あしたの会


インドの女性の約61%が文盲。
まずこのことをあなたに知っていただきたいのです。
インド・プーナ市における女性のための識字教育・生活向上プロジェクト

設立の趣旨


インドの女性の61%は文盲であるといわれています。
女性の首相を生み出した国が、このような状況にあることに驚かれる方が
あるかも知れませんが、これは残念ながら事実です。
現在、インドでは何百万人もの女性が動物以下の生活をおくっています。
性差別と教育の欠如のために、女性たちは貧困と搾取の悪循環に引きずり
込まれています。教育の機会を奪われた人は、生涯貧困のままでおわらざる
をえないのです。

このような悪循環に陥った何百万人ものインド女性すべてを貧しい、無力な状態
から救い出すことは不可能かもしれませんが、「あしたの会」は、少なくとも
一部のインドの女性が自分たちの可能性に目覚め、よりよい明日を迎えられる
ように、現状を変えるためのささやかな手助けをしたいと考えています。

有名な諺(ことわざ)があります。「ある人に一匹の魚を与えれば、その人は
一日生きながらえることができる。しかし、魚を釣ることを教えれば、その人は
一生、生きていくことができる」というのです。教育の機会を与えるということは
釣りの仕方を教えるのと似ています。
それは貧困と無力感を自分で克服する方法を教えることなのです。

<社会の宿命の中で教育の機会を与えられなかった女性たち>
なぜ成人女性を教育する必要があるのか、と疑問に感じられる方がいらっしゃる
かも知れません。この点に関していえば、男性を教育した場合はただの個人に
すぎないのに、女性を教育した場合は、家族全体を教育することになり、教育を
受けた一人の女性が家族や周りの人々に及ぼす波及効果は計り知れないもの
があるだろうと考えるからです。教育を受けた女性は、おそらく自分の娘を
含めた子供たち全員に教育を受けさせようとするでしょう。また、家族の健康や
衛生に気を配るようになるばかりでなく、自分の住む地域の人達の生活にも
関心を持つようになるでしょう。
さらに重要なことは、技術を身につけることで、補助収入を家庭にもたらす
ことが可能になるということです。

教育は、女性に明るい未来を獲得する力を授けることができるのです。
「あしたの会」は、恵まれた生活をおくっている私たちが、こうした窮乏を少し
でも和らげる手助けをするために、今こそなんらかの行動をおこす必要があると
痛感しています。

目的と活動範囲


女性のための識字教育プロジェクトの発足
こうした考えから、私たちは、まず1998年9月、西南インド・プーナ市の数カ所の
スラムで女性のための識字教育・生活向上プロジェクトを発足させる計画を立て
ています。プロジェクトの主な目的は、基礎的な読み書きを教えることと、技能
を教えることの2つです。
基本的な健康、衛生、家族の福祉などに関する意識の向上も計ります。

雇用ネットワークの組織結成
さらに、身につけた技能を通して収入が得られるような雇用ネットワークを組織
することも考えています。最終的には、このプロジェクトが独り立ちしていく
ことを、私たちは望んでいます。読み書きの能力と技能を身につけて、このプロ
ジェクトを“卒業”した女性たちは、各自が必ず時間を割いて、新しくこのプロ
ジェクトに登録した女性たちに、自分が身につけた技能を教える義務があります。

成人女性対象の里親制度
また出来れば、成人女性対象の里親制度を発足させ、日本の個人や団体が
スポンサーとして個々のインド女性と直接にコミュニケーション・ネット
ワークをとりあえるようなシステムを作りたいと考えています。

住宅改良プロジェクトの発足
資金が許せば、「あしたの会」が女性たちの家を改修・修理するために必要な
材料を提供し、基礎的な住宅環境整備の手助けをする住宅改良プロジェクトを
発足させたいと考えています。各スラムで地域単位のボランティア・ネットワーク
を組織して、各家庭から労働力を提供してもらい、メンバーの家を順番に修復
していきます。


あなたの暖かいご支援をお願い致します

必要な資材と資金

まず、どのスラムにプロジェクトを設置するか、またプロジェクトが設置される
地域の女性にとって、なにが一番役に立つか、などを決めるために事前調査をす
る必要があります。立ち上がり資金としては、スタッフや教育資材を含めたプロ
ジェクト設立費が必要です。また、教師の給与、書籍、教材、文房具などの費用
が経費として必要になります。定期的に医師の巡回診療を企画し、救急箱も設置
する計画です。
私たちの夢を実現する試みに、あなたも参加なさいませんか? この会の趣旨に
賛同して、現状になんらかの変化をもたらすことに興味をお持ちでしたら、
ぜひご連絡下さい。

お問い合わせは

桜美林大学内「あしたの会」


〒194−02 東京都町田市常盤町3758
(電話)0427−25−5326


静岡地区事務局


〒422 静岡市中原676−2
株式会社 ヤマザキ営業本部内 担当:庄司
(電話)054−281−3400
(FAX)054−280−0161



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