6/13放送の第10話「恋するモニカ!?」 ・「と言う訳で、我がガノン帝国を救えるのは君しか居ないと思い・・」 宇宙空間を航行する一隻の宇宙船。サグールはその船の男にヤマモト暗殺 を依頼していた。男の名はコブリ。宇宙の一匹狼、殺し屋コブリ。バラが 似合う超美形で、船にもバラが意匠化して描かれている。要するにキザ。 サグールが好きになれないタイプであった。――私的感情は置いといて、 標的となるヤマモトの写真をコブリに見せるサグール。それを見たコブリ は一緒に写っているモニカをヤマモトだと勘違いする。無理も無かった。 標的の名前は「ヤマモト カオル」と女性的な名前で、写真はヤマモトが モニカにドヤされている場面だったからだ……。 #確かに勘違いしても不思議は無いよなぁ。(^^;;; #でもでも、早めに勘違いに気が付いて良かったね。(^^; ・「どうでやんすか、コブリ君。引き受けてくれるでやんすか?」 他ならぬガノン帝国の依頼と言う事で引き受ける事にしたコブリ。送られ て来た写真のカラーファックスに一瞥をくれると宙へ。そして、手にして いたバラを投げ付けた! 『ザクッ!』 壁に突き刺さるバラ、舞い散る 花びら。茎は写真のヤマモトの頭を貫いていた……。この男、出来る!? #これはヤマモトの大ピンチかも。(^^;;; ・「ところでMr.サグール。報酬だが、ナセス信用金庫の私の・・・」 契約が成立したところで報酬について話し合う2人。支払いは今月末締め の10日払いと言うサグールに、チッチッチッと指を振りながら一括払い を要求するコブリ。それを聞いて大慌てのサグール。(^^; どうやら懐が 寂しいらしい。(^^;;; 何とかするって、一体どうするんだろう?(^^;;; 暗殺に成功したら合図を送る約束をして交信は終了した。 #銀行では無くて信用金庫というのも笑えるが、ナセスも笑えるぞ。(^^; #「ナンセンス」から「ン」を取ったネーミングに違いない!(^^;;; ・「これでヤマモトが消えれば、リーダーを失った奴等は大混乱・・・」 混乱に乗じて襲撃すれば簡単にマロンちゃんが手に入ると言って、計画の 素晴らしさに酔いしれるサグール。既に報酬の件は忘却の彼方へ。(^^;;; 一方、コブリはと言うと……妙に生活臭漂うコックピットでニヤけた笑い をしていた。(^^;;; 電話帳に名前を出したお陰で、殺し屋生活20年に して初めて依頼が来たのだ。(^^; これでインスタント食品ともオサラバ だと嬉し泣きするコブリだった。(^^; う〜、ギャグキャラだ。(^^;;; #船内が暗かったのは、カッコ付けているのでは無くて、洗濯物とゴミが #見えないようにしていたのね〜。(^^;;; ・「違〜〜〜う!!! ワザとじゃねぇって言ったらワザとじゃねぇ!」 何やら言い訳しているヤマモト、食って掛かっているモニカ。(^^; 毎度 の喧嘩、とはチョット違うようだ。(^^; 原因は……ヤマモトがモニカの 着替えを見てしまったらしい。(^^;;; ドアに鍵が掛かっていなかったと 言い訳するが、ノックするのが常識と切り返されてタジタジのヤマモト。 ウッチー達に助けを求めるが、誰1人として肩を持ってくれない。(^^;;; ショックで落ち込むヤマモトだった。(^^; #もしかして……第4話より (*^^*) なシーンだったのか〜!?(^^;;;;; ・「そういうのを“魔が差した”って言うのかしら」 むさ苦しい船に麗しき乙女がたった1人なのだから分からないでもないと 言うモニカに「えっ!?」「ウルメイワシ?」「お米っピ?」と突っ込む が聞いていない。(^^; それどころか、完全に自分の世界に填まり込んで 「何処に居るの超美男子な私の王子様」と、まるで役者のようだ。(^^;;; それを聞いて、そんな夢は子供でも見ない、たとえ居てもモニカに振り向 く訳が無いと大笑いするウッチー達。(^^; 「王子様」に受けて大笑いし ていたゴローは、モニカの怒りを買って関節技を食らうハメに。(^^;;; #「たった1人」発言に、自分を指差してましたね、桂さん。(^^; ・「助けてくれ……。へっ!?」 コブリからの通信が入った。しかし、取り込み中だった。(^^; ヤマモト は落ち込んだままだし、ウッチーとカナビーはモニカとゴローの喧嘩観戦 に夢中だった。(^^;; 心配そうに見詰めるマロンちゃんの横で、技のア ドバイスをする桂さん。(^^;;; で、誰も気が付いてくれなかった。(^^; 仕方が無いので、咳払いをすると大声で助けを求めるコブリ。(^^; 今度 は気が付いて貰えたようで。(^^;; #コブリの小振りな宇宙船とは……。(^^;;; ・「ガノン帝国から脱走し、追われているんだ」「え〜!?」 男の話に驚く一同。そんな中、モニカの反応が変わっていた。男を見る目 がハートマークに。(^^; 胸がときめき、一目惚れ。(^^;; ウッチーが 突っ込む声も耳に入っていない。(^^;;; まあ、今はモニカでは無くて男 の方が問題である。ガノンから逃げていると聞かされては放っておく事は 出来ないので、取りあえず中に入れる事に。と言う訳で、サグールの放っ た刺客コブリはジャンボへの侵入を果たした。35年ローンの銃と共に。 #って、35年ローンて一体幾らじゃ〜!?(^^;;; ・「小さい船だなぁ」「こんな船でガノンから逃げて来たっピか?」 男の船はダブよりも小さかった。(^^;;; とても信じられないといった顔 をするゴロー達。(^^;;; と、男が出て来た。ヤマモトに声を掛けられて 慌てるコブリ、コソコソと写真を見て標的のヤマモトを確認した。(^^;;; これまたバラの描かれたコートを翻して船から飛び降りると、カッコ付け て立ち上るコブリ。(^^; 礼を言う男に自己紹介をするヤマモト、を押し 退けて進み出たモニカ。(^^;;; 見覚えのある顔に引き攣るコブリ。(^^; しかし、名前を聞かれると直ぐに復活して「ガノン暗殺に失敗した正義の 殺し屋コブリ」と名乗る。(^^;;; 胡散臭がるゴロー達。(^^; #マロンちゃんは動物的(?)勘で何かを感じているようだが……。(^^; ・「なぁ、コブリさんよぉ。ガノンから脱走して来たと言ってたよなぁ」 脱走して来たならガノン帝国の場所を知ってる筈、とヤマモトに言われて 場所を言おうとするコブリ。(^^; しかし、ハッと気が付いて慌てて誤魔 化す。(^^;; 言えば裏切り行為となり、自分の身が危ないのだ。(^^;;; 怪しむヤマモトは「ガノンの仲間じゃ無いだろうな」と鋭い質問。図星を 突かれて冷や汗のコブリ。(^^;;;;; と、そこへ思わぬ助け船が。(^^; 一目惚れしたモニカがコブリの肩を持ち、疲れているから休んでもらうと 言って連れて行ってしまった。(^^;;; 引っ張られて行くコブリの後ろ姿 を見ながら、怪しいと言うウッチー達。ヤマモトも信用している訳では無 かった。それよりも、コブリが居ない内に船のデータを調べてしまおうと 言うヤマモト。そうすればガノン帝国の位置が分かる筈。では、さっそく と入って行くヤマモト達。(^^; と、その時、マロンちゃんがゴローに声 を掛けて何かを見せた。それは例の「穴開き写真」だった。引っ張られて 行く途中で落としたのをマロンちゃんが見付けたのである。初めて会った のにヤマモト達の写真を持っていたコブリに「?」顔のゴロー。(^^; #頭の触角がなかなかプリティな動きをするなぁ。(^^) ・「どうぞ楽にして下さい。こんな船だから大したもの無いんですけど」 浮かれているモニカとは反対に、これでは仕事が出来ないと困った表情の コブリ。(^^; そんな事とは露知らず、飲み物を出しながらコブリに話し 掛けるモニカは失礼にもイキナリ捕まった理由を聞いてみたりする。(^^; 逃げて来たのは嘘なので、話は全て「でっち上げ」。(^^;; と思ったら 「サグールという卑怯な腰振り男」って、ホントの事だし。(^^;;; で、 モニカが「宇宙一頭が良いって言ってる己惚れ屋」と言えば、ニコニコし ながら相槌を打って「だから簡単に脱出できた」と。(^^;;; #実はコブリもサグールの事が嫌いだったんだね。(^^;;; って、好きな #奴は居ないか?(^^; ・「あのぉ、もう1つ聞いてみたい事があるんですけど」 写真の事が気になって様子を伺いに来たゴローとマロンちゃん。覗かれて いる事に気付かずに話は盛り上がって行く。(^^; 「殺し屋」ってどんな 仕事かと聞かれ、カッコ付けて話し始めるコブリ。(^^; 今までに二百回 は死んでもおかしくなかっただの、ある時は大都会の暗闇で、またある時 は名も知らぬ惑星で、狙った獲物は絶対に仕留める必殺のスナイパーだの 自分に怖い物など……「へっ!?」(?_?) ふと、気配を感じて視線を床 に落とすと「それ」は居た。しかも自分の方にコソコソと近寄って来る。 「う゛、う゛……」「が……」『こんにちは』「ゴキブリ〜〜〜!!!」 モニカとお揃いのポーズで驚くとテーブルの上を猛ダッシュ!(^^; 手を 組んでガタガタと震える2人であった。(^^;;; そう、コブリもモニカと 同じで虫が苦手だったのだ。(^^; その事を知ったモニカは大感激。(^^) コブリを「私の王子様」と決め付け、ウットリ。(^^;;; 神様だけで無く 自分にまで感謝しているモニカにジト目冷や汗のゴキブリ君だった。(^^; 「はぁ……」 2人の様子を伺っていたゴローも呆れて溜め息。(^^;;; #恋するモニカ、コブリを美化200%(^^; ・「しっかし、何も無い船やなぁ〜」「カーステレオも付いて無いっピ」 コブリの船はトコトン標準仕様のままらしい。(^^; これでは何の情報も 手に入らない。あるのは洗濯物とゴミばかりだった。(^^;; と、思った ら、桂さんが何かを見付けた。それは、コックピットの脇にある黄色のボ タンだった。押そうとするのを、仲間との連絡装置かも知れないからと押 し留めて、桂さんに良く気が付くと誉められて上機嫌のヤマモト。(^^;;; 誰でも気が付く、抜けた親子だ、とボソボソと突っ込むウッチー達。(^^; #銃を35年ローンにする位だから、船にオプションなんて付けられない #よな〜。(^^;;; 維持費だけでも大変そうだし。(^^; ・『ピー!』「あっ!?」「あ〜っ!?」「お父さん!」 ふんぞり返って大笑いしていたヤマモト、そり過ぎてバランスを崩してし まった。(^^; で、手を付いた拍子に例のボタンを押してしまう。(^^;;; 「ガノ〜ン! ガノ〜ン!」 その頃、サグールの船では誤報とも知らず に「ヤマモト暗殺成功」の合図を喜んでいた。(^^;;; #まさか「標的」がボタンを押しただなんて思いもしないよね。(^^; ・アイキャッチ 今回は「鬼のパンツ〜!」 なかなか粘るなぁ。(^^;;; ・「ねぇ、コブリ様」「は、はいっ! な、何か?」 何時の間にか呼称が「さん」から「様」に変っているモニカ。(^^; で、 コブリに告白。(^^;;; 今まで男の人と付き合った事が1度も無い、と。 彼氏が星の数ほど居るように見える所為で男性が寄ってこない、と。(^^; コブリにその辺の惚れっぽい女と違うと分かってもらいたい、と。(^^;;; 一方的な告白話を聞かされて迷惑顔のコブリ。(^^; 早いところ依頼遂行 をしないと仕事を降ろされてしまうかも知れない。「くそぅっ!」 業を 煮やしたコブリは突然立ち上った! #モニカよ、自分でそんな事を言うか〜?(^^;;; ・「いい加減にしろ! 下らない話に付き合っている暇は無いんだ!」 声を荒げ、モニカに銃を突き付けるコブリ。悲鳴を上げるモニカ。慌てて 部屋に飛び込むゴローとマロンちゃん。しかし……「カッコイイ!」(^^) コブリから銃を奪い取るとニコニコしているモニカ。(^^; 悲鳴は恐怖の 所為では無く、歓喜の所為だった。(^^;; 思わずコケるゴロー。(^^;;; 部屋に入って来た2人に、どうして此処に居るのか尋ねるモニカは、心配 だから見張っていたと聞かされてビックリ。(^^; 聞きたくなかったけど 話を聞いてしまったと言われて、青褪め引き攣るモニカ。(^^;;; そんな モニカの後ろで、35年ローンの銃を心配そうに見詰めているコブリの姿 があった……。(^^;;; #「壁に耳あり、障子にメアリー」(^^;;; ・「どひゃ(中略)ひゃ! 簡単に侵入出来たでやんす!」 誤報に大喜びでやって来たサグール。ジャンボのエア・ロックに接続し、 侵入成功。(^^) で、マロンちゃんを捕まえに Let's Go! とガノン兵に 号令を掛けたのは良いのだが……足が遅くて踏み潰されて煎餅に。(^^;;; #あとはドツーク煎餅だけか。(^^; ・「社長! もう苛めへんさかい、出て来てぇな〜!」「うるせぇ〜」 ボタンを押してしまった事でウッチー達に苛められて落ち込んでしまった らしいヤマモト。(^^;;; 覗き魔でスイッチを押してしまう大馬鹿者だと 言ってウッチー化しているようだ。(^^; ふと、コブリの事を思い出した 桂さん。モニカが連れて行ったきりと言うウッチー。そう言えば、ゴロー とマロンちゃんも居ないと言うカナビー。どうやら家捜しとヤマモト苛め に夢中で、他の4人の事をスッカリ忘れていたらしい。(^^;;; #ヤマモトのウッチー化……。(^^; ・「お久しぶりでやんす、皆の衆!」「えっ!?」「ピピッ!?」 聞いた事のある声が突然響き渡り、驚く3人。振り返ると、そこには声の 主サグールとガノン兵の一団が居た! 何時の間に入り込んだのかと聞く カナビーに、ミーに不可能の文字は無いと言うサグール。(^^; で、この 度は不幸な事で、と頭を垂れてお悔やみを申し上げる。(^^; それを聞い て「?」の3人に、呆けても駄目だ、アンタらのリーダーのヤマモトの事 だと言うサグール。(^^;;; #暗殺成功したと信じ切ってるからなぁ。(^^; ・「ワシがどうしたって……?」『!?』「ワシに何か用かい?」 死んだ筈のヤマモトが現われ、恨めしい声で話し掛けられてパニック状態 になるサグール達。(^^;;; 迷わず成仏してくれと懇願するサグールに、 まだ死んではいないと怒鳴り付けるヤマモト。(^^; それを聞いて青褪め るサグール。(^^;; 生きているという事は、幽霊や祟りよりも怖い事が 起こる事になる……。(^^;; 「ウッチー、カナビー、行くぞ!」 号令 と共に飛び掛かって行くヤマモト達。大慌てで逃げ出すサグール。(^^;;; #「裏切り」を計算に入れて無いような作戦は「完璧な作戦」とは言わな #いぞ〜。(^^;;; ・「ゴローちゃん達、何処に行っちゃったのかしら?」「チョット!」 ゴロー達を探してジャンボ内を走る桂さん。と、何処からかモニカの大声 が聞こえてきた。(^^;;; ゴローとモニカは喧嘩の真っ最中だった。(^^; 他人のプライバシーを勝手に覗くなんて酷いと言うモニカ、聞く積もりは 無かったと言うゴロー。(^^;; このままでは埒があかないので、覗きの 件は置いておいて、コブリが写真を持っていたという事実だけを問題にす る事に。動かぬ証拠を突き付けられて慌てるコブリは、写真は拾ったのだ と誤魔化す。(^^;;; 拾ったのなら、何処で? ゴローの質問が続く中、 モニカはコブリの銃を見詰めていた……。 #「初めからモニカが目的で」って、ゴローもトンだ勘違い。(^^;;; #あ、ここでも「覗き問題」が。(^^; ・「ゴローちゃん!」「お!?」「大変よ! ガノンの一味が船に・・」 桂さんの知らせに驚く一同。中でも驚いていたのはコブリだった。思わず 「僕は未だ何も」と口を滑らしてしまう。(^^;;; それを聞いてガノンの 仲間なのを確信したゴローはコブリに詰め寄る。と、モニカが割って入っ て言う。ガノンの連中はコブリを捕まえに来た、きっとそうだ、と。仲間 の筈が無い、だってコブリは……、と。自分の事を信じ切っているモニカ の言葉を聞いたコブリは「僕は宇宙の一匹狼、殺し屋コブリだ〜!!」と 叫びながら、モニカから銃を奪い取ると走り去って行く……。 #をいをい、そこでよろけるなよ〜。(^^;;; ・「コブリ様!」「落ち着いて、モニカさん!」 コブリの後を追い掛けようとしたモニカを引き留める桂さん。悪い人には 見えないけど、本当にガノンの仲間かも知れないと言われ、自分には分か ると言うモニカ。好きになった人だから、気が小さいくせに強がっている から、自分と似ているから……。だから分かる。そう言うと駆け出して行 くモニカ。慌てて後を追い掛けて行く桂さん達。 #ここまで信じてもらっているとは……コブリの幸せ者め。(^^; ・「う〜〜〜ん……此処にも居ねぇなぁ……」 サグールを追い掛けていたヤマモトだが、どうやら見失ってしまったらし い。(^^; って、実は同じ部屋の中で植木に化けて隠れて居たりするのだ が……。(^^;;; と、そこへコブリがやって来てヤマモトに声を掛けた。 ヤマモトの問に返事をせず、無言で銃を構えるコブリ。本性をあらわした コブリに表情が険しくなるヤマモト。そこへモニカがやって来た。近寄ろ うとするモニカに、来るなと言い放つコブリ。続いて、ゴロー達もやって 来た。部屋の中に誰が居るのか廊下からは見えないが、恐らく銃口の先に はヤマモト……。一同の間に戦慄が走る! そんな中、ただ1人ニヤニヤ している植木のサグール。(^^; 当初の計画とは違ってしまったが、目の 前でヤマモトが撃たれるところを見られるとあって心はウキウキ。(^^;;; #ぬおぉ〜〜〜!? ヤマモトのピンチだ〜!?(^^; ・「恨みは御座いませんが、消えてもらいます!」 照準がヤマモトを捕らえる。引き金を引けば、ヤマモトはあの世行きだ。 しかし、狙われているヤマモトよりもコブリの方が緊張していた。殺し屋 を始めてから初めての仕事なのだから無理も無い?(^^; それに比べて、 軍隊と宇宙海賊で鳴らした百戦錬磨のヤマモトには余裕すら感じられた。 「やめて!」「うるさい……」モニカの叫びはコブリに届いていた。だが 銃を下ろそうとはしない。「やめろ〜〜〜!!!」 隙を突いてゴローが 飛び掛かる! 「うお〜〜〜!」 自棄になったコブリが引き金を引く! 引き絞られる寸前にゴローが飛び付いて照準はヤマモトから外れた。(^^; 『ピッ! ピッ! ピ〜〜〜ン!』 引き金が引かれ、照準がロックされ た。照準の中央には、何処かで見た事のあるような顔が映っていたような 気がしたが、気の所為かも知れない。(^^;;; #引き金を引く時に目を瞑ってちゃ駄目でしょが。(^^;;; ・「あっ!?」「ホントに撃ちやがった〜〜〜! うお〜!?」 『ズキュ〜〜ン!』 銃の先端部分が火を噴くと飛び始めた! レーザー 銃かと思ったら、小型ロケットだったようで。(^^; ロケットに追い掛け られて逃げ出すヤマモト。(^^;; もう駄目だ、と思ったら何故か急上昇 してホバリングするロケット。ロックされたターゲットを探しているよう だ……。『ピッ! ピッ! ピッ!』 ターゲット発見。(^^; 花の枝を 両手に持ったまま、大慌てで逃げ出して行くサグール。(^^;;; 緊張の糸 が切れて座り込むヤマモト。(^^; 疑っていた事を詫びるゴロー。(^^;; 良く分からないけど成り行き任せのコブリ。(^^;;; そんなコブリを見て 思わずウルウルとするモニカ。(^^; 遂に最後まで誤解したままだ。(^^; その頃、サグールの船はジャンボから離れ始めていた。(^^; しか〜し! 「ガノ〜ン」 ふと見れば、例のロケットが追い掛けて来ていた!(^^;;; しつこく追い掛けて来るロケットに、半泣き状態のサグールだった。(^^; #ロケットの燃料が無くなるまで逃げ回ったんだろうね、きっと。(^^; ・「ホントに行っちまうのか?」「ええ。私は宇宙の一匹狼。・・・」 珍客コブリとの別れの時が来た。勘違いから疑いが解けてしまった為に、 一同は「ガノンと敵対する仲間」として別れを惜しみ、笑顔で送り出そう としていた。(^^;;; しかし、モニカだけは俯き、声が無い……。(;_;) 船に乗り込もうと背を向けた時、モニカが口を開いた。「連れて行って」 と。そしてコブリに駆け寄ると「一緒に行きたい」と再度頼んだ。しかし コブリは、やめた方が良いと言い、それを受け入れなかった。自分と一緒 に居れば再び危険な目に遭うかも知れない。君を危険な目に巻込む訳には いかないのだ、分かってくれ……とキザなポーズ。(^^;;; #最後はカッコ良く締めたな〜。d(^^) ・「コブリ様……あなたの事は一生忘れないわ」 飛び去って行くコブリの船を展望室で見送るモニカ。と、そこへゴロー達 がやってきた。コブリの事を信じてあげられなかった事を謝る3人に対し 同情されたら良い迷惑、放っといてと言い放つモニカ。(^^;;; それを聞 いて怒り出すゴロー。(^^; 誰が同情なんかするもんかと言い返し、極端 なガニ股で立ち去って行く。(^^;;; カニはカニらしく横歩きで〜。(^^; 『きっと……きっとまた素敵な人が現われるわ。そして今度こそ捕まえて  みせる。あたしの王子様を……』 星の海を見詰めながら決意を新たにするモニカだった。(^^) #モニカ強し〜。(^^) ・「はぁ〜。何でこんな事になっちまったんだろう? やっぱり・・」 初仕事が何だか良く分からない内に失敗に終わってしまい、1人ブツブツ と嘆くコブリ。(^^; 報酬も手に入らないので、銃のローンも払え無いと 頭を抱える。(^^;;; 国に帰って地道に働いた方が良いのかもね〜。(^^; 「モニカか……」 こんな事になった原因(?)の女の子の事を思い出し、 ちょっと感傷的に。「あ〜ばよ〜〜〜っ!!!」 別れを告げるコブリ。 #もしかして……勿体無かったと思ってる?(^^;;; ・次回予告「小さな仲間達!」 マロンちゃんに襲い掛かるケモノ小僧3人組?(^^; #をいをい。(^^;;; オバサン呼ばわりされて赤く膨れるドツーク?(^^; #有り得る。(^^;;; -- 鈴木 順一 『居れば〜?』(--; woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/