10/3放送の第25話「故郷をめざして!」 ・わくわく動物園、放送終了 「しまうま さんでした〜」 「また見てね、ばいば〜い」(^oo^)/ 遂にYAT「2」も最終回か……。 ・喋りまくりのオープニング いや、何も言うまい。(^^;;; ・「ふわぁあぁあぁ〜〜〜」 ノート博士の研究所のある星。そこに着陸しているダブの上に寝そべって 大あくびをしているヤマモト。(^O^) どうやら暇を持て余しているらし い。(^^; と、そこへゴローが食事の用意が出来たと声を掛けた。手を挙 げて返事をするヤマモトを見て、全然手伝おうとしないとブツブツと文句 を言うゴロー。どうやら暇なのでは無く、単にサボっているらしい。(^^; #遂にヤマモトも隠居生活か?(^^;;; ・「よ〜し。上出来、上出来」 鼻歌混じりで配膳をするモニカ。(^^) 出来に満足してニッコリである。 と、そこへゴロー達がやって来た。お腹ペコペコと言って、さっそく料理 に手を伸ばそうとするマロンちゃんに行儀が悪いと注意するゴロー。(^^; 手を洗ってからと言われて舌をペロリと出すマロンちゃん。(*^^*) そん な2人の遣り取りに思わずクスリと笑うモニカ。(^^) そのモニカの横に やって来たウッチーとカナビー。ゴローの注意を聞いていなかったのか、 これまた料理とオイルに手を伸ばす2人。(^^; そんな2人の手をピシッ と叩き、手を洗ってこないとマロンちゃんに笑われると注意するモニカ。 慌てて手を洗いに行く2人を見て笑う一同。(^^) ガノン帝国との戦いも 終わり、すっかり平和な日常になっていた。(^^) #う〜ん、確かに美味そうだぞ〜。(^Q^) ・「いっただっきま〜す!」「うん! いける、いける!」 モニカの手料理に舌鼓を打つゴロー達。(^Q^) と、ヤマモトがこの席に ノートが居ない事に気が付いた。大事なところに取り掛かっているから手 が離せないと言うマロンちゃんの言葉を聞いて、いよいよ大詰めなのかと 身を乗り出して来るモニカ。しかし、ゴロー達は瞬間移動マシーン製作の 進捗状況を知らないでいた。(^^; ガノンとの戦いから3ヶ月。ノートの 手伝いはしているものの、言われるままに手伝っているだけなので、具体 的な見通しはノートしか分からないらしい。(^^;;; それを聞いて、頼り にならないと文句を言うモニカ。(^^; #と言う事は、設計図はノートの頭の中にしか無いのか。(^^; ・「だぁ〜〜!! 駄目じゃ〜〜〜!!!」 などと話をしているところに、ノートの悲痛な叫び声が響いて来た。その ただならぬ様子に思わず立ち上る一同。どういう事なのかと尋ねるモニカ に、ノートは地球には帰れないと宣言した。(*_*) それを聞いて大慌て の一同。(^^;;; 泣きながら許してくれと言うノートだったが……それは 嘘だった。(^^;;;;; 思わずズッコケル一同。(^^;;; 何なのかと文句を 言うモニカの前でドアが開くとノートが現れた。そして、ほら貝型拡声器 で完成を告げるとVサイン。(^^)V 一瞬、何の事だか理解出来なかった 一同だが、完成とは瞬間移動マシーンの完成の事だと分かると驚きの声を 上げた。(^^)/ #「もう出来たの〜!?」って、一体どれくらい掛かると思っていたのだ #ろうか?(^^; ・「瞬間移動マシーン、遂に完成じゃ〜!」 マシーンの前でポーズを取るノート。oV(^^)/ 光り輝くマシーンのお披 露目を祝してファンファーレが鳴り響く!(^^; 完成したマシーンを前に 大喜びの一同。(^^)/ これで地球に帰って、やっとYATを辞められる と感激するモニカに、いまさら辞められないくせにと突っ込むウッチーと カナビー。(^^; それを聞き、何故か赤くなりながら誤魔化すように再度 辞めると言うモニカ。(^^;; 盛り上がっている3人の横で、ヤマモトが 桂さんの横顔を見詰めながら物思いにふける。遂に、帰るのか、と……。 #ヤマモトには、この先に待っているであろう2つの別れが……。 ・「良かったですね、社長! 社長!?」「ん? おお、そうだなぁ」 突然声を掛けられて慌てるヤマモト。(^^; 考え事をしていたのを誤魔化 すかのように、ノートの事に話を振る。(^^;; 完成するまで何も言わな いなんてふざけた奴だと文句を言うヤマモトに、デッカイ冷や汗を浮かべ るマロンちゃん。(^^;;; で、博士は人を驚かすのが大好きだからと言う と代わりに謝った。(^^; そんなマロンちゃんに気にする事は無いと言う ウッチー達。怒るどころか、完成はまだまだ先の事だと思っていたから得 した気分だと。(^^; やっと故郷に帰れると思うと、どんな事でも許せる と言うゴローの言葉に「故郷か……」と言って俯くマロンちゃん。それに 気付いた桂さんが声を掛ける。何でもないけど、お別れだと思うと……。 努めて明るい声で返事をするマロンちゃん。しかし、ノートと生まれ故郷 を探しに行くんだよねと桂さんに言われると、別れの寂しさが募って再び 俯いてしまう。(;_;) そんなマロンちゃんに、故郷に行けば仲間がいっ ぱい居るんだから我慢出来るだろと励ますゴロー。それを聞いて、笑顔で 肯くマロンちゃん……。(^^) #やっぱり無理してるなぁ。(;_;) ・「よ〜し、マロン。マシーンに入るんじゃ」「はい。博士」 もう出発なのかと驚く桂さんに、まずはテストだと言うノート。その辺の 惑星まで飛んでみるというのだ。それを聞いて、行き先をリクエストした いと言い出したヤマモト。何処へ行くのかと聞かれて、ウシシシと笑って 誤魔化すヤマモトであった。(^^;;; #テストでコケたりしませんように。(^|^;;; ・「我々の呼び掛けに良くぞ集まった! 元ガノン帝国の諸君!」 所変わって、ガノン帝国の「元」本拠地デス・ガノン。(^^;;; そこでは 妖しげな演説会が行われていた。(^^; 3バカの独立宣言に、仕方無しに 拍手をするスルメと3人のガノン兵。(^^;;; その気合いの入っていない 小さな拍手に怒るバラス。(^^; またしてもイカ頭巾と呼ばれて文句を言 うスルメ。(^^;;; それはともかく、いまさら何をしようというのかと聞 くスルメに、自分達の手で自分の力を活かせる場所を作り、自分達の手で 新たな帝国を打ち立て、再び宇宙征服の野望にチャレンジするのだと言う 3バカ。(^^;;; そして、斜め45度上の方向をビシッと指差して宣言し た。「集え、ものども! 我らの新しき帝国、○○帝国に!!!」(^^)/ それぞれの名前を入れた新帝国名に冷や汗のスルメとガノン兵。(^^;;;;; 一瞬遅れて喧嘩を始めた3人を見て、溜め息を吐くスルメ。(^^; 3人の 性格はガノンに操られていたからでは無かったのかと頭を抱える。(^^;;; と、その時、ガノン兵が何やら騒ぎ始めた。指差す方を見たスルメが驚き の声を上げる。喧嘩をしていた3人も、その声に釣られて空を見上げる。 と、そこに光に包まれて一隻の宇宙船が姿を現した。テレポートして来た というスルメの言葉に驚く3バカ。遂に完成したのか……。ノートの船を 見上げる一同は、物欲しそうな顔をしていた。(^^;;; #どうやら3バカとスルメは無事だったらしい。(^^)/ ガノン兵が3人 #しか居ないけど、これって助からなかったんじゃなくて、3バカの呼び #掛けに応えたのが3人しか居なかったって事だよね。(^^;;;;; ・「やったで! 大成功や〜!」 スクリーンにデス・ガノンの残骸が映し出された。テストに成功した事を 喜ぶ一同。(^^)/ テストにしても、こんな縁起の悪い所に来る事ないの にと文句を言うモニカに、ヤマモトにとっては思い出深い所だから仕方が ないとフォローするウッチー。(^^; まだ宇宙征服に未練があったりして と茶化すカナビーに、馬鹿いうなと言うとヤマモトはマイクを手にした。 そして、残骸に残っている3バカに呼び掛けた。(^^; スクリーンの映像 がアップになっていき、ヤマモトの声に驚く3バカの顔が映し出された。 ヤマモトとゴローに降りて来いと言うバラス。(^^; アンタらの顔なんて 2度と見たくないと言うサグール。(^^;;; 桂さんに決着が付いていない と言うドツーク。(^^; ノートに連れて行ってと頼み込むスルメ。(^^;;; 口々に言いたい事を言っている4人に、無事だったのかと呆れるゴロー。 こんな廃虚で何やってんだかと更に呆れるモニカ。(^^; 元気そうねと嬉 しそうな桂さん。(^^;;; #スルメのお願いが切実だ。(^^;;; ・「おい! バラス、ドツーク、サグール。ワシらは、これから・・・」 自分達はこれから地球に帰る、お前らも下らない悪巧みは辞めて真面目に 働いた方が良いぞと、別れの言葉と説教を送るヤマモト。(^^;;; それを 聞いて、大きなお世話だ、アンタだけには言われたくない、必ず瞬間移動 マシーンを奪ってみせると口々に言い返す3バカ。(^^;;; それを聞いて やれるもんならやってみろと怒り出すヤマモト。(^^;;;;; 延々と続きそ うな低レベルな口喧嘩にウンザリしたモニカが、早く地球に帰ろうと催促 する。(^^; ハッと我に帰ったヤマモト。(^^;; 少し(?)残念そうだ。 #どうやら、短い間だったけれど仲間だったバラス達に別れの挨拶をしに #来たみたいだ。(^^) ・「じゃあ、博士。地球に向かいましょう!」「うん。マロン、いいな」 「はい……」と寂しげに返事をしたマロンちゃん。マシーンの中に入って も、まだ躊躇いがあった。しかし、別れの時が来るのは分かっていた事。 意を決すると精神を集中する。それに伴ってマシーンにエネルギーが注入 され、船も光に包まれていく。達者で暮らせよと言い残して消えようとす るヤマモトの乗った船を憎々しげに睨み付ける3バカ。(^^; 光が増して いき、コックピットに光が溢れ……そして消える。スクリーンに映ってい るのは懐かしい地球、では無くて、ほんのちょっと前まで見ていた廃虚と 化したデス・ガノンだった……。地球じゃない!? 驚き騒ぎ立てる一同 の声に目が点になっている3バカ。(^^; コックピットでは、ウッチーが 走り回り、モニカとカナビーが慌てふためいている。(^^;;; 事態が飲み 込めずに冷や汗をかいて立ち尽くすゴロー達。(^^; そんな中、桂さんだ けが1人落ち着いていた。 #これって、もしかして……。 ・「ノート博士!? どうして? どうして上手く行かなかったの!?」 マシーンの中から出て来たマロンちゃんが慌ててノートに駆け寄り、失敗 した理由を聞く。しかし、ノートはマロンちゃんを寂しげな瞳で見詰める だけで理由を言わなかった。そして、一同に出直しを宣言した。突然の事 に驚いて理由を聞くヤマモトに、とにかく研究所に戻ってからだと言う。 通常航行で去って行くノートの船を見送る3バカ達。トラブルかなと言う サグールの横で、喜びの声を上げたバラス。これはチャンスだ、瞬間移動 マシーンとマロンちゃんを奪うのだと言う。(^^; 俄然勢い付いた3バカ が張り切る! 船を持ち出すと追跡を始めた。が、その船は3人の船の残 骸を寄せ集めたような代物。(^^; 動くだけでも上出来だという酷い有り 様である。(^^;; しかも、継ぎ目から空気が漏れているらしい。(^^;;; 「ホントに出来るのかなぁ、宇宙征服」 スルメの頭痛が再発か?(^^; #宇宙征服の前に、空気漏れで命が危ないぞ。(^^;;;;; ・「厄介な事になったのぉ」「説明して下さい、博士!」 移動に失敗した理由を聞こうと詰め寄る一同に、背を向けて無言のままの ノート。しかし、こうして黙っている訳にもいかなかった。研究所に帰っ てから説明するなら、今、説明しても同じ。重い口を開いて話し始めた。 時期が早かったという言葉に、マシーンが完成していなかったのかと聞き 返すカナビー。返事は否。マシーンは完璧だが、心の準備が十分で無かっ と言うノート。それを聞いて、ハッとするマロンちゃん。機械に心の準備 なんて必要無いと言い掛けて、その意味に気が付いたゴロー。話を続ける ノート。マシーンを動かすのはマロンちゃんの超能力。マロンちゃんの心 に迷いがあれば、力が十分に発揮出来ない為にマシーンが動かないのだ。 マロンちゃんの迷いの事を聞くモニカ。俯いてしまい、自分で言い出せな いマロンちゃんに代わってヤマモトが答えた。自分達と別れたくないから 地球に行けないのだと。それを聞いたマロンちゃんが何か言おうとした。 しかし、言葉が続かなかった……。(;_;) マロンちゃんの気持ちが落ち 付くまで待ってもらいたいと頼むノートに承知した旨を伝えるヤマモト。 そう、それしか方法が無いのだから……。 #あうあう。マロンちゃ〜ん!(;_;) ・アイキャッチ 今回は「地球へ向けて、レッツ」「ゴ〜!」 #やっぱり「レッツ・ブ〜!」でしょう。(^oo^;;; ・「…………」「…………」 ダブのボンネットの上に座り込み、無言で星の海を見上げているゴローと 桂さん。その頃、マロンちゃんはマシーンの前で1人佇んでいた……。 ダブの中で雑魚寝をしているウッチーとカナビー。YATでマロンちゃん の故郷を探すというのはどうかと言うウッチーに、一緒に地球で暮らすと いう手もあると言うカナビー。そんな2人に、うるさくて眠れないと文句 を言うモニカ。冷たい奴だ、どうせ地球に帰ったらYATを辞める人間だ からと憎まれ口を叩く2人に、バカと呟くと毛布に顔を埋めたモニカ。 #モニカってばホント素直じゃ無いんだから。(^^; ・「桂さん……」「え?」「マロン、大丈夫かなぁ」 マロンちゃんの事を心配するゴローに、桂さんは自分の事を持ち出して答 えた。自分が故郷のノア星に行きたくないと駄々をこねたあの時、ゴロー が自分の意志でYATに残ると言ったから、自分も自分の意志でノア星に 行くと決められた。だから、マロンちゃんも最後は自分の意志で決めない と。自分の意志、か……。ゴローが自分に言い聞かせるかのように呟く。 #マロンちゃんに決めさせる。それはマロンちゃんの自立の一歩であり、 #まわりの人がマロンちゃんをマロンちゃんと認める一歩でもある……。 ・「ん? 何か用かの?」「教えてくれ。瞬間移動マシーンが・・・」 プラネタリウムによって映し出された星の海の中で1人佇むノート。目の 前には、初めて出会った時のマロンちゃんの姿が。今よりも幼いその寝顔 を見て微笑むノート。と、そこへヤマモトがやって来た。そして尋ねる。 瞬間移動マシーンが自分達の船をこの世界に引き寄せてしまった時、自分 の操作ミスだと言っていたが、本当はマロンちゃんをかばっていたのでは ないのかと。否定しないノート。あの時、ガノンから逃れてマロンちゃん の故郷の星を目指す積もりだった。しかし、マロンちゃんは見知らぬ故郷 へ行く事を心の何処かで恐れていたのかも知れない。そんな気持ちが引き 起してしまったトラブルだろうと言うノートに肯くヤマモト。 #そうだったのか……。 ・「じゃ、もう1つ教えてくれ」「何じゃな?」 どうしてマロンちゃんの故郷を探してやりたいのか。もし、本当の家族が 見付かったらどうするのかと。それを聞いて、そんな事かと笑うノート。 ノートは知りたかったのだと言う。どうしてマロンちゃんの仲間がマロン ちゃんを氷漬けにして宇宙に放り出さなければならなかったのかを。やむ を得ずの事なら力になってやりたい。自分達を出会わせてくれた事に対す る恩返しがしたい。それだけだと。それを聞いて、本当にそれで良いのか と突っ込んで来るヤマモト。故郷に帰れるかどうかという時に的外れな事 ばかり聞いてくるヤマモトに呆れるノート。だがヤマモトは更に続けた。 実の娘のように可愛がっていた子供が本当の両親の元に帰ってしまうのに 平気で居られるのかと。その問いに、ノートは笑顔のVサインで答えた。 本当の両親が見付かろうと、マロンちゃんにとって自分は「ノート博士」 であり、自分の中では何も変わらないと言って。それを聞いたヤマモトは ノートの器の大きさを呆れつつも羨んだ。そんなヤマモトの態度に「?」 になるノートだった。 #自分と同様の境遇にあるノートの事が気になる、か。 ・「ゴローちゃん……」「ん?」 コックピットを出たマロンちゃんがゴロー達の所へやって来た。そして、 今の想いを話し始める。ゴロー達と別れてまで故郷を探しに行くのはイヤ だと。自分の故郷なんてどんな所かも知らないし、誰が居るのかも分から ないから。ゴローに自分が生まれた所だろと言われ、全然覚えていない所 だと声を荒げるマロンちゃん。そんなマロンちゃんに、だからこそ探しに 行くべきだと言う桂さん。そして、自分の事を話し始めた。自分には故郷 が2つあると。生まれたノア星と育った地球。今は2つあってとても良か ったと思っている。大切な故郷が他の人と比べて2倍もあるなんて……。 マロンちゃんにはノートと過ごしてきた故郷の他に、生まれた星っていう 故郷があると言うゴロー。その星を探し出すのはマロンちゃんの為になる と思う、両親に逢わせる為にノートも瞬間移動マシーンを作ったと。親に 逢う事は勇気が要るかも知れないけど、マロンちゃんにはガノンと戦って きた勇気がある。きっと、親に逢う事は、マロンちゃんにとって無駄には ならないと思う、と……。 ・「その通りじゃ!」「え!?」「ん?」「行こう! マロン」 3人に突然声が掛けられた。ノートだった。自分もマロンちゃんの両親に 逢いたい、逢って立派に育ったマロンちゃんを見て貰いたいと言うノート の言葉に感極まるマロンちゃん。顔を伏せ、しばらく黙っていたが、やが て口を開くと言った。「故郷へ……行く」と。顔を上げたマロンちゃんは 笑顔に戻っていた。(^^) 瞬間移動マシーンがあれば、逢いたい時に何時 でも逢えると言われ、元気良く返事をしたマロンちゃん。(^^)/ それを 見て、満足そうに肯くノート。「また、何時でも逢える、か」 ヤマモト がシミジミと言い、満天の星の海を見上げた……。 #ホント、また逢いたいものだ……。(^^)/ ・「もう、迷ったりせんな? マロン」「はい! ノート博士」 ダブでノートの船に移動する一同。いよいよ、地球に向けて出発である。 ドキドキわくわく状態の一同に準備OKと手を振るマロンちゃん。そんな マロンちゃんにウインクして親指を立てるゴロー。(^^)b 同じく親指を 立てて合図を返すマロンちゃん。d(^^) カプセルが閉まった。これで完 全に準備が整った。「それでは瞬間移動マシーン……スイッチ・オン!」 ノートが掛け声と共に始動スイッチを押す。マシーンの中のマロンちゃん の顔に、もう迷いは無かった。(^^) ・「待つでやんす〜!」「もう逃がしませんわよ〜!」「瞬間移動・・」 と、その時、やっとの事で追い付いた3バカ号が現れた。(^^; が、時既 に遅し……。(^^;; ノートの船は光に包まれると、目の前で時空の彼方 へと飛んでいった。(^^; 涙目で嘆くスルメ、落ち込むガノン兵。(^^;;; これまた涙目の3バカは、最後の希望が消え失せた事にガックリ。(^^;;; ヘナヘナと座り込むと、地道に働こうかなと考えるのだった。(^^;;;;; #頑張れ3バカ、頑張れスルメ、頑張れガノン兵。応援してるよ〜!(^^) ・「地球よ!」「やった〜!」 光が消えると、スクリーンに夢にまで見た地球の姿が映し出された。(^^) 大喜びの一同。(^^)/ マシーンから飛び出して来たマロンちゃんが地球 を見て奇麗な星だと感想を言う。当然だと言うゴロー。なんたって自分達 の故郷だから。(^^) それを聞いたマロンちゃんが、きっと自分の故郷だ って負けないくらい奇麗だもんと言う。(^^) 笑顔を返すゴロー。(^^) 握手を求めたノートの手を取るヤマモト。その上から更に手を重ねて謝意 を示すノート。感謝の言葉が見付からないというノートに、気にするなと 言うヤマモト。何故なら自慢話が増えたから。(^^) でも、宇宙征服を企 む悪の帝国を退治したなんて誰も信じないと突っ込むウッチー達。(^^;;; #「でっち上げ」のヤマモトだからなぁ。(^^;;; なおさらか?(^^; ・「マロン。博士が優しくしてくれるからって、甘えてばかっり・・・」 ゴローの言葉に、心配要らないと言うマロンちゃん。更に何か言おうとす るが、感極まってしまい言葉が出ない。(;_;) それを見て、泣き虫だな と言うゴロー。しかし、ゴローも貰い泣きをしていた。(;_;) しっかり 指摘するマロンちゃん。(^^; 絶対に地球に来いよと言うゴローに、友達 いっぱい連れて来ると約束するマロンちゃん。(^^) その時はYATの皆 で案内してやると言うヤマモト。ガイドをしてやると言うモニカ。それを 聞いて、約束だよと喜ぶマロンちゃん。(^^) モニカのした約束を聞いて YATを辞めるんじゃなかったのかと突っ込むウッチー。(^^; ギョッと するモニカ。(^^;; 約束しちゃったんだし、自分の勝手だとソッポを向 く、素直じゃないモニカであった。(^^;;; #モニカも自分で決めた訳だ……。(^^) ・「そうだ。マロン」「えっ!?」「これ、持ってけよ」 そう言いながらゴローは、自分の額に填めていたゴーグルを外すとマロン ちゃんの首に掛けた。これはゴローの大切な物じゃ……驚くマロンちゃん にゴローが言う。「預かっといてくれないか。また、逢う時までな……」 「うん!」 仲間の証、そして再会を約束する品を渡されて元気良く返事 をするマロンちゃん。(^^) ノートの船から離れていくYATダブ。そし て、ダブの後ろでノートの船は光に包まれると、遥か彼方の宇宙を目指し て瞬間移動していった……。(^^)/~~~ #15年という月日、そしてこの世界と異空間という、まさに時空を越え #た再会を果たしたゴローとダイゴを繋いでいたゴーグルは、これ以上の #物は無い「再会の御守り」になるよね。(^^)/ ・「ちゃんと故郷へ向かったかな?」「大丈夫よ。マロンちゃんなら」 良い雰囲気で星の海を見詰めているゴローと桂さん。しかし、そんな幸せ な時間は長く続かなかった。突然の怒声とダブの揺れにズッコケル2人。 一体何が、と目をパチクリ。(^^;;; その時、コックピットではお馴染み というか久しぶりの、ヤマモトとモニカの喧嘩が始まっていたのだ。(^^; ガイドしたいと言ったのはお前だ、それで桂の代わりが勤まるかと怒鳴り 立てるヤマモトに、桂さんと比べるなと言って怒鳴り返すモニカ。(^^;;; お前のような奴はクビだと言えば、誰が辞めるもんかと言い返す。(^^;;; そんな2人の喧嘩を冷や汗かきながら見守るウッチー達。コックピットに やって来たゴロー達もヤレヤレと困り顔であった。(^^;;; #また騒がしくなるなぁ。(^^; ・「よ〜し、みんな! 地球へ向けて発進だ〜!」「ラジャー!」 キャプテン・シートに陣取って号令を掛けるゴロー。\(^^)o それに合 わせて敬礼する桂さん達。<(^^) それを見たヤマモトが喧嘩を放り出す とゴロー達の顔を覗き込んでいく。(^^; それを見てニヤニヤのモニカ。 それはワシの台詞だと言って怒鳴るヤマモトに、最終回くらい良いじゃん と言うゴロー。(^^; まあまあと2人を宥めるリーダーの桂さん。(^^;;; そんなこんなで一同を乗せたYATダブは地球へ向けて発進した!(^^)/ -- 鈴木 順一 「何時出た、これ〜!?」 woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/