6/14放送の第36話「次元トンネルSOS!」 ・「お、親分!……親分、親ぶ〜ん、親ぶ〜〜ん!!」 叫びながらひた走るロック。泣きながらYATダブのキャプテンシートを 抱き締めてハートマークまで浮かべている姿を見て、目が点になり冷や汗 をかく社長達。ロックは感動しているらしい。その原因は……。 #サブタイトルからすると出てきそうに無い人が初っ端から登場だ。(^^; ・「俺達の曲が、俺達の曲がこんなに受けるなんて〜〜!!」 感動しまくっているロック。そんな彼を尻目にヒソヒソ話をする社長達。 「破れかぶれ」企画だったツアーの御題目は「宇宙の美しき調べツアー」 目玉は「謎の有名ミュージシャン出演」。こんな宣伝で客を集めておいて 実はロックの歌だった……普通なら客が暴動を起こしそうである。(^^;;; なのに……何故か乗客達の受けが良かったらしい。(?_?) #もちろん、あんな大人数の観客の前で歌った訳では無い。(^^;;; ・「俺達のロック魂が、遂に認められたのだ〜〜!! ハッハッハッ!」 喜び大笑いするロックであったが……受けた原因は乗客達に偏りがあった からだった。見れば全員、藤吉達と同年代だ。(^^;;; で、みんな口々に 「演歌、演歌」と。(^^; それを聞いて、釘を刺すゴローと桂さん。(^^; #思わぬ登場にロックの台詞3連発。f(^^;;; ・「どうしたの!?」「どうしたもこうしたも無いっピ!」 急ブレーキを掛けたYATジャンボ。何事かとコックピットに駆け付けた ゴローと桂さんに、ウッチーは次元トンネルが通行禁止になっている事を 伝えた。見れば、何時も光に溢れている入り口の灯が消えていた……。 #ウッチーがパネルにぶつかっていると言う事は自動操縦中だった? ・「何でやねん! どうしてやねん!」 思いもよらぬ状況に不満をぶちまけるウッチー。「美しき調べ」(^^;; が 無事成功(?)したという事で帰り道らしいが、これでは帰るに帰れない。 文句を言ってやると怒る社長。だが、カナビーはこの次元トンネルは無人 営業されていると言う。と、ゴローが次元トンネルの横にコスモロード社 のメンテナンス船が停泊しているのを見つけた。 #シャレコベック号のハイパードライブシステムを使えば帰る事は出来る #けど……ダブならともかくYATジャンボは収納出来ないか。(^^; ・「はい、管制室。え、何? あんた誰?」 管制室では3人が作業をしていた。そこに鳴り響く呼出し音。面倒臭そう に通信に出る部下その1。責任者を出せと言われて主任に取り次ぎ、外の 様子をモニタに映すと思わず感嘆の声をあげる。そこにはメガ・キャノン 砲を搭載したシャレコベック号と(おまけで)YATジャンボがあった。 #部下その1って結構マニアックなのかも知れない。(^^;;; ・「モニターに廻して」「だ〜〜!! こりゃ一体何事だぁ〜!!」 予想通りの展開に見事に引っくり返る3人。(^^;;; 定期検査だと誤魔化 そうとしたが、事前通達が無かったと揚げ足を取られてしまい、一方的に がなり立てられる主任。(^^;; 社長の一人舞台に大喜びして騒ぐ一同。 社長に問い詰められて憮然としながらも自己紹介をする主任だった。 #主任の表情がいいぞ〜。(*^^*) 特にウッチーが出て来た時の顔。(^^; ・「仕方ないわね。私は次元トンネルの修理担当主任・・・」 警報が鳴っていたので駆け付けてきたと言うドリス・アンダーソン。原因 は判っているので今から修理する。念の為「ダイゴ・システム」を停めて エネルギーを遮断してから作業に入るから危険は無い。1時間位で終わる ので待っていて欲しい、と言って立ち去ろうとする。が……。 #「ダイゴ・システム」……遂に話が進むのか!? ・「ちょっと待った。今、何システムって?」 ドリスの説明にハッとしたゴローが彼女を呼び止めた。たった3文字では あったが、聞き捨てならない言葉「ダイゴ・システム」の「ダイゴ」に。 自分の父親は「次元トンネルの設計者で星渡ダイゴ」だとドリスに告げる ゴロー。それを聞いたドリスと社長の表情が変わった。ドリスは偶然にも ダイゴの関係者が現れた事に驚いた為、社長は彼女の口からダイゴの事が 語られるのを恐れた為、だろうか? #修理担当主任であれば、それなりの情報は知っている筈? ・「ちょっとあなた、こっちへ来てくれる?」 ゴローの問いに答える事も無く、黙って何事かを考え込んでいたドリス。 暫く考えた後、ゴローに次元トンネルに来るように頼んだ。宇宙服を着て さっそく出掛けて行くゴロー。だが、社長は嫌な予感がするから、と引き 留めようとする。しかしゴローは、どうせ修理が終わるまで足止めされる のだからと頼み込み、次元トンネルに向かうのだった……。 #「ゴロー」……社長の呟きが重い……。(;_;) ・「えー、と言う訳で皆様、次元トンネルの修理が済むまで・・・」 特大耳栓をしてから「どうぞ」と言う桂さん。(^^; 待ってましたと音楽 スタート。スピーカーが歪むほどの大音量には理由があった。「受け」が 良かったからである。(^^;; となればロックの歌声にも力が入るという もの。「こぶし」を効かせてシャウトするぜ〜。(^^;;; #ス〜〜っと横に引いて行くYATジャンボが何か可愛い。(^^; ・「また同じ曲かいの。新曲は無いんかなぁ」「いくら演歌でもねぇ」 乗客の感想に、一瞬にして固まりヒビが入るロック。(^^; 何時もの様に 落ち込むかと思ったら、今回は駄々っ子である。(^^; で、最後には演歌 そのものになってしまうというサービスたっぷりのロックだった。(^^;;; #SCD のジャケットは「ハードロック/演歌」の2タイプに?(^^; ・「ええっとぉ、思いがけずロックさんが壊れてしまわれたので・・・」 マイクを取ると一曲歌うと言い出す桂さん。声がエコーしてるし、ポーズ がブリブリで、何か凄く萌え萌え。(*^^*) 乗客達と歌う桂さんの歌声に 今度はシャレコベック号がタジタジになる番だった。(^^;;; #何か最近、藤吉&つゆ子の萌え萌えシーンが多いような気がする。(^^; ・「あなたが星渡ダイゴさんの息子って訳ね」 ドリスに苦情を言う部下達。確かに無関係な者を管制室に入れるのは問題 かも知れない。それに今は作業中である。そこで話をしながら作業場所に 行く事にしたドリスはゴローを連れて管制室を出る。歩きながらダイゴに ついて話をする2人。話というよりはドリスの一方的な質問と言った方が 正確かも知れない。 #もしかして「ゴーグル」のレンズにレーザーを当てると……。(^^; ・「見て。これがダイゴ・システムよ」 とある部屋に入ると、端末を操作して「ダイゴ・システム」をモニターに 映し出すドリス。次元トンネルは重力エネルギーと反重力エネルギーとを 作用させ、それが爆発する力を使って空間を歪めて異次元に穴を開けてい るらしい。それをコントロールしているのが「ダイゴ・システム」。その 仕組みについては全く不明で、コスモロード社にも詳しい資料が無いのに 建造され利用されているのだと言う。 #それって結構コワイかも。(^^;;; ・「ドリス、ドリスは居る?」 突然、アンから通信が入った。システムを停止している影響で、他の次元 トンネルのエネルギーが下がっているとか。その所為で地球政府のお偉方 が乗った宇宙船の運行に支障が生じているらしい。物凄い剣幕でシステム 復帰を命じるアン。(^^;;; 主任から釘を刺されたばかりだったが、主任 命令と社長命令では違いがあり過ぎる。と言う訳で、システム起動をして しまう部下その1だった。 #こういうのは「業務命令」ではなく「我が侭」と言う。;-P ・「ごめんなさい。やっぱりあなたに来てもらっても・・・」 「ダイゴ・システム」について何も知らなかったゴロー。同様にドリスも ダイゴの事を何も知らなかった。知りたくても、その方法が無いという。 地球政府のメイン・コンピュータからも情報が削除されている事に疑問を 持ったゴローに、呆れたような、同情するような眼差しを向けるドリス。 プロトタイプの事故の事を知っているか尋ねられ「死傷者ゼロ」だったと 答えるゴローに、何故「そんな事故」で「行方不明」になるのかを考える ように促すのだった……。 #ドリスは「どこまで」知っているのだろうか? ・「ほ〜ら見ろ。何処も異常なんか無いじゃないか」 「ダイゴ・システム」を停止したままで、次元トンネルのシステム起動を 掛けたが問題は起きなかった。しかし「トラブルが無い」と言った途端に トラブルが発生するのがYATの世界である。(^^;;; 案の定、問題発生 それも緊急事態を知らせるメッセージが画面に表示されたのだった。(^^; #警報がトンネル全域に発令されないのは問題かも。(^^;;; ・「初めて次元トンネルを見た時、私は魅了されたわ……」 当時の事を思い出すドリス――高校生の時に(多分、修学旅行で)初めて 見た次元トンネルに感動し、後にコスモロード社に入社。エンジニアに。 で、没頭。気が付いたらエキスパートになっていた――だけど、その構造 を調べれば調べるほど分からなくなる……。誰も分からないまま、13年 もの間コスモロード社は「ダイゴ・システム」を使い続けている。これが どう言う事か分かるかと問い掛けるドリス。ゴローは無言で立ち尽くして いるだけだった……。 #やはり基本は「三つ折りソックス」である。(*^^*) ダブダブは嫌。 ##スカートが短いのはファンサービスって事で可。(*^^*) ・「あたしよ。今の揺れは何!?」 その頃、目に見えない所で事態は確実に悪化していた。何らかの力が防護 壁から漏れ出しスパークを散らす。そして、それは壁を粉砕すると一気に 拡散し、続いて爆発が起こった! 激しい揺れがゴロー達を襲い、警報が 鳴り響く。管制室と連絡を取るドリス。報告によると反重力エネルギーが 漏れ出しているという。とんでもない事が起こっていた!! #おおぅ! 手に汗握る展開が期待出来るぞ。(^^)/ ・「はっ!?」「何だ、こりゃ?」 と、その時、間近で爆発が起こり、通路の明かりと警告ランプが消えた。 ゴローが見つけた物、それは床に開いた穴とスパークだった。2人が見守 る中、それは一気に天井まで伸びる。慌てて逃げ出すと次の瞬間には床が 吹き飛び、大量の反重力エネルギーが漏れ出してきた。管制室に現状を報 告したドリスは「ダイゴ・システム」のメイン・スイッチを作動させる為 の行動を開始した。 #これは燃えるぜ〜!! ・「何だぁ〜!? 一体何があったんだ?」 反重力エネルギーが漏れ出した事による爆発にYATジャンボにいる社長 達も気が付いた。管制室との通信も出来ず、予感的中と歯噛みする社長。 乗客の安全を考えて次元トンネルから離れるようにウッチーに指示を出す とシャレコベック号でゴロー達の救出に向かう。 #有事の際の的確な指示と行動が出来る社長は頼もしい限りだ。 ・「あれに触れたら、人間なんて、直ぐに消滅しちゃうわよ!」 通路を直走るゴローとドリス。厚さ10センチはあると思われる防護壁も 役に立たず、2人の直ぐ後ろまで迫り来る反重力エネルギー。疲れの為に 走るペースが落ちたか、前方の防護壁が通過する前に締まり始めていた。 慌てて防護壁に取り付いて締まるのを止めたゴローは、行く手にも反重力 エネルギーが漏れている事に気が付いた。まさに進退窮まる状況に機転を きかせたドリスは床の抜け穴にゴローを引っ張り込んだ。次の瞬間、防護 壁を突き破った反重力エネルギーの奔流が2人の元居た場所で荒れ狂う。 #まさに危機一髪。(^^; ・「た、た、助かった……」「そんな暇無いわよ」 見上げれば、通ってきた抜け穴から反重力エネルギーがやって来る。休む 間も無く再び走り出した2人が辿り着いたのは、次元トンネルの基部とも 言える場所だった。各ブロックに繋がる通路と階段が延々と続いている。 遠回りになるが「ダイゴ・システム」に辿り着ける筈。いや、辿り着かね ばならない。助かる為には……。 #さすがは修理担当主任、裏道にも詳しいとみえる。 ・「おーーい、ゴローー!! 何処だぁーー!!」 ゴローを探す社長とロック。と、前方に作業員2人の姿があった。どうも 管制室にも反重力エネルギーが漏れ出して来て、慌てて部屋を出たところ だったらしい。避難するしかないという状況だが、ゴローが何処に居るか 分からないという作業員の言葉に社長は歯噛みするしか無かった。 #どうする社長!? ・「見えて来たわ……もうすぐダイゴ・システムよ」「で、でも……」 階段を駆け降りて行くゴローとドリス。しかし、反重力エネルギーは2人 の直ぐ上にまで迫りつつあった。距離を稼ぐ為に手すりを乗り越えて飛ぶ ドリス。ゴローも覚悟を決めて飛んだ! が、僅かに届かない。落ちる! と思ったが、辛うじて左手が床に届き落ちずに済んだゴローだった。(^^; #アクション映画顔負けな事をやってくれるなぁ、今回のYAT。(^^)/ ・「何ぃ〜〜!? アンの命令でやったぁ〜〜!?」 事故の原因がアンの指示による人為的なものと知って怒る社長。だが今は 怒ったり泣いたりしている時では無い。ゴロー達を助ける方法を考えるの が先である。2人が「ダイゴ・システム」に向かっているのは確か。だが 反重力エネルギーの拡散スピードは速いので、無事に辿り着けるかは…… もし反重力エネルギーが次元トンネル内に広がりきってしまったら……。 #今までも何度か「時間制限」付きの話があったが、今回は「時間切れ」 #の時が明確で無いだけにドキドキするものがある。(^^) ・「そうだ。この船を使えば……」 何やら名案が浮かんだらしい部下その2。シャレコベック号を使えば2人 を助ける事が出来ると言い出したが、その方法とは一体……。 #まさか第15話、第32話みたいに「特攻」を掛けるとか。(^^;;; ・「着いたわ。ダイゴ・システムよ!」 階段を降りる時間を惜しみ飛び降りるドリス。ゴローは……普通に降りて 来たみたい。(^^; ドリスがパネルを操作すると「ダイゴ・システム」の 一部に光が戻った。起動準備完了、後はメイン・スイッチを入れるのみ。 が、遂に追い付いた反重力エネルギーが襲い掛かって来た。ゴローは泣き 言をいうゴローが、ドリスは「ダイゴ・システム」を動かす以外に助かる 方法が無い、と作業を続けようとする。メイン・スイッチに手を伸ばした 瞬間、スパークが襲って来て弾き飛ばされる。慌ててかばうゴロー。 #「あたしがやらねば誰がやる」(^^;;; ・「撃てぇーーー!!」 ロックの命令で発射されるメガ・キャノン砲。狙い違わず次元トンネルに 命中し、大きな穴が開く。何が起こったのかと驚くゴローの耳に、ロック の歌声が聞こえて来て更に驚く。が、直ぐに笑顔に変わった。今度ばかり は「星の舟歌」が頼もしく聞こえたに違いない。(^^;;; #さも自慢気なロックだが、実は何もしていないというのがミソ。(^^;;; #しかし、メガ・キャノン砲で穴を開けるだなんて何と大胆な方法。一歩 #間違えれば、次元トンネルもろとも2人は……。(^^;;; ・「くっ!」「ドリスさん! 急いで!」 吹き荒れる風の中、必死にメイン・スイッチに手を伸ばすドリス。その手 がスイッチにようやく届き……そして引かれた。システム全体に光が戻り 音も無く始動する「ダイゴ・システム」。それによって安全装置の機能が 正常に戻ったのか、防護壁が閉まり空気漏れも止まった。更に漏れ出した 反重力エネルギーも次元トンネルに吸い込まれつつあった。どうやら一件 落着となったようで。(^^; #いやぁ〜、燃えた燃えた。 ・「あんなに物凄い量の反重力エネルギーを、簡単に収めちゃうなんて」  「これがダイゴ・システムのパワーよ」 感慨深気に「ダイゴ・システム」を見上げるゴローとドリス。感嘆と畏怖 の念の篭った瞳で……。 #今回は辺境にあった小さなタイプだったけど……もし地球の近くにある #大型のメイン・トンネルで同じような事故が起こって、その影響で他の #トンネルまで異常を来たす様な事があったら……恐すぎかも。(^^;;; ・次回:アン・マリーゴールドの野望! 見所その3:遂に登場、ドンズ・マリーゴールド(?) #カネアさまの髪型はパパ似だったのね。(*^^*) 見所その2:遂に登場、海賊アン・マリーゴールド #取りあえず、次回を待て。(^^;;; 見所その1:再度登場、おさなカネア・マリーゴールド #第23話より更に小さい時だったりする。(*^^*) -- 鈴木 順一 “世紀末現象だっピ!”(^^;;; #現象その2はSCD化か!?(サントラ収録でも可)>SME様 woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/