6/9放送の第9話「ユイちゃんアイドルになる!?」 ・ちょっと解説 省略でありまする。(^^; ・「結殿! 起きるでありまする! バグルス発生でありまする!」 深夜。安眠を妨げるIRの声に文句を言い、寝返りをうって背中を向ける 結。バグルス発生に夜中も昼間も関係は無い。起きてくれない結にIRは 奥の手を使う。パソコンを起動させると目覚しモードにしたのだ。モニタ に時計が表示される。時刻は深夜の十二時十五分。続いて、けたたましい ベルの音が鳴り響く。(^^;;; その音は隣の家に居候している愛の耳にも 届いていた。(^^; 何事かと椅子から立ち上り、窓の方に行くとカーテン を開けて様子を窺う。と、ベルが鳴り止み、結の部屋の明かりが点いた。 ベッドに起き上がると眠そうな声で文句を言いつつ、コムコンを付けると 結はエンターを掛けた。(^^; アクビをしながらチャット・ルームに入っ て来る結。(^^; シンクロの横に並ぶと、IRが感染したネットの説明を 始めた。が、結の身体は一定のリズムでカクンカクンと揺れている。(^^; 俺に続けと出動の号令を掛けるコントロル。「はい!」「おう!」と威勢 の良いレスキューとシンクロの返事を聞き、リーダーを実感してウットリ する。(^^; が、結が寝ているのに気付いて気分が台無しに……。(^^;;; #リーダーの威厳が復活かと思いきや、突っ込み役に早変わりだし。(^^; ・「俺が会社を興したら必ず三年以内に潰れるだって?」 夕陽に染まる街並み。歪んだ建物の間を風が吹き荒ぶ。どこか寂れた感じ の街には、それ以上にドンヨリと暗く沈んだゲスト達が座り込んでいた。 会社を興しても潰れるなんてどういう事だ、次々と大きな病気にかかるな んて嫌だ、自分は結婚出来ないんだ……。お先真っ暗な人生を口々に悲し んでいる人達を見て、どういう事かと首を傾げるユイに、人々に無茶苦茶 な人生設計を見せて生きる希望を無くさせているのだと言うIR。酷い事 をすると呟くシンクロ。バグルスの中心を聞くコントロルに、レスキュー は後ろにある螺旋にねじれ曲がった建物を指差した。急行し、中に入ると そこには無数のドアがあった。思わず息を呑むユイ達。手分けして探すし か無さそうだという事で、一同は片っ端からドアを開けて中の確認を始め る。が、それらしい物は見当たらなかった。 #「明るい老後の為の人生設計ネット」というネット名といい、感染した #結果が今までのハチャメチャ大騒ぎじゃ無いのが何というか。(^^; ・「どうしたの!?」「私はもう、お終いなんです」「何言ってるの!」 ドアを開けると中を覗き込むユイ。と、部屋の奥に誰かがうずくまり、泣 いているのを見付けた。慌てて駆け寄ると声を掛け、バグルスに感染した 所為で変な人生設計を見せられているだけだから気にする事はないと元気 付けた。それを聞いた男が、顔を上げるとユイに聞いた。夢はあるかと。 突然の問いに驚きながらも、声優か漫画家だと答えた。その返事に、若い 人は良いね、自分なんかもう……と羨ましがると顔を伏せる。バグルスの 所為だから諦めては駄目だと、ワンドを床に置くと男の手を取って励ます ユイ。それを聞き、まだ手はあると言う男。と、その時、後ろからユイを 呼ぶ声が。誰と話しているのかと聞くIR。その人がバグルスの中心だと レスキュー。「え?」と驚いて向き直ると、男の姿が変わり始めていた。 慌ててワンドを拾うとイニシャライズを掛けようとするが、黒い煙のよう な物になったバグルスの中心にユイは捕らわれてしまった……。 #これは大ピ〜ンチ!(^^;;; ・「あれ? 何時部屋に帰って来たんだろう? 夕べのあれ、夢・・・」 ふと気が付くと、結は現実世界に戻って来ていた。(^^; あれは夢だった のかと考えたが、IRに聞けば分かると思い付き、コムコンに向かって話 し掛けようとする。と、そこに、ドアをノックする音が。そこにはさくら が居て、急がないと学校に遅刻すると言った。(^^; 学校に向かう結。門 を出た所で思い出し、夕べの事をIRに聞こうとする。と、そこに、横手 から愛の声が。挨拶だけでなく、途中まで一緒に行こうと言ってくれた愛 に、愛の方から話し掛けてくれるなんて今日は良い事がありそうだと喜ぶ 結。(^^) 喜んだのも束の間、数学の授業で出て来た方程式がサッパリ分 からないとモニタと睨めっこ。(^^;;; ふと、IRに答えを聞いてしまお うとイケナイ考えを閃いたが、そこにまなみ先生の御指名が。(^^; IR に聞く前に先生に当てられてしまい、引き攣りながらも適当に答えを言う と、何と正解だった。(^^; これを簡単に解いちゃうなんてと驚く春菜、 今まで数学苦手な振りしてたなと突っ込むレイコ、凄いと誉めるアキコ。 みんなから誉められ、照れて赤くなる結。(=^^=)  #xy+5x+3y=27 x=3 #2xy+6y=24 y=2 #方程式か〜。ああ、懐かしい物があるなぁ。(^^; ・(誉められちゃった。そうだ、IRにも自慢しちゃおっと)「結」 IRに自慢しようとしてコムコンを覗き込む結。と、そこにタカシの声。 見ればタカシの他に春菜達も居た。学校が終わったらみんなでテニスしに 行かないかと誘われ、結は喜んで賛成した。(^^) 結のスマッシュが決ま り、結・レイコ組の圧勝。(^^)/ 強いとしょぼくれる一太郎、体力あり 過ぎと呆れるヒデトに、そんな事じゃ女の子にモテないと笑う結達。(^^; 一太郎・ヒデト組と春菜・タカシ組が交代して試合開始。ドンドン来なさ いと燃える結だった。(^^; 夜。バーチャルでは無くて実際のテニスをし たので疲れてベッドに倒れ込む結。(^^; コムコンを見て、IRに何かを 聞こうと思っていた事を思い出した。が、何を聞こうとしていたのか思い 出そうとせず、また今度にすれば良いと考えると電気を消して結は眠りに 就いた……。(_ _)zZzZ #テニス・ウェアが萌えるぞ〜。(*^^*) 特にアキコが。(=^^=) ・「どうしたの? 結ちゃん」「あ、春菜。最近、IRからの・・・」 休み時間。コムコンをぼんやりと見詰める結に春菜が声を掛けた。IRか らバグルス発生の呼び出しが無いと寂しそうな顔をする結に、コムネット が平和なのだから良い事だと言う春菜。しかし、こんなに何日も連絡が無 いのは初めてだからと、結はコッチから連絡をしようとする。と、それを 遮るかのように春菜が話題を変えた。新人声優オーディションを知ってい るかと。今度始まるアニメの主役を一般公募で選ぶという。それを聞いて 嬉しそうな声を上げる結に、結の声優志望を知っていたからコッソリ応募 してしまったと言う春菜。(^^; 迷惑だったかと聞かれ、そんな事は無い と言うと、結は礼を言い、大喜びしながら春菜に抱き付いた。(=^^=) #この展開って……。(^^; ・「みんな上手そうな人ばっかり〜」「結ちゃんだって上手よ。大丈夫」 オーディション会場の録音スタジオ。ライバルの応募者を見て心配する結 を笑顔で励ます春菜。(^^) と、結の順番を告げる放送が入った。早いな と驚きながらも録音室に入り、受け付け番号と名前を言うと、係の指示に 従って台本を読む結。たった一行、時間にして二秒弱。それを聞いた監督 が目を見開くと、素晴らしいと言って立ち上った。自分のイメージその物 の声だから優勝は結に決定だと。あまりの急展開に驚く結。(^^; 何だか ピンと来なかったが、春菜や他の応募者達に祝福される内に実感が湧いて 来た。(^^) 監督からトロフィーを手渡され、フラッシュを浴びる。記者 に今の気持ちを聞かれ、子供の頃からの夢が叶ってとても嬉しいと涙ぐむ 結。感激の中、トロフィーを手に撮影に応じる結には、自分の後ろで監督 が不気味な笑みを浮かべている事など知る由も無かった……。 #これだけマスコミ関係が居るという事は、それなりに有名な監督が指揮 #する作品のようで。(^^; #カメラマン「目線お願いしま〜す」(^^) ・ユイちゃんの4コマ劇場 「結殿。夢は声優か漫画家でありまするな」(^^) 「うん。でもね〜」(^^)b 「最近はデザイナーやアイドルやモデルも」(^^) 「良いな〜、って思ってるの!」(^^) 「IR。その時はマネージャーになってね」(^^) 「付き合い切れないでありまする」(--; ・イラスト紹介 1枚紹介。(^^) ・「今回の声優オーディションで優勝した、春日結君だ」 緊張しながら挨拶する結。それもその筈、目の前に有名な声優が大勢居る のだから。(^^; しかし、緊張しながらも、とても嬉しそうだった。(^^) マイクが降りて来て、リハーサルが始まった。結を見ながらニヤリと笑う 監督。収録が終わり、声優達が録音室から出て来た。最後に出て来た結は ふと立ち止り、声優になれた事をIR達に教えておこうとコムコンを覗き 込んだ。と、そこに、先輩声優が来て声を掛けた。慌てて返事をする結に 先輩達は、とても良かった、一緒にやれて嬉しい、他の作品でも是非共演 したいと誉めまくる。(^^; 恐縮しながら頭を下げているところに監督が 来て、結にちょっと来てくれと言う。ついて行った先には一人の男性が居 た。監督の話に、素っ頓狂な声を上げる結。(^^;;; 「歌」の話に。(^^; 男性はレコード会社のプロデューサで小室だと紹介する監督。小室は結の アフレコを聞いていて、非常に感動したという。結の声には心に響く物が あるから歌の世界でも大成功する事間違い無しだと。(^^; 歌のレッスン を受けた事が無いからと尻込みする結に、小室は自分に任せろと言った。 #何か話が加速度的に進んで行っているぞ。(^^;;; ・「今日も6時になったら あなたのメールを見るわ 熱く・・・」 スタジオで歌を収録する結。その歌は大ヒットし、街には大きなポスター が貼られ、電器店やCD店の店頭のテレビに結の歌う姿が映し出される。 CD店には「YUIラブMAIL」のシングルCDが百の単位で置かれ、 それは飛ぶように売れて行った……。(^^) #ぐは〜。(^^; ・「デビュー曲ヒット、おめでとう!」「わぁ、ありがとう」 ホテル最上階の大広間。そこで結のデビュー曲ヒットのお祝いパーティー が開かれていた。その席にはレイコ達も招かれていて、レイコが代表して 花束を贈った。まさか結に歌の才能があるとは思わなかったと言うタカシ に、前から結は歌手でも行けると思っていたと言う春菜。今度、写真集も 出すんだってと聞くヒデトに、嬉しそうに頷きながらも、最近みんなと会 う時間が無くてちょっと寂しいと言う結。と、そこに監督が笑いながらや って来た。そろそろそう言うだろうと思っていたと。そして、驚かそうと 思って今まで黙っていたが、今日から春菜が専属マネージャーだと言う。 それを聞いて、驚く結。頑張りましょうと春菜に言われ、結は感激して涙 ぐみながら頷いた。その後、結は写真集の撮影、テレビ番組の収録、各地 でのコンサートと忙しい日々が続いていた。 #は、春菜まで……。(^^;; ・「ねえ、結ちゃん」「んん?」「あのね、さっき思ったんだけど・・」 移動の車の中。疲れてうたた寝している結に春菜が話し掛けた。コムコン が衣装に合わないと思うと。困った顔をする結に、もう使わないのだから 自分が預かっておくと手を差し出す春菜。そんな事は無いと言おうとする が、二度とバグルスは発生しないとニュースで言っていたと聞かされて驚 く結。忙しすぎてニュースを見る暇も無かったのだ。(^^; 寂しそうな顔 をしながらコムコンに手を伸ばすが、外すと落ち着かないからもう暫く付 けさせておいてと頼んだ。それを聞き、渋い顔をすると舌打ちする監督。 外すとしても、みんなに相談しなくてはいけないからと言う結に、大事な 事を言い忘れていたと言う監督。ドームでのソロコンサートが決まったと いうのだ。それを聞き、驚き喜ぶ結。(^^) なんと全世界同時中継という 大スケール。(^^; と、窓の外に大きな建物が見えた。それがコンサート 会場となるドームだ。その大きさに、夢みたいだと感激する結だった。 #いやはや。話が大きすぎて、ついて行けなくなっちゃいそうだ。(^^;;; ・「結ちゃん、時間よ。準備は良い?」「う、うん」「どうしたの?」 ソロコンサート当日。ドームの中は大勢の観客で埋め尽くされ、結を呼ぶ 声が控え室にまで届くほどの熱気に包まれていた。(^^; しかし、それと は対照的に、控え室は明かりも点けてなくて薄暗く、そこに一人たたずむ 結の顔も暗く沈んでいた。その様子に、どうかしたのかと聞く春菜。IR 達にもこの晴れ姿を見せてあげたいなと思ったと言う結に、春菜は慌てて 言った。(^^; 全世界同時中継だからきっと何処かで見ているはずだと。 そしてコンサートが終わったら休みが貰えそうだから一緒に何処かに遊び に行こうと。それを聞いて喜ぶ結。だから、今日のコンサート頑張ってと 言うと、春菜は結をステージへと送り出した。 #さあ、みなさん御一緒に。(^^) 「結ちゃ〜ん!」(^o^)/ ・「今日もアドレナリンが 身体を駆け抜けるのよ」 会場の照明が落ち、ステージ上のモニタでカウントダウンが始まる。更に 盛り上がる観客達。カウントが0になり、ステージ上で花火が火を吹く。 その煙をかき分けるように結が姿を現すと、観客の興奮は最高潮に。(^^) デビュー曲「YUIラブMAIL」を歌う結。(^^) 一番の歌詞が終わっ たところで照明が点き、観客に向かって挨拶をする。思い起こせば、ほん の三ヶ月前までは普通の女の子だった。それがこんな大きなドームでコン サートが出来るなんて、まるで夢のようだと。本当にすべてが順調に行き 過ぎて、今でも夢の中に居るような気分だと。それを聞き、冷や汗をかく 監督。(^^; このコンサートが終わったら久しぶりに休みが貰えそうなの で、暫く会っていなかった友達とも話が出来そうだと言うと、コムコンに 向かってIRに呼び掛ける結。が、何の反応も無い。(^^; マズイと引き 攣る監督。(^^; 一方、結は観客無視でコムコンを覗き込んでいた。(^^; #みなさん燃えて(萌えて?)いるでありまするな。(^^;;; ・「結殿〜」「へ!? ア、IR?」「結殿〜」「ア、IR?」 不意に名を呼ばれ、そちらを見ると、そこには花束を持ったIRが居た。 スポットライトが当てられ、笑顔で近寄って来るIRに驚く結。花束を渡 されて喜ぶ結だったが、ふとある事に気が付いた。どうしてIRが此処に 居るのか。IRはコンピュータ・プログラムだから現実世界に出て来られ る訳が無い事に。一体誰なのかと聞かれ、冷や汗かきながら本物だと言う IR。だったら自分がコムネットの中に居るという事なのか? 問い詰め られて口篭もり、目を逸らすIR。IRを出した事が返って裏目に出た事 を知って慌てる監督。(^^; 結は花束を投げ捨てると、コムコンに向かっ てシンクロ達の名を呼んだ。 #幻を使う時は、その人物の事を調べてからにしましょう。(^^;;; ・「連中と連絡を取らせるんじゃ無い!」「ぬぉ〜〜〜!」 監督の命令で本性を現した偽IRが結に襲い掛かる! 一撃目をかわし、 二撃目はかわし切れずに左手で咄嗟に顔を隠す。と、コムコンが目映い光 を発し、それを浴びた偽IRは断末魔の叫び声を上げながら消え去った。 光が消え、目を開いた結は自分の姿を見て驚いた。コンサートの舞台衣装 では無くエレメント・スーツを着ていたから。驚く事は更に続いた。上の 方から聞き覚えのある声がしたのだ。ハッとして見上げるユイ。と、アイ のイニシャライズの掛け声と共に天井に穴が開き、そこからアイが飛び降 りてきた。アイが居るという事は此処は現実世界ではない。やっと気付い たユイに、早くこのインチキ空間をイニシャライズするように言うアイ。 アイとユイのイニシャライズが客席を駆け抜け、そこを埋め尽くしていた 観客達が消えていく。タカシ達や伸一、さくらも……。 #コムコンが勝利の鍵でありまするな。(^^) ・「みんな消えちゃった……。今までの事は、偽物の夢?」「ユイ!」 人が居なくなった客席を見詰め、悲しそうな顔をするユイ。と、後ろから ユイを呼ぶ声が。コントロルにシンクロ、レスキューにIRが駆け寄って 来る。一同の姿を見て、結の顔に笑顔が戻る。今度こそ本物のIRなのか と聞かれ、勿論だと答えるIR。(^^; ここはバグルスが現実そっくりに 作ったバーチャル空間だと言うコントロル。人生設計ネットのバグルスを イニシャライズするのに失敗し、逆にこの空間に引き擦り込まれたのだと 言うシンクロ。それを聞いて、ハッとするユイ。思い出した。バグルスの 中心だった男と話をし、その後に起こった事を……。 #夢にしておくには勿体無い事が多いですぞ〜!(^^; ・「ユイちゃん!」「え?」「その人が、バグルスの中心よ!」 指を差すレスキュー。そこには見覚えのある男、監督が冷や汗をかきなが らも不敵な笑みを浮かべて立っていた。身近な人物だった事に驚き、身近 だからこそ、自分の夢をもてあそんでくれた事に怒りを覚えるユイ。監督 は自分がイニシャライズされる事を恐れるあまり、この世界を作ったのだ と指摘するシンクロ。何とか逃れようと、此処に居れば何時までもスター で居られるのだと言って取り入ろうとする監督に、そんなのはお断りだと 言うユイ。自分の夢は自分の力で叶えてみせる! そう言うとユイは監督 にイニシャライズを掛けた。監督は人生設計ネットに居た男の姿に戻り、 続いて偽IRと同じように消え去った。バグルスがイニシャライズされた ので人生設計ネットも元に戻り、変な人生設計を見せられて悩んでいた人 達もちゃんとした人生設計を見て笑顔になっていた。(^^) #どうにか一件落着〜。(^^;;; ・「やっと終わったか……」「ありがとう。みんなのお陰で助かったわ」 丘の上から、元に戻った人生設計ネットの街並みを見下ろすシンクロ達。 礼を言うユイに、悔しいが今回はアイのお陰だと言うコントロル。アイの コムコンとユイのコムコンが反応しあってバーチャル空間にヒビが入った から突入出来たと言うシンクロ。もっとも、ユイがコムコンに呼び掛けな ければそういう反応も起こらなかったと言うIR。それを聞き、コムコン に話し掛けようとする度に誰かが声を掛けてきた事を思い出し、あれは邪 魔をしていたのかと納得するユイだった。 #という事は、アイがコムコンに呼び掛ければユイのコムコンに反応が出 #るという訳か。(^^) ・「ところでユイ殿。現実の世界では八時間ほど経っている・・・」 それを聞いて大慌てのユイ。(^^; エンターしたのが深夜の十二時十五分 頃だから、現在の時刻は……。(^^;;; 現実世界に戻ると大急ぎで制服に 着替え、朝御飯も食べずに家を飛び出して行く。(^^; と、横手から門が 軋む音が聞こえた。見れば、愛が門を閉めたところだった。元気良く挨拶 をし、急がないと遅刻だと声を掛けると駆け出して行く。(^^; そんな結 の後ろ姿を見送りながら、誰の所為だと思っているのと突っ込みを入れる 愛だった。(^^;;; #256倍だから出来る歌手デビュー体験だったと。(^^; ・次回予告「消えたネッティー」 泣き顔エコ〜〜!!(*^^*) 以上。(^^; -- 鈴木 順一 ELEMENT SUITS Download !!! woodybell@mail.wbs.ne.jp (kanea-marigold@geocities.co.jp) http://www2.wbs.ne.jp/~woodybel/ (ICQ#: 15425051)