6/6放送の第9話「みんなカタマール!?」 ・「あ。あったあった。きっとアレの所為だよ」「そうみたいね」 とある星で補給を終えて、放浪の旅を続けるYATの一同。ジャンボの中 でダブの点検をしているゴロー達は、ダブのエネルギー漏れの原因を突き 止めた。その原因とは……信じられない事だが、運転ミスで墜落した時に ぶつかった店の看板が船体に刺さっていたのだ。(^^; 旧式とはいえダブ も宇宙船の端くれ。何の強化処理もしていない看板が刺さるなんて。(^^; 何時も無茶な使い方をしているので、かなりくたびれているのだ。(^^;;; 人魂浮かべて落ち込むパイロットのウッチー。(^^;;; 困ったものだと腕 を組んで考え込むヤマモトに、どうする気だ、今襲われたらダブが耐えら れるか分からないと詰め寄るモニカとカナビー。(^^; で、何時もの如く 口喧嘩に。(^^;;; また始まったと頭を抱えるゴローに、マロンちゃんが 良い所を知っていると言う。宇宙船を頑丈にしてくれる星があって、以前 ノート博士と行った事があるらしい。 #マロンちゃんの得意そうな笑顔〜。(*^^*) ・「着陸完了」「ここがマロンの言ってたカッパド星か〜」 目的の星に到着した一同。ウッチーも復活し、無事に着陸。(^^; マロン ちゃんの話では目の前の大きな建物が船を頑丈にしてくれる工場らしい。 #カッパにキュウリ……。(^^;;; ・「ゲルト! もう一度だけ言うぞ!!」 その頃、工場ではバラスの船が強化処理中だった。更に、工場の一室では バラスが社長のゲルトに我が侭を言っていた。(^^; 愛剣オリハルコンを どの剣よりも頑丈なものにしろ、と。ゲルトがウチの工場は宇宙船専門だ から引き受けられないと言っても聞く耳持たず。(^^;; オリハルコンは 自分の命。しかし、その剣が〜!(^^; 言われるままに近寄って剣を良く 見ると……刃こぼれとヒビが沢山あった。この傷の1つ1つが我が戦いの 歴史だ、と言って思い出に浸るバラス。(^^;;; 剣は扱った事が無いので 上手くいくか分からず、あまり乗り気でないゲルト。しかし、バラスは剣 を傷つき難くしろと我が侭を押し通すのだった。(^^;;; #まったくの素人に剣の手入れをさせるなんて……。愛剣がどうなっても #知らないよ〜。(^^;;; ・「では直ぐにでも選り抜きの技術者に作業をさせるでござる」 頼んだぞと言って剣を差し出すバラス。受取るゲルト。しかし……あれ? 何か変。(^^; 早く取れと言うくせにバラスが剣から手を離さない。(^^; 離さないどころか、ゲルトが剣を引くとバラスも引き返している。(^^;;; 何とか手を離させようと剣を振り回すゲルト。それでもバラスは離そうと しない。(^^;;; 剣を巡って睨み合う2人。手を離せ、早く取れ。力が無 いな、力比べをしている訳では無い。見守っていたガノン兵も思わず冷や 汗。(^^;;; で、見るに見かねて3人のガノン兵がバラスに掴み掛かる。 気を取られ、剣から手を離してしまったバラス。顔が青褪め、元気が無く なり、みるみる冷や汗をかき始める。(^^; どうかしたのかと不思議がる ゲルトに、何でもないと言うとヨロヨロと部屋を出て行く。(^^;; ドア が締まり、剣が見えなくなると……壁に寄り掛かりナヨナヨ状態。(^^;;; “嗚呼……しばしの別れがこれ程までに拙者の心を切り刻もうとは……。  愛剣オリハルコンよ。早く拙者の手の中に戻って来るのだよ。いいね” サムライ言葉で乙女チックなバラスであった。(^^;;;;; #バラスってばホントお茶目で良いなぁ。(^o^)/ ・「何処が入り口なんだ?」「えっと、ノート博士と来た時も・・・」 建物の中に入ったは良いが入口が分からない一行。(^^; マロンちゃんも 一度は来た事はあるが、その時もアチコチ歩き回ったので覚えていないと いうか分からないらしい。(^^;; 果たして無事に入り口を見付ける事が 出来るのだろうか?(^^;;; #お約束に忠実なら……迷うはず。(^^; ・「え〜! 僕が!? 社長! 何で僕がガノン帝国の為に・・・」 ゲルトからバラスの剣の強化を指示されて文句を言う若者。ガノン帝国の 為に働くなんて真っ平ゴメンだと怒るが、逆に仕事に好き嫌いは関係無い ガノン帝国も立派なお得意さんだと怒鳴りかえされてしまう。(^^; 一度 も代金を貰った事が無いのにお得意さんとはこれ如何に。(^^;; さては また脅されましたねと笑う若者。(^^;;; そんな彼にバラスの剣を突き出 すゲルト。これを傷つき難い剣にしろ、失敗したらクビだと言われて驚く 若者。(^^; ガノン帝国じゃあるまいし脅迫なんてと苦情を言うが、これ は脅迫では無くて、失敗するなと言っているだけだと言うゲルト。(^^;;; 言っている事は脅迫と同じ、とにかく剣の強化なんてやりたくないと言う 若者、いいからやれと怒鳴るゲルト。(^^; いやはや困ったもんだ。(^^; #お? キュウリの花の絵が飾ってあるぞ。(^^;;; ・「な〜に? 2人とも。大きな声を張り上げて」「あっ」 やれ、やらない、と盛り上がっている所に、1人の女の子がやって来た。 嬉しそうな声を上げる若者、仕事の打ち合わせだと誤魔化すゲルト。(^^; どうせまたボイドを困らせているんでしょ、と言うフレーベに、助け船と ばかりに相槌を打つボイド。(^^;; 形勢不利と見たゲルトは血走った目 でボイドに耳打ち。とにかくやって貰う、ここで働いていたいのならと。 それを聞いたボイドの視線がフレーベに。(^^; 見詰められてキョトンと するフレーベ。赤くなるボイド。(^^;; 成る程、そういう事か。(^^;;; この脅しには逆らえず、渋々承諾するボイドであった。(^^; #頭のアレは皿であ〜る! 決して毛が無いのではな〜い!!!(^^;;; #そうで無かったらフレーベが〜。(^^;;;;; ・「こう広いと何処へ行ったらえぇのやら、もぅ」「御免なさい・・・」 やっぱり迷ってしまった一同。(^^;;; 入口が分から無いので謝るマロン ちゃん。(^^; ふと、今いる場所は、さっきも通ったと気が付くモニカ。 もうウンザリといった顔のゴローとヤマモト。(^^;;; どうしたものかと みんなで辺りをキョロキョロ見廻していると、カナビーが任せろと言う。 補聴器のようなものを取り出すと、工場のコンピュータと交信を始めた。 しばらくすると目的の場所が分かり、付いて来いと自信タップリで進み始 めるカナビー。(^^; 何時ものミスの事を考えると信用出来ないのだが、 闇雲に歩き回るよりはマシと言う事で取りあえず付いて行く一同。(^^;;; #何も言わなかったけど、あからさまに疑っているモニカの顔が。(^^; ・「よしっ、と……」「どうして剣なんかカタマールに浸けているの?」 剣の強化作業を始めたボイド。と、そこへフレーベがやって来た。様子が おかしいから気になって見に来たらしい。(^^) しかし、ガノン帝国の注 文で剣を頑丈にする事になった、と聞かされて表情が一変するフレーベ。 ガノン帝国の事をかなり毛嫌いしているらしい。父が言いなりになってい る事を批判し、カッパド星にはアイツらに逆らえる人は居ないから仕方が 無いと言うボイドにも文句を言うフレーベ。好きな人から怒られてしまい 少々しょぼくれるボイドだった。(^^; #ボイド、頑張れ〜!(^^)/ って、何を?(^^;;; ・「ごめん下さ〜い! あれ?」「何だ? 君達は?」 と、そこへゴロー達がやって来た。(^^; 見知らぬ連中がゾロゾロやって 来たので驚くボイド。受け付けはここかと聞く桂さんに、ボイドの返事は 「ここは作業場」。(^^;; 「カナビー……」(^_-) ジト目で睨む一同。 引き攣るカナビー。(^^; やっぱり間違えたらしい。(^^;;; #「何時もの事じゃ〜」「はい〜」 ・「あ〜〜〜!!! こ、この剣は!?」 作業場は関係者以外立ち入り禁止だから出て行って欲しいと言うボイド。 しかし、ゴローは出て行くどころか更に入り込んで来た。ボイドの後ろに ある装置の中に、見覚えのある物を見付けたからだ。「バラスの剣だ!」 ゴローの言葉に息を呑むマロンちゃん。憎々しげな顔をするヤマモト達。 カタマールで頑丈にしているところだから、乱暴に触って壊さないでくれ と笑顔で言うボイド。それを聞いて、ガノン帝国の仲間なのかとボイド達 を睨み付けるゴロー。しかし、ボイドはそれを笑い飛ばした。あんな奴等 と一緒にしないでくれ、ホントはこんな事したくないのだからと。(^^;;; #そうそう。(^^; ゲルトに「脅迫」されたんだよね〜。(^^;;;;; ・「だったら、こんなもん……ぶっ壊しちまえ〜〜〜!!!」 怒りに燃えるゴローはボイドの制止も聞かず、装置に向かって拳を叩き付 けた! 『ゴ〜〜〜ン!』『ビー! ビー! ビー!』 殴ったショック で警報機が反応して警報音が鳴り響く。ゴローも痛みで泣いていた。(^^; と、その時、ドアが開くとガノン兵の一団が入って来た! 驚くヤマモト 達。しかし、それ以上に驚いたのはガノン兵達だったりするが。(^^;;;;; 「え〜い! ぶっ飛ばせ!」 ヤマモトの号令で戦闘開始! 飛び蹴りで まとめて蹴り飛ばすヤマモト。押され気味のウッチーとカナビー。(^^;;; 力で押し返す桂さん。実は密かに大活躍(?)のモニカ。(^^; 何時も通り のゴローとマロンちゃん。(^^;;; 作業場で暴れるのはやめてくれと頼む ボイドだが、誰も聞いてない。(^^; オロオロするボイドの横で「凄い」 と思わず呟くフレーベ。ヤマモト達がガノン帝国と戦う姿を目の当たりに したからだ。(^^) #マロンちゃんがカジカジ〜。(*^^*) ・「コイツで最後だ〜!!!」「ガノ〜〜〜ン!」 ゴローがガノン兵を投げ飛ばす! 飛んで行った先にはカタマールの装置 があり、見事に直撃。(^^; と、容器にヒビが入り、カタマールが一気に 溢れ出し、容器の前に居たヤマモト達はずぶ濡れになってしまった。(^^; 騒ぎを聞き付けてやって来たゲルトは、作業場の有り様に大慌て。(^^;;; 事の次第を説明しようとするボイドとフレーベに、言い訳は聞きたくない と怒るゲルト。(^^; ボイドに説教しようと詰め寄り、更に一歩踏み出し たところで何やら足元から変な音が……。(^^;; 「ん?」 3人で下を 見ると……そこにはゲルトに踏まれた剣があった。(^^;;; しかも、見事 にグニャグニャに曲がっていた。(^^;;;;; そそくさと逃げる一同。(^^; トンでもない事になったと頭を抱えるゲルトだった。(^^;;; #オリハルコンの剣がグニャグニャに〜!?(^^;;; 謎だ。(^^; ・「あら? 何だか、か、身体が、急に、動、か、な……」 ゲルトが大ショックを受けている横で、桂さん達に異変が起こっていた。 身体の動きがギクシャクして来たかと思うと、まるで青銅の像のように固 まってしまったのだ。(*_*) 何が起きたのか分からず驚いているゴロー にボイドが説明をした。カタマールを浴びたから固まっただけ。命に別状 は無いし、柔軟剤ホグレールを掛ければ元に戻ると。それを聞いてホッと 一安心のゴローだったが、まだ手放しで喜べなかった。(^^; ウッチー化 したゲルトがバラスに謝ってもらうと言い出したからだ。(^^;; 当然の 事ながら文句を言うカナビーとモニカ。(^^; フレーベが落ち着かせよう とするが、聞く耳持たないゲルト。そんなゲルトに何時までガノン帝国の 言いなりになっている積もりかと問うフレーベ。それを聞いてハッとする ボイド。自分は嫌がりながらも結局は剣の強化を引き受けてしまったのに フレーベは嫌な事は嫌と、最後まで自分の考えを曲げようとしないから。 と、ここでフレーベが振り返ると、今の内に行けとボイドに目配せした。 それを見てゴロー達を連れて行くボイド。そろそろ覚悟を決める時か? #しかし……あんな格好のまま固まってしまうとは。(^^;;; ・「時の流れは、非情なもの……。早く美しくなって戻って来るんだよ」 剣の処理が終わるのを待つバラス。花びらを摘み摘みしながら、センチに なっていたりするし。(^^;;; #横でガノン兵が三味線を弾いていたら良かったのに。(^^; ・「あ〜あ、社長さんもこうなっちゃお終いね」「桂さんだけ・・・」 リヤカーにヤマモト達を乗せて直走って行くゴロー達。(^^;;; モニカと カナビーは言いたい放題だし。(^^; 巻込んでしまった事を詫びるゴロー だが、これはカッパド星人の問題でもあるから気にするなと言うボイド。 リヤカーを引きながら、必ず元に戻すと心の中で誓うゴローだった。(^^) #何故にリヤカー?(^^; まあ、お似合いだけど。(^^;;; ・アイキャッチ 今回は「全身、タイツ〜!」 まだまだ新ネタが続きそうですね、はい。(^^; ・「ヒヒャ〜〜〜〜〜!!!? せ、拙者の、オリハルコンが……」 工場に響き渡るバラスの悲痛な叫び。(^^;;; 今、バラスは愛剣との再会 をしていた。変わり果てた姿となった愛剣オリハルコンとの……。(^^;;; カニの頭をした小僧とその仲間が暴れて、剣をそのようにしてしまったと 土下座して謝るゲルト。(^^; ウッチー・ロック化して人魂とダークゾー ンをまとったバラスに冷や汗のガノン兵。(^^;;; 直ぐに元通りにするの で許してくれと頼むゲルトに、もし直らなかったら剣と同じ格好に捻じ曲 げるから覚悟しておけとアップで迫るバラス。(^^;;; これは怖い。(^^; で、何とか復活したバラスは、カタマールで固まった4人を元に戻すには ホグレールが無いと無理な事を知ってニンマリとするのだった。(^^; #あれはダークゾーンと言うよりもマイクロ・ブラックホールか?(^^;;; ・「あの、バラス様?」「何でござる!?」 修理するから剣を渡して欲しいと言われて引き攣るバラス。(^^; 青褪め ガタガタ震えながら何とか剣をゲルトに押し付ける。(^^;; 覚悟を決め て剣から手を離すと、ハーハーと荒い息。(^^;;; で、宜しくね。(^^;;; ウルウルお目目でお願いするバラスだった。(^^;;;;;  #こんなに可愛かったのね、バラスって。(^^) ・「カニ頭に告ぐ。カニ頭に告ぐ!」「カニ頭!?」「ん? ・・・」 ダブに通信を入れると、急に繋がってしまって大慌てするバラス。(^^;;; 何の用だ、とゴローに聞かれ、取り引きをしようと言い出すバラス。その 内容は、今ならマロンちゃんと引き換えに固まった仲間を元に戻すという 物だった。ふざけるなと怒るゴロー、たとえウッチーが一生固まったまま でも言う事は聞かないと言うカナビー。(^^; 『ゴ〜ン!』 ウッチーが 倒れ込んできて無言の抗議。(^^;; 動けないのに、どうやって?(^^;;; 再び要求を告げるバラス。もし断われば、全員カタマールで固めてやると 言う。大笑いしながら通信を切るバラス。しかし、その顔は……。(^^;;; #バラスってば、かなり虚勢を張ってたような。(^^;;; ・「くっそ〜〜〜! バラスの奴め」「でもホントにどうするの?」 バラスの言う事を聞くのは嫌だけど、みんなを放っても置けない。たとえ 桂さんとマロンちゃん以外はクズだとしても。って、置物の事ね。(^^;;; ゴローがマロンちゃんに近付くと声を掛けた。絶対にガノンには渡さない と。それを聞いて嬉し泣きをするマロンちゃん。それを見て、分かると言 うモニカ。ゴローだけでは頼りにならない、と。(^^;;; をいをい。(^^; #分かっているなら手伝いなさいって。(^^; #モニカ「ど〜してあたしが危ない真似しなくちゃなんないのよ!」(--) ・「問題はどうやって、も一度工場に入りホグレールをみんなに・・・」 みんなを元に戻す為には工場に入り込む必要がある。当然の事ながら監視 の目が厳しくなっている筈だというカナビーに、それなら大丈夫だと言う ボイド。工場の裏口から入れるから案内すると言うのだ。しかし、折角の 申し出をゴローは断わった。これ以上、迷惑を掛ける訳にはいかないと。 しかし、ボイドは再度協力を申し出た。ガノン帝国の言いなりになりたく ない。協力させてくれと。それを聞き、案内役を任せる事にしたゴロー。 あとはバラスをギッチョンギッチョンにするだけだ、と意気込むゴローに バラスはアンタが敵う相手じゃ無いと突っ込むモニカ。(^^; カナビーも 確かに無茶だと言う。で、詰まらない駄洒落を言って怒鳴りつけられる。 無茶だろうがお茶だろうが他に方法が無いと言うゴローだが、相手は歴戦 の戦士。とても勝ち目は無い……。と、そこへフレーベがやって来て言っ た。勝ち目ならあると。バラスの弱点を見付けたというのだ。 #詰まらない駄洒落って「確かに無茶だっピ。その報いはお茶だっピ」で #あってるかなぁ。(^^; 良く聞き取れなくて。(^^; ・「おおぉ〜〜〜! 我が愛剣オリハルコンよ〜〜〜。さあ早く・・・」 何とか(?)真っ直ぐに直し、更に強化処理が終わったオリハルコンと感動 の再会をしたバラス。(^^) マジックハンドで掴まれて水槽から出て来る 剣を涙を浮かべて見詰めていると……『カ〜ン!』 頭にバケツが落ちて 来た。(^^; 誰だ〜!? と怒鳴ると今度は自分の身長ほどもある巨大な バケツが『ゴ〜ン!!』(^^;; 冷や汗かきながら慌てるガノン兵。(^^; 復活する間も無く、更に巨大なバケツが『ドンッ!!!』(^^;;; 見事に 煎餅と化したバラスに合掌。(^|^;;; #誰があんな巨大なバケツを使えるんだ?(^^;;; ・「コラ〜! 誰じゃ〜!? 拙者の頭にバケツなどを落とす奴は〜!」 「オレだ〜〜!」 バラスの呼び掛けに答えた声は頭上から響いて来た。 そこに居たのは自信タップリの笑みを浮かべたゴロー。何時の間にか入り 込んでいた事に驚くバラスにゴローは勝負を挑んだ。正面から挑んで来た 度胸は誉めてやる、と言うバラスだが、それに続く台詞がヘナヘナ。(^^; ゴローの挑発に歯噛みするバラス。(^^;; ゴローの挑発は更に続いた。 「剣が無いと気が弱くなるんだって?」『ヒシャ〜〜〜!?』 イキナリ の核心を付いた心理口撃にショックを受けるバラス。(^^;;; 何とか誤魔 化そうとするが、かえって墓穴を掘っていたりする。(^^; で、剣無しで 倒してやるから掛かって来いとゴローに言うが……。 #そんな事をしている間に剣を降ろさせれば良いのにねぇ。(^^;;; ・「掛かって来い、カニ頭!」「またカニ頭って言ったな〜〜〜!!!」 カニ頭と言われて逆上したゴロー、愛用のデッキブラシを振り上げながら 飛び降りる!! 迎え撃つバラス、必殺のバラス・パンチを繰り出す!! 『カ〜〜〜ン!』 リーチの差もあって、ゴローのデッキブラシはバラス の顔面にヒット! バラス・パンチは空振りに終わってしまった。(^^;;; 呆気なく決まったので思わず目が点のゴロー。(^^; まだ負けていないと 今度はバラスの攻撃。飛び上がると、必殺のバラス・キ〜〜〜ック!!! 『グキッ!』 ゴローが避けた為にバラスの足は後ろのパイプにヒット! 見事に足を挫いて、泣きながらピョンピョン飛び跳ねるバラス。(^^;;; #あれは痛いぞ。(^^;;; 完全に逆方向に曲がってるし。(^^; ・「ガノン!」「おおっ!? オリハルコン!」「ああっ!?」 完全に劣勢のバラスに、気を利かせたガノン兵が剣を差し出した。剣を受 取ると、目付きが変わるバラス。その剣が無いと何も出来ないくせに、と 言うゴローだが、その余裕ある言葉とは裏腹に形勢は一気に逆転。バラス の剣から逃げる事しか出来ないゴロー。バラスも辺り構わず切り付ける。 このまま暴れられたら工場の運命が……。(^^;;; 騒ぎを聞き付けて社員 が集まって来た。ゲルトもやって来て大慌て、持ち場を離れるなと社員に 指示を出した。と、その時、何やら怪しげな一団の姿を見付けた。それは 騒ぎに紛れて工場に入り込んだボイド達だった。(^^; #生まれ変わったと言っても、切っているのがパイプでは以前との違いが #分からないよ〜。(^^; 工場を一刀両断して見せてくれ〜。(^^;;; ・「ねえ、まだなの?」「早くしないとゴローがバラスにバラされ・・」 ホグレールの準備をするボイド。急がないとゴローが危ない。(^^; と、 そこへゲルト達がやって来た。社員に取り押さえられてしまうボイド達。 自分はどうなっても構わないからヤマモト達は見逃して欲しいと頼むが、 ゲルトはまたしても聞く耳持たず。バラスの前に引っ立てると言い出す。 「やめて!」 成り行きを見守っていたフレーベが大声を上げた。思わず 手を止めてフレーベを見る社員達。邪魔をするなと言うゲルトに、自分の 思っている事を言うフレーベ。これ以上ガノン帝国の言いなりになっては いけない、自分達が手を貸せば貸すほど苦しむ人達が増える、自分達だけ が苦しまなければ良いなんておかしい、と。カッパド星人としての誇りを 持って、ガノン帝国と立ち向かおう、と。この人達のように。引き合いに 出されて、照れて赤くなるヤマモト達。(^^;;; フレーベの言葉にゲルト も考えを正したらしい。社員にホグレールの用意をするよう指示を出す。 ホグレールの装置が動き出して、やっと元に戻る事が出来たヤマモト達。 ホッと一息付く4人だが、ノンビリしている暇は無かった……。 #ホグレールは気体なのか液体なのか?(?_?) ・「あっ!」「んふふふふふ……。鬼ごっこはもう終わりでござる」 遂に追い詰められてしまったゴロー。武士の情で一思いに楽にしてやると 言って剣を振りかぶるバラス。「さらば〜!」『ハシッ』「な、何!?」 バラスの剣を真剣白刃取りで受け止めたゴロー。(*_*) しかし、体勢が 不利だった。ジワジワと押され、剣が顔に近付いて来る。と、その時…… 「え〜〜〜い!!!」「え? まさか?」 ふと見ると、ガノン兵が自分 に向かって飛んで来ている。(^^; 慌てて避けるバラス。(^^; 更に見れ ば、ガノン兵が伸されたり、ヤマモト達に追い掛け回されている。(^^;;; 4人が元に戻っているのを知って歯噛みするバラス。と、ふと背後からの 気配に振り向くと……さっき避けたガノン兵がUターンして戻って来てい た。(^^;;; 「ブーメランか、己は〜〜〜!!?」『ザッバ〜〜〜ン!』 ぶつかって来たガノン兵と一緒に落っこちて行くバラスだった。(^^;;; #桂さんならではの力技ブーメランだ。(^^;;; ・「ゴローちゃ〜〜〜〜〜ん! ゴローちゃん!」「大丈夫か、ゴロー」 ゴローに大喜びで抱き付いて行くマロンちゃん。(^^) ゴローも無事だし みんなも元に戻れて一件落着。(^^)/ と、その時、カタマールで強化中 だったバラスの船が工場の屋根を突き破って逃げて行った。(^^; それを 見て喜ぶ社員達。(^^)/ その後ろでは、床に伸びているガノン兵が置い て行かれた事を嘆き、寂しく泣いていた……。(^^;;; 嗚呼、哀れ。(^^; 照れながら頭を下げるゲルト、ゴローとポーズを取合うボイド。(^^)b これでカッパド星は変わるだろう。 #置いてけ堀のガノン兵のその後が気になるなぁ。(^^;;; ・「ガノノノノン」「ガ〜ノノノノン」 その頃、バラスの船の中では大爆笑が起こっていた。(^^) カタマールの 水槽に落ちたバラスとガノン兵が固まっていたからだ。(^^; しかも変な ポーズで……。(^^;;; 怒るに怒れないバラスは、胸の中でゴローを倒し てマロンちゃんを奪う事を誓いながら、1人泣いていた……。(^^;;;;; #頑張れ、バラス。明日もきっと、その格好だ。(^^;;; #科学班に元に戻してもらったとしても、帝国中で笑われる事になるかも #知れないと思うと……。(^^;;; ・次回予告「恋するモニカ!?」 何やら美形が出て来ましたなぁ。(^^;;; しかし、気になるのは頭のアレ。(^^; もしかして、人型美形は仮の姿で 本当の姿は6本足のアリ型宇宙人とか。(^^;;; #「む、む、む、虫ぃ〜〜〜〜〜!!!!?」 -- 鈴木 順一 「近くによって、しかと見よ!」 woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/