9/6放送の第47話「15年目の真実!」 ・「次元トンネルが完成すれば、ハイパードライブ・システムを・・・」 幼かった頃の、ある日の会話――“ねえ、とうちゃんて何処に居るの?” “さあ、何処に行ったんだろうね……”――続いて、つい最近の会話―― “かあちゃん! オレ、絶対オヤジを見付けてブン殴ってやる!”(--# “ゴロー……”“絶対、絶対ブン殴ってやるんだ!!”(--#『バンッ!』 ――そして、異空間で出会ったダイゴ――ゴローは夢を見ていた……。 #ダイゴの事を聞かれて、困った顔をしながら遠い目をするハルカさんと #拳を叩き付けたテーブルにあった次元トンネルの絵が哀愁を……。(;_;) ・「あ……」「ゴローちゃん?」「桂さん……」 ダイゴとの再会を思い出し、ハッとして目を覚ましたゴロー。身体を起こ すと、付き添っていた桂さんと目が合った。ふと辺りを見渡すと、そこは ダブの客室。意識がハッキリしたところでオヤジの事を思い出したゴロー は、通路を挟んだ向かい側の座席に寝かされているダイゴに気付く。立ち 上がって近付こうとするゴローの身を心配する桂さんの後ろで、ダイゴが 目を覚ました。頭を押さえながら身体を起こしたダイゴは、目の前に居る ゴローと目が合った。手を伸ばせば届く距離に居る、彼の息子と……。 #本当の意味での再会である。(;_;)/ ・「次元トンネル・プロトタイプから脱出したんです。ここは・・・」 桂さんの簡単な状況説明に、助かった事を改めて実感するダイゴ。桂さん は言葉を続けた。“星渡ダイゴさん。あなたの息子さんですよ”……その 言葉にじっとゴローを見詰めて『ゴロー……大きく、なったな……』(;_;) “15年か……”自分とゴロー、過ぎた時間の違いは余りに大きかった。 #ゴローとダイゴ、彼らの想いは……。 ・「星渡ダイゴさん、力を貸して下さい。お願いです。どうしても・・」 そこへドリスさん達がやって来た。力を貸してくれ、と言う女性の言葉に 少々「?」気味だったダイゴが、驚きの声を上げて立ち上った。そこには 見覚えのある人が居た。15年前、いや20日前に自分がカプセルを託し た男の姿が。覚えていた事に満足気な社長、思いもよらぬ人の登場に驚く ダイゴ。そんな2人の感動(?)の御対面を遮って、ドリスさんが話を進め る。“マザー次元トンネルの暴走を止められるのは、貴方だけなんです” 「マザー」と冠された次元トンネルの「暴走」……それを聞いたダイゴの 表情が険しくなる。話を聞く事にしたダイゴはドリスさんに促されるまま 歩き始めた。それを見たゴローは引き留めようとする。が、ダイゴはドア の向こうから一瞥をくれただけで、何も言わずに行ってしまった……。 #桂さんが複雑な表情をしているのは当然として、直前まで微笑んでいた #ウッチーの表情がドアの締まる瞬間に変化しているのが芸が細かい。 ・「星の海はァよォ〜」「やっと来やがったかい」 と、そこへ聞こえてきたのは、お馴染みの迷歌。(^^; ロック達がやって 来た事を不思議がるゴローに、桂さんが説明をする。マザーの暴走で次元 トンネルが使えなくなっているので、ハイパードライブ・システムを搭載 したシャレコベック号を社長が呼んでおいたのだと言う。 #ところで、YATジャンボはどうなった!? 被害度は?(^^;;; ・「マザー次元トンネルは、あらゆる物を飲み込みながら暴走を・・・」 火星コロニーからの中継では、既に避難が始まっていて、地球へと向かう 宇宙船で溢れていると言う。マザー次元トンネルを止めるには……ここで 中継が途絶えた。マザーから発せられている反重力エネルギーなどの影響 で、通信機器が故障したか、電波障害が起きたらしい。状況を知って不安 になったロックが愚痴を漏らす。(^^; ナナコさんは親分の頼みだからと 割り切っていると言うか諦めている。(^^; ダイゴは15年分を取り戻さ なければならないと、ドリスさんに教えを乞う。次元トンネルの産みの親 と言えるダイゴだが、この15年というブランクはあまりに大きかった。 一方、社長は泣き言を言っているロックを叱りつけ、ハイパードライブ・ システム始動の指示を出した。希望が今、火星に向け出発する……。 #さすがに今回はエネルギー充填シーンは無しか。(^^;;; ・「これは?」「反重力マニピュレーターです」「君がこれを・・・」 シャレコベック号のコックピットで、ダイゴに反重力マニピュレーターの 動作データを見せたドリスさん。その性能にダイゴは驚き、ドリスさんを 誉める。憧れの人に誉められて照れるドリスさんが何か可愛い。(*^^*) そんな2人の様子を横目で見るゴロー。横に居た桂さんは居たたまれなく なり、ダイゴの態度に不満を漏らす。それを聞いたウッチーとカナビーも 桂さんの言う通りだと怒り、続いて「感動の再会」の1シーンを。(^^;;; それを見て、呆れて物も言えないゴローと桂さん。(^^;; しかしゴロー の表情が緩んだのは一瞬だけだった……。 #ウッチーとカナビーよ、ゴローに嫌な思いをさせてないか?(--) ・「成る程、そう言う事なのか」「あの〜、お会いしたら是非・・・」 ドリスさんが聞きたい事とは、次元トンネルのアイデアをどうやって思い 付いたのかだった。ダイゴが話し始めた時に社長が話に割り込んできた。 自分も聞きたい事がある、15年も待っていたのだから説明してくれと。 快諾したダイゴが話し始める前に、今度はドリスさんが割り込んできた。 15年と言ってもダイゴにとっては20日前の事、浦島効果みたいなもの だという。ダイゴの居た異空間は時間の進むのが遅く、通常空間の1日が 異空間では5分の計算になるという。それでダイゴは15年前の姿で戻っ て来たのだった。その説明に「?」な一同。浦島効果はシャレコベック号 でも少しは起こるのだという。ハイパードライブ・システムを使っての航 行中は、地球と時間の流れが違う異次元空間を移動しているからだった。 浦島効果を無くし、誰でも宇宙旅行に行けるようにと考えたのが次元トン ネルだった。しかし、プロトタイプの異空間では浦島効果が起きてしまっ た。その原因は……。 #と言う事は、今まさに浦島効果の真っ只中。(^^; ・「あの事故の所為か!?」「そう、全てはあの事故から始まった……」 異空間を行き来する新しい方法を探していたダイゴは、ある星の老人から コスモ・ゲートの存在を教えられた。それを元に次元トンネルのメイン・ システムとなるダイゴ・システムの設計図を描き始めたが、地球の文明で は理解出来ない部分が多く、完全なものにする事は出来なかった。完成に は実験が必要。そこで地球に戻り、実験用の次元トンネル・プロトタイプ を作った。が、地球政府は次元トンネルの早期実用化を要求、反対すると 設計図を取り上げると言い出した。未完成の設計図を渡すのは危険だと考 えたダイゴは設計図を隠す事に決めた。しかし、恐れていた事が起きた。 地球政府がダイゴ・システムの出力テストを強行、ダイゴが駆け付けた時 には既に手後れ状態で、ダイゴ・システムは暴走して爆発したのだった。 倒れたダイゴが見上げると、エネルギー球が発生していて、そこからあの カプセルが現れた。降下して来るカプセルを受け止めると、中には女の子 と生物が入っていた。その直後にヤマモトが現れたのだった……。 #えっ? えっ? えぇ〜〜〜!!!!!(?_?) #それじゃあ、やっぱりあの人の話が伏線!? ・「な、何てこった……じゃあ、オメェは何も知らねぇのかぁ!?」 ダイゴから当時の出来事を聞かされた社長は狼狽した。唯一の手掛かりと 思っていたダイゴすら何も知らないという事に……。「桂の事について何 も知らないのか?」と詰め寄る社長に、ダイゴは「桂?」と問い返した。 社長が振り向く。ダイゴとドリスさんも社長の向いた方を見た。その先に 居たのは、口元に手を当てた桂さん。(;_;) じゃあ、あの子が!?…… 思わぬ再会に驚き、そして社長が桂さんを育てていた事を知ったダイゴ。 “ダイゴさんよぉ! ワシャこの15年、1日たりとも、アンタの事を忘  れやしなかったぜ。アンタに会って聞きたかったんだ。桂の事をよぉ!  何でこんな事になったか、聞きたかったんだよぉ! だから何でもいい  から思い出してくれよぉ。なんか忘れてる事はねぇのかよぉ!” 取り乱す社長を悲痛な面持ちで見詰める一同。 “お父さん……”(;_;) 涙を浮かべて父を見詰める桂さん。 “ダイゴ・システムを創り出さなければ、こんな事にはならなかったと思  う。私の責任だ……” うな垂れるダイゴ。 #15年目の真実……「ダイゴも知らなかった」 ・「責任やてぇ!? 何ぬかしてんねん! 15年やで、15年!」 いまさら責任だなんて言っても遅い、社長の苦労とゴローの辛さを考えろ と言って抗議するウッチーとカナビー。そんな2人を社長が押し留める。 お前らの気持ちは分かるが、もう止めろと。確かに長い15年だったが、 カプセルを受取った事を後悔していなければ恨んでもいない。ただ、桂の 事を思うと柄にも無く興奮してしまっただけだと……。 #確かに、社長は何時に無く興奮していた。 ・「さぁて、続きを話してくれねぇか」「はい。私はカプセルを・・・」 カプセルを社長に渡した後、プロトタイプの暴走を止める「最後の手段」 に掛けたというダイゴ。最後の手段とは「漏れ出した反重力エネルギーを 異空間に閉じ込める」という方法だった。コスモ・ゲートを調査した時に それが可能なのは分かっていたが、まだ謎の多いダイゴ・システムの制御 プログラムを大幅に書き換える必要があった。成功の確立は5分と5分。 しかし他に方法が無く、やるしかなかった。その結果、ダイゴは異空間に 閉じ込められてしまったのだった……。 #「プロトタイプの爆発」は、やっぱり普通の爆発では無かったか。 ・「その空間に浦島効果が起きたのよ」 こちらの世界と異空間との間に15年と20日という時間差が生まれたの は、プロトタイプのダイゴ・システムが正常に働いていなかったからだと 言うドリスさん。その所為で反重力エネルギーの閉じ込めが十分で無くて 僅かに残っていた。そしてそれがマザーの暴走に感応して活動を始めた。 ゴローはそれに巻込まれて、吸い込まれてしまったのだ、と話を続けた。 #偶然に偶然が重なった事件だった訳ね。 「皮肉な話だな。マザーが暴走しなければ、この世界に戻って・・・」 プロトタイプの暴走によって異空間に閉じ込められたダイゴが戻ってこれ たのは、マザーが暴走し、エネルギー球にゴローが吸い込まれたから。 とにかく今はマザーを止めなくてはならない。ダイゴは社長にマザーまで 運んでくれるように頼んだ。マザーを止めるのはダイゴ・システムの構造 を誰よりも知っている自分にしか出来ないと。それを聞いていたゴローの 表情が、次第に変っていく……。(--) #なんか完全に捨て置かれてしまっているゴロー。(;_;) ・「待ってくれ! オヤジ!」 マザーの暴走を止めるのが大事なのは分かるが、その前にやる事があると 言うゴロー。それは15年も待ち続けていたハルカさんに逢ってやる事。 しかし、ダイゴはその時間は無いと言う。“分かってくれ、ゴロー……” “分からないよ! そんなの分かるもんか!!”……再会後、初めて(?) 名前を呼んでもらったのに、それに気がつく事も無く、ゴローはダイゴに 駆け寄った。家族より次元トンネルの方が大事なんて分かる筈が無いと。 “オレと かあちゃんは15年も待ってたんだ。なのに”……涙を浮かべ ながらダイゴを睨み付けるゴロー。無言のままゴローを見下ろすダイゴ。 “うおぉ〜〜〜〜〜!”……遂にゴローが切れた。右の拳をダイゴの顔に 向かって突き出す。が、それが顔に触れる事は無かった……。驚く一同。 “オヤジの、オヤジの馬鹿野郎〜!”……駆け出したゴローを追い掛けて 行く桂さんとブッキー。“ゴロー”……ダイゴは一言呟いただけだった。 #ドリスさんは知らないから別にして、他の一同はゴローが殴り掛かった #事に驚いたのか、殴らなかった事に驚いたのか? ・「ちくしょう! ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう!」 メイン・ホールのガラスを殴り付けるゴロー。ずっと捜してたのに、逢え たら絶対殴ってやるって決めてたのに、かあちゃんと約束してたのに…… しかも、マザー停止の方が先だとまで言われたのに、殴れなかった……。 ホールにやって来た桂さんは、ゴローに声を掛けようとしたが躊躇った。 無言のまま近づいて、遠慮がちに声を掛けるとゴローが振り向いた。涙に 濡れた顔を見てハッとする桂さん。ゴローは顔を背けると、駆け出した。 ゴローを呼び止めようとする桂さんに、社長が声を掛けた。1人にしてお け、と。今の自分達に出来る事は何も無い、そっとしておくしか無いと。 #似たような状況が以前もあったような……。(;_;) ・「でも、これじゃあ、あんまりよ。ずっと捜していたお父さんに・・」 やっと逢えたのに優しい言葉のひとつも掛けてもらえないなんて可哀相、 そんな状況では無いのは分かる。でもダイゴも、もっとゴローの事を考え てあげてもいいはずなのに……思わず文句を言う桂さんを社長が窘めた。 ダイゴがゴローの事を考えていないはずは無い。異空間に1人閉じ込めら れて、生きて出られるか分からない状況で、ダイゴを支え続けてきたのは 「家族への想い」「息子に逢いたいという想い」だったはずだと。ゴロー が逢いたかったようにダイゴも逢いたかったに違いないと。それじゃあ、 どうしてあんなに……ダイゴの態度を疑問に思う桂さんに社長が答える。 “抱き締めてやるだけが親の仕事じゃねぇのさ……” #う〜ん、なかなか難しい事を。 ・「しかし、アイツに会えばお前の事が何か分かると思ってたんだがな」 社長の言葉にハッとした桂さんに、以前もあった突然の頭痛が襲い掛かっ た。思わず座り込んでしまう桂さんを見て、慌てる社長。ブッキーも叫び 声を上げる。桂さんの脳裏に映像――ずらりと並んだカプセルと炎、自分 と一緒にブッキーが入れられたカプセルを見下ろす2人の影、15年前の ダイゴ、そしてヤマモト――が浮かぶ。しばらくすると、頭痛は消えた。 “とにかく、少し休んだ方がいい。おめぇ寝てねぇんだろ?”……社長に そう言われて悲しげな表情をする桂さん。社長は本当の父親では無いのに 自分の事をこんなに心配してくれている。それなのにダイゴはゴローの事 を……。そして、自分の本当の両親は何処に居るのか……。複雑な気持ち だったに違いない。(;_;) #ダイゴも何も知らなかった事で振り出しに戻ってしまったからなぁ。 ・「ゴロー!」「ちょっと来るっピ!」 ダブのボンネットの上に座り込んでいるゴロー。オヤジに逢ったら絶対に ぶん殴るという約束を守れなかったと心の中でハルカさんに謝っていた。 そこへウッチーとカナビーがやって来た。用事があるから来て欲しい、と いうのだ。連れて行かれたのはコックピット。そこでは、ロックが未だに 文句を言っていた。(^^;;; ロックよ、この期に及んで諦めが悪いぞ〜。 #情けない事を言っているロック。だが、マザーにアンが居る事を知れば #多分、カッコ良くなると思いたい。(^^;;; ・「あっ!? か、かあちゃん?」 スクリーンにハルカさんが映り、ゴローが思わず声をあげた。それを聞い たダイゴが振り返る。ウッチー達の用事とはこれだった。ハチベーに頼ん で次元通信回線で地球に居るハルカさんを呼び出していたのだ。ただし、 海賊用の回線だったりするのだが。(^^;;; ウッチーに半ば強引に促され ゴローが話し始めようとした時に、ダイゴがゴローの横にやって来た。 “ん?……あ、はっ!?”その人物が誰か分かり、驚くハルカさん。(*_*) “ハルカ……なのか?”体格が違っていた為か、確認するダイゴ。(^^;;; “あんた…………まさか……”(;_;)“元気そうじゃないか……”(^^) スクリーン越しだが、感動の再会シーン。見詰め合う2人。だが…… “何だい何だい、その見っとも無い髭面は。まったく男ってのはちょっと  目を離すとこれなんだから、情けないねぇ”(^^) 何時もの「モーレツかあちゃん」に戻ってしまうハルカさん。(^^;;; ポチがスクリーンに映りダイゴに向かって嬉しそうに吠える。それを見た ダイゴも思わず顔がほころぶ……が、直ぐに険しい表情に戻った。今から やりに行く事を言おうとするが、ハルカさんはテレビで見て知っていると 言う。ゴローが何か言い掛けたのを遮るかのようにハルカさんは続けた。 あんたじゃないと止められないのは分かっている、家の事は心配しないで いい、久しぶりに腕によりを掛けて料理しとくから楽しみにしてて、と。 更に、さっさと働きなさいと発破を掛ける。(^^; ゴローにも、シッカリ 手伝いなさいよと。(^^;; そして回線を切ろうとした……。 #ハルカさんて強いなぁ。力も気も。(^^;;; ・「ま、待ってくれよ、かあちゃん! マザーの暴走を止めに・・・」 暴走を止めに行ったら何が起きるか分からない、それでもいいのかと聞く ゴローに、ハルカさんは首を振って言った。止めたってあの人は行くと。 アンタより付き合いが長いから何を考えているのか分かるのだと。そして 良く見ておけと。あれがアンタのオヤジ、星渡ダイゴだと。そう言われて ダイゴを見詰めるゴローに“とうとう見付けたんだね……良くやったよ” 労いの言葉を掛けると、ハルカさんは回線を切った……。 “見たかいポチ。アンタの御主人様、生きてたんだよ。良かったねぇ” ポチの頭を撫でていたハルカさんの手が止まり、引き上げられ…… “……良かった……本当に良かった……”(;_;) #ダイゴに余計な気を遣わせまいと気丈に振る舞っていた緊張の糸が切れ #嬉し泣きのハルカさん。緊張の糸は切れたが「赤い糸=絆」は「時間」 #だけでなく「空間」をも越えて繋がっていた。ハルカさんの名前の通り #「遥か」な時空を越えた『愛』……。 ・「ゴロー。お袋さんの話を聞いてどう思った。おめぇのオヤジ・・・」 ダイゴは自分なりにやるべき事はやったはず。それは全ての責任が自分に あると思っているからじゃ無いのか。そして、今度も……。社長の言葉に ゴローは言った。“暴走を止めるオヤジを、この目で見たいんです!” その返事に満足げに笑う社長。オイラも行く、この船は人に任せられない と言うハチベーに文句を言うロック。(^^; ダーリンが行くならあたしも と言うナナコさんに文句を言うロック。(^^;; ダブが積んであるし放っ て置けないからと言うウッチー。ウッチーだけに良い格好はさせないと言 うカナビー。俺は絶対に行かないと言うロック。(^^;;; こうしてマザー 行きがきまった。(^^;;;; #往生際が悪いぞ、ロック。このままじゃ雑用係にもならない。(^^; ・「親分! ハイパードライブ・アウト準備完了!」 異次元空間から通常の宇宙空間に出る準備が終わった。予定していた位置 と比べ座標軸の誤差が大きいため、マザーの直ぐ側に出てしまうらしい。 ハイパードライブ・アウトしたシャレコベック号。マザーは何処にあるの かと思ったら、後ろにあった。運が悪い事にマザーの前方に出てしまった のだ! 最大出力で離脱を試みるが、離れるどころか引き寄せられる一方 のシャレコベック号。想像を絶するマザーのパワーに恐怖する一同。本当 にマザーを止める事は出来るのだろうか? #あのパワーでは地球も飲み込んでしまいそうな感じが。(^^; ・次回:暴走マザーを食い止めろ! ダイゴが1人でマザーに? まさか、また……。(;_;) #あ、情けない2人がコンビ組んでる。(^^;;; -- 鈴木 順一 “お〜、スリスリ”“あ〜、そこは駄目”(^^;;; woodybell@ppp01.infoPepper.or.jp http://club.infopepper.or.jp/~woodybell/