々だった。そう、ゴローの運んで 来た「あったかい」コーヒーなんて目じゃない程……。(^^;;; #ごちそうさま〜。(^^; ・「何がカップルにお薦めやぁ。泉で愛を誓えば永久に叶う・・・」 ツアーのチラシを見てアホらしいとボヤくウッチーと、それを聞き付けて からかうカナビー。だが、ウッチーは「生き甲斐は仕事」と言って自分の 世界に浸るのだった。……何か周りで星が瞬いているし。(^^;;; #企画を馬鹿にしたのに社長が怒らないと思ったら……居眠り中。(^^; ・「お客様、困ります。コックピットは乗務員しか入れませんから」 コックピットに入ろうとする乗客に苦情を言う桂さん。だが、その女性は 乗務員の関係者だから大丈夫だと言い、桂さんとゴローを押し退けて中に 入って行く。そして「ウチのウッチーは何処どす〜」って、まさか……。 #高笑いは止めてくれ〜。(^^;;; ・「じゃ、やっぱりあなたは」「はい、ウッチーの母親どす」 社長に挨拶をするウッチーママ。差し出された名刺に書かれている肩書き 「オーデン草一山財閥理事長」に目が点になる社長。と言う事は……毎日 扱き使っているウッチーは、マルカン星一の大富豪の息子……。(^^;;; ペラペラと喋り捲るウッチーママをコックピットから押し出すウッチー。 そんなウッチーをたしなめる社長の態度に、ウッチーの話と違ってエライ いい社長だ云々と再び喋り捲くるウッチーママ。(^^;; その話に大慌て のウッチーであった。(^^;;; #似たような場面が以前(第24話)あったような気が……。(^^; ・「お・み・あ・い。ウッチーのお見合いどす」 客室に連れて行かれるウッチーママは、まだ大切な話があると言う。それ は何と「ウッチーのお見合い」であった。爆弾発言に驚く一同。当事者の ウッチーは青ざめ引きつってしまっている。(^^; #う〜ん、ウッチーのかあちゃんも結構「モーレツ」かも。(^^;;; ・「見合いなんて急に言われても……」「急じゃおまへん」 今までも写真を送ったりしていたのだが、ウッチーは見なかったらしい。 そこで「見合いなんかしない」と言うのを見越したウッチーママ、なんと 相手を連れて来たらしい。う〜む、見事な奇襲攻撃である。(^^;;; 見合いの相手はマルカン銀行の一人娘、ゆくゆくは跡取りになって貰うと 言う話に、今の仕事に燃えているからYATは辞めないと言うウッチー。 で……見合いを「させる」「しない」の親子喧嘩になってしまう。(^^;;; #カナビーの驚き方が笑える。喧嘩を見ている3人のジト目も。(^^; ・「へぇ〜〜〜、ここがピレンチェの泉かぁ……」 連なる山々と木々、花が咲き乱れる緑の大地。そんな恵まれた自然の中に そびえる一本の大木。その傍に美しい泉「ピレンチェの泉」はあった。 が……「愛を誓うと願いが叶う」かどうかは不明。社長曰く「こういうの は気持ちの問題」と。で、出た……社長の得意技「でっち上げ」が。(^^; そんな事とは露知らず(?)、乗客達は満足そうに語らい合っていた。 これでウッチーのお見合いがうまく行けば、ヒット商品化も夢では無いと 喜ぶ社長、それを見て呆れる一同であった。(^^;;; #……獲らぬタヌキの皮算用……。(^^; ・「さあ、マリリン。早く来なはれ」 ダブから出て来た女性3人。その中にお見合いの相手、マリリンがいた。 ウッチーママの言う通りで確かに別嬪さんだけど、何だか表情が悲しげ。 お見合いを明日に控えた人の顔では無いような……。そんな感想を漏らす カナビー達に社長は「青い」と言うのだった。女心が分かっていないと。 「結婚に対する期待と不安……揺れる乙女心」が分かると言って泣く社長 だけど……何か「娘を嫁に出す父親の気持ち」とゴチャ混ぜになっている ような気もするけど……。(^^;; #はっ……まさか「カオルちゃん」の心が残っている!?(^^;;; ・「とにかく! 若い2人の為にも明日の見合いを盛り上げてやるのだ」 張り切る社長。でも……本当にウッチーの為? ヒット商品の為?(^^;;; ウッチーは嫌がっていた、ウッチーが居なくなると寂しい、と言うゴロー 達に社長は一喝。ウッチーの幸せの為(?)にも、何とかその気にさせろと 社長命令。で、自分はカップルにチョッカイを出しに行く。(^^;; #まあ、乗客のご機嫌取りも大切な仕事だけどね。(^^; しかし桂さんの #「お父さんが話したらきっと目茶苦茶になっちゃうわ」はキツイ。(^^; ・「はぁ〜〜〜」 お見合いの事で悩んでいるウッチー。「幸せの為」というゴローの言葉を 聞いて話を始める――ママは何時も自分の事を気にしてくれていた……。 5人兄弟の末っ子で、兄ちゃん達は成績優秀、スポーツ万能、一流大学に 進学。なのに自分は、何をやってもビリで浪人……。兄ちゃん達は何時も 自分を庇ってくれるし、両親も何時も励ましてくれた。だけど、みんなが 優しくしてくれればくれるほど辛くなった。一人では何も出来ないのか? そう思って家を飛び出し、流れ流れてやっと辿り着いたのがYAT……。 最初は一人でやって行けるのか凄く不安だった。だけど、みんなはそんな 自分を温かく迎えてくれた……。そして、みんなと喧嘩したり、泣いたり 笑ったり、助け合ったりしている内に……自分の居場所を、自分の幸せを 見つけた――と。だから、結婚する為にYATを辞めたくない……と。 ウッチーが辞めないと分かって安心するゴローとカナビー。2人の気持ち を知って感激するウッチー。となると……残る問題はウッチーのママだ。 何とか気を悪くさせないで諦めてもらいたいところ。どうやらカナビーに 名案があるらしいのだが、果たしてうまくいくのだろうか? #ウッチーって苦労したんだね。(;_;) #わ〜い、小さい桂さんだぁ〜。(*^^*) そう言えば、胸のリボンって #添乗員の制服のリボンと同じだ。 ・「ヘイ、彼女ピ〜〜」 泉の傍に座って物思いにふけるマリリン。そんな彼女にカナビーが近寄り 声を掛ける。ウッチーの事を教えてあげると言うのだが、相手から断わる ように仕向けるという事は……悪口? 心配気に様子を伺うゴロー。(^^; その頃、ダブでは桂さんがウッチーに話をしていた。相手の事を考えると 自分で断わった方が良いのでは、と。それに従う事にしたウッチー。一方 カナビーは……やっぱり悪口を吹き込んでいた。(^^;;; カナビーの話が 気になって近付いて行くゴロー、木の枝を持って横歩き。まるで藻くずの 塊を持ったカニである。(^^;;; #しかし……赤と緑では余計に目立つような気がするが。(^^; ・「やっぱ自分でキチンと言おう思うて」 不意に声を掛けられて驚くゴローとカナビー。2人の向こう側で立ち上り 俯いているマリリンを見たウッチーの様子がオカシイ。どうやら一目惚れ をしたらしい。で、お見合いをするとウッチーママと社長に宣言。(^^;;; これに困ったのはカナビーである。何しろ悪口を吹き込んでしまった訳で もし断わられたら責任重大かも……。(^^;;; #マリリンの物憂げな表情もいいけど、早く笑顔を見てみたいぞ〜。 ・「ふつつかな娘ですが宜しゅう」 着慣れない服を着て、マリリンを前にして緊張しまくっているウッチー。 社長に冷やかされて真っ赤っかのタコさん状態。(^^;;; 一方のマリリン は一言も喋らないどころか俯いたままウッチーの顔を見ようともしない。 もしかして、カナビーの吹き込んだ悪口が効いているのだろうか?(?_?) ゴロー達の心配を他所に、乗客達が集まって来た。それを見てニンマリと する社長。だが、社長は悪口の件を知らなかったりする。(^^;;; #「愛の泉」で「お見合い」なんて趣向ならヒットするかもね。 ・「若い者同士、2人で散歩でも行って来たらどうですかな」 人が集まって来て落着かないと言うウッチーママの言葉を受け、粋な提案 をする社長。2人のママさんも賛成し、ウッチーがマリリンを誘う。無言 で肯いてウッチーに従うマリリンではあったが、果たして……。 #がんばれウッチー。(^^)/ ・「う〜〜ん……」「ブキーーー」「ん〜〜、遅いっピー」 帰りが遅いので心配するゴローとカナビー。そんな2人に桂さんがトドメ を刺した。「挙げ句の果てに泉に身投げ」……って、おいおい。(^^;;; そこへウッチーが戻って来た。「無事だったのね」って、桂さ〜ん。(^^; みんなの様子に目が点状態のウッチーだが、自分の事を心配してくれたと 知って感激する。が、どうも話が噛み合っていない。(^^; #ところであの泉、身投げ出来る程の深さがあるのだろうか? ・「やー、ウッチー君」「あ、社長」 そこへ社長がやって来た。いずれ社長同士の付き合いになるかも知れない から名前で呼ぶように言う社長。って事は、お見合いが成功したのか!? なんて思っていたら……夕方には「婚約パーティー」だそうで。予想外の 展開に目が点になる3人だった。(・・)う〜ん、そっくりかも。(^^;;; #「こんにゃくパーティーっピ?」 ちゃうちゃう。(^^;;; ・「みんなの気持ち、ホンマ嬉しかった」 自分の事を想ってくれた気持ちは嬉しいが、今回のお見合いは最初で最後 の幸せのチャンスだと思う……だから……みんなの事は絶対に忘れない。 そう言うウッチーの目に涙が光る。喧嘩友達の好事を喜び、幸せを願い、 そして……直に訪れる別れを惜しみ泣くカナビー。そんなカナビーを胸に 受け止め、友情を確かめ合う。(;_;) そう、今回の事を一番喜んでいる のは他ならぬカナビーだった……。 #喧嘩するほど仲が良いって訳ね。(^^) ・「あんなに嬉しそうなウッチーって初めて」「ウッチーの話では・・」 ウッチーの話を思い出すゴロー。 #「つなぎ」です。はい。(*^^*) ここで少し時間を溯り、散歩の場面へ―― ・「ワイは頭の良い兄貴とは違うて、ドジのビリッケツなんですわ」 嫌われてしまうのを覚悟で何でも正直に話す、そう決めた事をマリリンに 打ち明けるウッチー。その言葉を受けて“好きですわ……正直に、勇気を 持って話せる人…………私も……そうしたかった……”と言うマリリン。 ――散歩おしまい。 #何かゴローの回想シーンみたいになっている。(^^;;; #そんな事より、小首を傾げるマリリンってば可愛いぞ〜。(*^^*) ・「まだ……信じられないけど」「うん……」 ここは本当に「奇跡の泉」なのかも知れないと言う桂さんの言葉を聞いた ゴローは妄想モードへ突入。(^^; でも、何でそういう服になる。(^^;; まあ、王女様ドレスなリボン付き桂さんが見られたからいいか。(*^^*) しかしゴローってば実際に「あの」ポーズをとっていたのね〜。(^^;;; #泣くな、ゴロー。何時かきっと……。f(^^; ・「待ちなはれ、マリリン!」 走って行くマリリンを追うマリリンママ。桂さんが急に立ち上がったのは これに気が付いたかららしいが……しかし、どうも様子が変だぞ。(?_?) 立ち止まり、振り向いた彼女の瞳には大粒の涙が溢れていた……。(;_;) どうやらマリリンにはリッキーという恋人がいるが、彼女の父親に結婚を 反対された。そして、早くリッキーの事を忘れさせようとお見合いをさせ られたらしかった。悲しい事実を知り、心が沈むゴローと桂さんだった。 #な、なんてこった〜。(;_;) ##マリリンの泣き顔にドキドキしてしまった罪深いワシ。(^^;;; ・「皆様。このピレンチェで、若い2人が出会い、めでたくも婚約・・」 ウッチーとマリリンの婚約パーティーが始まった。司会を務めるは社長。 もちろん「愛の泉の奇跡」を強調するのを忘れてはいなかった。(^^;;; 2人を祝福する乗客達。だが、マリリンとリッキーの事を知ってしまった ゴローと桂さんは素直に喜べないでいた。2人から聞かされたかは分から ないが、カナビーも何処か悲しげに見守っていた。婚約を喜ぶウッチーと ウッチーママの横には、泣いてこそいないが暗く沈んだマリリン。(;_;) めでたい筈のパーティーも、見えない所で雰囲気は二分していた……。 #これじゃあ、どっちに転んでも涙を見る展開だよう〜。(T_T) ・「彼らの故郷マルカン星では、婚約パーティーの時に・・・」 様々な思いを胸にしながら、しかし時は無情に流れていく。司会が誓いの キスを促す。ウッチーは優しくマリリンの肩を抱き、口付けしようとする が……“ごめんなさい!”……そう言うとウッチーから離れるマリリン。 何が起こったのか理解出来ないでいるウッチー。と、その時…… #と言う事はウッチーが……。(T_T) ・「マリリーーーン!!」 マリリンを呼ぶ男の声。そちらを見ると……夕陽の中、丘の上に立つ青年 が1人。それはリッキーだった。駆け出して行くマリリン。夕陽を反射し きらめく泉のほとりで見詰め合う2人。そしてリッキーはマリリンの額に 口付けをした……。そんな2人の姿を見たウッチーは驚愕と困惑の表情で 打ち震えるのだった。 #マリリンの微笑み〜。(*^^*) でもウッチーがぁ……。(T_T) ・「そ、そんな事……絶対許しまへん!」 落ち込むウッチーだが「ウッチーの言葉で目が覚めた」というマリリンの 言葉にハッと顔をあげる。「勇気を持って正直に生きて行く」……それは ウッチーがマリリンに対して示した態度だった。それをマリリンは実践し たのだ。その結果、ウッチーが悲しむ事になると分かっていても……。 #ウッチーの溜め息……重い、重過ぎる……。(T_T) ・「マルカン星では親の許し無しでは結婚は成立しませんえ!」  『ドンッ!!』(『ガチャッ』) テーブルに拳を叩き付けるウッチー。自分はマリリンを幸せにすると心に 誓った……だから……マリリンとリッキーの結婚を認めてあげて欲しい。 その言葉に驚くマリリンママ。それはそうだろう、マリリンとの婚約解消 を認め、更に結婚を反対されたリッキーの肩を持つのだから……。 #カッコ良すぎるぜウッチー。(T_T) ・「マリリンはんの事、頼んまっせ」「ああ……」 ウッチーはリッキーに歩み寄ると右手を差し出す。リッキーは半ば呆気に 取られながら握り返す。“幸せに……幸せになりなはれ”……そう言って 背を向け立ち去るウッチーに、声を掛けようとするが胸がいっぱいで言葉 が出ないマリリン。いや、たとえ話せたとしても、今の気持ちは言葉では 表し尽くせないだろう……きっと……。 #………………。(T_T) ・「ウッチー!!」 数歩進んだ所で立ち止まると、後ろを振り返る事無く走り出すウッチー。 ゴローとカナビーが呼び掛けるが止まらずに走り去る。彼らに出来る事は ただウッチーの背中を見送る事、それだけしか無かった……。(;_;) 花畑の中に倒れ込み、泣き崩れるウッチー。(T_T) #惚れた人の幸せの為、潔く身を引いたウッチー。男である。 ・「ほーら、みんな別嬪はんやろ」 帰りのダブの中、見合い写真を見せられるウッチー。だが「要らんわ」と 捨ててしまう。今は女性の事を考える暇は無い、仕事に燃えている、と。 元気になったウッチーのそんな様子に微笑む一同だった……。 #これはウッチーの株が上がったなぁ。(^^) ・次回:凶悪宇宙人をやっつけろ! わ〜い、ゴローがいっぱい、桂さんがいっぱい。(^^;;; #個人的には「カネアさまがいっぱい」(*^^*) を希望……無理?(^^; 最後に出て来た偽ゴロー、「馬鹿ばっか」とか言ってそうな感じ。(^^;; #だって雰囲気が戦艦アニメのオペレータに似てるんだもん。(^^;;; -- 鈴木 順一 “青いって……オイラは黄色っピ”……確かに。(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/