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- [注]
- これは、硫酸紙に鉛筆で印を付けてそれを測定した。もっと詳細を述べると、普通は明線の位置に点を取ったが、より正確さをきす為中央明線のみ、2点距離を置いて取った。次に数表示的測定をする為その2点を結んだ直線を引き、そして他の各々の点を通りこの直線に平行な線を引き、さらにその線等に垂直な線を引いた。最後にその垂直な線の各々の間隔を測定した。その結果が前ページの表である。しかし、この測定はその行なった回数、光学装置、人の目の感覚及び鉛筆の線の太さ等の点でかなり問題があると思う。
- [考察](3)
- 問題点は多々あったが個々のスリットのyの値の変化はほぼ(2)の結論式に則し、又得られた光の波長も短かぎみではあるが、一般的な波長にたいへん近い値であった。この事から(2)の結論式はこの実験に使用したオーダーのスリットならば、どれでも適用できる式であろう。尚、光の測定の短波長化はd、L、yの誤差によるものであろう。
- <実験3>
- 白色光を用いた「実験1」の種々の方法での複スリット、複々スリット及び回析格子の干渉縞の特色で見る。
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