7/30放送の第17話「ウォーウルフが吠える時」 ・ちょっと解説 略でありまする。(^^; ・『ピ。ピ。ピ……』「あれ? 違う……うぇ〜ん! もうこんな・・」 夜。自室でパソコンに向かう結。宿題のホームページ作りだ。(^^; 両手 でキーボードを打っているが動きはギクシャク。(^^;; 遂に嫌になった と言い出した。(^^;;; と、コムコンにIRが現れた。簡単なのに何で分 からないのかと聞くIRに、分からない物は分からないと言う結。何時に なったら自分の事を分かってくれるのかとパソコンに抱き付きながら訴え る。(^^;;; そんな結を見て、結が先にコンピュータの事を理解してあげ ないと絶対に無理だとジト目で独り言を言うIRだった。(^^; #そんな目茶苦茶な事を。(^^;;; ・「ジャギー、ウイルス」「は!」「此処を支配しろ」 グロッサーに呼び出されたジャギーとウイルス。用件はブランクネットを 支配する事。何も入っていないネットを支配するとは手っ取り早くて良い と言うジャギー。ウイルスがグロッサーに提言した。新しいコンピュータ ウイルスを開発しているので、それの威力を試してみるのに丁度良い機会 だと。許可するグロッサー。その遣り取りを影で聞いていたウォーウルフ は、面白くなさそうに鼻を鳴らした……。 #破壊活動が好きなワンちゃんには、空っぽのネットなんて面白味が無い #からねぇ。(^^; ・「でも、さすがはグロッサー様ね。此処を支配すればこれから・・・」 グロッサーの計画に感心するフリーズ。ネットの素体とも言えるブランク ネットを支配すれば、これから出来るネットは全部思い通りになるから。 しかも、今開発しているコンピュータウイルスはネットにアクセスするだ けでグロッサーの言いなりになる優れ物だと自慢するウイルス。そう言い ながら、ウイルスは手にしている試験管の薬品をビーカーに注ぎ込んだ。 すると反応が起き、一瞬、火を放つと紫の煙が濛々と立ち昇った。(^^; #しかし、何故に化学実験!?(^^;;;;; ・「ねえ、ちょっとアンタ達。これ沸き過ぎてない?」 テーブルの上にはアルコールランプに掛けられたビーカーがあった。と、 中の赤い薬品が沸騰し始め、黄色に変わると泡立って溢れ始めた。(^^;;; その頃、ウォーウルフはブランクネットの外に居た。こんな詰まらない所 を支配するのは誇りある戦士がする事ではないと言いながら佇んでいた。 吹き零れた薬品を見かねたフリーズが冷やしてやると言い出した。それを 聞き、冷や汗をかきながら慌てるウイルスとジャギー。が、時既に遅し。 フリーズは冷気の息をビーカーに吹き掛けた。沸騰が止まり、まるで生物 のようにビーカーに戻ると凍り付いた薬品。と、次の瞬間、それが光り出 した! このコンピュータウイルスは絶対に冷やしてはいけないのだと言 うウイルス。(^^; 早く言えと文句を言うフリーズ。(^^;; 余計な事を してと怒鳴るジャギー。(^^;;; 冷やされたコンピュータウイルスは暴走 し、大爆発を起した!(^^; 爆音に気付いて驚くウォーウルフ。 #化学実験を行う時は、事前に危険項目の確認をしましょう。(^^;;; ・「やった〜〜!! これで完成!」「あとはブランクネットを・・・」 ブランクネットにデータを入れるように言うIR。ブランコネットと聞き 返す結。(^^; ブランクネットとは何も入っていないネットの事で、バー チャル空間用の大きな物からホームページ用の小さな物まで様々なサイズ の物があると説明するIR。その中で一番小さなネットを呼び出すように 言われ、結はこれで宿題も終わると笑顔でIRの言う通りにした。(^^) #宿題のサポートしているのを気付かれたら大変だからねぇ。(^^;;; ・「ウイルス! ジャギー! フリーズ!」 ブランクネットに突入して行くウォーウルフ。爆煙に軽く咳き込み、辺り を見廻すが3人の姿は無い。あるのは、爆発で壊れたテーブルとビーカー などの破片だけだ。一体何を遣らかしたのだと文句を言うウォーウルフ。 その頃、結はブランクネットを呼び出していた。と、画面が真っ黒に!? 突然の事に驚く結。(^^;;; 何を仕出かしたのかと突っ込むIR。(^^;;; 何もしてないと涙声の結に、ひょっとしたらと言うIR。事件の予感がす ると言うと調べ始めた。もうとっくに大事件だと言う結。ホームページが 宿題が消えてしまったのだから……。(;_;) 調査の結果が出た。IRの 予感の通り、ブランクネットに異常が起きていた。それが原因だとしたら すぐに行かなくてはならない。コンピュータの間違いを正す、それが正義 の味方コレクター・ユイなのだからと張り切る結。(^^; そんな結を見て 本当はホームページが消えてしまった事がとっても悔しいのだと突っ込む IR。(^^;; 何でも良いのと文句を言うと、エンターを掛ける結。(--)/ その勢いに飲み込まれるIRだった。(^^; #宿題の恨みは恐ろしいぞ〜。へ(^^へ) ・「あれがブランコネットね?」「だから、ブランクネットで・・・」 まるで生物のように蠢いているブランクネット。それは心臓の鼓動のよう でもある。再び間違えた結に突っ込みを入れると首を傾げるIR。あんな 風に動いているのはおかしい。それを聞き、今の内にエレメント・スーツ をダウンロードしようと言う結。という訳で早めに変身する事に。(=^^=) その頃、ウォーウルフはネットの中で1人立ち尽くしていた。実験に失敗 してこの様とは馬鹿な奴等だと言う割には、辺りを見廻して3人を探すと いう仲間意識を見せるウォーウルフ。(^^) #もしかして、もしかして……第13話を除くと久々のフルバージョンの #変身シーンか?(=^^=) ・「中に入ってみる?」「そうでありまするな」 ユイとIRはネットの中心にある一番大きな青い球体に辿り着いた。外に 居ても仕方が無いので入る事にした2人。中に入ると、そこには……何も 無かった。(^^;;; と、ユイ達の顔が、いや、空間が歪んだ。(^^; 元に 戻ると、やっぱり何も無い。(^^; が、物は無いが音がした。ガサガサと いう音が。本のページをめくる音かと言うIR。と、何も無かった空間に 本が現れた。しかも大量に。大きな図書館レベルの本が。勉強熱心な誰か がこのネットを作ったのかと言うユイ。それは考え難い結論だと言うIR は、ページをめくっていた本にある物を見付けた。全ページに助けてくれ と書かれているのに気付いたのだ。ユイが手近な本を見てみると、それに も同じ事が書かれていた。どういう事かと考えるユイに声が掛けられた。 「し〜〜!」と。それに驚き、声のした方を見ると……ネチョネチョと不 気味な音を立てながらスライムなジャギーが現れた。(^^; その姿に驚く ユイ。が、ジャギーはユイの知りたい事には触れず、図書館では静かに、 言う事を聞かないとデリートだと言うだけ。しかも、唯一残っていた顔ま でスライムに取り込まれ、ユイは何が何だか状態だった。(^^;;; #ジャギー(ギザギザ)なのにスライムとは、これ如何に?(^^; #しかし、不気味でありまする〜。(^^;;; ・「え? また? 今度は何? う、さ、寒〜い! くく……へ?」 再び空間が歪んだ。と、ユイ達は今度は雪の野原に立っていた。一体どう いう事なのかと首を傾げるユイ。その頃、ウォーウルフも雪の野原に立ち そういう事かと納得していた。ジャギーは図書館、フリーズは雪の野原。 それぞれ自分の気に入った場所となって現われている。その内、ウイルス も研究室か何かで現われるだろうと。つまり、奴等はブランクネットその ものになってしまったのだと。一方、訳の分からないユイ達は吹雪の中を さ迷っていた。(^^; と、前方に見覚えのある顔が。(^^;; ピンクの雪 の結晶の如く、野原に生えている(?)フリーズだ。しかし、ジャギーと同 じで様子がおかしい。寒さに強い筈なのに寒いと言い、ユイに会えた事を 喜んだ。と、吹雪が急に激しくなる。白い雪、降り続く雪、私が私で無く なっていく、もう会えなくなるのね、と寂しそうに言うとフリーズは消え た……。ユイがそれに気付くと、再び空間が歪んだ。 #ジャギーに続いてフリーズまで何か弱気になってるなぁ。(^^; ・「何か変だよ」「きっと四天王が何か企んでいるのでありまする」 また声が聞こえた。「助けてくれ」と。驚いて振り返ると、妙にスリムに なって全身を金属コーティングしたようなウイルスが雄叫びを上げながら 走って来た! 武器と化した左手を振るうウイルス、慌てて避けるユイ。 ウイルスに体当りをして防戦一方のユイを助けるIRだったが、体勢を立 て直したウイルスに弾き飛ばされてしまい目を回す。(^^;;; 怒ったユイ がイニシャライズを掛けようとする。が、後ろからウォーウルフに突き飛 ばされて倒れ込んでしまった。助けてくれたウォーウルフにまで攻撃をす るウイルス。目を覚ませと呼び掛けるが、その声はウイルスに届いていな い。同士討ちをしている隙にIRの元に駆け寄るユイ。IRは目を回して は居たが無事だった。(^^; ウイルス達はブランクネットに取り込まれて しまったのだと言うIR。どうしてウォーウルフとウイルスが戦っている のかは分からないが、このネットを外部から切り離してしまえば、四天王 を一気にやっつけられると。それを聞き、しばし考え、2人が戦うのを見 て、もう少し様子を見てからにしようと言うユイ。助けて欲しいと言って いたから。アイツらは悪い奴だと言うIR。やっつけるには今がチャンス なのだと。それは分かっている、分かっているけど……。2人が戦う様子 を見詰めるユイ。そんな可哀相な事は出来ないと言うと、ユイは駆け出し た。そして、バランスを崩したウォーウルフに斬り掛かったウイルスの左 手をワンドで弾き返した! 余計な真似をするなと怒鳴るウォーウルフ。 ウイルスを睨み付けながらユイが言う。私はあなたを、あなた達を助けた いと。それを聞いて驚くウォーウルフ。 #倒すなら正々堂々と。出来れば倒さずに済ませたいというユイの優しい #想いが「助けたい」になった訳ですな。(^^) ・ユイちゃんの4コマ劇場 「今日はバッチリ、コンピュータの勉強をするわよ!」o(^^) 「それでこそコレクター・ユイでありまする」(^^) 「ん〜〜〜」(^^; 「う〜〜きぃ〜〜」(--;; 「コイツはあたしの最大の敵よ〜〜!!」(--) 「結殿、落ち着くでありまする〜!」(^^;; ・イラスト紹介 1枚紹介。(^^) ・「でやぁ〜〜〜い!」「ふっ!」 再び襲い掛かって来たウイルスの攻撃を受け止めるウォーウルフ。と、そ こにジャギーが体当りを仕掛けて来た! 不意を突かれて吹っ飛ばされる ウォーウルフ。衝撃で鎧の右肩の部分にヒビが入る。心配するユイ。が、 俺はワンちゃんじゃ無いと言い返す位なので大丈夫らしい。(^^;;; 再び ジャギーが突っ込んで来た。退け邪魔だと言うとユイを避けさせ、続いて 襲い掛かって来たウイルスから守ろうとユイをかばうウォーウルフ。(^^) そして、ウイルスの左手を剣で受け止め、ウイルスの腹に拳を叩き込む。 が、再びジャギーの突撃の直撃を受けてしまった。イニシャライズで元に 戻してあげると言うユイ。しかし、ウォーウルフは手出しするなと言う。 ユイの力はあてにしないと。 #ワンちゃんは誇りある戦士だから余計にね。(^^) ・「んっ!?」「ふっふっふっふっふ……」 ふと見上げると、そこにはフリーズが居た。フリーズは笑いながらユイに 冷気の息を吹き付けた。と、それに向かってウォーウルフが炎を放った。 助けてくれたのかと聞くユイに、勘違いするなと言うウォーウルフ。もし そう思うのなら貸しにしておいてやる、だがこれ以上は手を出すなと言っ た。コイツらは俺が元に戻す、馬鹿で間抜けな奴ばかりだが、自分と同じ 誇りあるグロッサー四天王だから。こんな見っとも無い姿を人前に晒した ままには出来ないと。そう言うと1人で暴走3人組と戦うウォーウルフ。 と、剣を交えていたウイルスが言った。デリートしてくれと。そして消え た……。ジャギーも苦しみ出すと消えてしまった。襲って来たフリーズを 羽交い締めにすると、お前だけでも助けると言うウォーウルフ。しかし、 その手の中でフリーズも笑いながら消えてしまった……。悔しさに身体を 震わせ、遣り場の無い怒りを込めてウォーウルフが吠えた……。 #これは悲しみの遠吠えといったところでしょうか。 ・「うわ、うわぁ〜〜!?」「うわぁ〜〜〜!!」 再び空間が歪み、気が付くとユイ達はネットの外に居た。振り返ったIR が驚きの声を上げた。このネットは近くにあったネットも吸収して巨大化 している。このままではコムネットそのものが飲み込まれてしまう。既に このネットだけを切り離すのも不可能だと。元に戻す方法は無いのかと聞 かれ、考え込むIR。と、一緒に外に放り出されていたウォーウルフが現 れた。やるべき事は1つだ、デリートする! そう言いながら剣を構えて ネットに突っ込んで行く。が、ハッとすると急に立ち止った。 #コムネットを飲み込んだ後はどうなるんだろうか?(^^;;; 自滅?(^^; ・「ウォーウルフよ」「グ、グロッサー様!」「グロッサー!?」 突然現れたグロッサーに驚くウォーウルフ達。IRは自分達をデリートし に来たのかと思ったが、まさかの一言でそれを無かった事にした。(^^;;; 状況説明しようとするウォーウルフ。しかし、グロッサーは全て分かって いると言ってそれを遮った。そして、自分の力でこのネットごとデリート してやると言った。それを聞いて、処置は自分に任せて欲しいと願い出る ウォーウルフ。奴等も誇りある戦士だった、精鋭なるグロッサー四天王と して、戦って戦って戦い抜いてから消し去ってやりたいと。逆に飲み込ま れる事も有り得ると指摘するグロッサー。しかし、ウォーウルフは覚悟の 上だと答えた。そんな2人の遣り取りに待ったを掛けるユイ。他の方法は 思い付かないのか、消し去るとかデリートするとかじゃ無くて、と文句を 言う。(^^; ユイの勢いを楽しそうに見詰めながら鼻で笑うグロッサー。 と、グロッサーはウォーウルフに任せると言うと消え去った。無視されて 怒り出すユイ。(^^;;; ウォーウルフはユイに煩いと怒鳴り付けると、黙 って見ていろと言った。が、ユイは付いて行くと言う。借りがあるから。 あれは勘違いだと言うウォーウルフに、勘違いでも良いと言い返すユイ。 でも、1人より2人の方が心強いと。それを聞き、ウォーウルフはニヤリ と笑った。 #さすがのグロッサーもコムネットが飲み込まれてしまうと居場所が無く #なるから出張って来たようで。(^^;;; ・「うおぉ〜〜〜!」「来い! ウイルス! ジャギー! フリーズ!」 と、その時、ネットの中から3人が現われた! ろくろっ首状態で。(^^; 望み通りデリートしてやると言うと炎を撃ち出すウォーウルフ。駄目だと 叫ぶユイ。みんなは助けてと言っていたのだから。が、ウォーウルフは耳 を貸さない。3人もウォーウルフに攻撃する。それを見ていたユイの目に 涙が浮かぶ。そして叫んだ。そんな切ない事は止めて、きっと助けられる と。しかし、4人は戦い続けている……。仲間同士で傷付けるなんて悲し い事。そんな悪い人達はゴミ箱ポイポイのポイよと言う事で、ユイは涙の イニシャライズを掛けた! 飛んで来る星に気付いたフリーズ達は慌てて 本体に戻る。本体にイニシャライズは届いたが、あまり効果が無いらしく 平然とネットの中に逃げ込んで行った。 #おおうっ! 新作イニシャライズだ〜!(^^)/ ・「な、なんで? なんで効かないの?」「ユイ殿。身共が・・・」 イニシャライズが効かなかった事に茫然とするユイ。IRが調べた結果に よると、あの物体は規則的に大きくなったり小さくなったりする。だから 一番大きくなった時にイニシャライズしないと力が全部に行き渡らなくて 効果が半減してしまうのだった。そうなのかと言うユイ。と、ユイはIR が3人を助けるのに協力的なのに気付き、本当に助けて良いのかと確認し た。ユイは一度言い出したら聞かないし、それにこのままではコムネット 全体の危機。ユイには正義のコレクター・ユイとして頑張って貰わないと いけないからと言うIR。と、その時、ウォーウルフがユイに逃げろと叫 んだ。振り返ったユイとIRに触手が絡み付く! 逃げだそうともがくが 抜け出せない。触手がネットに引っ込んで行く。ウォーウルフが炎を撃ち 出してユイを捕らえている触手を焼き切るが、IRはそのまま連れ去られ てしまった。 #油断大敵でありまする〜。(^^;;; ・「IR! ん!? 放してよ、ワンちゃん!」「お前は何も・・・」 IRを助けに行こうとしたユイを抱えてネットから離れるウォーウルフ。 そして言う。お前は何も分かっていない、もうお前の力ではどうにもなら ないのだと。しかし、ユイはそれを否定した。自分は絶対にみんなを此処 から助け出すと。まだそんな事を言っているのかと怒鳴り付けようとした ウォーウルフ。が、ハッとして声が止まる。ユイの肩を掴んでいる左手に 光る物が落ちて来ているのに気付いたから。これは、何だ? 初めて見る 「それ」に戸惑うウォーウルフ。それは、ユイの涙だった。顔を伏せて泣 くユイ。ユイの想いを感じ、ウォーウルフの声が和らぐ。ユイは顔を上げ ると言った。絶対に助ける、自分はどんな奴でも居なくなるのは嫌だと。 たとえどんなソフトでもイニシャライズで元に戻してあげたいと……。 #なかなか感動的なシーンでありまする〜。(;_;) ・「分かったよ、コレクター・ユイ。お前の貸し、返してもらう・・・」 ユイの想いに心を動かされ、言う事を聞く事にしたウォーウルフはユイに アドバイスをした。今度あのネットが広がった時に、きっと奴等は再び現 われる。その時にイニシャライズしてみろと。それで駄目だったら……。 駄目だったらと聞き返すユイ。そうなったら、俺もお前も消えるだけだと 答えるウォーウルフ。それはユイに自分の命を預けるという事。その言葉 に笑顔になると、大丈夫だ、私を信じてと言うユイ。みんなを絶対助けて みせる、もちろんワンちゃんも。そう言うと、ユイは3人が現われるのを 待つ為にネットに近付いて行った。その背中に声を掛けるウォーウルフ。 まだ何か話があるのかと振り向いたユイにウォーウルフは言った。たとえ 失敗しても貸しは帳消しだから思いっきりやれと。その言葉に励まされ、 ユイは元気良く礼を言った。(^^) #ワンちゃん、渋くてカッコイイぞ〜!(^^)/ ・「来るぞ!」「分かってるわ!」 再びネットの動きが激しくなり、ろくろっ首な3人が現れた! 3人は首 から触手を伸ばし始めた。それを見て、思わず怯むユイ。3人がユイに襲 い掛かる。相手は俺だと言うと炎を放ってユイを援護するウォーウルフ。 3人は力場でウォーウルフを押し始めた。負けじと炎で応戦するが、遂に 力負けして弾き飛ばされてしまう。今だ、早く! 捨て身で最大サイズに 持ち込んだウォーウルフが叫ぶ。みんな、元に戻って! ユイの願いが込 められたイニシャライズが3人に向かって飛んで行く。と、捕まっていた IRが飛び出して来た。星は3人を包み込み、更にブランクネット全体に 広がって行った。その様子を見ていたグロッサーは、ユイの事を感心する と目を妖しく光らせた……。 #見事な連係プレー(?)であったぞ。(^^) ・「おお?」「んお?」「ああ?」「私は何故こんな所に?」 コムネットの世界に星が流れた……。ブランクネットも元の静かなネット に戻り、ウイルス達も元の姿に戻った。抱き合って成功と無事を喜ぶユイ とIR。(^^) その声を聞き付け、丁度良い所で会った、此処で決着を付 けてやると言うと飛び掛かって行く3人。と、その前にウォーウルフが立 ち塞がり、今日はこのまま帰ると言う。文句を言うジャギーとウイルス。 言う事を聞けと怒鳴るウォーウルフの雰囲気とヒビだらけの鎧のボロボロ な姿に、何かあったのかと聞くフリーズ。まあな、と一言だけで誤魔化す と、ウォーウルフはこちらを見ているユイに言った。借りは確かに返して 貰った、だが今度は手加減しないと。それを聞いて、やっぱりと苦笑いす るユイ。(^^; #そうか〜。今回の事はユイとウォーウルフ(と覗き見グロッサー)しか #知らないからな〜。(^^; ・「でも、また会える日を楽しみにしてるよ」「どうしたので・・・」 ユイの呟きに「?」のIR。何でも無い、ちょっと嬉しかったのだと言っ て誤魔化すユイ。(^^; その姿を見ながら楽しげに笑うグロッサー。ます ます面白くなって来たと言って……。 #敵を助ける所を見せられては、興味も湧くよな〜。(^^) ・次回予告「ゼロゼロユイは新人スパイ」 遂にシンクロ登場か〜!?(^^)/ 第14話よりも大胆そうなアンティ姐さんに話題を奪われないようにね。 ただでさえ名前しか出てなくて存在感少ないんだから。(^^;;; -- 鈴木 順一 ELEMENT SUITS Download !!! woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/ (ICQ#: 15425051)