メロンの話
外国人が日本の果物を見て真っ先に驚きの声を上げるのはメロンだそうです。
驚きの順序を上げてみると、1番目は高い値段・2番目は見事な造形美・3番目はメロンを名乗る品種の多いこと・4番目は食べてみてそのおいしさ、と言うことです。

メロンは植物学的に分類すると /被子植物門 / 双子葉植物網 / 合弁花亜網 / うり目 / うり科となり、このうり科の仲間にはキュウリ・スイカは勿論のこと、瓜という名が付くシロウリ・ニガウリ・ハヤトウリからヘチマ・ヒョウタンそれからカボチャもそうなんですね。
 メロンの生い立ち

 メロンの原産地はエジプトと言うのが定説で、元々が湿気を嫌う果実であります。その後香りを大事にするイギリスに貴族に好まれ、温室栽培の品種が育成され栽培されてきました。
時移り明治文明開化のころ、明治政府直轄の植物試験場(=新宿御苑、農事試験場)にイギリスから導入されたマスクメロンが、植物学の権威福羽逸人農学博士によって育種育苗されました。

これに続いて露地メロンも日本に入ってきました。民間では大正の初期から栽培が始まりました。
福羽逸人のこと  福羽逸人(1856〜1921、子爵、農学博士)は島根県の出身で16才のときに、内藤新宿試験場の実習生となりました。農事修学所勤務を経て、明治12年、新宿植物御苑の発足と同時に雇となり、退官するまで新宿御苑のために力を尽くしました。明治31年には「福羽苺」を作り出す等、温室、フレームを用いた野菜、花卉(かき)の栽培・研究の先験者・指導者として優れた実績を残しました
  

メロンに関して皆さんにぜひ知っておいてもらいたい事

一般にメロンと呼ばれるものには、いろいろな種類があります。

例えぱ、栽培方法で分類すると、温室メロン(アールス・フェボリット)、ハウスメロン、露地メロン、また、果実の表面にネットがあるものをネット系メロン、ネットがないものをノーネット系メロン、さらに果実を切った時の果肉の色で分けますと、緑肉系、赤肉系、白肉系となり、大変複雑な分類になります。

現在、メロンの中では、温室メロン(アールス・フェボリット)の品質(ネットや味)が最高とされており、この品質を目標として作られたハウス栽培用の品種(アールス系ハウスメロン)が全国各地で多く栽培されています。

温室メロンの特徴
静岡県で生産されている温室メロンの特徴として、

 特に 1 は大きな特色ですので忘れないで下さい。 専用の栽培ベッドを使って、地面に直接植えない。
毎日の水掛けで生育や品質をコントロールする。
1本の木に1個の果実しかつけない。
ガラス温室を使って一年中栽培されている
5  「アールス・フェボリット」を使っている。

などが上げられます。こうして毎日丁寧に管理された静岡県産温室メロンは、メロンの中ても最高の品質を誇り、全国一の生産地になっています。







       メロンの主な品種
マスクメロン フルーツの最高級品  山口さんちのマスクメロンが出来るまで
夕張メロン 赤肉系の代表選手
キャンタロープ アメリカでは超ポピュラー
ハネデュー ハネデューとは蜂蜜のしずくの意
プリンスメロン 最近あまり見かけません
パパイヤメロン 白い果肉の南欧系品種
アムスメロン 緑色の果肉で肉質はよい
アンデスメロン マスクメロンに似て人気。でも名前の由来は結構オフザケ
キンショウメロン 食味は良好。果皮はきれいな濃黄色。
ホームランメロン 味も香りもいいノーネット系メロン
クインシーメロン 夕張と同じ赤肉系。カロチンが豊富。
        

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