メロンの美味しい食べ方を教えて         

     メロンの選び方、食べ頃判定のポイント

1)メロンは食べ頃が大切


 メロンの本当の食べ頃を判断するのは、かなり難しいことです。何故なら、メロンの品種は日本だけも百種は超え、海外からもドンドン輸入される時代になりました。市場には常時数十種は入荷しているでしょう。その一つ一つが日持ちの点でかなり異なります。


 例えば、日持ちの一番短いものは、アメリカのカンタロープ(キャンタロープとも言う)と呼ばれている露地メロンの仲間で、せいぜい2、3日しか持ちません。一方、中央アジアやスペインの品種、いわゆる冬メロンの仲間は、夏に収穫した後、冬まで保存してから、ようやく食べ頃になるものもあります。

 
ところが、2、3日しか日持ちしない品種でも、収穫した直後は果肉が硬くて美味しくありません。一晩くらいは追熱しないと食べ頃になりません。アンデスやアムスでしたら、収穫してから3、4日程度で食べ頃になり、賞味適期は4、5日は持続します。その後は、肉の崩壊、腐敗が進みます。


 一方、ハネデュー系といわれる白皮、薄緑色のネットのない品種の仲間は意外に日持ちがよく、食べ頃も持続する特徴があります。


 さて、追熱の進んでいないメロンを買ってきてすぐに冷蔵庫に入れる奥さんが多いですが、これでは美味しいメロンは食べれません。


何故なら、低温条件下では硬いままで食べ頃まで熟度が進みません。常温の部屋などに2、3日置き、果実のお尻(花落ち部分)をそっと押してみて、少し柔らかく弾力が出てきたら食べ頃です。この頃には旨味成分が最も増えています。この時機を過ぎるとドンドン発酵が進み、果肉が崩れて、味も落ちてしまいます。


なお、冷蔵庫には食べる3時間前程度に入れましょう。

 
なお、メロンが甘く、美味しく感じられるようになるのは、糖度が12%以上、酸度がpH4.2位になった時です。 メロンにはペクチンが多く含まれ、それが滑らかな舌触りを与え食味をよくしています。メロンは収穫後、追熟させますが、これは細胞中の不溶性のプロトペクチンを、可溶性のペクチン酸などに分解し、果肉を柔らかくするためです。ちなみに、山口さんちメロンは糖度が14%から16%です。もちろん美味しく食べるためのお召し上がり時期を明記してあります。

 
2)マスクメロンの食べごろ

 マスクメロンは収穫後5〜10日で後熟します。この頃が食べ時です。食べ頃の見分け方のポイントはまず芳香です。 


 網目(ネット)メロンは、熟して来ると芳香が出て来て、ヘタ(軸)がしなり出します。その頃が食べ頃です。選ぶ時は、果皮色が均一な薄緑色で、ネットのキメが細かく、一様に浮き上がっているものを選びましょう。