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2004. 1. 8 携帯電話の及ぼす影響 総務省
 昨年書きそびれていた話。
 年明けとともに日経新聞一面の連載は「電縁」である。いまさらの感もあるが、あらためて取り上げて整理してもらうと、日々移り変わるIT関連情報もまとまって、すんなりとアタマに入ってくるものだ。若干、情報が古かったり、表層をなぞられている点には目をつぶろう。
 
 さて、こうして、やっぱ「IT」に取組まなきゃ・・・の風潮に反して出てくるのは、マイナス面である。今回は、爆発的な普及により人体への影響が懸念され続けてきた携帯電話の電波についての記事。

 昨年12月12日、総務省は携帯電話の人体に及ぼす影響について、「携帯電話の電波では、脳内微小血管に異常は起きない」と実験結果を公表した。

 正確には、 「携帯電話の電波が脳微小循環動態に及ぼす影響は認められないことを確認−生体電磁環境研究推進委員会の研究結果−」という報道資料である。
 http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/031212_4.html

 実験内容としては、同資料から一部引用すると、「実験用ラットの頭部に、PDC方式周波数1,439MHzの電磁波を照射し、脳内微小血管の状態を観察したもの。この結果、血流速度や血管径、白血球、さらに脳内へ有害物質の侵入を制御する脳関門(Blood-Brain Barrier)の機能などに異常は認められなかったという。これは、短期に集中して照射する急性的影響の評価、長期間照射する慢性的影響の評価においても同じ結果だった」ということである。「具体的には、従来より局所的に電磁波を照射できるループ・アンテナを新たに開発、またラットの頭蓋の一部に透明窓(クラニアルウィンドウ)を埋め込んだ」ということだ。

 これで、めでたし、めでたし!と言えるのかもしれないが、ヒトの代わりにさまざまな実験材料となっているラットのおかげで、今の便利な暮らしがあることは確実だ。

 そんなあれこれを書きかけていたら、昨日、あるサイトでこんな記事を見つけた。以下、一部引用。

 「【BBC】この度、バッキンガムシア・チルターンズ大学で行われた研究によれば、企業において上司が部下に送る高圧的な内容の電子メールが、部下の健康の脅威と成りえる事が明らかになったとのこと。」
 詳しくはコチラで→X51.ORG

 こちらはさすがにラットに実験させるわけにはいかなかっただろうから、被験者となった方々はお気の毒だが、メールでなくても、口頭、手紙、FAXだって、高圧的な相手には不愉快な思いをすると思われる。職場のコミュニケーションは、仕事のやりがい以上に精神衛生上の影響が大きいことも、たいていの社会人であれば想像がつくだろう。

 この実験結果は、メールのやり取りにはお互いネチケットを大切にという教訓でもあるが、わざわざ実験している大学の先生は、自分をとりまく人たちと今までどんなコミュニケーションをしてきたんだろーと思っうと、ラットの実験の方がよほど貢献度は高いと思うのだった。


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