タミヤF201ボディ B・A・Rホンダ007(Rev.B編)


タミヤグランプリ〜コンクールデレガンスに向けて

 BARホンダ007は05年モデルとして、初めて製作した作品でした。そして今回は新たにリビジョンBとして2回目(厳密には3台目)の製作になります。そしてこれまた初めて製作過程の紹介なんかをしたいとも思います。

 リビジョンBはタミヤグランプリのコンクールデレガンス賞という塗装などのビューティーコンテストに入賞する目的で製作した為、先行して作ったA仕様に比べ各所がそれに準拠した作りにしてあります。それはラウンチ仕様を目指したAタイプに比べ、開幕戦で投入されたモデルを参考によりリアルにしたりしてます。なので多少デカールやカラーリングが変更されてます(といってもほとんど同じですが・・・)そんなこんなで、さっそく私のやり方による製作過程を紹介しますね!

 まずF201に使用できるボディ形状は現在3種類発売されています。初期のF2001型、タミヤオリジナル形状のA型、そして今回使用するFW24型です。それぞれ形が異なり、特徴があります。FW24型を選んだのは、一番最近発売されたタイプの為、形状がBAR007に近いということかな。とはいっても近年のボディ形状は空力を追求してもはやポリカーボーネットで再現するのは困難かも知れませんね。

箱の中はこのように透明なボディが入っています。他にはヘルメットとウイング、デカールなどが同梱されてます。

まずは手始めに・・・

私の場合先にボディをカットします。作品にもよりますが、BARの場合特徴的なボーダーウイング?があるので、普通よりボディ下部を残し、その部分の再現に役立てました。そしたら中性洗剤などで裏面を綺麗に洗います。ポリカーボーネットボディは裏から塗る為です。
次にマスキング作業。基本は暗い色から塗りますが、今回は面積の多いホワイトから塗りました。
2番目にブラックを塗りました。この時ホワイトをしっかり吹いておかないと、ブラックの裏打ちが濃く出てしまい、本来のホワイトがうまく表現出来なくなってしまいます。
3回目はBAR独特の?黄緑のような茶色のような色。この黄緑色は私の場合、黄色にほんの少し黒を混ぜて再現しています。
次にレッド。今回はHONDAのロゴとサイドポンツーのラッキーストライク(文字も)裏から塗装しています。なのでぶつけてもデカールのように簡単には剥がれないかな。
さあ!塗装が終わったら、残るは各種デカール(ステッカー)を貼ってボディの基本はフィニッシュ!
Fウイングは、右側のノーマル使用に比べるとわかるように、先端を切り取ってハンドパワーで曲げて反らしてみました。
Rウイングもそれっぽく見せる為に後部を延長。プラバンでサクっと作ってみました。
それぞれ装着するとこんな感じ。あとはドライバーヘルメットを作れば基本は終了です。
製作もいよいよ佳境に入って参りました。最近トレンドになっているリアルヘルメットを作ります。なんとこの中から候補が選ばれます!
左側はバトン候補、右側は琢磨候補です。選んだ理由は目が青いのと、眉毛が太かったこと・・・そしてこの後二人はキャ〜!
私の手によって改造されて(企業秘密)ご覧のようにフルフェイス仕様になりました。
ということで、後半はかなり手抜きな紹介でしたが、完成するとこんな感じです。マシンはバトン仕様で、琢磨は人形になって誇らし気に立ってます!
BAR007ってホントブラックが精悍なイメージを持たせてますね!優しいカラーだった006に比べたくましい感じです。



邪道!人形使いパート3

 私はF1(しか?)でコンクールデレガンスへ挑戦するのはこれで6回目(ちなみに連勝中)まだまだマシンだけでは不安だったので、またしても人形を使って注目度アップ作戦に出てしまいました。
使用したのは1/12ライダー人形なのでスケールが少し小さいです。でもそこは実は計算済みで、わざとバトン車を作ることにより、小柄な琢磨選手がその人形役となりました。だからってマシンに乗せてやらなかったからマレーシア戦で体調を崩してレースを棄権したっていうのは関係ないよ〜!(笑)



おかげさまで「コンクールデレガンス賞」を頂きました!

最後はタミヤサーキットでアップで撮影してみました。一生懸命作ったんだから、チームの活躍も期待してますよ〜
2005/03/21 update


F201−GALALLY