7/12放送の第40話「海賊をやめたキャプテン・ロック!」 ・「星の海はァ〜よォ〜〜〜」 平和で静かな昼下がり、そこに突然響き渡る「星の舟歌」。通行人は耳を 押さえ、頭を抱えて苦しみもがき、交通事故まで発生。YATの横にある 「中華GAN」の看板までも、ロックの歌声に苦しんでいる。近所迷惑も 考えないで、ロックは一体何処で歌っているというのだろうか?(^^;;; #犬が出ている場面、花までダメージを食らっているらしい。(^^;;; ・「ヘイ、ラーメン一丁あがり!!!」 「中華GAN」の店内……特大耳栓をしたガンさんが黙々とスープを作り カウンターでは客がのた打ち回る。(^^; そんな中で1人、歌声を物とも せずに厨房に立つ男の姿があった。と、その男が振り返る。男の左頬にあ るマーク、そしてこの声。髪型こそ違えど、確かにロックその人だった。 #重力波に乗せた大音量で無くても、ここまで殺人的だったとは。(^^;;; ・「特製『星の舟歌ラーメン』だぁ!」 山盛りの麺に、更に具が山と乗せられたドンブリを客に差し出すロック。 その余りの異様さに声を無くした客に、追い討ちを掛けるかの如く「星の 舟歌バーチャルディスク」を押し付ける。(^^;;; 冷や汗ダラダラ。(^^; そこに新たな客がやって来た。威勢良く声を掛けたロックと、掛けられた 客は暫し呆然。それもその筈、顔見知りだったのだ。そんな2人を見てい た客の連れも、店員の正体に気が付いたようである。(^^;;; #タコ、カニ、たくあん、魚(イクラ付き)、豚足、豚鼻、卵、etc... #ドクロマークの旗がニクイぜ。(^^;;; ・「何ぃ〜!? 海賊をやめたぁ?」 YAT事務所にてロックの話を聞く社長達。そこにウッチーとカナビーが やって来た。ロックと気が付かずにツアーの勧誘をする2人。慌てて説明 しようとするゴローを遮り、ロックはトレードマークのアイパッチを取り 出すが気が付かない。(^^; これならば、と何時もの髪型にするが、まだ 気が付かない。(^^;; 最終手段でコスチュームを変えると、やっと気が 付いて驚く2人。(^^;;; が、そこに買い物から帰た桂さんがやって来て 「あら、お客さんなの?」……石化する一同。落ち込むロック。(^^;;; #登場するなりイキナリやってくれたね桂さん。f(^^; ・「で、なんで海賊をやめたんだ、ロック?」 社長に問われ、海賊をやめた理由を話し始めるロック。その日、何時もの ように歌いながら宇宙を流していた。が、途中でナナコに「へたくそ」と 言われて、フォローに入ったハチベーの言葉もフォローになっていなくて そのまま大喧嘩に。(^^;; 「もう限界や!・・・」(エコー付き) (^^;;; 「上等だ!」……売り言葉に買い言葉、そしてそのまま喧嘩別れに……。 社長を頼ってYATに来たがツアー中で不在、フラリと入ったラーメン屋 の味に涙し、そして決心した……。お金が無いから働かせて貰おう。(^^; #効果音が、シャッター音が良すぎる。(^^;;; ・「それからというもの、私はキッパリ海賊をやめて・・・」  「あっ! 大根買ってくるのを忘れちゃったわ……」 熱の入った演説を続けるロック。だが聞いているのはブッキーだけ。(^^; 他の連中はロックの存在すら忘れているかのよう。(^^; 泣き付くロック に適当な相槌を打つゴロー達。(^^;; トドメは社長の一言。料理の才能 が全く無いと言われたと知って衝撃を受けるロック。(^^;;; #「あの」ラーメンを見れば……分かる気もする。f(^^; ・「ガ〜ン、ガ〜ン、ガ〜ン、ガ〜〜〜ン」「ガンさんが?」「ガ〜ン」 派手に落ち込むロック。(^^; それを見た桂さんの感想「何かウッチー化 しちゃってるわね」。それを聞いたウッチー、ロックの仲間入り。(^^;;; 落ち込むロックに社長が一喝。これで何時もの元気を取り戻すか? #こ、このネタは……。ダブルパンチで受けた。(^^;;; ・「これじゃ燃料費だけで大赤字だっピ」 ロックの為にYATジャンボを出した社長。一同から誉められ、照れ隠し にシャレコベック号に隠した臍繰りを取りに行くだけだと誤魔化す。(^^; #素直じゃないんだからと桂さんに言われて、更に赤くなるところが何か #可愛い。(=^^=) ・「ハチベーはここで働いているのか?」 宇宙大要塞都市アピソームに到着した一同。アルバイトだから扱き使われ ているのでは、と心配するロックだが……そんな心配を他所にハチベーは 現場監督をしていた。(^^; ガシッと抱き合い、涙の再会を果たす2人。 ハチベーは人柄の為か、皆に慕われて現場監督を任せられていた。それに 比べて……一同の冷たい視線を受けたロック、慌てて話を逸らす。(^^;;; #普段の格好からして工事現場向きだし。(^^)/ ・「ナナコから連絡はあったか? ハチベー」 ナナコは連絡どころか、行方不明になっているという。身寄りが無いから 無茶してないかと心配するハチベー。そんなハチベーを見詰めるロック。 指名手配を受けているからと、アピソームの奥深くに隠してあるシャレコ ベック号の元に到着した社長達は感嘆の声をあげた。まるで新品のように 磨き上げられた船体。何時でも出発できるようにハチベーがメンテナンス をしていたのだった。 #もしかして……1人で磨いたのだろうか?(^^;;; ・「後はナナコだけか……」「ブキ〜〜〜」 ブッキーが鳴き声をあげた。何かに気が付いたようだ。と、その時、一同 の耳に聞こえて来た歌声。この歌詞、そしてこの声……。ナナコが戻って 来て居たのだった。ホッと一安心するロック達。コックピットに向かうと そこには、星の舟歌を口ずさみながら編み物をするナナコの姿があった。 2人の姿を見たナナコは立ち上る。思わず駆け寄るとナナコを抱き締める ロック。どうやら仲直り出来て一件落着らしい。が……。 #ナナコよ、何故に顔を赤らめる。(^^; ・「な、何するんやっ!?」 ふと足元の事態に気が付いたナナコが非難の声を上げる。そこには編み物 を踏みつけているロックの足が。間抜けな返事をしたロックに、ナナコの 怒りの右ストレートが炸裂!! 吹っ飛ばされてドアに激突するロック。 ロックが踏んでいた物……それは一所懸命に編んでいたマフラーだった。 悪気は無かったのだから、とフォローするハチベー。そこまでは良かった のだが……「そんなマフラー」「網目が無茶苦茶」「ナナコらしいや」と 続けられた言葉を聞き、泣きながら駆け出していくナナコだった……。 #「あたいの気持ち」って……それって、もしかして。 #『ドカッ』『ウィ〜〜ン』『ポテ』……自動ドアなギャグ。(^^;;; ・「みんな、こっから……出て行けや〜〜〜!!!」 ナナコが戻って来た。バズーカ砲を手にして。(^^; そして一同に向けて 発射!(^^;; 更に、追い掛け回しながら連射の嵐。(^^;;; 落ちていた 空缶を踏みつけてコケた社長の所為で総倒れになった一同にも、情け容赦 無く引き金を引き……その結果、メインホールから上が大破した。(^^;;; #連射の性能もさる事ながら、何処にあれだけの砲弾が入っているのかが #知りたい。(^^;;; ・「ナナコーーー!!!」「突然、どうしたって言うんだ?」 ナナコの行動が理解できないハチベー達だが、桂さんには思い当たる節が あった。桂さんの「恋をしたのでは?」と言う言葉に、驚きの声を上げる 男連中。(^^; 気付かなかったぞ、相手は誰だ、ワシじゃ無い、当然だ、 (T_T)、と話し合う一同を他所に憧れモードに入っている桂さん。(=^^=) #シャレコベック号、あんな状態で発進して大丈夫か?(^^;;; ・「か、桂さん、そういう事には詳しいんですか?」 桂さんに近づくと、さり気なく尋ねるゴロー。(^^; 添乗員をやっていた 関係で「誰が誰を好き」か位は分かると言う桂さん。それじゃあ……俺の 気持ちも……と期待する。頬を赤らめながら見詰め合う2人……。(*^^*) だが……「? えっとぉ〜」(^^;;; 涙に暮れるゴローであった。(^^;;; #瞳の中に自分が居る……いい雰囲気だったんだけどねぇ。f(^^; ・「ナナコさんが恋をしたって言うと……」「誰に?」 ハッと社長達の視線が一点に集中する。その先に居るのはロック。しかし 桂さんは「そんな訳ない」と言う。ガッカリするロック、笑う一同。(^^; が、桂さんの言葉には続きがあった。「だって、ブッキーは女の子」…… 「懐いているからといってそれはない」と。(^^;; 派手にコケる一同。 当のブッキーはと言うと……頬を赤らめて満更でも無い様子。(^^;;; #そ、そう来たか。f(^^;;; ・「どいつもこいつもアホばっかしや」 宇宙を迷走するシャレコベック号のコックピットで、ヤケ酒をカッ食らう ナナコ。既にボトル5本を空け、6本目に掛かっていた。(^^; 6本目も 空けた時にロックから通信が入った。「3人で頑張ろう」「昔の事を思い 出せ」「初めて逢った時の事を」という説得で、思い直し始めるナナコ。 だが……「お前が居なかったら誰が掃除、洗濯、買い出しをするんだ」と いうロックの言葉に再びプチッ。(^^; モニタに酒瓶アタック。(^^;;; #大量に呑んでる割に冷静な感じ。 ・「しかしワイら何時まで付き合えばいいんや?」 岩の上に登り、髪とマントを風にはためかせながら、ジっと空を見詰める ロック。風とマントのなびく音だけが、そこにはあった。と思ったら…… その後方にはブツブツと文句を言うウッチーとカナビー、ヘコヘコと頭を 下げ続けるハチベー。(^^;; カッコ良かったロックだが、ゴローの言葉 で一転して何時ものギャグキャラに。(^^;;; #思わず「吹き荒ぶ風が〜」なんて口ずさんだりして。 ・「ここは俺達がナナコに初めて出会った思い出の地なんすよ」 ロック達が社長と出会うよりずっと昔の、ナナコと出会った時の事を語り 始めるハチベー。その星で1年間働き続けて貯めた金。これで星の海に飛 び出せる、星の海に俺達の歌を響き渡らせるんだ……。ようやく叶う夢に 喜ぶ2人。そこに現れた1人の女性。銃を突き付けて、金を寄越せと言う 彼女がナナコだった。そんな遣り取りの中で、ギターが、音楽が、唯一の 友達だと言うナナコに、ロックはマイクを取り出すと「俺達と一緒に星の 海へ飛び立たないか」と誘う。「これで、アンタも一人ぼっちじゃない」 とハチベー……。「星の舟歌」はその夜に完成した曲だった……。 #って事は、かれこれ20年近くも歌っているのね。星の舟歌。(^^;;; ・「ナナコー!! 戻って来ーーーい!!!」「ブキ〜〜〜」 空に向かって叫ぶロック。反対側の空に向かって鳴くブッキー。ふと見れ ば、ブッキーの見ている方から飛来する宇宙船が。シャレコベック号だ! 降り立ったナナコと向かい合ったロック達は「本当の気持ち」を伝えた。 自分にはナナコが必要だと。何故なら「ナナコのギター無しでは星の舟歌 は完成しない」。何故なら「1人ではキャプテンの歌に耐えられない」。 ついつい本音が出てしまったハチベーにお仕置きするロック。マフラーを 掴む手が怒りで震えていたナナコだったが……。 #う〜む。来る事は来たが、方向が反対から。嫌な予感……。(^^;;; ・「本当の気持ちって、それだけやったんか?」 マフラーを落とすと、走り去って行くナナコ。後を追うゴローと桂さん。 唖然としているところへ、社長から声を掛けられてハッとするロック。 「そろそろ所帯を持って落ち着くんだ」……その言葉に自分の将来を想像 する――六畳一間に裸電球、ツギハギだらけの服、給料の足しにと内職で 造花作りに傘貼り。愚痴る嫁さん、走り回る子供達、泣く赤ん坊――惨め な将来が見えると喚くロック。(^^;;; 自分を気遣ってくれたハチベーに バンドは解散しないと暗黙で告げ、社長の言葉に無言で頷き、マフラーを 受取るとナナコの元へ向かうロック。 #何かスゴイ想像だなぁ。(^^;;; ・「何で、あの人はアタイの気持ちを分かってくれへんのやろか?」 長く伸びた影。夕陽の中、2人に胸中を打ち明けるナナコ。今までは気に していなかった。だけど離れ離れになって、自分の気持ち、そしてあの人 なら自分の気持ちを分かってくれるであろう事が分かった。なのに……。 #ハート型の太陽だぁ。(^^) ・「お前の気持ちは良〜く分かった」 振向くとそこには、マフラーを持ったロックが居た。そして社長が言う。 2人の媒酌人を務めると……。続いてハチベーが言う。好きな人の胸に飛 び込むんだと……。溢れた涙が頬を伝い、思わず顔を両手で覆うナナコ。 桂さんとゴローに促され、笑顔で駆け出して行く。腕を広げたロックの顔 が次第に近づき……そして風の如く横を通り過ぎて行った……。 #って、をいをい。(^^;;; ・「あ……」「へ……」「お、オイラなの? ねぇ? あれ?」 目が点になる一同。(^^;;; ナナコの行きついた先は、ハチベーだった。 予想外の事に板切れ状態のロックは、虚しく地面に転がる……。(T_T) 何時も1人ぼっちだった自分に、ハチベーは初めて逢った時に言ってくれ た……「これで、アンタも一人ぼっちじゃない」……と。自分の寂しさを 分かってくれたハチベーに、ナナコは恋をしたのだった。 #う〜む……ドンデン返し。f(^^;;; ・「じゃあ、ロックさんの事を好きだったんじゃぁ……」 ゴローの言葉にジト目で答えるナナコ。あんな経済力ゼロの男は最初から 眼中に無いと。(^^;;; キツイお言葉……。でも本当。社長も納得。(^^; 落ち込んでいたロック、突然立ち上ると「いいたい事はそれだけか〜!」 だが、文句を言うべき相手は既に居なかった。更に他のみんなも。(^^;;; 唯一残っていたブッキーが声を掛けるも、ガレキの如く崩れ去るロック。 ブッキーは冷や汗をかく事しか出来なかった……。(^^;;; #太陽にヒビが入ると思ったのに、ヒビが入ったのはロックだった。(^^; ・「私達、結婚しました〜」*2 ナナコ&ハチベーからの報告を見る一同。いちゃつく2人に呆れて声すら 出ない社長、チョット照れているゴロー、もの欲しそうなウッチー。(^^; 確かにロックの事を考えると、少々複雑な気持ちである。(;_;) 何しろ 「ダーリン」(*^o^*) 「ナナコ」(*^^*) を目の前で延々と見せられて いるのだから……。(^^;;; ゲッソリしちゃって、ロック可哀相。(^^;;; 俺の魂の叫びを聞け!!「海賊なんてやめてやる〜〜〜!!!」 ・次回:常連客よ さようなら コミック第4巻で予告があった、藤吉&つゆ子がメインのエピソードが 遂に登場。って喜んだら……引越し!? お別れ!? もう出ない!? #しんみり:6、ほのぼの:3、お笑い:1な話かなぁ。(;_;) -- 鈴木 順一 “そうやったか?”“ひゅ〜〜〜”f(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/