9/26放送の第24話「最後の戦い!」 ・「ん〜。感じる、感じるぞ。我が輩に逆らう力を。まさか、これは!」 通路を直走るゴローと桂さん。この2人の、そしてヤマモト達、ウッチー 達の想いを感じ取って、唸り声を上げるガノン。と、そこへガノン兵が大 慌てで駆け込んで来た。(^^;;; で、驚くスルメに何やら耳打ちをする。 その頃、3バカを足止めしようとカナビー達が頑張っていた。あのヒドラ を倒した火炎放射器で威嚇するカナビー。〜=-(^^) このままではガノン に必殺お仕置きをされてしまうと歯噛みするバラス。(^^; こんな雑魚に 手間取っている訳にはいかない、こうなったら強行突破あるのみと鼻息を 荒くしたドツーク。(^^;; バラスとサグールをワシッと掴むとカナビー 達に向かって投げ付けた!(^^;;; そして、意表を突いた攻撃に引っくり 返った2人を蹴散らすと猛ダッシュ。((( (( ( >(--)< 味方を利用し た大胆な攻撃に目が点のモニカだったが、ウッチーに声を掛けられて我に 帰るとドツークの後を追い掛けて行く。((( (( ( (^^)/ #ドツークってば何て力技を。(^^;;; ・「ゴロー君達は、無事に着いたじゃろうか?」「アイツらを信じろ」 空中エレベーターでデス・ガノンの中心部へと向かうヤマモトとノート。 ゴロー達を心配するノートに信じろと言うヤマモト。それより、中心部が どんな所かは元幹部だった自分ですら知らないから覚悟しておけと言う。 それを聞いて慌てるノート。(^^;;; これは冗談でも脅しでも無かった。 作戦の成否は、裏方である自分達にも大きく掛かっているのだから……。 ヤマモトが心の中でゴローと桂さんの無事を祈る。 #そうか、ゴローが先か……。やっぱり無鉄砲だから?(^^;;; ・「あ、あれは!?」「あそこがガノンの間……」 通路を行くゴロー達の前に物々しいドアが。どうやらガノンの間に通じる ドアらしい。あの向こうにマロンちゃんが居る。親指を立てて勝利を誓い 合う2人。(^^)b d(^^) いよいよ最後の戦いが始まろうとしていた。 #幸運を祈る!(^^)b ・「ガノン様! ヤマモトが裏切ったという報告が」「社長が!?」 報告に頭を抱えるスルメ、元に戻ったと喜ぶマロンちゃん。裏切りの所為 で処刑が失敗し、ノートも捕まえられないと言って慌てるスルメにガノン が言う。マロンちゃんが此処に居る以上、奴等は必ずやって来る。その時 にヤマモト共々、自分が始末すると。それを聞いて冷や汗のスルメ。(^^; 幾らガノンの力が強いといっても束で来られたらマズイと思ったらしい。 と、その時、ガノンの間に何やら物音が響き渡った。音の方を見る一同。 そこには、ドアを押し破った桂さんとゴローの姿があった。(^^)/ それ を見て大喜びのマロンちゃん。(^^) 今にも駆け出しそうになるのを必死 に押えるスルメとガノン兵だった。(^^;;; #スルメ「頭を掴むで無いでしゅ!」(--; ガノン兵「ガノ〜ン」(^^; ・「ふふふははは。勇ましいじゃないか。たった2人で乗り込んで・・」 やって来たのが2人だけなのを見て、ゴロー達を誉めるガノン。しかし、 それは自分の力量を甘く見られた事にもなるので少し不機嫌そうだ。(--) ガビットを取り出したゴロー。桂さんにも出すように言うが、桂さんは持 っていなかった。ノートから受取る前に3バカがやって来た為にゴタゴタ してしまって貰い忘れていたのだ。(^^; 仕方が無いという事で自分だけ ガビットを構えるゴロー。それを見て「?」なガノン。どうやらガノンは まだガビットとノートリノの事を知らないらしい。チャンスだゴロー! #貰い忘れに気が付いた時の桂さんのポーズが可愛いかも。(=^^=) ・「行くぞ! ガノ〜〜〜ン!!!」 先手必勝とばかりに駆け出すゴロー。それを見て、慌てず騒がずスルメに 指示を出すガノン。スルメがコントローラーのスイッチを押すと、ゴロー の前方の床に穴が現れた! 慌てるゴロー。しかし、マロンちゃんの心配 を他所に、ゴローはジャンプすると落とし穴を見事に回避! ホッとした のも束の間、今度はお仕置き用の重りの連続攻撃!! 右に左にと何とか 避けていたゴローだったが、バランスを崩して倒れ込んでしまった。そこ に容赦無く落ちて来る重り! 「潰される!!」 覚悟を決めたゴロー。 しかし、重りは落ちて来なかった。恐る恐る目を開けるゴロー、驚きの声 を上げるガノン。重りは、桂さんが受け止めていたのだ!(^^)/ 体勢を 立て直したゴローが再びガノンに向かって走る! そして、ジャンプする とガノンに切り掛かる!! ガノンが余裕の表情でバリアを張る。構わず ガビットを振り下ろすゴロー。光の刃はバリアを切り裂き、更にガノンの 胸にあるガノニウムを叩き落とした!(^^)/ #ブラシ系の剣技(^^; で鍛えている(?)だけに、なかなかの腕前。(^^; ・「う、うわぁ〜! くわぁ〜〜!」「やった!」「そんな、ガノン様」 苦痛にうめくガノン、大喜びのマロンちゃん、思わぬ展開に驚くスルメ。 ゴローもガビットの威力に喜ぶが、それはぬか喜びとなった。直ぐに立ち 上がると頭上に7つのガノニウムを浮かべて大笑いするガノン。ガビット が与えたダメージは大した事が無かったのだ。秘密兵器が効果無しと知り 愕然とするゴローと桂さん。これはマズイ事に……。(--; #うわ〜!? ブースト・チップだ〜!(^^;;; ・「ノートは〜〜〜! ノートは何処ですの!?」「ひぃひぃ……」 怒涛の勢いで走り回るドツークを追い掛けるモニカ。(^^; 頑張っている ものの、体力と持久力の違いは如何ともし難い。(^^;; 既にバテバテだ った。(^^;;; このままではマズイという事で一計を講じたモニカ。先を 行くドツークに向かって、桂さんのいる場所を教えると声を掛けた。(^^; 次の瞬間、ギョッとするモニカ。(^^; 見ればドツークが物凄い勢いで走 って来る。(^^;; 抱え上げられ、カックンカックンされたモニカは、息 も絶え絶えといった感じで通路を指差した。(^^; それを見たドツークは モニカを放り出すと大喜びで走り出す。(^^;;; 作戦成功のようで。(^^; #ノートを追い掛けないといけないのに、桂さんの名前を聞いてスッカリ #忘れてしまったらしい。(^^;;; ・「全パワー集結! 必殺、火炎放射っピ!」 沢山のガノン兵に取り囲まれてしまったカナビー。しかし、慌てず騒がず 右手を火炎放射器に変えるとガノン兵に火炎アタック! 焼かれて倒れ込 むガノン兵。(^^; それを見て、声を失うサグール。(^^;; ガノン兵の 山の向こうから現れたカナビーに恐怖し、大慌てで逃げ出し始めた。(^^; 一方で、ウッチーとバラスの睨み合いが続いていた。素手であろうが容赦 しないと言うバラスに、ウッチーのアレ見て攻撃が炸裂! 走るカニ味噌 がいると指を差すウッチーに、つい余所見をしてしまうバラス。その隙を 突いて剣を奪うウッチー。(^^;; 途端にお目目ウルウルでクネクネする バラス。(^^;;; ハンカチを咥えて悔しそうだ。(^^; #もしかして、ピンクのハンカチはガノンとお揃いか!?(^^; ・「やっと着いたようだな。ここがデス・ガノンの中心部・・・」 空中エレベーターが止まった。目的地に着いたらしい。見張りが居ない事 を不審がるノートに、誰も中に入れないと安心している自信過剰のガノン らしいと吐き捨てるように言うヤマモト。何にしても見張りが居ないのは 都合が良い。しかし、問題はどうやって中に入るかである。と、ノートが 自分に任せろと言ってポケットを漁り始めた。そして……両手に抱えんば かりの爆弾を取り出す。(^^; それを見たヤマモトの目が点に。(^^;;; #う〜ん、ノートの尻尾とセットでポケットも欲しいぞ。(^Q^) ・「ふはははは。どうした、もうお終いか? もっと楽しませて・・・」 さっきまでの勢いが無くなったゴロー達を見下ろしながら、挑発的な事を 言うガノン。作戦を変更する事にしたゴローは、自分がガノンと戦うから その隙にマロンちゃんを取り戻してくれと桂さんに言う。ガビットが効か ないのにどうやってと言う桂さんに、それでもやるしかないと言い残して ガノンに突っ込んで行くゴロー! 走り寄って来るゴローを見たガノンが 呪文を唱えながら右手を宙に掲げた。すると、ガノンの前で円を描きなが ら廻っていた7つのガノニウムが右手の上に集まると1つになり、強烈な 光を放った! 思わず立ち止まるゴロー。と、手をかざして光を避けてい たゴローと桂さんの身にに異変が起こった……。 #やっぱり無鉄砲に突っ込んでいくのね。(^^;;; ・「あっ!?」「ふはははは……」「ゴローちゃ〜ん! 助けて〜!」 何気なく振り返ったゴローの前に、マロンちゃんを握り締めたガノンが立 っていた……。顔を上げた桂さんの前に、ガノンの宇宙征服の邪魔をさせ ないと言いながら自分を睨み付けているマロンちゃんの姿があった……。 桂さんに向かって「そこまでだ、ガノン!」と言いながらガビットから光 の刃を出すゴロー、そんなゴローに向かって「駄目よ、マロンちゃん」と 言う桂さん。2人の様子がおかしい事に気が付いて戸惑うマロンちゃんに これから2人は戦い続けるのだと言うガノン。2人はガノンの魔力によっ て幻覚を見せられているらしい。 #同士討ちをさせようとは、さすが悪役ガノン。(^^; ・「うおおお〜〜〜!」「ゴローちゃん!」「やめてマロンちゃん!」 桂さんに向かって突進して行くゴローに呼び掛けるマロンちゃん。しかし その声はゴローの耳に届いていない。桂さんがガノンに見えているゴロー は、桂さんに体当りを食らわせると猛然と切り掛かって行く! ゴローが マロンちゃんに見えている桂さんは、ゴローの攻撃を受け止めると目を覚 ましてと説得する。が、その声は届く筈も無かった。そんな2人にガノン の魔力に負けないでと声を掛けるマロンちゃん。しかし、その声はガノン の間に虚しく響くだけだった……。 #このままではマジでヤバイぞ。(^^;;; ・「くたばれガノン! もうこれ以上マロンを苦しめさせないぞ!」 ゴローは相手がガノンという事で遠慮無しに攻撃をし続ける。が、桂さん は相手がマロンちゃんという事で攻撃を避けるばかりで手を出す事が出来 ないでいた。2人の様子を見て自分の魔力には手も足も出まいと楽しそう に笑うガノンに、そんな事は無いと言い切るマロンちゃん。あの2人なら きっと魔力から抜け出せるはずだと。ゴローと桂さんなら、きっと……。 手を押さえられたゴローが、ガノンを殴りつけようと手を引いた。と、そ の時、目の前のガノンが一瞬だが桂さんに見えた。「あっ!?」と思った が、そのまま殴り付けると飛び掛かっていくゴロー。倒れ込んだ桂さんが 顔を上げた。と、その時、走り寄って来るマロンちゃんが一瞬ゴローに見 えた。攻撃を止めさせようと、桂さんがマロンちゃんに飛び付いた……。 #ゴローの連続攻撃が凄いかも。(^^;;; ・『ゴローちゃん!?』『桂さん!?』 桂さんがゴローを抱き締めた時、互いの意識が流れ込んで来たので戸惑う 2人。が、直ぐに魔力の幻覚が復帰して、ゴローはガノンに切り掛かって 行く。桂さんは向かって来るマロンちゃんを抱き止めようと手を伸ばす。 2人の様子に、トドメを刺すのだと言って大笑いするガノン、涙を浮かべ るマロンちゃん。「やめて……もう止めて〜!」 マロンちゃんの叫びが ガノンの間に響く。それと同時にゴローが桂さんに強烈な突きを放った! ゴローの放った突きが桂さんの頭を掠めて止まる。切れた髪が宙を舞う。 と、2人の瞳に生気が戻った。ガノニウムの発光が止まり戸惑うガノン。 今までの事を覚えていないのか、茫然と立ち尽くすゴローと桂さん。我に 帰って振り返ったゴローを見て、魔力が解けたと喜ぶマロンちゃん。(^^) 絶対の自信を誇っていた魔力から抜け出した事に驚くガノン。(^^; #魔力が解けた理由は、2人の「愛の力」とマロンちゃんの「想い」って #のが話的には盛り上がるけど、やっぱり魔力撃退装置ガビットの光の刃 #が2人の直ぐ側にあった事も一因なんだろうなぁ。(^^; ・『ドカ〜〜〜ン!!!』「見たか! ワシの特製爆弾!」 中心部にあるガノニウムへのドアを爆破したノート。(^^) ガッツポーズ を取っていると警報が鳴り出した。(^^; それを聞いて、思わず手を止め る2チームの3人組。(^^; 警報音はガノンの間にも響いていた。それが ヤマモト達の仕業だと思い当たったゴロー達は顔を見合わせてニッコリ。 スルメはオロオロするが、ガノンは予想済みと落ち着き払っていた。(^^; 中心部にあるガノニウムの大きさに驚くノート。しかし、今は驚いている 場合では無かった。ヤマモトがガビットを構えたその時、壁から触手のよ うな物が生えてきて2人を襲う! 触手に捕らえられて身動きが取れなく なってしまった2人。このままではゴロー達が危ない。思いもよらぬ罠の 存在に歯噛みするヤマモトだった。 #吸盤が付いていないからイカの足では無さそうだ。(^^;;; ・アイキャッチ 今回は「星渡ゴローは渋い」「??」「あ……」 #カニ? 聞き取れないよ〜。(^^; ・「ふははははは……。もう遊びは終わりにしようではないか」 ここで一気にケリを付ける事を暗に匂わせるガノン。ヤマモト達を放って おく訳にもいかないし、それにゴロー達の相手をするのに飽きてしまった というだ。黙ってやられる気など無い2人はガノンに飛び掛かろうと身構 える。それを見たガノンは、動くなと命令した。そして、右手を伸ばすと マロンちゃんを鷲掴みにすると持ち上げた。もし、自分に逆らおうという ならマロンちゃんの命は無いものと思えと脅しを掛けるガノン。それを聞 いた2人が、強がりは止めろ、マロンちゃんがいなければマシーンは動か ないと言うが、それを煩いの一言で一蹴してしまう。そして、自分を怒ら せたらどうなるか思い知らせてやると言うと、腹部から触手のような物を 伸ばして2人を締め上げる。桂さんが自慢の怪力で抜けだそうとするのを 見たガノンは、逆らうならマロンちゃんから先に握り潰すと言って脅す。 抵抗すら出来なくなった2人をあの世送りにしようと締め上げていく。 #ガノンは予想済みと落ち着いていたけど、どうやら内心は焦りまくりの #ようで。(^^;;; ・「どすこ〜〜〜い!!!」「うわ〜!」 ドツークの強烈な張り手を食らって素っ飛んで行くウッチー達。(^^; 自 慢げに高笑いするドツーク、いい気味だと喜ぶサグールに、早く中心部に 行くぞと声を掛けて走り出すバラス。自分達の力なんてこんなもんだった と弱音を吐くカナビー達を叱り付けて、直ぐに追い掛けると言うモニカ。 ここで諦めたら、ヤマモトやゴロー達に合わせる顔が無いから……。(--; 所変ってデス・ガノン中心部。巨大ガノニウムを目前にしながら身動きが 取れずに歯噛みするヤマモト。早く壊さないとゴローと桂さんが危ない。 何とか触手から抜けだそうと必死になっていると、一本の触手がガビット を叩き落とした! 更に、床に落ちたガビットに触手が振り下ろされる! バラバラになったガビット……。それを見て、もう駄目だと泣き言を言う ノートに、最後まで諦めるな、何か手を考えろと怒鳴りつけるヤマモト。 このままではゴロー達が……。(--; こんな事なら爆弾を全部使うんじゃ なかったと悔むノート。もうポケットの中は空っぽだと言いながら、何か あればと尻尾の手で中を漁ると……あった。ガビットが!(^^)/ #3バカ襲来のドタバタが、こんな所で役に立つとは。(^^;;; ・「トドメを刺す前に、お前らに聞きたい事がある」 どうして命を捨ててまでマロンちゃんを守ろうとしたのか。そうまでして 自分達の故郷の地球に帰りたかったのかと聞くガノンにゴローが言った。 “オレ達の仲間だからだ”と。“この宇宙で出会った大切な仲間だ”と。 それを聞いて、思わず瞳が潤むマロンちゃん。(;o;) #前シリーズOPテーマ「HEAVEN」ミュージック・スタート! 共に喜び、共に苦しんできた仲間。その仲間の為なら、自分達は命だって 懸けてみせる! それが「仲間」ってもんだ!!!(^^)/ その頃、その仲間達は自分の役割を果たそうと必死になっていた。新たな ガビットを手に入れたヤマモトは、自分とノートに絡み付いた触手を断ち 切ると、目の前にある巨大ガノニウムを見据えていた……。ウッチー達は 中心部に向かおうとする3バカを食い止めようと体を張っていた……。 #そこで「HEAVEN」を出すか〜!?(^^)/ ・「じゃあ、その仲間の為に、死んでもらおうかい」 触手を締め上げるガノン。悲鳴を上げるゴローと桂さん。2人を見詰める マロンちゃんに、何時もみたいに命乞いをしたらどうだと言うガノン。し かし、マロンちゃんはガノンを睨むと馬鹿にするなと怒鳴り返した! ア ンタなんかゴロー達が絶対に倒してくれる。ゴロー達が……絶対に……。 触手から抜け出したヤマモトが雄叫びを上げながらガノニウムに突進して 行く! 行く手を遮ろうとして伸びて来る触手を切り捨てながら直走る! 足を払おうと伸びてきた触手をジャンプして避け、続けてガノニウムに向 かって大きくジャンプする!! ヤマモトの前に邪魔をするものは無い! 締め上げているゴロー達にトドメを刺そうとするガノン。やめてと悲鳴を 上げるマロンちゃんの前で、左手を鋭く尖った二又の槍に変えると2人に 向かって一気に伸ばしていく!! ゴローと桂さん、危うし!! ・「待ってろよ! ゴロー!! 桂〜!!!」 ヤマモトが巨大ガノニウムに光の刃を振り下ろした! 青白い光が中心部 に広がる。ゴローと桂さんが目を開けた。ガノンの左手の針は、2人の目 の前で止まっていた。と、ガノンが目を見開き、叫び声を上げる。頭上の ガノニウムの光が消えていたのだ。着地したヤマモトの前でガノニウムに ヒビが広がって行く。そして、巨大ガノニウムは灰色の石と化した。それ を見たヤマモトが喜びの声を上げる。しかし、これで終わった訳では無か った。ゴロー達、ウッチー達はまだ戦っているかも知れないのだ。急いで みんなの元へと戻って行くヤマモトとノート。 ・「何故、魔力が弱ったのだ〜!?」 魔力が弱った事に困惑するガノン。この期を逃す訳にはいかない。桂さん が力を込めると、ゴロー達を捕らえていた触手が千切れて2人は自由にな った。驚くガノンに、触手を伝って一気に詰寄って行くゴロー! させる かと左手を伸ばすが、ゴローは光の刃でそれを薙ぎ払う! こうなったら マロンちゃんを先に握り潰すというガノン。そうはさせまいとガノンの手 に取り付く桂さん! 今の内に! 桂さんがゴローに声を掛ける。ゴロー がガノニウム目掛けてジャンプする。それを見て、慌てるガノン。 ・「止めろ〜〜〜!!!」「これがオレ達、仲間の力だ〜!」 ゴローがガノニウムに光の刃を振り下ろした! ガノンの間に青白い光が 広がる。光が消えるとガノンが苦しみだした。桂さんがマロンちゃんを救 い出そうとするのを邪魔さえしない。しないのではなく、する余裕が無い ようだ。頭上にあるヒビの入ったガノニウムを見詰めながら、何て事をし てくれたのだと怒鳴るガノン。その様子に驚くスルメとガノン兵。ゴロー 達もガノンの只ならぬ様子を見守る。うめきながらガノニウムに手を伸ば すガノン。自分に魔力を与えてくれ、お前の力が無いと自分は、お前の力 で生まれた自分は、自分の命を……。ガノニウムに懇願しながら手を伸ば していくが、あと少しという所で石と化し、床に落ちて割れてしまった。 ガノンを見詰めるゴロー達にスルメが怒鳴りつけた。そして、ガノン様の 敵討ちとばかりにコントローラーのスイッチを押して落とし穴に落とそう とするが……穴は自分の足元に開いた。(^^;;; 大慌てのスルメとガノン 兵。(^^;; 自爆したスルメに目が点状態のゴロー達であった。(^^; #スルメってば、なんてお約束な事を。(^^;;; ・「わ……我が輩も、もはやこれまで。だが、このまま1人では・・・」 命の源のガノニウムを壊されてしまい、足元から石になり始めたガノン。 ただでは死なん、お前達も道連れにしてやると言う。デス・ガノンは魔力 で作り出したもの、自分が死ねばデス・ガノンも消える。その言葉通り、 デス・ガノンの崩壊が始まっていた。笑っていたガノンだが、遂に全身が 石と化して動かなくなった。「宇宙征服したかった……。ガノ〜ン……」 これが帝王ガノンの最後の言葉となった……。 #ナンマイダブ、YATダブ。(-|-) ・「しぇ〜〜〜!? ガノン様の玉が!?」 胸元の玉が石と化したのに気が付いて驚く3バカ。(^^;;; でも、何だが 様子がおかしい。(^^; なんで「ガノン」に「様」を付けるのかと不思議 がっている。(^^;;; どうやら、掛かっていた魔力が解けたようで。(^^; そんな3バカを見ていたウッチー達に、中心部から戻って来たヤマモトが 声が掛けた。ゴロー達が戻って来たら直ぐに脱出するからダブに戻れとい うのだ。確かに、この辺りは揺れも小さいし壊れ方も少ないが、急がない とどうなるか分からない。中心部やガノン兵製造工場、処刑場、瞬間移動 マシーン作成場所といった広い場所では、天井の崩れが激しくなった。 #ガノンてば元々はタダのお化けナマズだったらしい。(^^; ・「くっそ〜! せっかくガノンを倒したっていうのに……」 その頃、ゴロー達は未だガノンの間にいた。崩れた天井で入り口が塞がれ ていた事もあったが、それ以前に落ちてきた天井に押し潰されそうになっ ていたのだ。(^^; 諦めそうになったゴローを窘める桂さん。と、マロン ちゃんが何かを決心した。ゴロー達は自分の為に何時も頑張ってくれた。 だから、今度は自分が頑張る番だと言ってゴローと桂さんに手を触れた。 マロンちゃんがテレポーテーションをしようとしていると知ったゴローが マロンちゃんの力では自分達どころかマロンちゃん自身を飛ばす事も出来 ないと言う。それは分かっている。分かっているけど、やってみると言う マロンちゃん。だって、仲間だから……。そう言うと、マロンちゃんは目 を閉じて精神集中を始めた。 #頑張れマロンちゃん!*\(^^)/* ・「遅い、遅すぎるで。ひょっとしたら、ゴロー達はもう……」 弱気な事を言うウッチーとカナビーに、そんな事は無いと言うヤマモト。 絶対に戻って来てもらわなくちゃ、と言うモニカ。だって、いっぱい文句 を言いたいから。よくもこんなに心配させたわねって。だから、早く戻っ て来てと言って泣くモニカ。(;_;) その頃、揺れが襲い、天井が崩れて くるガノンの間では、マロンちゃんの精神集中が続いていた。と、3人の 身体が光に包まれる。次の瞬間、3人はヤマモト達が待っている場所に現 れた。テレポートの成功を喜ぶゴロー達。(^^) 無事に戻って来た3人の 姿を見て喜ぶモニカ達。(^^) ガノンはどうなったのかと聞くカナビーに エイヤーってやっつけちゃったとポーズを取るマロンちゃん。@/(^^)o うなずくゴローと桂さん。(^^) よ〜し、脱出だ〜!(^^)/ #やっぱりモニカはゴローの事を……。(=^^=) ・「これは一体どういう事ですの?」「ミーにも分からないでやんす」 脱出しようと通路を走っていくバラス達。(^^; 事情は良く分からないが とにかく逃げようと言うバラスに賛成するスルメ。(^^;; 突然湧いて出 て来たスルメに何時の間にと驚くバラス達。(^^; 最後の最後まで名前を 間違えられているイカ頭巾ちゃんことスルメであった。(^^;;; #スルメ君、奈落の底から這い出して来たんだね〜。(^^; ・「やった〜!」「ガノン帝国の最後だ……」 ダブで脱出した一同の後ろでデス・ガノンが大爆発を起した。ヤレヤレと 溜め息を吐くと、みんなに労いの声を掛けるヤマモト。と、ここでゴロー がヤマモトにリクエストした。ガノン帝国も無くなった事だし、YATら しく決めてくれと。(^^) ニヤリと笑うと、YATダブ発進の指示を出す ヤマモト。(^^) 敬礼して応える一同。<(^^) そんな6人を楽しそうに 見ているノート。(^^) しかし、マロンちゃんは1人寂しそうな顔をして いた……。 #マロンちゃん、ゴロー、ダブの配置の仕方の憎い事、憎い事。(--; ・次回予告「ふるさとを目指して!」 語らず待つ事にしよう……。 -- 鈴木 順一 「いや〜ん! 剣を取っちゃうなんて卑怯なの〜」(@_@) woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/