|
|
|
さった峠の麓に倉澤という所があります。この倉澤という地名について触れてみます。倉澤という地名は「由比町史」のなかの地名についての記述に「鞍去り」とあり、この解釈としては「あまりの峠道のために馬の背中につけている鞍が落ちてしまう。」というような意味合いのようです。
また、「クラ=岩石の古語」土中から露出している岩石である。岩壁のように横に広いものを横倉、竪にながいものを竪倉と呼ぶ。倉石、倉内、倉敷、倉橋の地名もこのクラからおこり、赤倉、井倉、大倉、小倉、新倉等もこれと同義語である。
サワ=水草などの生えている谷川の流れる処」ともあり、こちらの意味のほうが正しいのではないかと記されています。
|