8/23放送の第45話「開通! マザー次元トンネル」 ・「マザー次元トンネル開通式まで後3時間です。・・・」 いよいよ今日が開通日のマザー次元トンネル。だが、マザーの回りには、 未だ作業船が飛び交っていた。主賓の1人、エルマー大統領を乗せた専用 艦の着艦申請にも「ああ許可する。勝手に入ってくれ。今それどころじゃ ないんだ!」といい加減な対応。その原因は……。 #実は、まだ完全に完成してなかったのね。(^^;;; ・「反重力エネルギーが、安定してないぞ!」 マザーの管制室は大忙しだった。かなり無理のある建設スケジュールの為 に最後の調整が出来ていないのだった。このままマザーを動かすのは危険 だと言う科学者を叱り付け、自分も書類に目を通しながら考え込むアン。 そこにエルマー大統領が到着し、話をしたいという。怒っていると言うの で、しぶしぶ話をする事に。 #早くも「トラブル」の予感。(^^; わくわく。(^^;;; ・「どういう事だ、アン・マリーゴールド!? まだ作業船が・・・」 モニタに映るなり怒り出すエルマーを軽く躱すアン。開通式の様子は全宇 宙にTV中継される、開通が遅れて恥を晒さんといいがな、と嫌味を言う エルマーに、私の恥はアナタの恥でもある、と切り返すアン。通信を切り ウンザリしているアンの元へ、これまたウンザリする報告が入った。 #アンの切り返しの上手さは惚れ惚れしますな。(^^) ・「制御室から、ダイゴ・システムの調整が不十分なので・・・」 ダイゴ・システムの出力テストも不十分で、各部の問題点もクリアされて いないので時間が欲しいと言う担当者に、動かしながら何とかしろ、予定 の変更はしないと一蹴。その勢いに自分の作業の手を思わず止めてしまっ た管制室の担当者達を叱り付けるアン。そんな彼女の姿を盗み見る1人の 男がいた。付け髭をして変装したダニエルである。その手にはロックから 奪い取った手配書があった……。 #水色の髪の毛、眉なのに「黒い」付け髭してどうする。(^^;;; ・「社長! こないな所におったんかいな!」 その頃、ゴローは1人でプロトタイプ内の探索を開始していた。ゴローを 心配して、YATジャンボの展望室からプロトタイプを見詰める桂さんと ブッキー。そこへウッチーとカナビーが飛び込んで来た。この2人もまた ゴローの身を案じていたのだった。一方の社長は、オヤジの手掛かりを自 分の目で確かめたいと言うゴローの気持ちを汲んでいたのだった。 #社長の気持ちも分からないでもないが、自分の目の前で爆発を起こした #プロトタイプに単独で行かせるのは危険ではないだろうか? ・「それより退いてくれ! TVが見えねぇだろ!」 TVなんて呑気に見ている場合では無い、と怒りながらも振り返った2人 は放送されている内容に目が点になる。それは噂のマザー次元トンネルの 映像だった。開通式を全宇宙に中継して、コスモロード社の力を見せ付け ようとしている、と社長は面白く無さ気に吐き捨てるように言った。(--# “ゴローちゃん……”そんな3人の遣り取りなど全く耳に入らない様子の 桂さんだった……。(;_;) #気に入らないのなら見なければいいのに、それでも見てしまう、という #何とも複雑な気持ちなんだよねぇ。(^^;;; ・「マザー次元トンネルの開通式30分前です。関係者は会場へ・・・」  「お母様〜〜! お母様〜〜!」 会場へ向かうアンと一行の前にカネアさまが駆け寄ってきた。今着いたの と聞くアンに、カネアさまは開口一番でダニエルの解雇の事を質問した。 どうして自分に断りも無くクビにしたのか、と。カネアさまとダニエルは 主従関係にある。お目付役であり「大事」な雑用係という。(^^; ゴロー と違って、ダニエルを「恋愛対象」として意識してはいない。しかし…… 第38話で、カネアさまの中のダニエルに対する思いが少しずつ変わりつ つあった。自分にとって「大切」な人、自分の事をアンの次に理解してく れている人として……。 #そうでなければ、この質問が先に出るとは思えない。自分が愛している #ゴローの父親の事を後回しにする位なのだから……。 ・「お母様、星渡ダイゴって人、御存知? ゴロー様のお父様なの」 思い出している暇は無いから後で、と言い残して立ち去るアンに更に言葉 を続けるカネアさま。「星渡ダイゴ。次元トンネルの開発者だった」と。 それを聞いたアンは立ち止まり……「ダイゴ……ダイゴ・システム」…… ある事を思い出した。15年前、始めてドンズと出会った時に見せられた 写真。それに写っていた男、ダイゴ。その顔にゴローの顔がだぶる……。 #こっち方面でも話が進み始めたか……。(^^)/ ・「そんな顔しないで。お話は聞いてあげたいけど時間が無いの。・・」 連れを先に行かせるとカネアさまの元に歩み寄るアン。さっきよりも目線 を低くする為に腰を落とす。そしてパーティーに出ないと言うカネアさま に語り掛ける。会場で見守っていて欲しい、ドンズと一緒に……。マザー 次元トンネルはドンズの大切な「夢」だったと。開通式を今日にしたのは ドンズの命日だから。そう言いながら胸元から取り出したロケットを開く と、中には3人で写した写真が入っていた……。 #カネアさまの膨れっ面〜。(*^^*) ・「分かりましたわ」「カネア……」「お母様!」「カネア!」 ニッコリと微笑むとアンに抱き付いていくカネアさま。何時になく優しい アンに、思わず甘えてしまったかに思えたが……「お母様、シッカリね」 「この子ったら……」 結構シッカリした一面を見せて、アンを驚かす。 すっかり上機嫌になって駆け出して行くカネアさまの後ろ姿を見送るアン の顔にも微笑みがこぼれた……。 #カネアさまの天使の微笑み〜。(*^^*) ・「と言う訳で、今回のマザー次元トンネルの開通には・・・」 パーティー会場にある壇上で挨拶をするエルマー大統領。マザー開通には 地球政府もコスモロード社に全面協力しているため「我が子」の誕生のよ うに喜ばしく思っている。もっとも「子供」では無く「マザー」だが、と 言って1人で大笑い。(^^;;; と、その時……会場の照明が全て消えた! #いや〜、余りの下らなさにブレーカーが落ちたのかと思ったぞ。(^^;;; ・「ご来場の皆様。お待たせしました。これより、マザー・・・」 何が起きたのか分からずにキョロキョロと辺りを見廻すエルマーを他所に 司会者がアンの挨拶とマザー始動の宣言をした。それを聞いたエルマーは 自分の挨拶がまだ終わっていないと怒り出す。が、壇上の傍に立つアンに スポットライトが当てられ、拍手を受けながら近付いて来るアンに対して 対抗する事は出来なかった。(^^;;; 一応、抵抗はしたが……。(^^;;; #エルマー〜〜、またしても「アッカンベー」か。(^^;;; #しかし、さっきの笑顔の後で「あの」見下した顔は怖いものが。(^^; ・「本日は、我がコスモロード社の誇るマザー次元トンネルの・・・」 アンの挨拶が始まった……。そして、ダニエルの「復讐」も始まる……。 その頃、着替えを終えたカネアさまは、パーティー会場へ向かっていた。 まるで迷路のようなマザーの中を走って行く。スカートの裾が〜。(*^^*) と、角を曲がった所で、妖しげな人物がある部屋に入るのを目にした。 部屋の中で、男は壁のパネルを外して配線をいじると、持ち込んだ機械の ケーブルをそれに繋ぐ。「んっ!?」と思い、部屋に入るカネアさま。 “こんな所でコソコソ何をしていますの!?”“そ、その声は!?” カネアさまとダニエル。思い掛けない所で思い掛けない人と出会った事に 驚く2人。そしてダニエルは「邪魔」が入った事に歯噛みする……。 #教訓:鍵は掛けましょう。(^^; #カネアさまのドレス〜。(*^^*) 第6話で買った服だぁ〜。(^^) ・「これまでの次元トンネルは、離れた場所にある2つの・・・」 従来の次元トンネルとマザー次元トンネルの違いを説明するアン。今まで の次元トンネルは1対1でしか行き来が出来なかったが、マザーを使えば 1対Nの行き来が可能になる。更に、大幅なパワーアップにより遥か遠い 宇宙にまでネットワークを広げる事が可能になる。マザーの開通は人類の 発展に新たな可能性をもたらす、と。その説明を聞く人の反応は実に様々 だった。何気なく聞く人々、感心しながら聞く藤吉とつゆ子、半ば忌々し げに聞くハルカさん。そして社長達は……。 #会場ではエコーした声、街角では複数スピーカーでエコーした声、店や #家庭ではノーマルで。しかも、後者の3つは、電波に乗って送られた為 #に掛かる特有の変調を考慮している! 毎度ながら凝った音響だ。(^^) ・「ほぉ〜」「早い話が宇宙は全て、コスモロード社の物だって・・・」 一番忌々しげに聞いていたのは社長だった。(^^; 気分転換に、桂さんに 茶を頼もうとするが姿が見当たらない。ウッチーとカナビーに尋ねるが、 「知らないっピ」「邪魔せんといてぇな」……その返事にムカッ!(--# とする社長だった。(^^;;; #いいなぁ、キャプテン・ハットの「#」が動くとは。(^^; ・「それではこれより、マザーの始動を行います。銀河を越え、・・・」 ここにも忌々しげに聞いている人がいた。挨拶を中断させられたエルマー 大統領。(^^; 腹いせにアンに背を向けてスパゲッティを自棄食い。(^^; ウッチーとカナビーは、歴史的瞬間を見逃さまいとTVに食い付くように 見入っている。その後ろでは社長が桂さんを呼んで喚いていた。(^^;;; #いよいよや〜、歴史的瞬間や〜! 色んな意味で。(^^; ・「ゴローちゃん。ゴローちゃん、聞こえる?」「桂さん? ・・・」 その頃、桂さんはYATダブのコックピットにいた。プロトタイプにいる ゴローに通信を入れていたのだった。胸騒ぎがすると言う桂さんに、心配 し過ぎだよと笑って答えるゴロー。そんなゴローに、最近色んな事が起き ているから怖いの、だから戻って来て、と訴える桂さん。だが、ゴローは 社長に話を聞いてから心に決めた事があった。この件は自分1人の問題で はなく、社長や桂さんにも関係している。そしてその答えをオヤジはこの 15年の間に考えていてくれている筈だと。だから絶対にオヤジを見付け ると……。その言葉を聞いた桂さんの心が揺れた……。 #桂さんの言葉は、ゴローの身を心配する思いと、自分の側にいて欲しい #という思いが混ざっているような気がする……。 ・「さあ、それでは、マザー次元トンネルの始動をお願いします」 司会者の声に興奮が高まるウッチーとカナビー。その後ろで社長が桂さん を探して来いと言っているが、2人の耳に届いている様子がない。切れた 社長は、ワシの話を聞け〜、と2人をグーで2発ずつ殴り付けた。(^^;; 『ィ〜〜〜ガシャ!』……遂にマザー次元トンネルの始動スイッチが入れ られた!「野望」達成の時を迎えたアンの顔に妖艶な笑みが浮かぶ……。 マザーの中枢部にある大量のダイゴ・システムに光が灯り、マザー正面に も2つの次元境界面が形成されていく……。 #アンの顔が怖い。(^^;;; ・「何だか照れくさいけど、オレ、桂さんには絶対幸せになって・・・」 少し照れながら話を始めたゴローを突然の揺れが襲う! ゴローの悲鳴に 桂さんが慌てて呼び掛けるが応答が無い。見ればプロトタイプの中心部か ら何か光が漏れているのに気が付き、大慌てで駆け出す桂さん。 #プロトタイプに一体何が起こったというのだろうか? #ところでゴロー、「絶対幸せになってもらいたい」じゃなくて、自分が #「絶対幸せにする」だろ?(^_-) ・「異次元フィールド発生率90%を突破! ほぼ成功です!」 マザーの管制室に歓声と安堵の声が響く。と、次の瞬間、管制室に警報音 が鳴り響いた! エネルギー漏れが発生、場所の特定は出来ないと言う。 その頃、例の部屋では、縛られ猿ぐつわをされたカネアさまがダニエルに 向かって声にならない声を上げていた。ダニエルはと言えば、カネアさま のすぐ横でスパークが起こっているのに気が付く事も無く、己の「復讐」 の為にカメラの準備を続けていた……。 #む〜……ダニエル。嫌いになっちゃうぞ。(--# ・「御覧下さい! 未知の世界へ向けた道が今、開かれましたー!」 アンはマザーの完成というドンズの「夢」と、自分の「野望」の実現に、 胸元のロケットに手を当てながら満足そうに微笑んでいた。既に起こって いる出来事と、これから起こる出来事など予想出来る筈も無く、ただ喜び に浸っていた……。 #さ〜て、これからどうなる事やら……。(^^;;; ・「あ〜あ、遂に開通しちゃったかぁ……」 宇宙空間を航行中の、とある宇宙船。その中にもマザーの開通を快くなく 思っている人物がいた。でも確か、この船はコスモロード社所属のメンテ ナンス船。そしてこの声は……あ、やっぱりドリスさんだ。(^^)/ 部下 が嬉しくないのかと聞くと、ドリスさんは「何かあった時にコイツを修理 するのかと思うと、涙が出るほど嬉しい」と返す。ごもっともで。(^^;;; なんて言っている側から異常を知らせる警報音が! 急いでパネルを操作 して原因を調べるドリスさん。原因が次元トンネルのネットワークでない と分かると表情が険しくなる。「まさか」って? #いや〜、ドリスさんてば良い性格してる。(^^;;; 彼女を見ていると、 #ユキちゃんを思い出す。もしかして血縁関係?(^^; ・「ゴローちゃ〜ん!? ゴローちゃん! 何処〜? 何処に・・・」 プロトタイプにゴローを探しに行った桂さん。なかなか返事がなかったが ふと足を止めるとゴローの声が。「下、下」って……ありゃ、崩れた天井 の下敷きになっている。(^^;;; で、その上に桂さんがいる、と。(^^;;; あっさりゴローを助け出した桂さん。(^^; ゴローの話によると、急に揺 れたと思ったら無重力で無くなったらしい。桂さんには原因の見当が付い ていた。ダブから見えた「光」の所為では無いか、と……。 #ブッキーって、無酸素の宇宙空間でも平気なのね。(*_*) ・「おめぇら、何時まで寝てやがるんだい! 早く起きんかい!」 社長に怒鳴られて目を覚ましたウッチーとカナビー。マザーの開通は…… もうしてる〜!!(T_T) ショックを受け、続いて泣き出す2人。(^^;;; 社長の所為で見逃したと怒って詰め寄るが、終わった物は仕方が無いだろ と逆に怒鳴る社長。と、社長が素っ頓狂な声を上げる。誤魔化しに掛かっ たと思った2人が更に怒ろうとするので、2人を無理矢理にTVの方に向 けさせる社長。そこには……。 #ウッチーは何時もみたいに落ち込むと思ったのに。(^^;;;; ・「何!?」 黒地に黄色で「WANTED」。どよめくパーティー会場。驚いて振向い たアンの見た物は……モニタに映し出された自分の顔。それは海賊時代の 手配書だった! エルマーがアンに問い詰めようとした時に、会場に男の 声が響いた。「私からの開通祝いです。お気に召しましたか・・・」 その声の主はダニエル。遂にダニエルの「復讐」が始まったのだ……。 “宇宙海賊レディー・アン。キャプテン・ヤマモト一味のナンバー2。  罪状500を超える大悪党。これが、これがアン・マリーゴールドの  正体だぁ〜〜〜!!!” 目の前で自分の母親の過去、それも海賊であった事が暴かれている……。 声にならない声で必死にダニエルに何かを訴え掛けようとするカネアさま だが……遂に顔を伏せてしまう。(;_;) カネアさま〜。(T_T) 駆け寄って来た社員にダニエルを捕まえるように指示を出し、エルマーの 問いには「知らない」の一言で済ます。ふと、カメラの存在に気が付いて 中継の終わりを宣言するアン。 #おおぅ、田中敦子 さん迫真の台詞回し!(^^)/ ・「社長やな!?」「見損なったっピ!」 昔の仲間から手に入れた、とダニエルが言っていたので、社長が渡したと 思い込んで社長に食って掛かるウッチーとカナビー。確かに何かとアンの 事を目の敵にしていたから、そう思われても仕方は無いだろう……。 #(アン……)社長の胸に去来する思いは何だろうか? ・「終わったぁ……何もかも……。済みません、カネア様・・・」 遂に「復讐」を果たしたダニエル。俯き、申し訳無さそうな、そして悲し そうな顔でカネアさまの方を振向く。と、カネアさまの置かれている状況 に気が付き大慌て。直ぐ横の壁からスパークが走っている! そして熱を 持った光が次第に強くなっていく。それなのに、カネアさまは逃げようと しない。目の前で行われた「復讐」によって放心状態になっていたのだ。 必死に駆け寄り、カネアさまを助けようとするダニエル。そして遂に爆発 が起こった! ドアを吹き飛ばし、煙が漂う。見たところ外傷は無さそう だが、カネアさまは気を失い、苦しそうな表情であった……。(;_;) #もしかして、エネルギー漏れの原因ってダニエルの所為?(^^;;; #宇宙に1枚の手配書が燃えてしまったって事は……。 ・「エネルギー漏れの場所は見付かったのか?」 エネルギー漏れの場所が見付からないどころか、ダイゴ・システムが反重 力エネルギーを支え切れなくなりつつあった。そして、遂に反重力エネル ギーが漏れ出した! 慌てて制御室から待避する作業員達。パーティー会 場でも異変は感じ取れた。爆音と振動に慌てて管制室に連絡を取るアン。 反重力エネルギーが漏れ出し急速に広まりつつある、ダイゴ・システムも 制御不能、直ぐに避難するようにとの報告だった。その直後、パーティー 会場内にまで反重力エネルギーが漏れ出し、パニック状態になる一同。 そんな中……1人、アンは走り出していた……。 #トンでもない事になって来たぞ〜。(*_*) ・「ゴローちゃん、もう戻りましょ。嫌な感じがするの……」 その頃、プロトタイプにいるゴローと桂さんは中心部に辿り着いていた。 そこには……青白く光るエネルギー球があった。「光」の正体はこれか? 破損は酷いが、かなり原形を留めている中心部。爆発は「通常」の爆発と は異なっていると思われる。 #この場面のBGMは緊迫感があって凄く良いぞ〜。(^^) ・「状況を説明しなさい」 通路はパニック状態で避難する人達で溢れ返っていた。その中に、カネア さまを抱きかかえ、必死になって先を急ぐダニエルの姿もあった……。 管制室に辿り着いたアンは開口一番、状況説明を求めた。だが、主任から の返答は避難命令を出して欲しい、だった。技術的な面で詳しくない為か それとも別の理由からか、エネルギー漏れさえ何とかすれば良いのでは、 と控えめに尋ねるアン。だが、色々な所でエネルギー漏れが起きていて、 既に打つ手が無い、と聞かされて断腸の思いで避難を命ずるのだった。 そして1人、管制室に残ったアンは……ロケットの写真を見詰め、カネア さまの無事を願い、涙する……。(;_;) #まさか、ドンズの「夢」だったマザーと運命を共に?……。 ##今度はエルマーが何かしそうでイヤ〜ンな感じ。(^^; ・「おおっ! 気付かれましたか、カネア様。良かった〜。本当に・・」 気が付いたカネアさまを見て、ホッと安堵するダニエルとクルー達。(^^) 意識がハッキリしたところでアンの心配をするカネアさま。多分、マザー の中にいると聞かされて窓の外を見る。そこには、その巨体にスパークを 走らせているマザーの姿が。母親の過去の暴露に続いて、マザーの事故も アンタの仕業かと問うカネアさまに、ダニエルは「一方的に首にされたの で……その……つまり……」と理由を言えないでいた。 #素直に謝るんだ、ダニエル。(--) ・「ダニエルの……ダニエルのおばか〜!!!」 ソファーに添えられていた手に力が篭り……その手に、涙が零れ落ちる。 そして……ソファーから起き上がり振り返ると、ダニエルに平手打ち。 “アンタなんか、クビになって当然よ! こんな、こんな事するんだか  ら〜!! ばか、ばか、ばか、ばか〜! ダニエルの、ばか〜〜!!” 信じていたダニエルに裏切られ……そして今、母親の命も危ない。カネア さまには今は泣く事しか出来なかった……。(;_;) #カネアさまの手に落ちて飛び散った涙が奇麗だった。(;_;)/ ・「やっぱり戻りましょ。危険だわ」「大丈夫さ。安定している・・・」 プロトタイプの中心部でエネルギー球を見守る2人。危ないから戻ろうと 言う桂さんに、ゴローは安定しているみたいから大丈夫、それより社長達 も呼んで調べてもらおうと言い出す。桂さんとブッキーが呼びに戻ったが 途中で桂さんが急に立ち止まると顔をしかめる。(だめ、いけない)…… そう桂さんが思った時に、ゴローが桂さんが立ち止まっている事に気が付 いて振り向いた。桂さんに声を掛け、近付こうとしたした時に「それ」は 起こった! #嫌な予感というのは当りやすいものである。 ・「ゴローちゃん、逃げて! ゴローちゃん!!」 エネルギー球が突然活性化したのだ! 回りのガレキと共に吸い寄せられ るように身体が浮かび上がったゴローは、逃げる間も無くエネルギー球に 飲み込まれていく! 慌てて駆け寄ろうとした桂さんの手を一本のロープ いや、ブッキーの舌が絡め取る。ブッキーは桂さんをエネルギー球に近づ けさせまいとしているかのようだった。桂さんが見守る中、ゴローは完全 にエネルギー球に飲み込まれてしまった。そして、エネルギー球は元のよ うに安定した……。 #これまた、トンでもない事になたぞ〜。(*_*) ##ブッキーって桂さんより力がある?(^^; ・「ゴローが消えた!?」「ゴローちゃんを助けて、お父さん!」 YATジャンボにいる社長に連絡をする桂さん。ゴローの宇宙服の酸素の 容量は大して無いらしい。急いで探し出し救出しないと手後れになる。 自分を責める桂さんを一喝し、危険は無いからと高を括って1人で行かせ た自分にも責任がある、と言って桂さんを落ち着かせようとする社長。 と、その時、カナビーが宇宙船の接近を報告した。どうやらそれはコスモ ロード社のメンテナンス船らしい。 #と言うとドリスさん? と言う事は「あれ」を期待してもいいのかな? #アップでズッコケ。(^^;;; ・「どんどん強くなっていく。まさかとは思っていたけど・・・」 ドリスさんは、警報音の原因が「プロトタイプ」にあると睨んだらしい。 そしてその予想通り、プロトタイプに近付くにつれて計器の反応が次第に 強くなっていた。と、そこへ通信が入った。“ゴローを助けやがれ〜!” モニタに映った社長のアップと大声にシートから転がり落ちる3人。(^^; ショックから立ち直ったドリスさん、大声で喚く社長達に少しは落ち着け と説教をする。(^^;;; #いやぁ〜、YATに登場する女性キャラは「強い」人が多いなぁ。(^^; #「力」が強かったり「気」が強かったり。(^^;;; ・「ここは? ここはあのエネルギーの中なのか?」 ゴローが気が付いた。取りあえず、桂さんと連絡を取ろうとするが無線は 繋がらなかった。ふと見ると、プロトタイプ(?)の残骸と一緒に漂ってい る「人」を見付けた。薄暗い空間の中、僅かな光を頼りにして見えたその 人のヘルメットの中の顔……。そして「ここ」にいる「人」……。 まさか!?……ゴローの胸が期待と不安で揺れる……。 #遂に「その時」が来た!?(;_;) ・次回:時を越えた出会い! 取りあえず……次回を待て。(;_;)/ -- 鈴木 順一 “これは「あんまり(ーごーるど)」だっピ!”(^^; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/