6/27放送の第12話「決戦! YATジャンボ」 ・「ふわぁ〜〜、わ〜ぁ〜。それじゃ、後の事は頼んだぞ」 順調に(?)航行を続けるYATジャンボ。今日も無事に(?)1日が終わろ うとしていた。寝る事にしたヤマモトは、台所で片付けをしている桂さん 達に声を掛けて部屋に戻って行く。『ガシャン!』 不機嫌そうに大鍋を 洗っていたモニカが鍋を叩きつけた!(^^; 哀れにもヒシャげてしまった 大鍋。(^^;; 何事かと驚く桂さん達。モニカの顔も怒りの為にヒシャげ ている。(^^;;; またしてもヤマモトと喧嘩をしているのだろうか?(^^; その頃、ゴロー達はエンジンの整備で大忙しであった。と、そこへ人魂を 引き連れたモニカが現れた。(^^;;; ヤマモトが寝たと聞かされて喜び、 ヘナヘナと座り込んでしまうゴロー達。(^^; お疲れのようで。(^^;;; #マロンちゃんのエプロン〜〜!!(*^^*) でも動いてない〜。(;_;) ・「ホンマやってられんわ、まったく〜」「人使いが荒すぎるっピ〜」 ダブのコックピットに場所を移し、鬼の居ぬ間の愚痴大会を始めるモニカ 達。(^^; どうやら急に口うるさくなったらしい。(^^;; それに、放浪 を始めてからヤマモトが働いているところを見た事が無い。(^^;;; リー ダーなら手本になるように働いて欲しいものだと言いたい放題。(^^;;;;; と、その時、ゴローが何かに気付いて辺りを見廻した。ヤマモトは地獄耳 だからと小声になるゴローに、部屋で寝ているんだから心配し過ぎだと言 うカナビー。そうか。そうそう。肯きあった時に「それ」は聞こえた。 #口うるさくなったのは、ゴローの影響か!?(^^;;; ・「ぬふふははは……」「あっ!?」「良〜く分かった。おめぇら・・」 何処からとも無く響いて来る不気味な笑い。(^^; そしてヤマモトの声。 慌てて辺りを見廻すが、ヤマモトの姿はない。(^^;; これまた大慌てで ウッチーとカナビーが言い訳とお世辞を言うが効果無し。思わず冷や汗が ダラダラの2人である。(^^;;; ゴローがモニカに「ヤマモトが寝た」事 を再度確認する。と、ヤマモトが種明かしをした。ちゃんと寝てはいたが 「自室」では無くて「ジャンボのサブ・コックピット」で、と。それを聞 いて真っ白になる一同。(^^;;; 部下の行動に常に気を配るのがリーダー だと得意気に大笑いするヤマモト。(^^; 「やられた」……ガックリと肩 を落とす一同。(^^;; これで今夜も徹夜らしい。(^^;;; で、ヤマモト が言うには、自分は常にYATの未来を考えていて、リーダーはここ一番 という時に働けば良いらしい。「ここ一番て、何時や?」とはウッチーの 突込みである。(^^;;; #ヤマモトのあの笑い、まるで悪の首領だ。(^^;;; ・『ピー! ピー!』「マロン! マロンは何処だ〜! お〜い!」 と、その時、緊急通信を知らせるアラームが鳴ると、雑音混じりの通信が 飛び込んで来た。この声は……ノート博士!? ヤマモトもダブのコック ピットに上がって行き、みんなで真偽について首を捻っていると、マロン ちゃんと桂さんがやって来た。スピーカから流れる声に、ノート博士だ! と喜んだマロンちゃんはマイクを取ると呼び掛けようとした。が、それを 「嫌な予感がする」とヤマモトが制止した。その行動を非難するゴロー達 にタジタジのヤマモト。(^^;;; リーダーの指示を無視して、というか、 指示の出る前に電波の発信源に向かって全速前進するウッチー。(^^; #ヤマモト、良いとこ無しだなぁ。(^^; ・「マロンは何処だい? マロ〜ン!」「ノート博士! ノート博士!」 ひたすらマロンちゃんの名を呼び続けるノート博士。と、その時、それに 応える声があった。ふと、顔を上げれば目の前にYATジャンボの姿が。 ジャンボからもノート博士の乗っている船が見えた。喜ぶマロンちゃん。 他のみんなも嬉しそうな顔をしていた。ヤマモトを除いて……。 #る〜。既に (;_;) 状態……。 ・「ノート博士……」「マロン……」 ジャンボの格納庫。船のハッチが開くと、そこにはマロンちゃん、そして ノート博士の姿があった。見詰め合う2人……。船から降りたノート博士 の胸に飛び込み、嬉し泣きするマロンちゃん。ノート博士も泣いていた。 そんな2人の姿に貰い泣きする一同。(;_;) 中でもモニカの泣きようは 普段の態度からすると驚くほどだったが……貰い泣きでは無かった。(^^; 地球に帰ってこのボロ船とお別れ出来るかと思うと嬉しくて仕方ないらし かった。(^^;; う〜ん、如何にもモニカらしいが、ちと場違い。(^^;;; 近寄って来た一同に礼を言うノート博士。マロンちゃんも嬉しそう。(^^) しかし、一番喜んでいるのは瞳がお星様のモニカだったりする。(^^;;; #る〜。良かった良かった〜。(;_;)/ ・「お取り込み中のところ悪いが……おめぇさん、どうやって・・・」 再会と無事を喜んでいる一同に、通信が入った時から難しい顔をしていた ヤマモトが声を掛けた。どうやってガノン帝国から脱出してきたのか気に なるというのだ。これは確かに疑問である。良くぞ聞いてくれたと話し始 めるノート博士。捕まって直ぐに瞬間移動マシーンを作るように命じられ たのだが、その時に天才的な頭脳が閃き、大脱出作戦を計画したと言う。 #さっそく出たな、悪い癖が。(^^;;; ・「ぃやった〜! 遂に完成したぞ〜〜〜!!!」 製造期間3ヶ月、たった1人で作り上げた汗と涙の結晶。ノート博士の後 ろには完成した「瞬間移動マシーン」があった。喜んで手を叩くスルメは 博士の雑用係からオサラバ出来ると言って大泣きする。(^^;;; さっそく ガノンに報告すると言うが、それを制止するノート博士。報告の前に実験 が必要だと言う。もし上手く作動しなかったら恥をかくと言われて冷や汗 のイカ君。(^^;;; マシンに乗り込みガッツポーズのノート博士。d(^^) ワクワクしながら見守るスルメ。「瞬間移動5秒前、4321、ゼロ!」 『ドカ〜〜〜ン!』 突然の爆発にススまみれになり、失敗かとガッカリ するスルメの前に現われたのは宇宙船! 「これは?」「発進じゃ〜!」 「これって、ひょっとして〜」 目が点になっているスルメの前から笑い 声を残して消え去るノート博士。(^^; やはりタダ者では無かったのだ! ノート博士の武勇伝(?)に拍手喝采で大喜びするマロンちゃん達だったが ただ1人、ヤマモトは腕を組んで不機嫌そうな顔をしていた……。 #やっぱり、ガノン帝国ってば恐るるに足らず?(^^;;; #コブリより小振りな船で逃げ出せるんだし。(^^;;;;; ・「なんで見抜けなかったずらぁっ!?」「瞬間移動マシーンの・・・」 ノート博士に逃げられた事をガノンに報告し、許しを乞うスルメ。馬鹿に されたと怒り心頭で鼻息の荒いガノン。(^^;;; その話を聞いて感心する バラス達に血眼で怒鳴りつけ、指示を出すガノン。ノート博士を連れ戻さ なければ「ねばーかんばっくのココロ」と言われてしまい大慌ての3人は エンジンを吹かさせるとノート博士を追い掛けて行った。(^^;;; #ノート博士だけで良いんだね?(^^;;;;; まあ、「連れ戻す」んだった #ら、そうなるか。(^^; ・『う〜む……。こうも上手く行く時こそ、きっと何か起こるに・・・』 コックピットに戻った一同。浮かれているみんなを他所に、ヤマモトだけ は嫌な予感がすると押し黙っていた。と、ここで話題がノート博士からの 通信をキャッチ出来た事に。何処に居るのかも分からないのに、と不思議 がるゴロー達に、またもや自慢気なノート博士。(^^; 行き当りバッタリ の男に見えると言われてズッコケルが、気を取り直して話し始める。(^^; それによると、脱出した事を知らせる為に銀河の果てまで届く通信を出し ていたらしい。そうだったのか、と感心するゴロー。と言う事は、ガノン の奴等にも通信が届く事になるな、と突っ込むヤマモト。(^^; そういう 事になる、と悪びれもせずに大笑いするノート博士。(^^;;; と言う事は 既にこの場所はガノンに知られているという事に……。(^^;;;;; #やっぱり、ノート博士はタダ者では無かった。(^^;;; ・『ガコン!』「どわぁっ!?」 と、その時、YATジャンボに揺れが襲い掛かった。カナビーが船外状況 を調べると、ジャンボのまわりにバラス達の船が小判ザメの如く張り付い ていた!(^^; こうなるとは思わなかったと真面目な顔で呟くノート博士 に大声で突っ込むゴロー達。こういう時にあの尻尾は役に立つのだ。(^^; ノート博士の襟元を掴むとカックンカックンやるモニカ、どうしようかと ウロウロするウッチー、立ち尽くす桂さんにしがみ付いたマロンちゃん、 ダブで脱出すればと言うカナビーにダブのスピードでは直ぐに追い付かれ ると反対するゴロー。パニック状態のコックピットで、ただ1人落ち着い ていたのはヤマモトだった。一喝して騒ぎを静め、とにかく奴等の侵入を 食い止めろと指示を出す。結局こういう展開になるのねと言って溜め息を 吐くモニカに、元気を出せと言うノート博士。(^^; アンタに言われたく 無いと噛み付かんばかりの勢いで言い返すモニカ。(^^;;; 確かに。(^^; イマイチ緊張感の無い2人とは対照的に、この一戦で地球に帰れるかどう かすべてが決まるとヤマモトは何時になく真面目であった。 #カナビーよ、レーダーはどうした、レーダーは。(^^;;; ・「さあ、行きますわよ!」「ガノガノガノガノ・・・」 エア・ロックを繋げてドアを力尽くで破り、真っ正面から侵入を果たした ドツーク。「苦あれば楽あり」を座右の銘に、その細身の身体を活かして エア・ダクトに入り込み、人知れず内部への侵入を目論むバラス。意表を 突いて外からコックピットに対して突撃を仕掛けようと考えたサグール。 それぞれの性格の出た方法で、手柄に向けて行動を開始していた。 #さてさて、結果はどうなります事やら。(^^;;; ・アイキャッチ 今回は「寿司で高いのは?」「う〜に〜」「トロは?」 ・「ノート、マロン、何処ですの! 大人しく出てらっしゃ〜い」 怒涛の勢いで走り回っていたドツークは、階段の上に張られたバリケード を見付けた。かすかに声も聞こえる。バリケードの向こう側ではゴロー達 がバケツリレーでロッカーやら木箱やら宇宙服やら椅子やらを運び込んで 山積みしていた。(^^; そんな物で行く手を遮る事は出来ないと言い捨て ると体当たりするドツーク。しかし、びくともしなかったりする。(^^;;; 何とか持ち堪えられそうだと安心したのも束の間、エア・ダクトから侵入 して来る奴が居るとのカナビーの知らせに驚く一同。放っておけないので そこへはゴローが向かった。ゴローを見送った後、桂さんはマロンちゃん に戻るように言った。ここは危険だから。ノート博士の側に居てあげてと 言われ、マロンちゃんはコックピットに戻る事に。 #ま、確かに狙われている当人が前線にいるのは危険だ。(^^;;; ・「何処だ!? カナビー?」「この辺が怪しいっピ〜」 指差されたダクトの蓋を外して中を覗き込んだゴローの目の前に「それ」 は居た。(^^; ホコリまみれになったバラスが。(^^;; 思わず御見合い 状態。(=^^=;;; で、思い出したかのように互いに指を差すと叫ぶ2人。 この勝負はバラスの勝ち。(^^; 先制の「カニ頭」口撃!(^^;; しかも 「よくぞ見破った〜! はっはっはっはっ〜〜」と笑いを残しながら闇に 消えて行くヒット&アウェイで反撃すら許さない。(^^;;; 更に頭が支え て身動きの取れないゴローの後ろに現われて挑発までする余裕振り。(^^; 次々と顔を出す場所を変えてゴローを手玉に取るバラス。(^^;; しかし 何故に洗濯機から?(^^;;; なんて考える暇さえ与えず、次に頭を出した のは……これまた謎だがトイレ。(^^;;;;; と、ここでバラスの「運」が 途絶えた。「トイレ」なのにである。(^^;;; 首が抜けなくなってしまっ たのだ。(^^; 身動きが取れなくては、さすがの宇宙忍者(?)のバラスも お手上げ。(^^;; ゴローにブラシで狙い撃ちされてしまう。(^^;;; #宇宙忍者と言うよりも、宇宙ゴキブリかも。(^^;;; ・「ガノン、ガノン」「どうして突破で来ませんの?」 ガノン兵にも後押しさせているのにバリケードを破れないドツーク。ふと 閃いたのは、桂さんの存在だった。(^^; 今まで負け続けている桂さんが 相手では確かに分が悪いかもね。(^^;;; で、当の桂さんはと言うと…… マロンちゃんを守るべく、必死でバリケードを押さえ付けていた。(^^) #モニカも頑張ってますなぁ。(^^) ・「大丈夫かしら」「んんっ!? 心配は要らん。この部屋が・・・」 マロンちゃんの言葉に振り返るヤマモト。この部屋が一番丈夫に出来てい るから心配は要らないと言うが、マロンちゃんの心配はもちろんこの部屋 では無くて、自分達を守る為に頑張ってくれている桂さん達の事だった。 ワシは何て事をしてしまったのだと言って泣き出すノート博士に、冷や汗 をかきながら大丈夫だと繰り返すヤマモト。(^^; 大船に乗った積もりで リラックス〜、リラックスと言うものの……名案が思い付かないので困り 果てていたりする。(^^;;; ダブで脱出するのが一番手っ取り早いのだが スピードが遅いから直ぐに追い付かれてしまう。囲まれたらそれまでだ。 困ったもんだと考え込んでいると……。 #いや〜、大船でもボロ船じゃあねぇ。(^^;;; ・「あっ!?」「ん?」「あれっ!」「おおっ!?」「何だっ!?」 マロンちゃんの叫び声に考えを中断させられたヤマモト。ノート博士も指 指す方を見て声を上げる。振り返ると、窓の外には提灯野郎ことサグール が居た! 手にトンカチとノミを持って!! しまった、と思った時には 時既に遅し、である。(^^; ガラスに取り付くと、トンカチを振りかぶり そしてノミに振り下ろすサグール! 『ガ〜〜〜ン!!!』「あ゛……」 「は痛〜〜〜!!! はは……」 ノミの上に置いていた親指をトンカチ が直撃し、痛みにのた打ち回るサグールだった。(^^;;; #実に痛そうだ。(^^;;; 軽く打っただけでも結構痛いからなぁ。(^^; ・「社長〜〜!」「何だ、おめぇら!? 持ち場を離れるんじゃねぇ!」 サグールの一人芝居に冷や汗をかいていると、ウッチーとモニカが駆け込 んできた。自分の持ち場を離れた事を咎めるヤマモトに、逃げ出す方法は 見付かったのか、何時までもこのままでは埒があかないと言う。と、窓の 外に居るサグールに気が付いて慌てる2人。(^^; 今度は大きなドリルを 手にしていた。さっきトンカチを叩き付けた左手に包帯を巻いて。(^^;;; 腕組みし不機嫌そうな顔をして、奴は放っておけと言うヤマモトに泣き付 くウッチー。(^^; 2人の心配にお構いなく、ドリルのスイッチを入れる サグール。「スイッチ・オン!」『ゴゴゴ……』「あっ!? ああっ!」 ドリルの回転する勢いで自分も回転してしまい大慌てのサグール。(^^;;; 「成る程……」(^^; 自滅したサグールに納得する2人だった。(^^;;; #まるで新体操のリボンだ。(^^)/~~~ ・「それより、おめぇら! ワシに文句を言う為に持ち場を・・・」 持ち場を離れたのが、文句を言う為なのかといって怒鳴るヤマモト。もし 突破されたらどうする気だと聞くが、今は桂さん1人でも平気だと言う。 疲れたらしく、最初の勢いが無くなっていたのだ。(^^;;; 汗を拭き拭き 休憩タイムを申し入れるドツーク。(^^; ガノン兵にお茶まで用意させて いたりする。(^^;; 一方の桂さんも汗を拭きながら賛成。(^^;;; で、 名前をドンブリ〜と間違えて何時もの遣り取り。何か和んでいるぞ。(^^; ところ変わって男子トイレ。そこにはブラシを持って息を荒げるゴローと 見るも無残な顔になってしまったバラスの姿があった。(^^;;; 良く見る とブラシも便器もくたびれてしまっている。(^^; 『パリ〜ン!』 遂に 便器が壊れてしまった。(^^;; 支えていた首が自由になり、大喜びで逃 げて行くバラス。ゴローはバラスの侵攻を見事に食い止めたのだ。(^^)/ 三度目の正直とばかりに頑張るサグール。(^^; 今度はトゲ付きの鉄球を 振り回してガラスを破ろうとするが……『ガ〜〜ン!!』「い゛で〜!」 左足を直撃し、再度痛みにのた打ち回る事に。(^^;;; 厄日かもね。(^^; #「苦あれば苦ばっか」のバラスが一番可哀相かもね。(^^;;; 自滅した #サグールは……いや、言うまい。(^^;;; ・「くそ〜! カニ頭め! この恨み、晴らさずにおくものか!」 宿敵ゴローに復讐を誓うバラス。一見すると無傷に見えるが……首から上 が酷い有り様。(^^;;; 肉体労働は苦手というサグール。自爆した左手足 がミイラ男。(^^;; 何時も通りのドツーク。ガノン兵に筋肉マッサージ をさせて後半戦に備える。(^^; しかし、このままではガノン帝国に帰る 事が出来ない。己の手柄だけに拘っている場合ではないという事で、力を 合わせてバリケードを突破する事にした3バカ。(^^;;;  #最初からそうしていれば良かったのかもね。(^^; ・『ドンッ!!!』「はっ!?」「せ〜〜の! それ〜!!」 バリケードにもたれ掛かってお茶を飲んでいた桂さん。急に後ろから押し 上げられて、カップを落としてしまう。慌ててバリケードを押さえ付けて いると、ゴロー達がやって来た。加勢してもらって、一気に押し込む!! 負けじと対抗するドツーク達。ガノン兵にも手伝わせて、グイグイと押し 込んで来る!! このままでは突破されてしまう! コックピットに居る ヤマモトに、早く作戦を考えてくれと頼むゴロー達。その声を聞きながら 腕を組んで作戦を考えるヤマモト。しかし、そう簡単には良い作戦を思い 付かない。そうこうしている内にゴロー達の体力が限界に近付いていく。 口ばっかりで何も出来ないと手厳しいモニカ。何時も口と行動がバラバラ なんだからという悪口に、今度はムッとしなかったヤマモト。何も一緒に 逃げる事は無いんだよな、と何かを閃いたらしい。 #バリケードを突破する前にサグールが潰れそうだ。(^^;;; ・「皆さん!」「博士にマロン!」「社長が、みんなと一緒に・・・」 ジワジワと押し込まれ、かなり拙い状況になってきた。と、そこへノート 博士とマロンちゃんがやって来た。ヤマモトがダブで逃げるように指示を 出したらしい。驚いているとヤマモトの声が響いて来た。良い考えを思い 付いたと言うのだ。しかし、どうせ1人で逃げたりするんだろうと信用さ れていない。(^^;;; 説明する時間も惜しいのだが、このままでは指示に 従いそうに無いので、仕方なく説明するヤマモト。ダブで逃げるだけなら 直ぐに追い付かれてしまうから、奴等をジャンボに閉じ込めて時間を稼ぐ のだという。時間稼ぎの方法は、ダブが脱出した後にヤマモトがジャンボ のサブ・コックピットを使って逆噴射をし奴等の宇宙船を切り離す。更に ジャンボに閉じ込めてしまうという二段構え。その後にヤマモトが脱出し ダブに拾ってもらえば作戦完了。(^^)/ ヤマモトの考えとは思えない作 戦に驚く一同。(^^;;; ウッチーとカナビーにダブの発進準備、モニカに 殺虫剤を用意させて、いざ作戦開始である。(^^; #う〜ん、閉じ込めて殺虫剤で燻すとは……。(^^;;; 鬼や。(^^; ・「下がって、下がって! 勢いを付けて一気にブチ壊すのよ!」 ドツーク達が最終突撃の準備をしている。一方、モニカも殺虫剤を集めて 来て罠の準備を進める。そして、双方の準備が整った。決戦の開始だ!! 「突っ込め〜!」 バラスの号令で突撃を掛ける3バカ。しかし、中央の サグールは役に立ちそうに無い。(^^; まさか「杭」の代わりか?(^^;;; 『ドガシャ〜ン!!!』「やったわ!」「突破したでござる!」 派手な 音と共にバリケードが崩れた! 喜ぶ3バカ。いや、2バカだった。(^^; サグールは度重なる肉体労働でヘロヘロ、喜ぶ元気すら無かった。(^^;;; 『プシュ〜〜〜!!!』「えっ!?」 突如吹き出した煙に大慌てする3 バカ。(^^; ガノン兵達も燻されてパニック状態になってしまう。(^^;;; #「殺虫剤 上手く使えば 催涙弾」 By ヤマモト ・「あっ! 来た!」「みんな揃ったよ!」 ジャンボ内に物凄い勢いで広がって行く煙。(^^; あまりの勢いにエア・ ロックからも漏れ出している。(^^;;; ダブに到着したゴロー達を笑顔で 迎えるマロンちゃん達。(^^) 出発準備完了! 後は任せて直ぐにダブを 切り離せと言うヤマモトに、自分も残ると言う桂さん。何だか嫌な感じが するらしい。そんな遣り取りをしている間も、バラス達が煙をかき分けて 迫って来る! 「急げ!」「ほな、行きまっせ!」 ウッチーがアクセル ペダルを踏み込み、ダブが発進した。あとはヤマモトの腕次第! #またしても御苦労さんね、ガノン兵。(^^; でも、一番軽いと思われる #サグールで良かった。(^^;; これがドツークだったら……。(^^;;; ・「よ〜し、コッチも行くぞ! 逆噴射、スタート!!!」 逆噴射レバーを入れるヤマモト。サブ・ノズルが現われて一斉に噴射!! ジャンボが急速後退を始める。その勢いで壁に叩き付けられるバラス達。 3バカの船もジャンボから離れ、身軽になったジャンボはアッと言う間に 視界から消え去って行く。(^^)/~~~ どうやら作戦は成功らしい。(^^)/ 大喜びするゴロー達だが、桂さんだけは1人浮かない顔をしていた……。 急激な加速が無くなり、壁から剥がれ落ちるドツークとバラス。その後ろ には壁に圧着されてしまったサグールとガノン兵の姿があった。(^^;;; #今回、サグールは「さっぱり」ですな。(^^;;; ・「さ〜てと、あとは宇宙遊泳で……ん? な……無い!?」 作戦の仕上げで脱出しようとするヤマモトだが、肝心の宇宙服が見当たら ない。(^^; 洗面所の棚、自室のタンス、トドメにゴミ箱も漁ってみるが 何処にも無い。(^^;; 廊下にへたり込み、頭を抱えるヤマモト。(^^;;; と、そこへバラス達がやって来た。(^^;;;; 不敵な笑みを浮かべる3人 に、宇宙服を知らないかと尋ねるヤマモト。(^^;;;;; 返事は当然ながら 「知らない」(^_-) 「やっぱしぃ〜〜〜ぃ〜〜〜!!!」 予想外の展 開に大ショックのヤマモトの叫びがジャンボに響き渡って行く……。(^^; 宇宙服は……バリケードの材料に使われて通路に転がっていた。(^^;;; #ところで、セーラー服ってば一体……。(^^;;; ・次回予告「帰って来て! 社長」 今回以上に手に汗握る展開に期待が!(^^)/ あの性格の大ボス同士が睨み合ったら、一体何が起こる!?(^^;;; -- 鈴木 順一 「ねばーかんばっくって」「お国はどちらで?」 woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/