7/19放送の第41話「常連客よ さようなら!」 ・「済みません! 御免なさい! 許して〜ぇ!」 ひたすら謝るゴローとウッチー。また何かミスをして社長に怒られている のかと思ったが、どうも様子がおかしい。呆気に取られる藤吉とつゆ子、 この2人にゴロー達は土下座をしているのだ。はて?……と思ったら、何 の事はない、借金取りと間違えていたのだった。(^^;;; そんな2人とは 対称的に「客」と見るや営業を始めるシッカリ者のカナビー。場を仕切る とゴローと桂さんに指示。でも、ウッチーには……。(^^;;; #「いつもの事じゃ〜」「はい」 まさか、聞き納めなのか!? ・「でぇ〜〜〜! 気に入らん! 何が町内会だ。会費、会費って・・」 ブツブツ文句を言いながら街を歩く社長。町内会費の支払い要求をされた らしいのだが、しかし幾らなんでも6年分は溜め込み過ぎである。(^^;;; #月に千円だとしても7万2千円。金庫が「空っぽ」状態では大金だ。 ・「いや、今日は客として来たんじゃ無いんじゃよ……」 パンフレットを広げ、営業スマイルで揉み手するカナビーとゴロー。その 横では「役立たず」呼ばわりされたウッチーが落ち込んでいた……。(^^; 常連だから貸し切りツアーだって格安でやる、というカナビーの言葉に苦 笑いしながら、藤吉は来社の目的を告げた。 #通常のツアーだって、殆ど貸し切り状態のような気もするが。(^^;;; ・「お別れぇ!?」「お、あ、何だぁ?……」 戻って来た社長は、事務所から響いて来た声に驚く。その原因となった声 を出したゴロー達の方が驚いただろう。何しろ突然、暇を告げられたのだ から。真剣な表情で理由を聞くゴロー。だが2人は……茶をズズ〜。(^^; 何時もながらのマイペースではあったが、おもむろに理由を話し始める。 突然の息子の転勤について行く事になった。場所は新しい銀河系の何処か だと。YATのツアーに参加できなくなるのが心残りだが、仕事の都合で は仕方が無いので、こうして挨拶に来たと……。 #な、何てこった〜。(T_T) ・「それで、引越しは何時なんですか?」「明日ですの……」 何故か事務所に入らず、窓の外で盗み聞き状態の社長。表情からすると、 寂しく思っているらしいが、挨拶に来たのに顔を見せないのが気になる。 そういえば社長の姿が見当たらないと尋ねた藤吉は、探してくると言って 立ち上ったゴローを遮る。顔を見ると別れが辛くなるから、と。(;_;) 遂に別れの時が来た。事務所の前で最後の挨拶。立ち去って行く2人を見 送る一同。そして、顔を見合わせ、溜め息ひとつ……。(;_;)/~~~ #社長ってば、そんな所に隠れていたのか!?(^^;;; ・「あ〜あ、常連客にまで逃げられるなんて、YATはもう終わりやで」 先行きを案ずるウッチー、金ヅルが居なくなったと愚痴るカナビー。そん な発言にゴローと桂さんが怒り出した。と、その時、社長が入って来た。 成り行きを知っている社長は、ゴローの言葉に気の無い返事。驚くどころ か普段の調子で、顧客名簿から削除しろと指示されてムッとするゴロー。 #社長の態度は一体? 平静を装っているだけなのか、それとも……。 ・「それで、どうなんだカナビー。他に予約金とれそうな客は・・・」 最近コスモロード社まで格安ツアーを始めた所為で客が離れ、予約をする 人は居ないらしい。これでYATはお終いだ、と嘆くウッチーに、常連の 1人や2人居なくなってもウチの経営は揺るがないと言う社長だが……。 #居ても居なくても、何時も『真っ赤っか』だしね〜。(^^;;; ・「あっ、あの2人から、この前のツアーの追加料金もらってないや」 ゴローの言葉を聞くや怒り出す社長。(^^; 直ぐに取りたてて来いと言わ れ、大した額じゃないし、引越しの餞別に……と切り返すも、ハシタ金で もYATには必要な金だと怒鳴られてしまう。(^^;; 先程からの社長の 態度に頭に来ていたゴロー、取りに行くと答えながらも机を叩いて不満の 意を表すのだった。(--# そんなゴローに構う事無く社長が続けた。2人 に伝言をしろと言うのだ。「約束」はどうする積もりか、と。 #常連が居なくても揺るがないというYATの経営にハシタ金が必要とは #これ如何に。(^^;;; ・「まったく薄情な社長だよな」「ゴローちゃん」 YATスクーターで出掛ける準備をしていたゴローに声を掛けた桂さん。 一緒に行きたい、と言う。もう会えないのかと思うと……。悲しげな顔を する桂さんに笑顔でうなずくゴロー。そんな訳で2人で出掛ける事に。 #思いがけず2人でツーリング(デート)である。(=^^=) が、ゴローは #珍しく(?)エッチな考えをしなかったような。(^^;;; ・「ここなの?」「データではそうなってるけど……」 桂さんのナビゲーションで、近代的な建物が立並ぶ大通りから自然が残っ ている細い道へ、そして郊外の住宅地へとスクーターを走らせるゴロー。 データを元にやって来た家は、如何にも藤吉達が住んでいそうな造りをし ていた。(^^;;; と、その時、玄関が開くと中から藤吉が出て来た。(^^; #データが間違っている事を期待してしまった。(^^;;; ・「ん? おぉ、君達は。良く来てくれたね」「どうも」 歓迎してくれた藤吉に、言い難そうに追加料金の事を切り出すゴローだっ たが、先方も承知していた。さっき渡すのを忘れたので今から届けに行く ところだったという。(^^; 立ち話しでは……と言う訳で、家にあがって 話をする事に。 #孫が遊びに来たって感じかな。しかも恋人を連れて。(*^^*) ・「おお、そうじゃ。ばあさん、あれを」「あ、はい」 引越しの準備をしていて見つけたものがあると言う。ゴロー達の前に差し 出されたのは一枚の写真。それには藤吉とつゆ子、そして社長と小さな女 の子とブッキーが写っていた。その女の子は桂さんだった。(*^^*) 藤吉 によると、それはYATの第1回目のツアーの記念写真だと言う。そして 当時の、今から13年前の事を話し始めた……。 #照れる桂さんが何か可愛い。(*^^*) ・「宇宙旅行は如何すか〜?」「如何ちゅか〜」「ブキーー」 事務所の前でビラを配る2人と1匹。しかし、1人として「引っ掛かる」 人は居なかった。(^^;;; そんな時に、たまたまYATの前を通りかかっ た藤吉達。社長に呼び止められ、立ち止まったのが運の尽き。ビラを渡さ れ勧誘される。(^^;;; 宇宙旅行に行く金なんて無いと言いながら、ビラ に目を通すと……そこには衝撃的な料金が書かれていた、らしい。(^^;;; #ボンボン持った桂ちゃん萌え萌え〜。(*^^*) ・「他所では真似の出来ない格安料金が我がYATの特徴。更に・・・」 勢い余ってビラを全部バラ撒いてしまった社長。(^^; 慌てて拾い集める が、そこにブッキーと桂ちゃんが乱入。(^^;; グチャグチャに。(^^;;; そんな騒動に目もくれずにビラを見ていた藤吉は、つゆ子の希望もあって 利用する事にしたのだが、それが2人の運命を決める事になろうとは微塵 も思っていなかった……。(^^;;; #桂さんって、この頃から既に「力持ち」だったのね。 ・「しかし、こんなツアー料金であの次元トンネルの通過料金が・・・」 次元トンネルを目の当たりにして感激しながらも、格安なツアー料金と乗 客が2人しか居ない事を考えると、客ながら心配してしまう藤吉達。(^^; その時、船内放送が入った。今から次元トンネルを通過する。少々揺れる が心配は無い、と。(^^;; コックピットでは、社長が放送を入れながら 何故か回りを見廻している。何をする積もりなのだろうか?(^^;;; #スパナを担いで走り回る桂ちゃん。(*^^*) その内、何処かにスパナを #ぶつけて大穴を開けそうでコワイ。(^^;;; ・「あれが良さそうだ。ってな訳で、スイッチ・オン!」 掛け声と共に、社長は黄色と黒に塗り分けられたパネルの中央に鎮座する 赤いボタンを押した! と、ダブ上部にある半球型のドームが開き、中か らマジックハンドが伸びて来て……その先端にある吸盤が狙った船の下部 にペタッ! こ、これは!? 忍法小判ザメ!!(^^;;; #「払えない」なら「払わない」訳ね。しかも自力で航行出来ないならば #他船に連れて行ってもらおうと。(^^;;; ・「ともかく、あの最初のツアーは宇宙一大きな虹を見ると・・・」 無事に目的の星に到着したらしいYATダブ。(^^; 社長の案内で宇宙一 大きな虹があるという場所にやって来たのだが、そこには……。桂ちゃん 曰く“わぁ、何も無い”(^^;;; 以前来た時には大きな滝があって、それ に虹が掛かっていたらしいが。藤吉達に詰め寄られた社長は「演出」だと 誤魔化す。(^^; 気を取り直して先に進もうと指を差す社長だが、桂ちゃ ん曰く“そっち、今来た道だよ”(^^;;; 不安になる藤吉達だった。(^^; #いいなぁ、桂ちゃんの突っ込み。(*^^*) ・「もうヘトヘトじゃよ……」「のどカラカラ……」 太陽が照り付ける中、ひたすら歩き続ける一同。桂ちゃんとブッキーは元 気だが、藤吉達はバテ気味であった。それを聞いた社長、水があるからと 背中のリュックから「クマの縫いぐるみ」を取り出す。をいをい。(^^;;; 桂ちゃん曰く“えへっ。(^^) クマちゃん、持って来ちゃったぁ”(*^^*) 藤吉にジト目で睨まれてビクッとする社長。(^^; ビニールシートを使っ て水を集めると言い出す。が、「5時間で7cc位」という効率の悪さを 自信タップリで言った為に「グー」で殴られる。(^^;;; #睨まれる場面、クマちゃんまで困った顔になってるぅ〜。(^^;;; ・「お父さ〜〜〜ん!!!」 桂ちゃんの「お水が落ちてる」という言葉に、遂に幻の滝に辿り着いたと 喜ぶ社長。藤吉達もつられて盛り上がる。そこに確かに「滝」はあった。 が……まるで○○小僧のようなチョロチョロとした小さな滝。(^^; 宇宙 一大きな虹どころか、小さな虹すらそれには掛かって居なかった。(^^;;; 苦し紛れの社長、そこで記念写真を撮る事に。(^^;;; #それで藤吉達の表情が憮然としていたのね。 #唖然とする桂さんの表情が笑える。(^^; 目が点状態。(・o・) ・「さっきまではあんなに晴れてたのに」「な〜に、通り雨ですよ」 暗雲が立ち込めると稲妻が走り、雨が降り出した。近くの洞穴で雨宿りを する事にしたが、一向にやむ気配が無い。(^^; そうこうする内に、降っ た雨が集まって低地は洪水状態に。(^^;; 水位も次第に上昇して来てい た。桂ちゃんは「海だ、海だ」と喜ぶが、藤吉は気が気で無かった。(^^; #う〜ん、桂ちゃん喋りまくり。(*^^*) ・「あ! お船ぇ」 桂ちゃんの指差す方を見て「真っ白」になる社長。(^^;;; そこには…… 洪水に流されているYATダブが!「沈む沈む」と大慌ての社長、真似し て喜ぶ桂ちゃん。(^^; 意を決した社長は準備体操を始める。それを見た 藤吉が、まさか泳ぐ気じゃぁ……と言うと、そのまさかだった。こんな事 でツアーを中止する訳にはいかない、と。 #ツアー中止どころか、ダブが壊れたら帰れなくなるぞ〜。(^^;;; ・「う〜んとねぇ、あそこまで行ければいいの?」 社長の手を取る桂ちゃん。小さいながらも社長の身を心配しているのかと 思ったが……実は違った。(^^; 返事を聞くや、笑いながらグルグルと回 りだし、そして“行っけぇ〜〜〜!”(^^;;; 放り投げられた社長、水面 を水切りのように飛び跳ねて行き……桂ちゃんの狙い通りダブに到着…… いや激突した。(^^;;; 桂ちゃん曰く“桂ちゃん偉い!”(^^; #腰に手を当てて自慢気な桂ちゃんが何とも。(*^^*) ・「いかん! エンジンに水が入ったか!?」 無事(?)にダブに辿り着いた社長。エンジンを始動しようとするが掛かっ てくれない。そうする間もダブは少しずつ沈んでいく。心配気に見詰める 一同。だが、願い虚しく、ダブは水中に消えた……。“お父さーーん!” 桂ちゃんの悲痛な叫びが水面に響く……。が、次の瞬間、水飛沫を上げて 浮上して来た物があった! YATダブ!!! #ダブの沈み方が恐かったよぉ。(;_;) ・「文句ばかり言ってないで、ここに来て外を見なって。さあ」 こんなインチキなツアーは2度と御免だ、宇宙観光局に訴えてやると怒り 心頭の藤吉達。だが、社長は詫びるどころか笑顔で呼び寄せる。促されて 外を見ると、そこには先程の大雨で溜まった水が大きな湖を作り出してい た。その光景に感心する2人。更にその先には、巨大な滝。そしてそれに 掛かった虹があった。それは、まさに「宇宙一大きな虹」だった……。 #ダブの全長が約25メートルだから、滝の幅はキロ単位はあるか!? ・「なんて見事な……」「はい……」 巨大な滝に掛かる巨大な虹。その光景に見とれる藤吉達に社長は言った。 何時かきっとYATを宇宙一のツアー会社にしてみせる。そしてその時は 初めての客である藤吉達に永久フリーパスを贈呈する、と。それを聞いて 腹を抱えて笑い出す2人。(^^) 確かに笑える夢のような話ではあったが 社長は真面目だった。そんな社長に、アンタなら出来るかも知れんな、と 答える藤吉。そして約束――社長は2人がYATのツアーに参加できる内 に宇宙一のツアー会社になる。藤吉達はそれを見届ける――をし、握手を するのだった……。 #これが藤吉の言っていた「運命」なんだ。 ・「そうか……約束って、それだったんだ」 社長の伝言を伝えるゴロー。それを聞いた藤吉達は、社長に会いに行く事 にした。4人が事務所に到着すると、どういう訳だか電気が消えている。 不思議に思いながら中に入ると……不意に明かりが点き、クラッカーが鳴 らされた。驚く一同、そしてウッチー達の言葉にハテと顔を見合わせる。 #ウッチー達の後ろに見える装飾が気になるぞ。(?_?) ・「わぁ……」 奇麗に飾り付けられた事務所、テーブルに並べられた飲み物に料理、藤吉 とつゆ子の似顔絵が描かれたチョコレートが乗ったケーキ……それを見て 驚く藤吉達。ウッチーが、2人の引っ越し祝いとお別れパーティをするの だと言う。2人がもう一度尋ねてくると社長が言ったから準備をしたらし い。だが、当の社長は照れ隠しの為か、ソッポを向くとワシは関係ない。 ウッチーとカナビーが言い出したんだ。勝手にやれと言う。藤吉とつゆ子 が好意に甘える事にして、パーティーが始まった……。 #社長ってばホント素直じゃ無いんだから。(^^; 費用だってヘソクリを #出した筈なのに。金庫カラだし。 ・「約束か……。情けねえ、忘れてたのは、ワシの方だったなぁ」 ウッチーとカナビーのカラオケで盛り上がるパーティ会場。一方、YAT ダブの上に座り込んで、記念写真を見ながら物思いに更ける社長。そこに 藤吉がやって来た。社長が居ない事に気がつき、様子を見に来たのだ。約 束を破った事を謝りに来たのかと強がる社長だったが……。 #あ、妖しい替え歌。(^^;;; ・「いいや、約束はもう果たしたよ」「何ぃ?」 「YATは宇宙一のツアー会社」だと言う藤吉。言葉にはしていないが、 「規模」ではなく「中身」、家庭的な雰囲気、暖かみのある会社だから。 藤吉は続けた。自分達はYATを家族のように思っている、と。子供はい ずれ親離れする。だが、離れていても心は通じ合っている。家族とはそう いうものだ。どんなに離れたとしても、家族は家族だ、と……。その言葉 を聞いた社長は、思わず……。(;_;) #一番寂しく思っているのは社長だったんだね。(T_T) ・「な、な、な、なんじゃコリャ〜〜〜!?」 翌朝、社長は事務所前でトンでもない光景を目にした。通りの向かいにあ る建物に荷物を運び込んでいる作業ロボット達の姿である。それ自体は特 に変った所は無いのだが……なんと荷物の持ち主は藤吉達であった。(^^; 「銀河系」と言うのは外宇宙の「銀河系」ではなく、街の中の「通り」の 名前の事だったのだ。(^^;;; #はい〜?(^^;;;; ・「そりゃね、アンタが知らんかっただけじゃし」 この通りはそんな名前じゃないと言って怒る社長に掛けられた声。それは 町内会長のものだった。町内会に全然来ないし、たまに来たと思えば怒っ て直ぐに帰ってしまうし、と文句を言う会長。(^^; 続いて「永久フリー パスを貰おうか」とにじり寄って来る藤吉とつゆ子。(^^;; トドメは会 長の「町内会費を払え」(^^;;; ジト目のゴロー達が見詰める中、そんな モンは知らんと逃げ出す社長であった。チャンチャン。(^^;;;; #そう言えば「新しい銀河系の何処か」って言ってたなぁ。最近の町内会 #でYATの前の通りの名前を「銀河系通り」って変えたんだな。それで #「新しい」と言う訳か。参ったなコリャ。(^^;;; ・次回:大脱出! 燃える宇宙船 え?「さわられた」ゴロー? ちゃうちゃう「さらわれた」(^^;;; う〜ん、何処かで見たような宇宙人だなぁ。(^^; 色といい耳といい。 ツナギな桂さん。ポイントはポケットの軍手か!? -- 鈴木 順一 “ダ〜〜〜シュ!”(^^) woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/