10/15放送の第26話「明日へ出発!!」 ・「コレクター・ユイ。ワシは、お前になりたいのだ」「ん、ええ?」 グロッサーの言葉に目が点状態のユイ。(^^; そんなユイの前に出ると、 ユイは誰にも渡さない、自分達が守ると言うシンクロとエコ。2人は顔を 見合わせるとニッと笑った。( ^^) (^^ ) 2人の更に前に出ると、ユイ を守るぞと言うコントロル。アンティ達もユイの前に出てコムコンを掲げ るとバリアを張った。もう遅いと言うと巨大化するグロッサー。全ては自 分の思い通りだと。グロッサーの胸の珠が光ると、ユイ達を引き寄せ始め た。凄いパワーがコムネット全体に広がっていると言うアンティ。もっと パワーを集中するように指示を出すコントロル。自分の元に来るがよいと 一方的に言うグロッサーに、あなたが私になっても何にもならないと文句 を言うユイ。コレクターズの抵抗も虚しく、一同は次第にグロッサーの元 に引き寄せられて行く……。 #グロッサーはユイを取り込もうというのか? ・『こ、このままでは……パワーを集中しても無理か』「ユイ!」「え」 自分は今まで楽しかったと言うコントロルに、こんな時に何を言っている のかと聞き返すユイ。しかし、コントロルはそれに答えず、コレクターズ に合図を出した。それに返事をする7人。コントロルは左手を掲げると胸 の前に構えた。そして自分は第1のソフト「制御のコントロル」だと名乗 りを上げ、グロッサーを正すと言うとバリアから飛び出して行く。赤い光 の珠となってグロッサーの周囲を廻り始めるコントロル。と、グロッサー が苦しみ始め、力の放出が止まった。一体どうなったのかと聞くユイに、 巨大な悪のコンピュータ「グロッサー」を正す事が自分達コレクターズの 使命だと言うIR。意味が分からない、コントロルはどうなったのかと聞 かれ、IRは無言で顔を伏せた……。 #遂に最終プログラム始動の時が来てしまった……。(;_;) ・「仕方無いんだよ、ユイちゃん」「これがワシらの定めなのじゃ」 そんな事ってと文句を言うユイに、ユイの肩を掴むとユイの事が本当に好 きだったと言うフォロー。ユイのお陰で仲間を持つ喜びと大切さを知って 感謝していると言うピース。2人は意を決して飛び出して行った。駄目だ と叫ぶユイ。(;_;) 2人は第6のソフト「非暴力のピース」、第7のソ フト「服従のフォロー」と名乗りを上げると、黄緑と桃色の光の珠となっ てコントロルと同じように廻り始めた。瞳を潤ませながら、こんなの嘘だ と言うユイ。こんな事がコレクターズの使命なのかと、みんなはもう元に 戻れないのかと。ユイに説明するシンクロ。グロッサーは元々コムネット のホストコンピュータ。消し去る訳にはいかない。だから、自分達全員が 奴の暴走を封じ込め、制御し続けなければならないと。制御ソフトとして ユイと一緒に居られて良かったと。別れの言葉に声を失うユイ。涙を浮か べながら、この時の事を覚悟していたと言うレスキュー。仕方が無いと。 でも、今はとても怖い。ユイと会えなくなるのがとても寂しいと。だった ら……。そう言って手を掴んできたユイにレスキューが言った。だから、 これ以上自分達に優しくしないでと。覚悟が鈍ってしまうから。顔を逸ら し、そう言いながらユイの手を押し返した……。(;_;) #何時もホエホエしてるレスキューだから余計にグッと来るものが……。 ・「私達の運命は変わらないのよ。けれどユイ、あなたのお陰で・・・」 レスキューが押し返した手の上に手を重ねてきたアンティ。自分達の運命 は変わらない、でもユイのお陰で満ち足りた日々を過ごさせてもらったと 礼を言った。涙を浮かべるユイ。(;_;) 続いてエコが手を重ねて来た。 ほんの少しの間だったけど自分達は精一杯生きる事が出来たと。ユイ…… お姉ちゃん。何時も生意気な事ばかり言っていたエコだったが、ユイの事 を慕っていたのだ。姉として……。最後にそれを笑顔で伝えたエコ。(^^) エコ達が手を離していく。ハッとするユイ。言葉を掛ける間も無く、エコ 達はユイの元を離れて行った。シンクロも右手を上げてユイに笑顔で合図 を送ると後に続いた。慌てて振り返ると、やっぱり駄目、行かないでと叫 ぶユイ。しかし、4人は第2のソフト「協調のシンクロ」、第3のソフト 「未来予測のアンティ」、第4のソフト「環境保全のエコ」、第5のソフ ト「保護のレスキュー」と名乗りを上げ、それぞれのイメージカラーの光 の珠になるとグロッサーの周囲を廻り始めた。7つのソフトの制御を受け 更に苦しみ出すグロッサー。 #泣ける場面なんだけど、エコの「お姉ちゃん」に萌えてしまった。(^^; ・「みんな……」「ユイ殿」「IR。これが正義のヒロインなの!?」 コレクターズの力がグロッサーの制御に移り、ユイを守っていたバリアが 消えた。力無く座り込むと泣き始めるユイ。心配して声を掛けてきたIR にユイが文句を言う。今まで一緒に居た友達と別れる事が正義のヒロイン のする事とは思えないと。困った顔をしながらも、これからするべき事を 言うIR。自分達がグロッサーに飛び込む時にイニシャライズをするよう にと。そうすればグロッサーを封じ込められると。嫌だと言って泣くユイ を一喝するIR。瞬を助ける為にも、そしてコムネットの為にも、自分達 コレクターズの為にもお願いすると。こういう時こそ、持ち前の明るさを 発揮するようにと笑顔でユイを励ました。自分は間違えて結をコレクター として選んでしまった。あの時は何故かは分からなかったが、今言える事 は結の笑顔にピピピッと来たのだろうと。だから、お願いだから自分達を 笑顔でイニシャライズして欲しいとユイに頼んだ……。 #IRの「ピピピッ」の理由が今明らかに。(^^; ・「そうだぞ、ユイ!」「え?」「笑顔だ!」「笑え! ユイ」 コントロルの声にハッとするIRとユイ。シンクロ達も口々にユイに笑っ て欲しいと言った。泣きながら笑顔で頷くIR。そんなコレクターズに、 そうやって何時も目茶苦茶な事ばかり言うと泣き笑いしながら文句を言う ユイ。(^^; それでこそユイだと満足したIRは、険しい表情になると心 を決めて手を離した。さよならは言わないと言い残し離れていく。そして グロッサーに向き直ると、自分は第8のソフト「インストーラのIR」だ と名乗りを上げた。コントロルの掛け声を合図にIRの周りに集まった光 の珠は並んで飛び始め、ユイに8つの力を与えるとグロッサーに突っ込ん で行く。それを追うように笑顔でコレクター・イニシャライズ・マックス を掛けるユイ。グロッサーの胸の珠が8色に光り始めると、ヒビが入る。 ヒビはグロッサー全体に広がって行き、やがてグロッサーは砕け散った。 #コレクターズの配置は虹の色「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」に準拠し #ているようで。(^^) 虹の架け橋とでもいうところかな?(^^) ・「みんな……」 グロッサーが、コレクターズが消えた。1人残されたユイは茫然としなが らマジック・ワンドを落とす。と、そこからネットの様子が変わり始め、 赤と黒の不気味な風景が雲の上のような明るい景色になった。エレメント スーツも消え、元の服に戻った結は座り込むと泣き始めた。涙がワンドに 落ちてキラキラと光る……。と、結に優しい声が掛けられた。顔を上げた 結が頬を染める。そこに居たのは瞬だった。瞬は結に近付き、肩を掴んで 立ち上らせると、グロッサーを倒したねと笑顔で話し掛けた。しかし、結 は何か別の方法があった筈だと言って泣き始めた。グロッサーも良い子に する事が出来たと思うと言って……。 #瞬も元に戻って一件落着かな。(^^) でも……。(;_;) ・「おおっ!? 結君以外のコムコン信号が消えた……」「ええっ!?」 驚いて立ち上る犬養博士。コレクターズがグロッサーのイニシャライズを したらしいと言うと顔を伏せ、モニタに背を向けた。と、モニタを見てい た春菜がそれの変化に気付いて博士に伝えた。コムネットの崩壊が再び始 まったと。驚いてモニタを見詰める博士。ひょっとしてグロッサーはまだ 健在なのか? 慌ててコムコンに向かって呼び掛ける春菜。と、コムコン が発信音と共に光を放った。現れたのは、伸一が作ったソフトのフィーナ だった。春菜の呼び掛けに応じて連絡をしてきたのだ。 #ほえほえ君、再登場〜!(^^)/ ・「結ちゃん。今、僕達は、このヘブンズネット、天国の・・・」 ヘブンズネットで2人切りだと言う瞬。コレクターズと結の笑顔のお陰で 自分は助かった。もう一度笑顔を見せてくれと。それを聞いて笑顔を浮か べた結に、満足げに頷いた瞬は、やっと自分の気持ちを素直に言えると言 った。僕は結が好きだと。それを聞き、驚きながら頬を染める結。(=^^=) 肩を抱かれ、瞬の顔が近付いて来る……。(^^; その瞬間、ハッと息を呑 むが、緊張していた肩の力が抜けた。(=^^=) ネット内での事とはいえ、 憧れの瞬とのファースト・キス。(*^^*) コレクターズとの悲しい別れの 後に触れた優しさに、結は瞬がまだ完全にグロッサーの支配から逃れてい ない事に気付いては居なかった……。(^^; #な、何ですと〜〜〜!!?(^^;;;;; ・ユイちゃんの4コマ劇場 「遂にグロッサーを倒したわ!」(^^)/ 「遂に春日結になれたぞ」(^^) 「ちょっと! 何でグロッサーが私の中に居んのよ!?」(--; 「お前こそどうして消えて無いのだ!?」(--# 「困ったなぁ……」(^^; 「よ〜し、こうなったら!」(^o^) 「腹話術師になるわ!」(^^)b 「…………」 ・イラスト紹介 1枚紹介。(^^) ・「コンピュータしゃん、こんにちは! かちゅがゆいで〜す」 パソコンの電源を入れるとキーボードを適当にツンツンしながら挨拶する お子ちゃま結ちゃん。(*^^*) それを笑顔で見ている伸一。(^^) 今日か らコムネットというインターネットがオープンし、パパの会社もこの中に 楽しい世界を作る事になったと言う伸一に、パパって凄いと喜ぶ結。(^^) それを聞き、凄いのはパパじゃ無くてコムネットの中に居る優秀なホスト コンピュータなのだと苦笑いしながら説明する伸一。(^^; そうなのかと 感心し、パソコンに向かってあなた凄いのねと話し掛ける結。(^^) と、 そこに、結に説明してもと駄目だとさくらの突っ込みが。(^^;;; それを 聞いて作業を始める伸一。何をしているのかと聞く結。機械を取り替える と言う伸一に、ポイポイしちゃうのは可哀相だと言って泣く結。結の涙が キーボードに零れると、パソコンの電源インジケータが青から赤に変化し た……。パパも何時までもこのコンピュータを使いたいけど、コムネット がどんどんバージョンアップしていくから古いコンピュータでは追い付か ないんだと言うと電源を切りコンセントを抜く伸一。一度は消えたインジ ケータが電源も無いのに再び赤く点灯した……。 #うわぁ〜い!(^^) お子ちゃま結ちゃん、萌え萌え〜。(*^^*) ・「バージョンアップ。ソフト書き換え。プログラムデリート」 ――やがて自分もこうなる運命が待っている――。玄関先で粗大ゴミとし て出される運命になったパソコンに泣きながら謝る結。本体を名残惜しそ うに撫で、ポイポイしちゃって御免ねと言いながら、想いを振り切るかの ように自転車に乗って走り出した。――この子は自分の為に泣いてくれて 居る――。道路を渡り、公園に入って行く結。と、石に乗り上げバランス を崩して自転車が倒れた。悲しみにプラスして膝を擦り剥いた痛みに泣く 結に、通り掛かった少年が声を掛けた……。 #第19話の結と瞬の出逢いは、2人だけの出逢いでは無かったと。(^^; ・「生きたい。自分も生きてみたい」「はっ!? い、今のは……」 頭に流れ込んできた映像にハッとする結。瞬はその問いに答えず顔を逸ら せた。目の前に居るのは本当の瞬で無いと気付き、瞬は何処に居るのかと 聞く結。しかし、グロッサー瞬はそれにも答えず、一方的に話を続けた。 結は自分の為に泣いてくれた。嬉しかったと。結から離れていく瞬。そこ には幼い結の笑顔が大きく映し出されていた。さっき瞬が横を向いたのは 顔を逸らせたのでは無く、この幼い結の笑顔を見ていたのだった。結の涙 のお陰で初めて感情という物を持ったと言う瞬。それからはプログラムに よって決められた事を実行するだけの自分に我慢が出来なくなった。人間 のように生きてみたい、人間になって人生というものを歩んでみたいと。 そう思って人間のように新しい世界を作ってみようともした。自分の分身 に人間のような性格を与えてもみた。しかし、犬養博士には自分の行動が プログラム・ミスのバグに見えたのか、感情を封じ込める為のソフトを作 った。博士はコレクターズに人間の要素が必要だと思ったようだ。偶然に も自分と同じ事を考えたのだ。違っていたのは、博士が選らんだのは春菜 だった事。自分が必要だったのは春菜では無くて結。だからIRを結の所 に行くように細工したのだと。結は偶然にコレクター・ユイになったので は無い。自分が選んだのだと。それを聞いて驚く結。瞬の話が続く。結に 様々な試練を提供して人間としての成長を待った。そして、結は何時も予 想を超える存在だった。結は実に人間らしい人間に成長したと喜ぶ瞬。 #う〜〜む。(^^;;; なかなか奥が深いでありまするな。(^^; #後ろに多数展開している擬似モニタなども話の内容に合わせて映像を変 #えて単調にならないようにしてるし。(^^) ・「ラ〜ランラララララ……」「ん!? あれは!?」 ヤシの木に掴まって必死に暴風雨を耐えるQ。と、その耳に何かが聞こえ て来た。見上げると、暗い空に星のような輝きが多数現れた。それは無数 のクジラの群れ。フィーナと仲間のクジラだった。(^^) ユイを助ける、 自分達の歌をグロッサーに聞かせれば何とかなる筈だと言うフィーナに、 頼もしく返事をする仲間達。そして、一斉に歌い始めた。(^o^) 情報通 のQにはそれが何なのか分かった。グロッサーの心を呼び覚ますと言われ る太古の記憶だと。そして、それが最後の望みであると……。 #う〜〜。(^^; Qは情報通だけど、語り部よりもアクション担当にして #あげたいと思う今日この頃。(^^;;; ・「あのクジラ君か。どうやら君を助けようとしているらしい」 フィーナ達の歌を聞き、忘れようとする悲しい記憶が波となって押し寄せ て来ると言って涙ぐむ瞬。でも、もう今はそんな悲しい気持ちから逃げな くても良いのだと言うと、結の手を取って踊ろうと誘った。結は良く伸一 と踊っていた。瞬はそれを羨ましく思っていたのだ。誘われるままに踊り 始める結。しかし、その顔はグロッサーの寂しさに同情して悲しみに満ち ていた。自分を作った博士を酷い人だと思ったと言う瞬。自分の孤独の心 も理解しないで封じ込めようとしたから。それに同意する結。そう感じて も当然かも知れない。でも、もう大丈夫。自分はもうゴミ箱ポイポイなん てしない。笑顔で言う結に、自分が結になっても良いのだねと涙を浮かべ て喜ぶ瞬。しかし、結は瞬の胸を手で押して突き放した……。 #フィーナ達の歌がダンスのバックミュージックになっちゃってる。(^^; ・「あ!? 結ちゃん?」「御免ね。あたしをあげる事は出来ない」 自分を作った人達の為にも、自分をあげる事は出来ないと言う結。誰の事 かと聞く瞬に、結は赤くなりながら笑顔で答えた。パパとママ、それに今 まで出会ってきた沢山の仲間や素敵な人達。みんなが今の自分を作ってく れたと。その人達に何の断りも無く自分をやめる事は出来ないと。時には 喧嘩したり怒られたりして自分の事が嫌になって落ち込む事もあるけど、 でも自分はずっと自分でいなくてはいけない。何故なら、今の自分が好き だから。(^^) それを聞き、酷い目に遭ったり意地悪されてもかと聞く瞬 に、そうだと答える結。そんな人達のお陰で自分は強くもなれたし、楽し い事がもっと楽しくなったから。だから、自分を大事にしなくてはいけな い。自分を育ててくれた人達の為に……。 #おっしゃる通りで。(^^; ・「良く聞いてね、グロッサー。コレクターズは最後まで・・・」 コレクターズは犬養博士の悪口は言わなかった。四天王だってグロッサー の事を悪く言わなかった。グロッサーだけが自分を生んだ親を憎んで自分 の事を嫌っていると。こんな不完全な自分をどうやって好きになれという のかと反論する瞬に、欠点なんてみんな持っている、それに気付けば良い のだと言う結。自分なんて欠点だらけだと。(^^; 顔を背け、結と違って 自分は不幸なのだと言う瞬。自分を嫌っているから生きている事を不幸に 感じるだと言う結に、自分は生きていないと反論した。そんな瞬に、新し い世界を作ろうとしたり四天王を作ったりして一所懸命生きていたのでは ないのかと言う結。たとえ結果が出せなくても、努力が報われなくても、 どんなに辛い思いをしても、何かをしようとする事は立派に生きている事 だと思うと。それを聞いて泣き出し、本当にそうだろうか、自分は本当に 生きているのだろうかと聞く瞬に、コレクターズも四天王もみんな生きて いたと言う結。生きていたから自分はみんなの事が大好きだった。そして グロッサー、あなたの事も大好きよ……。そう言って手を握ってきた結に ハッとして振り返る瞬。結が言った。だってグロッサーは自分を此処まで 成長させてくれた1人だから。それを聞いて、表情が緩む瞬だった……。 結とグロッサー瞬が話をしている間もコムネットの崩壊は徐々に進んでい た。結を助けようとグロッサー城の周りで歌うフィーナ達。それを見守る Q。と、グロッサー城から黒い光が漏れ始め、空にも闇が広がっていく。 闇に次々と飲み込まれていくフィーナ達。Qも逃げる間も無く飲み込まれ てしまった。その闇は城をも飲み込み、更にリゾートアイランドネットの 外に向けて広がり始めた……。 #急がないとコムネットが完全に崩壊してしまうぞ〜。(^^; ・「ねえ、グロッサー。生きているのに、どうして生きていない・・・」 生きていないならどうして涙が出るのか、どうして悲しい気持ちがあるの かと聞く結。グロッサーは結に優しく抱き付かれ、あの時の感情を思い出 していた。もう結が欲しいとは言わないと言うグロッサー。本当かと喜ぶ 結。が、続く言葉を聞いてハッとした。もう遅い……。どういう意味かと 聞き返すよりも早く、周りに映し出されていた絵が黒い染みが広がるよう に消え始めた。何なのかと聞く結に、コムネットが完全に消えてしまうと 答えるグロッサー。黒く染まった絵が消え、元の空に戻ると、今度はその 空に闇が広がり始めた。驚く結に、結だけは消えないようになっているか ら安心しろと言うグロッサー。元に戻すように言う結。自分だけが生き残 るのは嫌だ、絶対に嫌だと。自分のメモリを全部使ってこの状態にした、 その後にコレクター・イニシャライズを受けたのでどうする事も出来ない と言うグロッサー。闇は一面に広がり、光は結の足元に少し残っているだ けになった。瞬の身体も薄く掠れ、足元から消え始めていく。済まないと 謝るグロッサー。とても許してくれとは言えない、全て自分が悪いのだか ら。誰も悪くないと泣く結。遂にグロッサーが消え去った。闇と静寂だけ が支配する空間にたった1人残された結。みんな戻って来て〜〜!(;_;) 結の悲痛な叫びが闇に響いた……。 #る〜〜。重たいよ〜。(;_;) ・「コムネットが消えた……消えてしまった」「諦めないで、おじさま」 絶望して頭を抱える博士に、諦めないように言う春菜。結は自分に最後ま で諦めない事を教えてくれた、そんな結の為にも絶対に諦めないと言って コンソールの操作をする。と、かすかに聞こえてきた声にハッとして2人 は顔をあげた。表示が消えていたモニタに波形が映し出され、声もハッキ リと聞こえてきた。それは結の声。泣きながら歌う結の声だった。そうだ と閃いた春菜。その歌なら、きっとコムネットを元に戻す事が出来ると。 俯いて歌い続ける結。と、コムコンが光り、春菜の歌声が聞こえてきた。 ハッとして歌うのをやめ、コムコンを見詰める結。が、すぐに笑顔になる と歌い始めた。(^^) 諦めずに結と共に頑張る春菜を見詰める博士。特殊 な波長の声を持つ2人の少女。その声にはグロッサーのプロテクト「閉ざ された心の壁」を解き、イニシャライズする力があるという。その2人の 歌声が消えてしまったコムネットに響いていく。そして、諦めないという 2人の想い。それが奇跡を呼んだ。結のコムコンが輝き、消えてしまった エレメント・スーツを復活させたのだ。(^^)/ #おおう!(^o^) ・「うん! コレクタ〜〜・イニシャラ〜〜〜イズ!!!」 飛んで来たマジックワンドを掴むと力強く頷くユイ。(^^) そしてユイは 虚空に向けてコレクター・イニシャライズを放った! 無数の星が飛び出 し、それはヘブンズネットを、そしてコムネットと全てのネットを復活さ せていく。復活したヘブンズネットに立つユイ。と、そこにユイを呼ぶ声 がし、声の主グロッサーが姿を現した。自分をイニシャライズしてくれた のかと聞くグロッサーに、もちろんだと答えるユイ。今まで生きてきた分 を全部引き受けてもう一度やり直してもらう為に。やり直す? 聞き返す グロッサーにユイが言った。何時でもスタート出来る事が生きてるという 事だと。納得し、喜ぶグロッサー。そして治してもらったので返せるもの があると言うと胸の珠を光らせ、そこからコレクターズを解放した。(^^) 再会を喜ぶ一同。(^^) 結と春菜の声が自分達までイニシャライズしてく れたと言うIR。続いて、グロッサーの珠から瞬が現れた。それに気付き IRを放り出すと駆け寄って行くユイ。(^^;;; 変身を解かないと瞬には 分からないと、慌ててスーツを元に戻すIR。(^^; ハッとして胸を隠し て立ち止り、振り向くとエッチと言って怒る結。(=^^=; 結が居る事に気 が付いてどうしたのかと聞く瞬に、冷や汗かいて慌てながら迎えに来たと 答える結。(^^;;; ありがとうと礼を言う瞬に、赤くなりながら苦笑いの 結だった。(^^; #やっぱり瞬て、このボケボケでないとシックリ来ないなぁ。(^^;;; ・「コレクター・ユイ。ありがとう」「ありがとう、コレクター・ユイ」 礼を言うグロッサー。続いて封印状態だったフリーズ達も元に戻ると礼を 言った。照れ笑いをする結。(^^; と、IRが後ろから飛び付いてきて礼 を言い、コレクターズも結に礼を言った。IRを抱き締めるとニッコリと 笑う結。と、空に沢山のクジラが現れた。Qを背中に乗せたフィーナも。 結は近寄ってきたフィーナを笑顔で迎え、嬉しそうに抱き寄せた。(^^) #わ〜い! 大団円でありまする〜。(^^)/ #結達の並びを線で結ぶと無限大「∞」になりますね。(^^) ・スペシャルED 大仕事を無事に終えて現実世界に戻って来た結。(^^) 笑顔で目覚めた結 は何時も以上に明るく元気な結だった。普段通りの笑顔の結に心配も吹き 飛び、笑顔のさくらと伸一。(^^) 特に伸一は大喜び。結の手を取ると家 の外に出て踊り始める程だった。(^^; と、そこに結を呼ぶ声が。見れば、門の所に瞬が笑顔で立っていた。(^^) 瞳を輝かせて頬を染め、大喜びで駆け寄って行く結を見て、さっきまでの 喜びは何処へやら、ダークゾーンを背負って落ち込む伸一だった。(^^;;; #何てお約束なオチなんだ〜!(^^; 犬養博士の研究所に向かう結。門の所で手を振る春菜と博士が出迎える。 手を取り合って喜ぶ結と春菜。(^^)--(^^) ニッコリ笑うと博士に向かっ てガッツポーズ。L(^^)L(^^) そんな2人に目を細める博士だった。(^^) #あれ? 春菜もコムコンを左手に填めてるぞ〜。(^^; 校庭で仲良し4人組+まなまな先生でお弁当タイム。(^Q^) と、結の頭 にサッカーボールが直撃!(^^; 目を剥いて倒れ込んだ結を見て、お口を アングリの春菜達。(^^;;; 謝りに来たタカシ達に猛烈な勢いで噛み付く 結に、これまたビックリの一同であった。(^^; #小さくて良く分からないけど、ギャグ顔が笑える。(^o^) 険しい顔をしながらパソコンに向かう結。(^^; IRをモデルにして絵を 描いているのだが、ペンで書くのとは勝手が違うのか変な顔のIR。(^^; それを見てジト目で冷や汗のIRだが、結の方はニッコリ笑顔だ。(^^;;; #そっくり過ぎて大笑い。(^^;;; 太古の森ネットで釣りをしているピース。パイプを吹かしたピースに向か ってエコが無言で火気厳禁マークを突き付けた。(^^; 冷や汗のピース。 それを見て楽しそうに笑うフォロー。(^^) #ただただ笑うのみ。(^^;;; 占いネットで水晶占いをするアンティ。それを横で見ていたレスキューが 何か話し掛けたが、アンティは水晶に集中しているのか反応が無い。(^^; #この後に喧嘩にならないか心配だ。(^^;;; 星の海を行く真紅の宇宙船「青春のフロンティア号」。そのコックピット で歯を光らせるとマントを翻すシャドウブラックことコントロル。(^^;;; その横で全身タイツに身を包んでポーズを取るシンクロ。(^^; 張り合う 2人に腕組して冷や汗をかくQだった。(^^;;; #ヒーロー3人組なのか宇宙海賊3人組なのか……。一体どっちだ?(^^; ヘブンズネットに芽生えた新たな命。小さな木の芽をいとおしそうに見詰 めるグロッサー、フリーズ、ウイルス、ジャギーの4人。(^^) やり直す 事を決めた彼らは、きっとコムネットの未来を見続けて活躍してくれる事 だろう。(^^) #この木なんの木・・・。(^^;;; 「みんな、本当にありがとう」(^^)/ 笑顔で手を振る結とコレクターズ達。(^^)/ こちらからもありがとう。半年間楽しませて頂きました。m(^^)m #コントロルの顔が結の手に隠れちゃってるぞ〜。(^^;;; -- 鈴木 順一 ELEMENT SUITS Download !!! woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/ (ICQ#: 15425051)